月別アーカイブ: 2010年1月

三角ファスナーポーチ(裏地無しの1枚仕立て)の作り方-ボンドで貼って作る方法

三角ファスナーポーチ(裏地無しの1枚仕立て)をボンドで貼って作る方法です。ペタンとしたフラットポーチの応用で簡単に作れるので、以下手順を紹介します。

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「最初から三角ファスナーポーチは難しい・・・」という人は、まず「三角オーナメント(タッセルやピンクッション)」を作って、構造や手順を理解するのがおすすめです。

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フラットなファスナーポーチや三角タッセルをクリアした人は、ぜひ三角ポーチに挑戦してみてください。

最初はフラットファスナーポーチ(1枚仕立て)の作り方 と同じです。ファスナーの長さと側面の比率によって三角錐(すい)の形が違ってくるので、広告の紙や新聞紙などで型紙を作り、形をチェックしてから作ると良いでしょう。布だけで作る場合は、「ボンド裁ほう上手」+アイロンで圧着する方法がおすすめです※1

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⑦布にファスナーを貼って筒状にしたら、引手金具側の側面(上画像の左側)の糊しろ同志を貼り合わせます。ループやリボンをつける場合は、一緒にはさんで貼っておきます。

⑧ファスナー側の端(★印)を、底の端(★印)に合わせると、立体の三角錐(すい)になります。その部分の糊代をしっかりと貼り合せれば完成します。

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<2枚仕立て(裏地付き)の三角ファスナーポーチを作る場合>

市販されているポーチは1枚仕立て(裏地無し)も多いのですが、下の画像の三角ポーチは全て裏地付き(2枚仕立て)です。

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裏地無しの1枚仕立てはとても簡単なのですが、裏地をつける場合は、もうひと手間かけて細かく丁寧に作業する必要があるので、こちらは教室の課題(必修ではなくご希望者のみ)になっています。

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ヴィクトリアンソーイング(縦型ソーイング)-四角形タイプ

側面がパタパタと花びらのように開き、各パーツにツールホルダーのついたソーイングボックス。2006年の教室の課題の為に作った作品で、教室では「ヴィクトリアンソーイング(縦型ソーイング)」と呼んでいます。

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2006年に課題をスタートした時は四角形、五角形、六角形の3タイプのサンプルがあって、その中から1つを選択する課題でした。

ほとんどの方が六角形(縦型ソーイング)を選択するので、今は六角形がメインで四角形や五角形はオプションの課題となりました。

下は2006年の9月/10月秋のレッスンの際の作品画像(メインサイトより)

19世紀ヴィクトリア時代に流行したものからアイデアを得た作品で、中にオリジナルのピンクッション付の丸箱(二段の丸箱)を入れるなど、使い勝手を考慮して工夫しました。Camidecor1009

外側だけでなく、内部の丸箱まで仕上げると達成感がある課題です。

刺繍糸をはさんだり、ペンやはさみを入れたり・・・。レッスンでは、用途に合わせて、四角形、六角形、マチ付き、マチ無しを選び、内部の仕様も自由に工夫して自分だけの作品に仕上げていきます。

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四角形のサンプルはなかなか登場する機会が少なくなっていますが、容量のあるタイプのため、文房具などのツールボックスとしても使える収納箱です。

五角形、六角形は改めて別の記事にて紹介します。

六角形の縦型ソーイングセット(2006年-)ヴィクトリアンソーイング 皆様の作品より

 

 

ボンドで貼って作るバッグと小物(縫わずに工作みたいに作るバッグ)ベーシック(基礎作品)より

教室でレッスン受講の皆様には添付資料で個別にお送りしていましたが、ここのところ「ファイルが開けない」という声があるため、こちらにリストを掲載します。

<ボンドで貼って作るバッグと小物(縫わずにクラフトスタイルで作るバッグ)・ベーシック>

以下は、教室の基本作品のメニューの中から書籍に紹介したアイテムで、より実用的な応用アイテムを作るために必要なテクニックが入った課題です。

教室では大きさやデザインを考えるところからスタートし、実用品を楽しく作りながら、教室で使う接着剤や材料、基礎テクニックの確認、様々なテクニック、構造、応用例を学んでいきます。

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<ボンドで貼って作るバッグと小物(縫わずにクラフトスタイルで作るバッグ)・アドバンス作品>

様々なテクニックをカルトナージュの手法と組み合わせた、より実用的なバッグと小物を作ります。

教室の皆様に個別に画像や作品アイテムをお送りしていますが、メインサイトこちらのページ(collection)にも少し掲載があります。このCami Decorページでも少しずつ紹介していく予定です。

<ベーシック作品受講方法>

初回に受講していただく作品は、1か6で、材料の使い方や接着剤、考え方を学びます。

 

※カルトナージュ基礎作品を受講中の皆様は、リーズナブルな設定のセットメニュー(2作品/1日クラス)での受講が可能です。また、上記作品のほか、カルトナージュで作る服紗(紙ばさみ)や薄型ケース、ファスナーケース各種なども受講可能です。

<セットメニュー例-1> ※クラスや進度によって異なります。

1.ふた付きのフラットポーチ

lmflatporch3 2.こものいれ(折り紙タイプのジュエリー・コインケースB)

コイン(ジュエリー)ケースB

 

3.眼鏡ケースB・・・カルトナージュ中心に受講の方 ※書籍に掲載したのはシンプルデザインですが、眼鏡ケースA同様、曲線デザインのサンプルなどがある作品です。セットメニューで受講の場合は、時間の関係もあり、シンプルデザインとします。

<クラフト(工作)方式でボンドで貼って作るバッグと小物シリーズ-Cami Decor by Atelier Fa-Decor>

1.「ベーシック作品」・・・基本のテクニックとバリエーションを学びます。上の画像の他にカルトナージュの服紗や薄型ケース、がま口、巾着バッグなども入っています。

2.「アドバンス作品」・・・カルトナージュや基本テクニックの中の様々なテクニックを組み合わせてより実用的なアイテムを作る、1を修了した皆様のためのシリーズです。。HPやCami Decor(かみ・デコ)ページに載せていないアイテムが多いので、画像やリストはレギュラーの皆様に個別にお送りしています。