カテゴリー別アーカイブ: バッグと小物・アドバンス

冬の日のフェイクファーバッグ -ゼブラ柄やファーのポンポン

光沢のある暖かなファーの小物は寒い冬にぴったりのアクセサリー。

バッグやポーチもフェイクファーをちょっぴり使って作るだけで、冬のアイテムとして活躍してくれます。

下の画像はファーを使ったバッグと小物を旅先の写真と組み合わせてまとめたもの。左から2つ目の白黒のバッグは6,7年前に旅先で買ったゼブラ柄の生地。シマウマの模様だけでなく毛皮みたいなテクスチャーが心地よいファブリックです。

Camidecor1725

ゼブラ柄は冬でなくても使える柄ですが、白と黒のふかふかの生地は雪景色に良く合うので、冬の画像と組み合わせてみました。

Camidecor1727-1

当時、普段はあまり使わないアニマル柄のフェイクファー生地を10㎝単位で少しずつ買ったのですが、何を思って買ったのか、白と茶のコンビの牛柄(?犬の柄にも見える?)の生地だけ1mくらいあるのです。(大きな箱を作ろうとでも思ったのかな?)

Camidecor1724-1

教室の皆様、牛柄を使ってミニポーチなど作りたい方(?)は少しずつお譲りしますので、ご遠慮なく。アニマル柄って小物にすると可愛いのです。

***

1枚目のバッグは下の記事でも紹介しています —ボンドで貼って作るバッグと小物-アドバンス(応用作品)—

フェイクファーのバッグと緑色の紙ばさみ(袱紗)-過去のクリスマスリース

雪の日のほっこり小物 -小さな贈り物(マカロンポーチ)

風が冷たい冬の日、部屋にこもって手仕事をする楽しみ。好きな音楽を聴いたり、時々温かいお茶を飲んで休憩しながら誰にも邪魔されずに。

下はお世話になった若い人へ、小さな贈り物として作ったマカロンポーチ。※1 丸い形に感謝をこめて・・・。はさみ入れは自分用。Camidecor1726

フランスのLES TOILES DU SOLEIL(レ・トワール・デュ・ソレイユ)の水色の生地※2を使っています。縫わずに貼って作るファスナーポーチもお揃いで。

寒い季節にはファッションに合わせてバッグと小物も冬支度。

ミシンでは縫いにくいツイードやファーのバッグも切って貼って組み立てる方法で作ります。

縫わないバッグ(No Sewバッグ)の良さは、工作のように楽しく作れて便利に使えるところ。ミシンを出すのが面倒な時や、音楽を聴きながら静かに手仕事を楽しみたいときにぴったりのクラフトです。

※1 ファスナーを使った「貼って作るバッグと小物」「縫わないバッグやポーチ」は簡単なものから難しいものまでいろいろあって、最初に紹介したマカロンポーチも教室の基礎課題の1つです(選択制)。

<貼ってって作るファスナーポーチ/バッグいろいろ>・・・一部はアドバンスのメニュー。メインサイトの画像にも少し載せています

・フラットポーチ2種(裏地付き)、・キャラメルポーチ、・マカロンポーチ、・筒型ポーチ/バッグ、・三角ポーチ、三角ペンケース、・手帳型ポーチ/バッグ、・半円ポーチ/バッグ、・コの字ポーチ、台形ポーチ/バッグ、・楕円錐のポーチ、・立方体のポーチ、シェル型の立体ポーチ、・ボストン型(四角、山型、三角型)など

※2 LES TOILES DU SOLEIL(レ・トワール・デュ・ソレイユ)の水色の生地を使ったハウスボックスの作品は以下のページで紹介しています。

ハウス型ボックス4種とお菓子の家(2009)

バッグと小物・秋から冬へ -茶色と葡萄色、フェイクファー

秋から冬にかけて使いたくなるワインカラーやボルドー、葡萄色。そしてブラウン、ベージュ、麻色、カーキ、暖かなフェイクファーや起毛生地の出番も多くなります。

栗や葡萄が美味しい季節になると茶色や赤紫色を手に取りたくなるので、毎年少しずつ増えていく秋色のアイテム。

1枚目の画像はパープル系とグレーのファブリックを使った作品のコラージュです。赤紫×サンドグレーのポーチやバッグは「バッグと小物・アドバンス」の教室の課題サンプルです。

次のコラージュはこげ茶やボルドーを使った古いサンプル作品。いつも使う色ではないけれど、木々が色づく頃に恋しくなる組み合わせです。

ACamidecor1716

封筒ポーチの試作(2005年)、カルトナージュのバッグ類(2010年)、筒型バッグ(2008-2009年)、トラベルミニトレイなど。教室の皆様にはおなじみですが、このCami Decorサイトには未掲載だったのでまとめてコラージュ画像にしてみました。

上から2つ目のカルトナージュのクラッチバッグ(軽量ポーチ)は2011年に「和紙で作るカルトナージュ小物」の本の中で、教室の作品紹介の欄に掲載したものです。(後ろは「仕切り付の蛇腹ファイル-バッグ型ケース」、左横は「巾着バッグ」)

ACamidecor1716-2

最後のコラージュ画像は茶系のフェイクファーを使った作品。

フェイクファー(人工の毛皮)と本物のファー(毛皮)にはそれぞれ長所と短所があって、それを考慮しながら使い分けています。

バッグと小物のシリーズは、いくつかの理由からフェイクファー(人工の毛皮)が適していることも多くて下の画像はそんな作品。自分で使うために作ったもので、キリンのファー生地など使っています。

