カテゴリー別アーカイブ: 季節の行事

白いレターラックと天使のオーナメント(2011年)

手紙や書類を入れるカルトナージュのレターラック。使いやすいオープンタイプのレターラックは比較的簡単なテクニックで作れるので、2004年頃からいくつかのデザインを作ってきました。

今回紹介するのは、その中ではちょっと難しめの、曲線を使ったエレガントデザインのレターラック(2011年制作)です。

5,6年前に白いベルベット生地で作ったこの作品、何回もこのサイトで掲載しようと準備しては、なぜか機会を逸してきました。

ちょっと振り返ると・・・

2013年の夏、涼しげなイメージで画像を紹介しようと思っていたら、気付いた時にはもう秋。じゃあ、ホワイトクリスマスで・・・と思っていたら、あっという間にお正月。

では、天使のオーナメントをキューピッドに見立てて、2月のバレンタインに♪と、チョコレート色の背景の画像を作りかけ・・・

・・・結局そのまましばらく放置・・・。(上画像)

またあっという間に夏になり、ブルーの背景の画像を作ったけれど・・・

気付いた時にはまた秋に。・・・その後、クリスマス→バレンタイン→夏と、またもや季節はめぐり・・・。

・・・こんなことを繰り返してずっと掲載ができなかった画像ですが、春、夏、冬バージョンがあるので、今回文字を入れ直して3枚とも掲載する形にしました。

最終的に画像が3パターンもできたのは私の怠慢からなのですが、実感したのは、白やオフホワイトの作品は、いろんな季節やシーンに合わせられるということ。そして、ちょっとグレイがかったオフホワイトなので、汚れが目立たないところも実用的です。

***

もともと、いろいろなことを並行して進めてしまうことが多く、実はこんな感じで準備したままの画像や記事、紹介したい教室の皆様の作品画像がたくさん・・・。作品や教室の課題サンプルも試作しかけて放置し(←熟成期間?)、数年後に課題として仕上げの作業に入る、というようなものが結構あります。

しばらくこのサイトの作業ができなかったので、時間を見つけて冬の記事は下に(↓)追加していきたいなと思っています。もちろん春の記事は上に(↑)・・・

***

天使のオーナメントについても書きたいなと思っていたのですが、それはまた次回以降に。

<教室の課題として>

レッスン課題としてはレターラックA、B、CのうちのCという作品です。Aはシンプルな形、B,Cはどちらも複数の曲線ラインの型を自由に組み合わせて作っていくアイテムですが、Bの方がややシンプルなデザインです。(レターラックA,Bのサンプルや受講して下さった皆様の作品については別ページで紹介します)

上の画像はCのサンプルのデザイン違い。それぞれ大きさや曲線ラインが若干異なります。

 

雛祭りのちいさな小物入れ(2010年)-ツイストタイプの小物入れ(六角形)

「雛祭り」の雛(ひな)、その古語の「ひいな」という言葉には小さくて可愛らしいものの意味があるそうです・・・というようなことを書いたのは2013年の春。このCami Decorのページ(サイト)を作った直後のことでした。

小さな掛け軸1 -ひな祭りによせて

その後、作品の整理を兼ねて古い画像などを紹介してきましたが、その中で雛祭りに関係のあるものをまとめてみました。(画像をクリックすると記事が開きます)

 

さて、今回「雛祭り」にちなんで紹介するのは、手のひらサイズの小さな小物入れ。2010年に課題として作ったもので、教室では「ツイストタイプの小物入れ」と呼んでいる、ちょっと面白い作品です。

