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フエルトで作る簡単アップリケ-クリスマスモチーフ

12月に入って街にクリスマスの飾りが目立つ時期になると、なんとなく刺繍をしたくなります。「大作は無理だから、白や赤い糸でクリスマスモチーフをワンポイント♪ プレゼントにもいいし」と気持ちははずむのですが、あっという間に20日過ぎ。「あー今年も間に合わなかった・・・また来年」という感じで、もう何年も繰り越している状況。

そんな中、作ってみたのが”5分で出来るフエルトの簡単アップリケ”。とても簡単にクリスマスの雰囲気を演出できるので、子どものパーティーや食事会の演出、贈り物のワンポイントとしても便利です。

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作り方はフエルトを切ってアクセントを貼るだけ。木工用ボンドを使う場合はウール入りフエルトがおすすめ。

<材料と道具> フエルト、はさみ、ラインストーンなどの飾り、接着剤(木工用ボンド、グル―ガンなど)

1. 形を決める・・・自分でデザインするもよし、刺繍モチーフ、雑誌やカタログなどの可愛い形を参考に写してもいいでしょう。たくさん作る場合や大きめモチーフの時は、型紙を作っておくと便利です。

2.フエルトをカットして、飾りを貼る・・・フエルトをはさみでカットし、ラインストーンやレースなどを貼って出来上がり。シール付きのラインストーンやレースは100円ショップで入手できます。

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立体感を持たせたいリボン部分や靴下モチーフの折り返し部分は、別にカットしておいて、本体にボンドで貼りつけます。←ゴミと間違えて捨てないよう注意。ピンセットなどで貼るのがおすすめ。P1340036-1

形は少々いびつでも大丈夫(と、私は思います)。フエルトの場合はゆがんだラインくらいのほうが温かさが出て可愛いのですが、他の人から見て「何の形???」となるのはちょっと困ります。クリスマス気分が盛り下がらないよう気をつけましょう。悪い例↓ (注! )ドーナッツではありません

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さあ、アップリケが出来たら、好きなものに貼ってできあがり。※1 筒型バッグ(バレルバッグ)※2に貼って、靴下の代わりの小さなプレゼント用バッグにするのも楽しいし、バッグをクリスマスツリーにつるしてもいいかもしれません。クリスマスカードやギフトバッグのアクセントとしても使えます。

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表側(上の画像↑)は靴下バージョンで、裏側(下の画像↓)はギフトボックスや星、しずく型のオーナメント。 午年(うまどし)の1年もあと少しなので、木馬のオーナメントと一緒に記念撮影。

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刺繍をするために買っておいた毛糸の刺繍糸は、結局アップリケをつなぐ”ヒモ”として使うことになりました。

 

※1 黒い持ち手の四角いケースはバッグ型ケース。寸法や作り方はこちらから

※2 グレーと麻の筒型バッグ(バレルバッグ)は芯地を入れたタイプ。バッグと小物・アドバンスの課題作品です。

芯なしタイプの画像はこちら(ちいさな森のクリスマス)、作り方は「ボンドで貼って作るバッグとこもの」に紹介しています。

※3 写真の中の透明のクリスマスツリーに下げている白いクリスマスボール。ボンドで作る方法にご興味のある方は、こちらへどうぞ→フエルトオーナメントの作り方

フエルトオーナメントの作り方-クリスマスボールとアップリケ

前回紹介したフエルトのオーナメント。ぼんぼりのようなオーナメントボールを、接着剤(ボンド)で貼って作る方法を紹介します。(紙でも作れます)

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針と糸は使わず、切って貼るだけなので、子ども達と一緒にオーナメント作りを楽しむのもお勧め。慣れれば1つ5分くらいで完成します。

まず、材料を準備しましょう。フエルトと木工用ボンドさえあれば、身のまわりにあるもので大丈夫。注意点は、木工用ボンドを使う場合のフエルトは、ウール100%またはウール混のを選ぶこと。木工用の接着剤はポリエステルなどの化学繊維には接着しにくいのです。(自然素材は強力接着できます)※1

CamidecorHT42 ①まず、好きな大きさの円の型紙をくり抜き、それに合わせてフエルトをカットします。最初は3㎝くらい(フエルト6枚)がおすすめ。大きくする場合は、多少枚数を増やしてもOKです。

 

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②③写真のようにフエルトを貼っていきます。爪楊枝などでボンドを塗り、中心線だけ貼るのがポイント。真ん中になる2枚をくるむようにひもを貼った上に、さらにフエルトを貼り、クリップで止めてしっかり接着。

 

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⑤クリップを外し、平らなままのフエルトを花びらのように開いて立体に整えます。外側パーツの真ん中あたりに少しボンドを塗って半円に畳み、指かクリップで根元をしばらく押さえます。反対側も同様にした後、他のフエルトの半円の花びらを立ち上げて完成。ちょっといびつなボールでも大丈夫、味わいがあってフエルトの温かみが引き立ちます。

画像左のように、ラインストーンシールを貼ったり、つららやしずくの型紙を作ってバリエーションを増やすのはお好みで。花びらの貼り方を変えると(画像右)、変わりボールが出来上がります。

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幼い頃の工作は楽しい思い出。いろいろな色でカラフルに作って、季節の行事に合わせて使い分けを楽しむのもいいかもしれません。アップリケについては次回以降に紹介します。

