側面がパタパタと花びらのように開き、各パーツにツールホルダーのついたソーイングボックス。2006年の教室の課題の為に作った作品で、教室では「ヴィクトリアンソーイング(縦型ソーイング)」と呼んでいます。
2006年に課題をスタートした時は四角形、五角形、六角形の3タイプのサンプルがあって、その中から1つを選択する課題でした。
ほとんどの方が六角形(縦型ソーイング)を選択するので、今は六角形がメインで四角形や五角形はオプションの課題となりました。
下は2006年の9月/10月秋のレッスンの際の作品画像(メインサイトより)
19世紀ヴィクトリア時代に流行したものからアイデアを得た作品で、中にオリジナルのピンクッション付の丸箱(二段の丸箱)を入れるなど、使い勝手を考慮して工夫しました。
外側だけでなく、内部の丸箱まで仕上げると達成感がある課題です。
刺繍糸をはさんだり、ペンやはさみを入れたり・・・。レッスンでは、用途に合わせて、四角形、六角形、マチ付き、マチ無しを選び、内部の仕様も自由に工夫して自分だけの作品に仕上げていきます。
四角形のサンプルはなかなか登場する機会が少なくなっていますが、容量のあるタイプのため、文房具などのツールボックスとしても使える収納箱です。
五角形、六角形は改めて別の記事にて紹介します。