上の画像は当時撮影したもので、Atelier Fa-Decorメインサイトの10月の欄にも小さく載せています。

もともとは和の小物にヒントを得ていろいろ試作(上)。カルトナージュの手法を使って作り方を再考し、デザインなどもちょっと洋風にしています。

ピンクのサンプルは六角形のタイプ。

おにぎりみたいな三角形のサンプルは、よりオリジナリティを出したくて考えたもので、今後クリスマスのページ(↓)に画像を追加紹介する予定です。

桃の節句が終わると、少しずつ寒さがゆるんでいき、春の柔らかな光の中でパステルカラーを楽しみたい季節がやってきます。

新しい年を迎えて

camidecor1821-2-1

昨年も皆さまと創作の時間を共有し、楽しいひとときを過ごせましたことに心より感謝しております。

2017年が笑顔あふれる素敵な1年になりますように。

***紹介する作品や画像が10年前のものだったり、項目だけ掲載して、後で画像や文章を加えたりと、ゆるゆるのこのサイトですが、今年もマイペースで続けていきたいと思っております。。。

教室をはじめて今年で12年目。このCami Decor ページを設けたのは2013年なので、なんとか3年(坊主)の壁は越えました***

・・・このページも後で画像を追加する予定です・・・

ハロウィンとナイトミュージアム-メリーゴーランド型の器3

どんよりした夜空に紫と緑のあやしげなライトアップ。空にはコウモリとフクロウが・・・。

camidecor1793

吸血鬼が出てきそうな上の画像は、昨年に続き、ハロウィンナイト第2弾として、旅先の画像に絵をかいてみたもの。私自身は仮装する勇気も需要もないので、自分が撮った写真をちょっぴりリメイクしています。

かぼちゃと満月とハロウィンナイト-魔女のバッグと黒い衝立(2015年)

camidecor1793-3

実は1枚目の建物はロンドンのサウスケンジントンにある自然史博物館(Natural History Museum)。夜のエントランスホールはこんな感じ(↓)で、映画の「ナイトミュージアム」みたいに恐竜の骨格標本※1が動き出しそうな雰囲気。(左はしっぽ、正面の顔は右上画像) 展示物がちょっと違って見えたりする夜の博物館。意外と好きな人も多いのではないでしょうか。

camidecor1793-2

そして外に出てみると、クリスマスシーズンを前にライトアップされた建物の向こうにはメリーゴーランド。寒い冬の夜のメリーゴーランドってなんとなく心にしみる風景です。

camidecor1793-1

日本語で「回転木馬」とよばれるメリーゴーランド。フランス語ではカルーセル(carrousel)といい、今でも国内外の遊園地などで見かけますが、東京の『としまえん』の【カルーセルエルドラド】は、100年以上の歴史を持つ「機械遺産」なんだとか。

1907年にドイツで作られ、戦争を機に1911年にアメリカに渡り、その後、遊園地の閉園のため解体されてしまったものの、1969年に日本へ・・・という数奇な運命をたどった回転木馬【カルーセルエルドラド】。100年以上にわたって3か国のこどもたちを楽しませてくれた古い遊具、これからも末永く現役を続けてほしいなと思います。

さて、今回紹介するのは、「メリーゴーランド型(デザイン)の箱」を受講して下さったK・Yさんの作品(2009年)。 課題にぴったりの木馬の布を使って、可愛らしい「メリーゴーランド型のキャンディボックス」が仕上がりました。  →作品サンプルはこちらこちら

bois527

抜群のセンスと細やかな作業で、どんな課題もキュートで個性あふれる作品に仕上げるK・Yさん。こども達をモチーフにした布の組み合わせが絶妙で、以前、外部ワークショップの講師を務めて下さった時も、Yさんの布キットは大人気でした。(左から3番目の作品のくるみボタン↓に注目です!)

bois528

上の作品、ちょっとレトロな色合いの布はアメリカのものでしょうか。大人をまねた髪型や飾りをつけたおませな女の子達。 たしかに、幼いころは大人の真似をしてみたくなるもの。仮装も楽しい思い出ですね。

10月もハロウィンも終わり、秋は深まっていきます。

camidecor1791-1

 

※1 このエントランスホールの恐竜は、ディプロドクスの骨格標本のレプリカで、1979年より「ディッピー」と呼ばれ親しまれてきたそうです。2017年よりシロナガスクジラの骨格標本(←こちらは本物)に変わるそうで、発表された際には反対の声も多かったとか。「ディッピー」のオリジナルはアメリカのカーネギー自然史博物館に置かれているそうです。

