Atelier Fa-Decor
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Atelier Fa-Decor Cartonnage -How to Make-
カルトナージュの小さな作品 -作り方とアイデア-


何かを作ることに夢中になる時の楽しさ、そして出来上がったときの喜びは格別です。

創作の時間は毎日の生活に変化や彩りを与えてくれたり、
時にはつらい事や悲しい出来事をほんの少しの間、忘れさせてくれたりします。

教室を開いて以来、遠方から通信講座などのお問い合わせをいただくことがありましたが、
なかなか手が回らないまま時間が過ぎてしまいました。
不器用な私にとって、通信講座などのシステムを立ち上げるのは少々大変な作業ですが、
ホームページで簡単な作品とその作り方のご紹介ならできるのでは…と考え、このページを設けました。

手作りの小さな贈り物をして誰かを元気づけたくなった時、
布箱よりも簡単に作れて使ってもらえる作品を…と考えたのが「バッグタイプの小物入れ」です。


簡単なカルトナージュ作品でも、
直接のレッスンでないとお伝えしきれないこともあり
完全ではないのですが、寸法や作り方をまとめたものをご紹介します。
ペン立てや眼鏡ケース、小物入れなど、皆様の自由な発想で役立てていただければ幸いです。

以前にお電話で問い合わせて下さった東北の皆様、
どうかご無事でお元気に過ごしておられますよう、心からお祈りしております。
                             (2011年 夏)


 
 
HOW TO MAKE 作品メニュー

 

     
                                              →マジックカードケースの作り方はこちらから
 


     
         →花びら巾着の作り方(貼って作る方法)はこちらから       →革のミニタッセル(レザータッセル)の作り方はこちらから


・・・「花びら巾着」はカルトナージュの作品ではありません。
「ボンドで貼って作るバッグとこものシリーズ」の「裁ほう上手で作るこもの」の公開レシピの1つです。
(レッスン課題ではありません)
いずれ別にページを作ろうと思いますが、それまではこのページに同居という形で・・・。

リンクなどはご自由に。いろいろ作って楽しんでいただけるとうれしいです。



 
 

◆バッグタイプの小物入れ◆
バッグ型ケース・ミニ









 
 <準備する道具>
・カッター(厚紙カットの場合は大きめのカッター)
・カッターマット
・はさみ(布用には先端の細い手芸用バサミ)
・ボンド(木工用ボンド またはカルトナージュ用ボンド)
・刷毛
・ヘラ
・定規

クリップ
・補強用テープ

★後日、道具についての参考写真を紹介する予定です
(準備中)


 

<材料と参考寸法>
■2〜2.5mm厚紙■
(グレー台紙、白板紙、黄ボール紙、カルトンボアなど)

※以下は2.5mm厚で設計しています。
  使用する厚紙にあわせて寸法変更してください。


・A[底]:50(55)×95mm ・・・1枚
・B[側面]:50(55)×100mm・・・2枚
・C[側面]:100×100mm・・・2枚


■ケント紙/画用紙など■
(白色で適度にハリのある紙))

※下貼り、裏打ち用。
  実寸を測り、微調整して使うため、以下は目安の寸法です。

・a[内底/外底]:50(55)×95mm・・・2枚
・b[内側/外側側面]:310(320)×100mm・・・2枚

(内側用bは4面分ばらばらにカットして使用)

■補強用テープ
(クラフトテープ、水貼りテープ、薄めの紙テープなど)

■仕上げ用材料■
(布、布クロス、アートペーパー、和紙など)

※以下は参考寸法です。
  「糊しろ」は、大きさや材料によって必要な寸法が異なりますが、
  「10mm〜15mm」を目安に準備します。

・[外部側面]:330×130mm・・・1枚
・[内部側面]:120×120mm・・・2枚
・[内部側面]: 70×120mm・・・2枚
・[内底/外底]:70×130mm・・・2枚


■持ち手用材料■

・リボン、コード、ブレード、革紐、テープなど、お好みで:

・150mm前後×2本または・200mm×1本


展開図と組み立て

  
 



作品制作に入る前に、必要な道具や材料を準備しておきましょう。

◆作り方◆ 

厚紙を組み立て る
   
1. 底Aの短辺小口にボンドを塗り、側面Bに貼る。
 2. 底Aの両脇に側面Bを貼り、写真のように組み立てる。
大きい作品や強度が必要な場合はテープで補強。※チェックポイント2参照
※チェックポイント1 [作品設計と組み立て]
今回は、底のパーツを側面パーツで囲んで組み立てていく方法です。
底に側面をのせて組み立てる方法もありますが、その場合は構造にあわせて厚紙寸法を変えてください。
作品設計の際は、デザイン、用途、組み立てなど諸条件に合わせて、より適した構造を選んで設計することが大切です。
 
 
 
3. 底と側面の小口にボンドを塗り、側面Cを貼る。 4. 組み立て完了。必要に応じてテープで補強。小さな作品なので、ぐらつき等がなければ補強テープ無しで次の工程へ。
※チェックポイント2 [テープによる補強]
補強テープを使ってしっかり組み立てることにより強度が増します。水で貼るタイプもありますが、テープにボンドを塗った方がより安心です。
テープは先端をVにカットする方法、そのまま貼る方法などがあり、それぞれの目的を理解し使い分けます。※枠付き画像参照
  
