カテゴリー別アーカイブ: ベーシック(基礎作品)

オリジナルデザインのパスケース

2010年の秋のイベント用に考えた簡単アイテム、「オリジナルデザインのパスケース」。その後、体験レッスンの定番アイテムとなっている作品です。※メインサイトのイベントページに画像を載せていましたが、少し大きめ画像をこちらにも載せることにしました。

Camidecor1539-1

課題アイテムを考える時には、できるだけ市販品や書籍などに無いオリジナリティーのあるものを・・・と心がけることが多く、時々曲線のデザインも登場。

 Camidecor1540

受講される方の好みは様々。花柄、エレガント、ストライプ、モノトーンなど様々なスタイルに対応できるよう、デザイン(型紙)を数種類用意し、世界に1つしかない自分だけのパスケースが出来上がるようにしています。

Camidecor1541

秋は実りの季節。プランターのオリーブが実をつけましたが、塩漬けオリーブにするほどの数ではないので、記念にパチリ(下画像:2010年秋撮影)。

Camidecor1538

秋のイベントということもあって、サンプルは葡萄色など実りを感じさせる色が多くなってしまいましたが、様々な色やスタイルに対応可能な課題。image20110617

曲線(エレガントライン)のバスケットとお揃いで作っても楽しい作品です。

 

 

2010年曲線ラインのバスケット-自由が丘LUPICIA(ルピシア)さんのイベントの記録

自由が丘のLUPICIA(ルピシア)さんよりAtelier Fa-Decor にカルトナージュの単発レッスン(イベント)の依頼があり、教室の講師ご希望の皆様と一緒に特別講座(ワークショップ)を行いました。

当時はこのCami Decorページは無かったため、メインサイトからの記録画像を抜粋しています。

 

 

 

 

 

 

 

 

インテリアファブリックを使って-曲線のバスケット

2010年のイベント用に講師活動ご希望の皆さまと一緒に取り組んだプロジェクト。紅茶で有名なルピシアさんのワークショップ用に使用したアイテムです。(小さな紅茶缶を並べて入れられるサイズ)

初心者の場合は薄手のプリント生地がお勧めですが、こちらは厚手の生地で作ってみたものです。

Camidecor1537

下はメインサイトに掲載しているサンプル画像です。画像をクリックすると大きい画像が載っているページが開きます。


 

ヴィクトリアンソーイング(縦型ソーイング)-四角形タイプ

側面がパタパタと花びらのように開き、各パーツにツールホルダーのついたソーイングボックス。2006年の教室の課題の為に作った作品で、教室では「ヴィクトリアンソーイング(縦型ソーイング)」と呼んでいます。

Camidecor1010

2006年に課題をスタートした時は四角形、五角形、六角形の3タイプのサンプルがあって、その中から1つを選択する課題でした。

ほとんどの方が六角形(縦型ソーイング)を選択するので、今は六角形がメインで四角形や五角形はオプションの課題となりました。

下は2006年の9月/10月秋のレッスンの際の作品画像(メインサイトより)

19世紀ヴィクトリア時代に流行したものからアイデアを得た作品で、中にオリジナルのピンクッション付の丸箱(二段の丸箱)を入れるなど、使い勝手を考慮して工夫しました。Camidecor1009

外側だけでなく、内部の丸箱まで仕上げると達成感がある課題です。

刺繍糸をはさんだり、ペンやはさみを入れたり・・・。レッスンでは、用途に合わせて、四角形、六角形、マチ付き、マチ無しを選び、内部の仕様も自由に工夫して自分だけの作品に仕上げていきます。

Camidecor1008

四角形のサンプルはなかなか登場する機会が少なくなっていますが、容量のあるタイプのため、文房具などのツールボックスとしても使える収納箱です。

五角形、六角形は改めて別の記事にて紹介します。

六角形の縦型ソーイングセット(2006年-)ヴィクトリアンソーイング 皆様の作品より

 

 

ボンドで貼って作るバッグと小物(縫わずに工作みたいに作るバッグ)ベーシック(基礎作品)より

教室でレッスン受講の皆様には添付資料で個別にお送りしていましたが、ここのところ「ファイルが開けない」という声があるため、こちらにリストを掲載します。

<ボンドで貼って作るバッグと小物(縫わずにクラフトスタイルで作るバッグ)・ベーシック>

以下は、教室の基本作品のメニューの中から書籍に紹介したアイテムで、より実用的な応用アイテムを作るために必要なテクニックが入った課題です。

教室では大きさやデザインを考えるところからスタートし、実用品を楽しく作りながら、教室で使う接着剤や材料、基礎テクニックの確認、様々なテクニック、構造、応用例を学んでいきます。

BCA1

 

