秋色の刺繍の布とカルトナージュのフレーム/トレイ(2010年)

毎年秋に掲載しようと思いながら、繰り越しになっていた画像。ミッドセンチュリーモダンデザインのフレームのシリーズ※1のサンプルの1つで、2010年に作った作品です。

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10年ほど前に入手したフランスの刺繍の生地とブレードを使った小ぶりのフレーム。

曲面の角(コーナー)のデザインはペーパートランク(下はトランクB)でも使っていますが、フレームを作る時には、どんな方法があるのかを学んでいただく課題・・・ちょっと面白いテクニックを使います。

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色違いのペアで作ったので、壁掛けフレーム(額)として並べたり、トレイにしたり・・・。普段は立てかけて飾っていることが多いけれど、下の画像のように重箱にもなります・・・(?) 必要かは微妙・・・
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この形、ミッドセンチュリーモダンのデザインに触発されて作ったので、マリメッコや北欧の生地などを入れてシンプルモダンな雰囲気に・・・というのはもちろんですが、使う材料でいろいろなインテリアスタイルに合わせられます。
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刺繍やヴィンテージのレース、コラージュ、好きなファブリックに合わせてフレームの材料まで自由に選べるのはハンドメイドの特権。入れたいものがあっても市販品ではなかなか色や質感を合わせられない・・・。そんな時、カルトナージュで作るフレーム(額)はとても便利なのです。

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※自分で使いたくて考えた「カルトナージュで作るフレーム(額)」は数種類の形があって、少しずつ作り方が違うので、サンプルが揃った順に教室用の課題にしてきています。今回紹介したフレームは選択制の課題。受講された皆様の作品は別の機会に紹介します。