※1ポリエステルのフエルトでも、しっかりクリップで留めれば木工用ボンドで接着できる場合もあります

赤と白の水玉模様とフエルトで作るクリスマスオーナメント1

材料を整理していたら偶然出てきた赤地に白い水玉模様の布(画像左下)。可愛らしくて好きなのですが、なかなか使う機会がありません。大きめの白いドットが雪みたいでクリスマスの季節に合うかも・・・と、以前作ったバッグ型ケースと並べて写真を撮ってみました。

→バッグ型ケースの寸法と作り方はこちらのページ(HOW TO MAKE)へどうぞ

→バッグ型ケースの他の作品(大きめ画像)はこちらからCamidecor1567このバッグ型ケース、以前作品を作った時の端切れで作ったもので、内側にはTilda(ティルダ)の細かい水玉模様を使っています。赤系のストライプと水玉で赤が強調されていますが、同じ生地で楕円のトレイ(オーバルフラワートレイ)を作った際にはクリーム色でピンクを引き立て、優しい感じに。

同じ布でも組み合わせる色や柄によってイメージが変わる・・・そこが布合わせや配色の面白さかなと思います。

写真の中の赤とオフホワイトのボールはフエルトで作ったクリスマスオーナメント。冬に合うナチュラルな温かい感じのオーナメントが欲しくて作ったもので、レッスンの際に出たフエルトの端切れで作りました。

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クリスマスの飾りつけはもう終わってしまった時期かなと思いますが、とても簡単に作れるので、次回貼って作る方法を紹介します。(来年に向けて…)

 

 

→作り方はこちらから

フエルトオーナメントの作り方-クリスマスボールとアップリケ

クリスマスのハウスボックス(Cタイプ)-皆さまの作品より

以下に紹介するのは2年前のクリスマスプロジェクトの作品。4種類のハウスボックスのうち、いちばん小さくて簡単なCタイプを、教室の皆さんが子ども達への贈り物用に作った作品の一部です。 Camidecor1361 上の画像は赤やピンクの家。YUWA(有輪商店)さんのマカロン柄の生地を使った方も多く、文字通り可愛らしい「お菓子柄の家」に。

Camidecor1359 こちらはフエルト細工のお菓子を組み合わせた、すばらしく夢のある作品。お人形(ビスクドール)制作を趣味として、様々な手工芸に精通しておられる方ならではの完成度の高い「お菓子の家」。

 

Camidecor1358 家の中にはIKEA(イケア)のくまのぬいぐるみを入れて贈りました。

 

Camidecor1364 くまのプーさん、 テディベア、くまモン、リラックマなどなど、クマのキャラクターは昔から大人気。今まで、いったいどれくらいのクマのぬいぐるみや絵本がクリスマスプレゼントとして子ども達に贈られてきたのでしょう。

 

Camidecor1362 そういえば、イギリスの古い童話の「3びきのくま」は、森のくまの家のお話。 3時間程度で作れる簡単なハウスボックスですが、お人形やぬいぐるみを組み合わせるとストーリーが生まれてくるような気がします。

 

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<追記>

下の画像は教室の皆さんが作った作品の一部。家の形は全く同じように見えますが、蓋の開き方が異なります。※教室ではサイズ違いの2種類をセットメニューとしていて、1日で2つ作ることも可能です。(選択制のレッスン)

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ハウス型ボックス4種とお菓子の家(2009)

クリスマスまで2週間となり、アメリカのホワイトハウスでは恒例の「お菓子の家」ならぬ「お菓子でできたホワイトハウス」が公開されたそうです。

グリム童話の「お菓子の家」は、実は恐ろしい魔女の家ですが、それを知っていてもなお、「お菓子の家」は魅力的。この時期になると思い出すのが、2009年に教室で企画したクリスマスの特別講座「ジンジャークッキーで作るお菓子の家」です。 

ジンジャークッキーを組み立てたり、粉砂糖をふりかけたり、ヘクセンハウス-Hexenhaus(またはレープクーヘンハウス-Lebkuchenhaus)とよばれる「お菓子の家」作りは、おいしい香りにつつまれての楽しい作業で、カルトナージュで厚紙の家を作るのとは全く違う幸せ感がありました。

 

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・・・講師を引き受けて下さった、お菓子作り愛好家のAさんの完璧な準備のおかげで無事完成。アイシングで作った氷柱(つらら)少々ボロッとしてしまったのは自己責任です・・・

 

Camidecor1356 さて、厚紙で作るカルトナージュの家の方ですが、教室の課題のハウスボックスは4種類。その中のA,B,Cは形やデザインというよりも、構造と作り方が異なり、そのバリエーションを学ぶアイテムです。(以下の画像はA,B,Cが混ざったもの)   Camidecor1354 上画像のストライプの壁の家がAでチェックの壁の家がC。下画像の大きめ2つがBで小さい家がC。 A,B,Cの構造の違いを文章で説明するのは難しいので何らかの形でまとめ、形が異なるDタイプも別の欄に掲載します。 Camidecor1357 ハウスボックスは受講してくださった皆様の個性が出る楽しい作品。クリスマスシーズンということで、皆様の作品を少し紹介できればと思います。

※ハウスボックスDタイプ(ハウス型ツールボックス)はこちらから

ビタミンカラーの格子柄-ハウス型ツールボックス