<ボンドで貼って作るバッグと小物(縫わずにクラフトスタイルで作るバッグ)・アドバンス作品>

様々なテクニックをカルトナージュの手法と組み合わせた、より実用的なバッグと小物を作ります。

教室の皆様に個別に画像や作品アイテムをお送りしていますが、メインサイトこちらのページ(collection)にも少し掲載があります。このCami Decorページでも少しずつ紹介していく予定です。

<ベーシック作品受講方法>

初回に受講していただく作品は、1か6で、材料の使い方や接着剤、考え方を学びます。

 

※カルトナージュ基礎作品を受講中の皆様は、リーズナブルな設定のセットメニュー(2作品/1日クラス)での受講が可能です。また、上記作品のほか、カルトナージュで作る服紗(紙ばさみ)や薄型ケース、ファスナーケース各種なども受講可能です。

<セットメニュー例-1> ※クラスや進度によって異なります。

1.ふた付きのフラットポーチ

lmflatporch3 2.こものいれ(折り紙タイプのジュエリー・コインケースB)

コイン(ジュエリー)ケースB

 

3.眼鏡ケースB・・・カルトナージュ中心に受講の方 ※書籍に掲載したのはシンプルデザインですが、眼鏡ケースA同様、曲線デザインのサンプルなどがある作品です。セットメニューで受講の場合は、時間の関係もあり、シンプルデザインとします。

<クラフト(工作)方式でボンドで貼って作るバッグと小物シリーズ-Cami Decor by Atelier Fa-Decor>

1.「ベーシック作品」・・・基本のテクニックとバリエーションを学びます。上の画像の他にカルトナージュの服紗や薄型ケース、がま口、巾着バッグなども入っています。

2.「アドバンス作品」・・・カルトナージュや基本テクニックの中の様々なテクニックを組み合わせてより実用的なアイテムを作る、1を修了した皆様のためのシリーズです。。HPやCami Decor(かみ・デコ)ページに載せていないアイテムが多いので、画像やリストはレギュラーの皆様に個別にお送りしています。

 

手芸まわりの小物入れとブックカバー/2007-赤毛のアンとライラックの季節によせて

春から初夏にかけて咲くライラックの花を連想させる、”ピンクがかった薄紫色”。

そんな爽やかな薄紫色とグリーンをテーマに、刺繍や手芸用のカルトナージュ作品をあれこれ集めて撮った画像は、2007年の4月から6月のレッスンのために撮影したもの。→過去のレッスンのページに掲載。

Camidecor1005

持ち手が動くバスケットや、ピンクッション付の2段の丸箱(2006年制作)。ちょっと大きめのヴィクトリアンソーイングの箱など、「あったらいいな、でも売っていないから作ってみよう」という発想で作った手仕事のためのアイテム。

丸箱のフタには、クロスステッチ刺繍を入れたものの、目の数を数えるのが苦痛で途中でフリーデザインに・・・。クロスステッチ向きでないアバウトな性格を痛感し、その後は教室にいらっしゃる刺繍愛好家の皆さんの正確で緻密なクロスステッチを見るのを楽しみにしています。

子どもの頃に読んだ「赤毛のアン」に出てきたライラックの花。

フランス語でリラ(Lilas)と呼ばれ、4,5月(北海道では5月終わりから6月初めとのこと)に薄紫色の良い香りのする可憐な花を咲かせますが、はっと気づくと時期を逃していることが多く、ライラックが咲き乱れる風景を心ゆくまで堪能できた記憶はほとんどないのが残念。

「アンの娘リラ」というシリーズ8作目の”リラ(Rilla)”は「マリラ」の名からとった愛称で、ライラックとは関係がないようですが、ライラックというとなんとなく「赤毛のアン」を思い出してしまいます。

さて、下の画像は最初の画像とは少しアイテムが変わった1枚。

Camidecor1006

こちらの画像ではバスケットの中に入れているのは「軽量ブックカバー」。

カルトナージュでもハードタイプのブックカバーは作れるけれど、より軽くてしなやかな文庫本用のブックカバーが欲しい。そこで、カルトナージュのテクニックを応用して作ろうと、2006年から2007年に試行錯誤して考えたアイテムです。(こちら↓は本の厚みに合わせて調節可能なタイプ※)

IMG_0176-1

読書の秋といいますが、「赤毛のアン」のようなさわやかな物語は、5月のそよ風の中で読むのがぴったりかもしれません。

 

※この記事はメインサイトの2007年の画像をもとに2013年以降に記したものです。

※ブックカバーの皆様の作品画像はこちらに少し掲載しています。

※ソフトタイプのブックカバーの作り方・・・ソフトタイプのブックカバーの課題は2種類あって、「シンプルタイプのブックカバーの作り方」を、2014年に刊行された「ボンドで貼って作るバッグとこもの」の本に紹介しました。