カテゴリー別アーカイブ: ミニチュア小物

両開きの箱と紙で作るシンデレラの靴

2008年から2010年にかけて作った両開きの箱と手のひらサイズの靴(2010年撮影)。 飾りとビーズ以外は全て紙で作っています。※1

Camidecor1528

普段は実用品を作っていますが、余った材料での小物作りは楽しいもの。カルトナージュというとまず思い浮かぶのは箱ですが、自由な発想で様々なものを作れるのが1番大きな魅力だと感じています。

「靴とバッグ」というアイテムが好きで作ったミニチュアの紙の靴シリーズ。色違いでいろいろ作ったものは全て片方のみ。「シンデレラのガラスの靴」のイメージが潜在的にあるからかもしれません。

Camidecor1532

誰もが知っているシンデレラのおとぎ話。

物語として普遍的な魅力があるためか、バレエやオペラをはじめ、ミュージカルやアニメや映画などにも繰り返し使われている題材。キャラの濃いいじわるな継母と姉、かぼちゃの馬車、舞踏会、お城、魔女など・・・王子様とガラスの靴だけでなくお話の中に出てくるアイテムが魅力的で、それぞれでどう描かれるのか比べるのが面白いところです。

中でもオペラ(ロッシーニのLa Cenerentola ラ・チェネレントラ)やバレエ(プロコフィエフのCinderella シンデレラ)は衣装やセットも豪華だったりと、目を楽しませてくれる要素がたっぷり。・・・オペラのお話ではキーアイテムが”ガラスの靴”ではなく”腕輪”なのですが、個人的にはガラスの靴が好み。(youtubeなどでも見られます)

余談ですが、明治時代の日本の小学校の教科書には坪内逍遥の訳により「おしん物語」としてして紹介されていたとか。おシン??・・・なんだか笑えます。ちなみにガラスの靴の部分は”草履”ではなく、”扇子”となっていたそうで、それはいい感じで納得。 →元の記事はこちらからどうぞ。トリビアの泉でも紹介。

古くらかのおとぎ話にインスパイアされた、”リイマジ二ング re-imagining”という形で映画が作られることが多い昨今ですが、2015年3月にはディズニーより新しい実写版の映画「Cinderella シンデレラ」が公開されるとのこと。ケイト・ブランシェットやヘレナ・ボナム・カーターなどベテラン女優が脇を固めるようです。

Camidecor1533

・・・ディズニーといえば、今年大ヒットした「アナと雪の女王」。有名な歌はすっかり覚えてしまったのにまだ見ていませんが、見た人の感想の中には、お姫さまと王子様の物語も時代とともに変化していくのだなあ・・・というものも。 これから見るのが楽しみです。

 

◆ディズニーによる実写版「Cinderella(シンデレラ)」の予告 ・・・Disney’s Cinderella Official←ガラスの靴だけのシンプルな動画でしたが、参考までに・・・  →その後新しい動画が公開(11月19日)Disney’s Cinderella Official Teaser Trailer 

※1紙の靴については、2011年に刊行された「和紙で作るカルトナージュ小物」という書籍に色違いの作品を載せています。

アントシアニンカラーのストライプ-簡単アップリケを添えて

赤紫系の強めのピンク色がアクセントになったストライプの布。一色だとかなりどぎつくなってしまう色をグレーや白がベースの直線柄ですっきりまとめ、一部が起毛(ベルベット)になっているのが気に入って購入したものです。

このピンク色、色名にすると、Mediumvioletred (ミディアム・ヴァイオレット・レッド)や紅紫(べにむらさき)に属するのでしょうか・・・。ラディッシュやビーツ、赤カブ、赤玉ねぎ、紫いも、紫キャベツの色を鮮やかにしたような力強いピンク色は、ビタミンカラーならぬ「アントシアニンカラー(←勝手に命名)」。ぎらぎらの強い紫外線にも負けず、夏バテを防いでくれるような気がします。

昔(20年以上前)なら強すぎて使えない色だったかも・・・と思いつつ、文房具やがま口ケースなど様々なアイテムに使用。以下はブック型の箱、ファイルカバーと引き出し付きの箱(2010年)の画像です。