本体に下貼りをする
   
5. 白い紙で本体に下貼りをする。(ここではケント紙を使用)
※1枚の紙でぐるりと巻いていますが、作業が難しい方は、1面ずつカットして下貼りしてください。
6. はみ出た場所はカッターで切り取り、下貼り完成。
※チェックポイント3 [下貼りについて]
下貼りには作品によっていくつかの目的がありますが、ここでは凹凸をなくし、布の色を美しく見せるためです。下貼りの必要がない場合は省いても構いません。
※チェックポイント4 [ボンドの塗り方]
厚紙やケント紙にボンドを塗る際は、できるだけ均等に薄くのばし、ムラがないよう気をつけましょう。(枠付き画像参照)
  
本体に布や紙を貼る・・・ここでは布貼りの方法を紹介
 
7. 糊しろ、柄の出方などを考慮して、布を貼る場所にあらかじめ印をつけ、本体側にボンドを塗り、1面ずつ丁寧に布を貼っていく。 8. 布の場合は角にホツレが出ないよう、最後の1面の端の糊しろを畳み、薄くボンドを塗って接着してから本体に貼る。
 ※チェックポイント5 [布の貼り方]
厚紙やケント紙に布を貼る時は、薄くムラなくボンドを塗り、布を貼った後に手で優しく撫でて接着させます。ヘラを使う際は表面を傷つけたり、風合いを壊さないよう注意してください。
※チェックポイント6 [材料の貼り終わり部分の処理]
本体に材料を貼る際の最後の処理にはいくつかの方法があります。紙、クロス、薄い布、厚い布など、材料に応じて綺麗に見える方法を使い分けますが、ここでは一般的な布貼りの方法を紹介しています。

底と上部の糊しろの処理
 
 
9. 底の糊しろを処理する。貼り始め、貼り終わりの重なった糊しろは外側を残して切り取る。角より1〜2mm上から斜めにカットし、45度に折りたたんで本体に貼る。 10. 上部糊しろを処理する。重なり部分を切り取り、角の1〜2mm上から斜めにカットし、短辺部分を本体に貼る。
※チェックポイント7 [糊しろの処理-底]
糊しろの処理は、紙、クロス、布の厚さなど材料によって多少異なりますが、いずれも45度に始末すると綺麗に見えます。
※チェックポイント8 [糊しろ処理の際のボンドの塗り方]
ボンドの塗り方は、材料側に塗る方法と本体側に塗る方法がありますが、薄い布の場合は本体側に塗った方が作業がしやすいでしょう。
 
 外部布貼り完了
 
11. 長辺部分の糊しろを45度に折りたたんで本体に貼る。 12. 外部底用ケント紙を適切な大きさにカットし、布に貼る。四隅を画像のように斜めに切り落とし、折りこんで接着したパーツを作り、本体に貼る。
※チェックポイント9 [糊しろの処理-上部]
開口部の糊しろの処理は、紙、クロス、布の厚さなど材料によって異なりますが、いずれもコーナー部が45度に見えるよう始末すると、すっきりとして綺麗です。
※チェックポイント10 [外底用ケント紙の大きさ]
布の厚み分を考慮してカットします。正面から見て底のパーツが見えないようにするには、実寸より3〜5mm程度小さくするのがよいでしょう。
 
 内部底に布パーツを貼る〜持ち手付け

13. 内底を貼る。内底ぴったりにカットしたケント紙に布を貼り、四隅を斜めに切り落とす。本体底と糊しろ部分にボンドを塗り、画像のように、底と平行に少しずつ落として、ずれないように気をつける。四隅、コーナー部分はヘラでしっかり押さえて圧着する。 14. 持ち手の材料(革テープやリボンなど)は、好みの長さに糊しろ分15mm程度を加えてカットし、本体内側にボンドで接着する。動かないように、テープでしっかり補強。
※チェックポイント11 [内底貼り]
内底を貼る際、周囲が汚れないようにするには、本体側にボンドを塗るといいでしょう。底を貼る際は必ずヘラを使います。
 ※チェックポイント12 [持ち手のつけ方]
持ち手は選ぶ材料によって厚みが異なります。薄いテープやリボンなどはそのまま接着しますが、革テープなど厚みのある材料の場合は、画像のように厚紙部分をはぎ取り、接着後に凹凸が出ないようにするとよいでしょう。
 
 内部側面に布パーツを貼る〜完成

 
15. 広い方の側面用ケント紙を布に貼り、上下を折りこんで左右の糊しろを残した布パーツを作る。糊しろ部を含む全体にボンドを塗り、本体内部に対面で貼る。
16. 残りの内側側面ケント紙を実寸にあわせて微調整して布に貼り、全て内側に折りこんだ布パーツを2枚作る。本体内部にそれぞれ貼り、完成。
※チェックポイント13 [内側用ケント紙の準備]
内側用ケント紙は、布の厚み分を考慮して高さを決め、実際に本体に入れてチェックしながら微調整します。持ち手をつける前に、4面分のケント紙をあらかじめカットしておくといいでしょう。
 ※チェックポイント14 [側面布パーツの貼り方]
内部側面を貼る際は、布パーツ側にボンドを塗ります。ヘラでコーナーを押さえながら、浮いた部分がないか確かめましょう。しっかり接着させるには、「クリップ」でしばらく留めておくのも有効です。
 

ブレード、レースなどで飾りをつけたり、
持ち手の材料や位置を工夫したり、
自由なアイデアでデザインを楽しみましょう。






 





 
2011年 Atelier Fa-Decor クリスマスプロジェクト -Christmas Project
 
*** Gifts for Children ***


この「How to make」のページを見て教室の皆様が作った子ども向けのバッグ型ケース。
布合わせ、持ち手の工夫やデコレーションなど参考にしていただければ幸いです。







 
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