紫陽花の咲く2014年6月にこのサイトで紹介した
「縫わずに貼って作るがま口ケース」の記事には
小さなアマガエルを載せていました。

カエルの口みたいな口金のついたポーチを初めて教室のレッスン課題にしたのは2010年2月のこと。下は当時使っていた画像です。
小さいですね。サイトやメールに添付する画像のサイズ(重さ)に制約があった時代です。

サンプルを作ったのは2009年。当時はまだ【がま口ポーチ】の情報が少ない上、「縫わずに貼って作るなんて邪道かなあ?」と心配しながら試行錯誤しての型紙作り。失敗作も数あれど、成功したものは問題なく便利に使えるのは嬉しい発見でした。
2014年刊行の書籍「貼って作るバッグと小物」に載せるアイテム候補の1つだったのですが、コンセプトから少しずれるため掲載していません。(下は2013年の書籍の打ち合わせ用画像の1枚:カルトナージュのテクニックを応用した貼って作るバッグやポーチ類。真ん中下ががま口)

コロナ禍以降、「がま口金具」のメーカーさんが廃業したり、課題が沢山あり過ぎて後回しになっていたりで、しばらくレッスンしていなかったのですが、Yさんからのリクエストにより今年2026年5月に再開。
さわやかに素敵に作って下さった作品を紹介します。
この「がま口」のレッスン課題、なんと1日に3つ(3種類)作ります。ちょっとハードに聞こえますが、2010年当時からずっとそのまま。

他にもいろいろ課題があるので、がま口の基礎は1日でサクッと体験できるようにしたのです。
Yさんが初めて作った丸い口金のポーチ。花柄の布にはゴールドの金具をチョイス。タッセルの色がぴったりです。

そして、角型のタイプの大小2つ。ブルー系のストライプにはブラックメタルの金具。
南仏プロヴァンスのサンドベージュの生地を使った大きめバッグにはチェーンストラップ。
大きいタイプは自宅で口金を取り付け、3つとも無事に完成。タッセル、ストラップなどのアクセサリーの選び方がおしゃれです。
ご希望者だけが受講する選択制の「がま口ポーチ3種」の課題、もう少し皆さんの受講作品を紹介したいのですが、長くなってしまったので別の記事であらためて。
<番外編>
がま口と言えば「カエル」。今回は番外編として「カエル」のアートにちなんだ話題を。
カエルのモチーフが入っているステンドグラスがあるチャペルを紹介します。

ナチュラルな木のシャンデリアとカラフルなステンドグラスがあるこじんまりした素敵なチャペル。中央の丸いシャンデリアには、

カエルくんがいるのがわかるでしょうか?

この赤いマフラーをしたカエルの名はケロヨン。キャラクターの生みの親は影絵画家の藤城清治氏です。
ステンドグラスがあるのは、那須高原にある藤城清治美術館の敷地内のチャペル。ウェルカムキャットが出迎えてくれる素敵な美術館なのです。

カミソリを使って1つ1つ緻密に切り抜かれた切り絵を使った、ファンタジー溢れる藤城先生の影絵の世界。

上は2011年に開催された「藤城清治 自宅スタジオ展」に展示されていた1枚です。(子供の頃から親しんできた藤城先生の素晴らしい作品を自宅スタジオで鑑賞できるという宝物のような展覧会で、大感激でした)
今年102歳になられた藤城先生。今もお元気で創作活動を続けておられます。→家庭画報のお祝いの記事
