→◆英博物館の恐竜標本「ディッピー」、18年に国内ツアーへ:ロイター  →◆英博物館の「顔」変更で大論争

※2 見事な仕上がりのパンプキンパイは取り寄せ品です。パイの編み目がかぼちゃランタンの目みたいに見えるのは気のせいでしょうか・・・

星の形のテーブルウェア-七夕によせて

星の形の器。クリスマスと七夕両方に使えます。

Camidecor1777

下は2013、2014、2015年の「七夕によせて」の画像。・・・なぜか七夕だけは毎年書いています。(クリックすると記事に)←話題が四方八方に飛んでいたりするのですが、暑い季節ということでご容赦ください・・・

 

星の形の箱は、梅の形の器と同じく「紙で作るテーブルウェア」に入る作品。一般的な五芒星(ごぼうせい)の形だと実用品としては使いにくいので、こちらのデザインにしています。

Camidecor1776-4

ブルーと合わせて涼しげに・・・。

ところで、夏にぴったりの「琥珀糖(こはくとう)」というお菓子をご存知でしょうか?

ネットで検索すると「食べる宝石」として画像とレシピがたくさん出てきて、どれもすごく美しくてオーダーしたいくらい。今年の夏は自分で作ってみようと思っています。

シルバーグレイ(銀鼠/ぎんねず)と桜色1-名残の桜によせて

春風の強い4月半ば近く、名残の桜を楽しみながらプランターの雑草を抜こうと外に出たら、あちらこちらに枝垂(しだ)れ桜の花びらだまりが・・・。よく見ると花弁だけでなく、”がく”ごと落ちているものがちらほら。※1

まだ散ったばかりの可憐な花をそのまま捨ててしまうのが惜しくて、傷みの少ないものを選んで拾い、カルトナージュの菓子器(多面体の器)と一緒に撮った時の画像です。※1

Camidecor1742

相性がいいといわれるグレーとピンク色。

シルバーグレーという色は、日本の伝統色の銀鼠(ぎんねず)に近いでしょうか。光沢のあるフランスの紙を使って作った器ですが、和にも洋にも使えます。

Camidecor1740-5

 

昨年の秋に紹介した「カルトナージュの入れ子の器」。

Camidecor1746

上の写真のシルバーグレイ、濃いめのグレイの他に渋いゴールドもあって、3色セットで重ねて収納できる器です。→3色セットの画像はこちらから

満開の時よりも色が薄くなった桜の花びらは、繊細ではかない砂糖菓子みたいで、ガラス細工と並べたり、花弁でハートを作ったり・・・。

Camidecor1743

Camidecor1747

こんなお菓子があったら食べてみたい・・・。

桜という名前がついた日本の伝統色には、誰でも知っている桜色のほか、薄桜(うすざくら)、灰桜(はいざくら)、  桜鼠(さくらねず)などの色名がありますが、昔の人は、晴れの日や満開の華やかな桜の色だけでなく、曇りや翳(かげ)りのある桜の色にも風情を見出したのでしょうか。曇った日や夕暮れの桜の写真には確かにそんな色が見え隠れしています。

Camidecor1740-4

淡い色の桜といえば、一度訪れてみたいのが、岐阜県本巣市にある樹齢1500年以上の梶尾谷淡墨桜

日本五大桜、三大巨桜として知られ、大雪や台風による2度の大きな危機を乗り越え、様々な人の力で命をつないできた大きな桜の木。 蕾(つぼみ)の時は薄いピンク、満開になると白色、その後、淡い墨色を帯びて散っていくそうで、開花状況はこちらから(今年はもう遅いですが)。 いつかぜひ桜の季節に行ってみたいと思っています。

 

※1 ソメイヨシノなどの花びらが散っていくタイプの桜で花がガクごと落ちているものは、スズメなどの鳥が花の蜜を吸うときに食いちぎってしまったものが多いそうです。枝垂れ桜(画像の花びら)はどうなのでしょうか。小鳥はよく来ていますが、食いちぎったのではなく自然に落ちた感じに見えますが・・・。