Camidecor1516

大きめのブック型の箱の白い部分に並べてあるのは、ハギレを使った小さなアップリケ。ある時期にたくさん作ったものを保管していて、時々色が合うものを探して使っています。

子ども用の小物やパッチワーク、キルトの技法でおなじみのアップリケ(Appliqué)。もともとフランス語由来の言葉だそうで、手芸技法としての歴史は古く、世界各地に同じような手法のものが見られるとか。

一番簡単に作れるものはフエルトのアップリケですが、こちらは布を使ったもの。形は違いますが、ハウスボックスのドアや窓、ツールボックス(2005年)の飾りなども同じ方法で作っています。

Camidecor1518

実はこの箱、ずいぶん前に自分用に作ったものですが、最後の最後でなかなか完成しません。ヒモをピーンと張るか(一番上の画像)、よれよれさせるか、どちらにしようかと・・・。洗濯物のイメージだとピンと貼る方が良いのかもしれませんが・・・。

Camidecor1517

もともと優柔不断な性格。こんな些細なことを先送りしているから、いろいろたまっていくんだなあ・・・と画像を見ながら反省。夏は判断力がさらに弱まるので、秋にまた考えよう・・・となりがちですが、今年こそは暑さに負けず、シャキッと過ごしたいな・・・と思っています。

 

すずらんのカードとミニチュアのチョコレート菓子

5月1日はフランスでは「すずらんの日」・・・。昨年と同じように、このページですずらんとすみれの画像やカードを紹介できるのを嬉しく思います。

Camidecor1447-3

実はこのCami Decor(かみでこ/カミ・デコ)のページ、カルトナージュの過去の作品記録のために1年前(2013年3月)に設けたものの、気まぐれに画像をアップする程度で、半年後にはほとんど行かない別荘のような状況に・・・。その後、昨年末あたりから目の前の仕事から逃げたくなったり、行き詰った時、”画像の整理”と称して気分転換にこちらに来るようになり、なんとか廃墟にならずにすみました。

正直、サイトのしくみが未だよくわかっていないのですが、何か書けばアップされるのはとても便利。「バッグとこもの」の本の補足(番外編)や、教室の皆様の展覧会のお知らせなどもこちらで紹介していきたいと思います。ただ、過去の作品記録のためのページなので、時系列と関係なく投稿や画像など追加する場合がありますので、どうかご容赦下さいますよう・・・。日程などの情報は今まで通りメインサイトに掲載します。

さて、前置きが長くなってしまいましたが、さっそく展覧会のお知らせです。

下の画像の素敵なポストカード、なんと実は手作り!教室にいらして下さっているフェーヴコレクターの方の展覧会のカードです。(すずらんのフェーヴ、可愛いです)

Camidecor1442「Les Fèves 6e フェーヴの世界展6」  →詳細はこちらに詳しく掲載されています。(5月23日より7月15日まで、吉祥寺、京都、自由が丘で開催)

素敵な本も出版しておられます。 フェーヴ お菓子の中の小さな幸福(2010年 二見書房)

P1250503-2

タイトルに「お菓子の中の小さな幸福」とありますが、本の中に幸せがいっぱい詰まっている美しい本。わかりやすく分類された多種多様なフェーヴの写真、丁寧な下調べと取材に基づいたレポートも興味深く、見て読んで楽しめる一冊です。

渋谷西武のサンイデーのイベントはもう終わってしまいましたが、季節ごとに展示が変わるのが楽しみ。ポストカードの画像の↑ハートチョコレートのフェーヴはその際購入したものです。昔、趣味でミニチュアを作っていたほど小さなものが好きなので、こういった催しでは財布の紐がゆるんでしまって困ります。

下の画像は20年近く前(1998年頃)に作った、ミニチュアのチョコレートケーキ(粘土細工)。ケーキの形が古めかしくて時代を感じさせますが、なかなか断捨離できず。ガトーショコラやチョコレートムース、アーモンドプードルのたっぷり入ったチョコレートケーキ(のつもり)です。

Camidecor1448

下はチョコレートのギフトボックス。・・・お米1粒ほどのチョコ用なのでかなり雑だけれど、仕切りはカルトナージュと同じ組み立て方。銀のトレイや小さな箱も紙製ですが、何を参考に作っていたのか。・・・全く記憶にないのが残念です。

Camidecor1450