Camidecor1724

キリンの柄って好きなのですが、かなりインパクトがありますね。毛足の長いふかふかした手触りが心地よく、キリンの長いまつ毛と優しい眼差しが思い出されるので、個人的には気に入っています。

下は今までCami Decorで紹介した茶色と葡萄色の画像。クリックすると本文へ移動します。

 

 

 

秋の日のバッグと小物-1 気軽に持てる本革やデニムのポーチ

お茶を横にゆっくり読書を楽しみたい秋の日。気軽に持って歩けるバッグやポーチは必須アイテムです。

お天気の良い秋晴れの日、ふらっと街を歩いたり公園を散策したり。そんな時は重かったりいかにもブランド物というバッグではなくて、軽くてさりげないものがいい。

そんなコンセプトで身近な材料で自分用に作ったバッグやポーチ。できるだけ手作りっぽくならないようベーシックカラーでシンプルに仕上げています。下は作品のコラージュ画像。

Camidecor1722

デニムを使ったクラッチバッグの応用やミニボストンバッグ。フェイクファーの茶系のバッグ。実用的なファスナーポケット付のレザーポーチ(本革アクセント)は男女兼用で便利です。

少し大きめサイズの本革ポーチ(右上)は家族のリクエストに応じて。教室で「おじさんぽい!」という声があがりましたが、本当にオジサン用なので。もちろん若いビジネスマンでもOKです。

ファイルや道具などが入る大きなバッグは休日でもオフィスでもOK。内側にも外側にもポケットをつけて、自分にとってより使いやすい構造にできるのは、やっぱり手作りならではです。

ACamidecor1714

秋の木洩れ日や枯葉色が美しい季節。ベーシックカラーのバッグ類は洋服とのとのコーディネートが楽な上、汚れにくくて重宝します。

 

<今回のコラージュ画像のアイテム> バッグと小物より13作品—アドバンス作品(応用アイテム)も含みます

●封筒ポーチ ●ファスナーミニバッグ ●クラッチバッグ(応用タイプA) ●ファスナーポーチ(ポケット&ダブル) ●マダム風クラッチポーチ(ポケット&ダブル) ●ミニウォレット(仕切りのある小さなお財布) ●マチ付きファスナーバッグなど

ロールアップ式のツールホルダー(ビタミンカラーのストライプ)

ロールアップ式のツールケース(ホルダー)を縫わずにボンドで貼って作る方法。
教室では、芯を入れる方法と芯無しで作る方法の違いなどを比較しながら、用途に合ったものをそれぞれ制作していきます。
ビタミンカラーのストライプのサンプルは、芯を入れてハリのある感じに作ったもの。

以下は書籍の打ち合わせ用のサンプル写真(2013年)で、芯有りと芯無し。実際触ってみると、使い勝手の違いなどがわかります。

 

最終的に、書籍で紹介したのは、芯を入れず布だけで仕上げるタイプ。身近な材料で簡単に作れることを優先しました。

以下にも掲載しています。

「ボンド裁ほう上手」で貼って作るカトラリーケース-ティルダの生地で

 

ハウスボックスと色鉛筆用ホルダー-”ちいさいおうち”によせて

 

縫わずに貼って作るがま口ケース

2009年から教室の課題メニューとなった「がま口(口金付き)のバッグと小物3種」。

縫わずに、接着剤を使ってがま口(口金付き)の袋物やバッグなどを作る選択制の課題です。

薄めの布でも厚めの布でも制作可能。ハギレなども活用できます。

 

用途や柄に合わせて長さもお好みで・・・。

大きめのバッグにも挑戦します。

 

貼って作る「がま口ケース」1

 

カルトナージュとバッグやポーチ、そして袱紗(ふくさ/服紗)など-茶系のアクセント

カルトナージュの箱や文房具を作る中で一緒に取り組んできた、バッグやポーチ、眼鏡ケースの作り方を考える作業。より使いやすく、軽量にするために、厚紙ではなく和紙や手芸用の樹脂芯(スライサーなど)を使い、オリジナルの手法を考えてきました。

下の画像は茶色がアクセントの作品を一緒に撮ったもの。「楕円の筒型バッグ」、「眼鏡ケースA(ふっくらした軽量のポーチ)」、「がま口(口金付きのポーチ)」「封筒ポーチ(紙ばさみ)」などは2008年頃からの定番メニューです。

Camidecor1320-2

紙ばさみや服紗は、茶道のお稽古やお茶会で使いたいという理由もあって、2005年の教室開催の頃から取り組んで少しずつ改良してきたアイテム。下の画像は2005年-2006年頃に初めて試作してみたものなどを含む初期のサンプル画像です。(まだ試行錯誤段階のものなど…)

Camidecor1320-5

袱紗、紙ばさみ、懐紙入れ、お月謝入れ、和風クラッチ、ソフトポーチ※1などなど・・・複数のレッスンメニューがあって、用途や材料によって作り方や仕様も少しずつ異なるので、今後、このCami Decorページでわかりやすくまとめたいなと思っています。

※1 2013年に刊行された「ボンドで作るバッグと小物」の書籍は、企画の段階で、カルトナージュ未経験者でも作れるものを・・・という希望があったので、最も簡単な「フラットポーチ」の作り方を紹介しました。