海辺の子どもたち-トランクB(ハードタイプ小型サイズ)

今年はもう終わってしまいましたが、7月の第3月曜日は「海の日」。「海の記念日」だった7月20日が祝日となり、1996年よりスタートした休日です。

ちょうど梅雨明けや夏休みと重なる時期で、いつもは海の日が終わると、夏の暑さ本番という感じだったのに、今年は7月初めの突然の猛暑。ここのところ少し暑さがやわらぎほっとしています。

下の画像は2007年制作のトランクB(ハードトランク)のサンプル。ペーパートランクA(3種)は比較的簡単に作れますが、こちらは難しい手法を学ぶ作品です。(サンプルは大、中、小の3タイプがありますが、一番小さいサイズです)→当時の作品画像はこちらのページ

青紫の紫陽花がバックの下の写真は2007年の5月末、ちょうど梅雨入り前に撮ったもの。

やがて迎える夏をイメージしてトランクに使った布は、5月に載せたTHEVENON社製のToile de Jouy(トワル・ド・ジュイ)、”Histoire d’eau”。 海辺の楽しさが感じられる絵柄を使って、子どもサイズで作りました。

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布に描かれている”水辺のストーリー”。どのシーンも魅力的で、ついじっくり眺めてしまいますが、子どもたちの洋服の可愛らしさに惹きつけられる人も多いのではないでしょうか。

トランク正面に使っている場面には男の子が4人描かれていますが、その中の2人はセーラーカラーの洋服を着ています。

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水兵服として知られるセーラー服の歴史は、19世紀半ばにイギリス海軍が制服として採用したのが始まりで、その後、アメリカ、フランスなど世界各国の海軍に広がり、20世紀以降の学校の制服につながったとか。

子供服としての流行のもととなったのは英国王室で、1846年、ヴィクトリア女王の長男、エドワード皇太子(エドワード7世)が4歳の時、王室のクルージングの為にあつらえた新品のセーラー服(ロイヤルヨットの船員とお揃いのデザイン)を着たことで人気となり、流行が世界に広がっていったそうです。

※セーラー服を着た可愛らしい皇太子の肖像は、19世紀の宮廷画家として有名なWinterhalter(ヴィンタ-ハルター)の作品として残っており、セーラー服も美術館に保存されています。

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トランク外側はストライプを使ってマリンのイメージにしましたが、内部に使ったのは大小のチェック柄。小さめの作品ですが、内部は可愛い感じにしたくて、4種類の布を使いました。

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時代は変わっても王室のベビー誕生は注目の的。英国王室からまた新しい流行が生まれるかもしれません。

バケツ形の器2(鉢カバーとフラワーポット)

さわやかな青空をできるだけ長く楽しみたいと思っていたのに、雨の季節がやってきました。

下の画像は前回に引き続き、円錐台の器(通称”バケツ形の器”)のサンプル。2007年前後に「鉢カバー」、「フラワーポット」として作った作品です。

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手前の白い鉢カバーは、5年前のちょうど今ごろ、紫陽花の鉢植えを入れるために急いで作ったもの。紫陽花の色が映えるように、オフホワイトの防水生地で作ったシンプルな作品で、どんな色にも合い重宝しています。

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こちらはピンク色の小さなフラワーポット。上の画像はユーカリの葉とアートフラワーとを組み合わせて入れていますが、ホームページトップの画像は薔薇の生花を入れたもの。はらはらと花びらが散ったところを写しました。(生花を入れる際は、小さなグラスに花を活け、そのままポットの中に入れています)

 

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シャーベットオレンジのアートフラワーを入れるために、同系色で作ったフラワーポット。手前の箱は、2007年制作のロングボックス(紅茶用ティーバッグなどのためのケース)で、イタリアのハンドメイドペーパーを使っています。

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紫陽花は、青空の下より曇り空や雨の中で見る方が一層美しいと感じるのは、日本ならではでしょうか。新緑がどんどん色濃くなっていく様子や、雨にぬれた鮮やかな紫陽花は、数少ない梅雨の楽しみの1つです。

ペーパートランクA(2007年より)

以下の画像は2006年9月にレッスン課題としてスタートした「基本のペーパートランクA 4種」。(下は当時のホームページの画像。クリックすると大きい画像が載っているサイトが開きます)

当時、「基本の長方形タイプ」、「窓付きのスクエアタイプ」、「シェル型」、「ラウンド」のサンプルの中の好きな形を選んで作る形でスタートした課題ですが、その後、まずは「基本の長方形」を制作していただき、他の形はご希望の方のみ受講という形となりました。※1

この長方形トランクの画像、最初は紫陽花を入れて撮っていたのですが・・・

その後、たまたま手に入った麦と一緒に撮影。

使った布の絵柄は収穫の風景でしょうか。楽しそうにおしゃべりしながら、女性がたくさんの麦(多分・・・)を束ねている風景が描かれています。

→2009年頃までの皆様の作品の一部はこちらのページで紹介しており、トランクもいくつか載せています。

トランクのシリーズは、その他にトランクBミニトランクミニトランク:赤×シロのサンプル)、バッグタイプのトランクタッセルトラン、大型トランクなど、複数の種類があります。

 

<トランクのシリーズ(基本の長方形Aタイプ/1日クラス)の受講について>

トランクのシリーズはカルトナージュ基礎作品を終え、アドバンスに移行した方を対象としています。

バッグと小物シリーズの中のアイテムとしての受講については、カルトナージュ基礎作品(丸箱など)やバッグと小物ベーシックをクリアし、必要なテクニックを修得した場合に検討します。(カルトナージュの箱物のテクニックが必要となるため、”バッグと小物・樹脂芯を使ったソフトシリーズ”のみの受講者は対象外です。また、公平を期すため、カルトナージュアドバンスの皆様とは参加費が若干異なります)

※1「まずは”基本の長方形”を作ってみて、その後、”シェル型”や”ラウンド型”に挑戦」というご希望が多く、シェル型は応用のテクニックも入るので、順を追った方がより完成度も高くなるためです。