カテゴリー別アーカイブ: No Sew Project(バッグと小物)

バッグと小物・秋から冬へ -茶色と葡萄色、フェイクファー

秋から冬にかけて使いたくなるワインカラーやボルドー、葡萄色。そしてブラウン、ベージュ、麻色、カーキ、暖かなフェイクファーや起毛生地の出番も多くなります。

栗や葡萄が美味しい季節になると茶色や赤紫色を手に取りたくなるので、毎年少しずつ増えていく秋色のアイテム。

1枚目の画像はパープル系とグレーのファブリックを使った作品のコラージュです。赤紫×サンドグレーのポーチやバッグは「バッグと小物・アドバンス」の教室の課題サンプルです。

次のコラージュはこげ茶やボルドーを使った古いサンプル作品。いつも使う色ではないけれど、木々が色づく頃に恋しくなる組み合わせです。

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封筒ポーチの試作(2005年)、カルトナージュのバッグ類(2010年)、筒型バッグ(2008-2009年)、トラベルミニトレイなど。教室の皆様にはおなじみですが、このCami Decorサイトには未掲載だったのでまとめてコラージュ画像にしてみました。

上から2つ目のカルトナージュのクラッチバッグ(軽量ポーチ)は2011年に「和紙で作るカルトナージュ小物」の本の中で、教室の作品紹介の欄に掲載したものです。(後ろは「仕切り付の蛇腹ファイル-バッグ型ケース」、左横は「巾着バッグ」)

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最後のコラージュ画像は茶系のフェイクファーを使った作品。

フェイクファー(人工の毛皮)と本物のファー(毛皮)にはそれぞれ長所と短所があって、それを考慮しながら使い分けています。

バッグと小物のシリーズは、いくつかの理由からフェイクファー(人工の毛皮)が適していることも多くて下の画像はそんな作品。自分で使うために作ったもので、キリンのファー生地など使っています。

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キリンの柄って好きなのですが、かなりインパクトがありますね。毛足の長いふかふかした手触りが心地よく、キリンの長いまつ毛と優しい眼差しが思い出されるので、個人的には気に入っています。

下は今までCami Decorで紹介した茶色と葡萄色の画像。クリックすると本文へ移動します。

 

 

 

秋の日のバッグと小物-2-茶色と水色

チョコレートやココアを思わせる茶色にちょっとくすんだ水色やアクアマリンの組み合わせ。麻色、オリーブ、カーキ色を使ったバッグと小物など。

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Cami Decorで紹介した画像。クリックすると記事が開きます。

 

秋の日のバッグと小物-1 気軽に持てる本革やデニムのポーチ

お茶を横にゆっくり読書を楽しみたい秋の日。気軽に持って歩けるバッグやポーチは必須アイテムです。

お天気の良い秋晴れの日、ふらっと街を歩いたり公園を散策したり。そんな時は重かったりいかにもブランド物というバッグではなくて、軽くてさりげないものがいい。

そんなコンセプトで身近な材料で自分用に作ったバッグやポーチ。できるだけ手作りっぽくならないようベーシックカラーでシンプルに仕上げています。下は作品のコラージュ画像。

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デニムを使ったクラッチバッグの応用やミニボストンバッグ。フェイクファーの茶系のバッグ。実用的なファスナーポケット付のレザーポーチ(本革アクセント)は男女兼用で便利です。

少し大きめサイズの本革ポーチ(右上)は家族のリクエストに応じて。教室で「おじさんぽい!」という声があがりましたが、本当にオジサン用なので。もちろん若いビジネスマンでもOKです。

ファイルや道具などが入る大きなバッグは休日でもオフィスでもOK。内側にも外側にもポケットをつけて、自分にとってより使いやすい構造にできるのは、やっぱり手作りならではです。

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秋の木洩れ日や枯葉色が美しい季節。ベーシックカラーのバッグ類は洋服とのとのコーディネートが楽な上、汚れにくくて重宝します。

 

<今回のコラージュ画像のアイテム> バッグと小物より13作品—アドバンス作品(応用アイテム)も含みます

●封筒ポーチ ●ファスナーミニバッグ ●クラッチバッグ(応用タイプA) ●ファスナーポーチ(ポケット&ダブル) ●マダム風クラッチポーチ(ポケット&ダブル) ●ミニウォレット(仕切りのある小さなお財布) ●マチ付きファスナーバッグなど

カルトナージュとバッグやポーチ、そして袱紗(ふくさ/服紗)など-茶系のアクセント

カルトナージュの箱や文房具を作る中で一緒に取り組んできた、バッグやポーチ、眼鏡ケースの作り方を考える作業。より使いやすく、軽量にするために、厚紙ではなく和紙や手芸用の樹脂芯(スライサーなど)を使い、オリジナルの手法を考えてきました。

下の画像は茶色がアクセントの作品を一緒に撮ったもの。「楕円の筒型バッグ」、「眼鏡ケースA(ふっくらした軽量のポーチ)」、「がま口(口金付きのポーチ)」「封筒ポーチ(紙ばさみ)」などは2008年頃からの定番メニューです。

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紙ばさみや服紗は、茶道のお稽古やお茶会で使いたいという理由もあって、2005年の教室開催の頃から取り組んで少しずつ改良してきたアイテム。下の画像は2005年-2006年頃に初めて試作してみたものなどを含む初期のサンプル画像です。(まだ試行錯誤段階のものなど…)

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袱紗、紙ばさみ、懐紙入れ、お月謝入れ、和風クラッチ、ソフトポーチ※1などなど・・・複数のレッスンメニューがあって、用途や材料によって作り方や仕様も少しずつ異なるので、今後、このCami Decorページでわかりやすくまとめたいなと思っています。

※1 2013年に刊行された「ボンドで作るバッグと小物」の書籍は、企画の段階で、カルトナージュ未経験者でも作れるものを・・・という希望があったので、最も簡単な「フラットポーチ」の作り方を紹介しました。