縫わずに貼って作るバッグとこもの」カテゴリーアーカイブ

カルトナージュで作る巾着ポーチバッグ(2010年-)

8月のレッスンで受講される方があるので、大きめ画像を掲載します。

長年メインサイトに掲載してきた2010年の画像です。

カルトナージュで作るバッグのシリーズ。サンプルは複数あって、右下の赤い小さなサンプルは2009年制作。最初に作ったものはいろいろ難ありなので、レッスン課題にするまで複数の方法で試作して比較します。

2010年6月のレッスン用の写真。サンプルはシルクやエレガントなファブリックを使っていますが、

使う材料によって全く雰囲気が変わります。ナチュラル、和の材料、ポップな感じからモダンスタイルまで、それぞれ好みのイメージで仕上げていく課題です。

ピンクの薔薇柄の布のサンプルは↓のページにも掲載しました。

ハートのオーナメントと抜き型のコレクションケース(2010年制作)

 

皆様の受講作品など紹介していきます。

 

 

ティルダ/Tildaの美しい布のがま口&プチケース、そして英国発のカエルの動画

今年の夏至は6月21日(日)でした。夏至といえば、一度見てみたいのがスウェーデンの「ミッドサマー」のお祭り。映画の「ミッドサマー」はかなり怖いホラー映画でしたが、その中でもミッドサマーのパーティーや花冠は美しく印象的でした。

今日のサッカーもスウェーデン戦(引き分け)ということもあり、今回は北欧の生地メーカーTilda(ティルダ)の美しい布を使ったSさんの「縫わずに貼って作るシリーズ」のがま口やプチケースなどを紹介します。

夏をテーマにしたティルダの布、「Sunkiss(サンキス)コレクション」。上のターコイズブルーは「Charlotte(シャーロット)」という生地。まばゆく輝く海辺やアネモネ、サンゴからインスピレーションを受けてデザインされたそうです。

がま口に合わせたレザータッセルもSさんのハンドメイド。作り方ページを参考に、それぞれぴったりな色で仕上げてくださいました。

 

前の記事で書いたように、「縫わずに貼って作るがま口」は1日に3種類の形を作る盛りだくさんな課題。3つとも素敵に完成し、大きめバッグタイプは青磁色の繊細なトワル・ド・ジュイにモカブラウンのタッセル。

<カラフルなプチケース>

Sさんはティルダの「Charlotte(シャーロット)」の生地で他の作品も作っておられます。

下は「縫わずに貼って作るバッグと小物」のプチケース(コイン・ジュエリーケース)

教室で受講された後、復習作品をたくさん見せて下さった時は感激でした。どの色も美しく、柄の入れ方も素敵です。

 

そして、こちらのタッセルもハンドメイド。「タッセル付きのサシェ」&「ひし形ピンクッション」の課題の簡単タッセルの作り方を役立ててくださっています。

 

北欧のキラキラ輝く優しい夏の太陽と海、繊細な美しい花々が咲く風景が浮かんでくる、SさんのSunkiss(サンキス)コレクション。並べると、お菓子みたいに彩り鮮やかで素敵ですね。

どんよりした日本の曇り空の下、写真を見るだけで、実用品を自分で作る創作の楽しさが伝わってくるようで、元気をもらえます。

 

<番外編パート2 カエルにちなんだクリエーターさんの素晴らしい動画>

前回の藤城清治先生につづき、今回はカエルで有名な世界的なクリエーターさんを紹介します。

イギリスの編み物アーティスト、インディア・ローズ・クロフォード(India Rose Crawford)氏

可愛い手編みのカエル(Frog)のキャラクターたちが、居心地の良さそうな部屋でお茶を入れたり、お料理をしたり、絵を書いたり。ほのぼのした日常を過ごす風景のストップモーション動画。

手編みのカエル達もお部屋も小道具も全て手作りの穏やかで優しい世界。クオリティの高さに感激しながら、ほっこり癒されます。

・YouTube: India Rose Crawford(作品のアーカイブを公開)

・Instagram: @indiarosecrawford

・TikTok: @indiarosecrawford 

 

※<番外編1>はこちらです

縫わずに貼って作る「がま口ポーチ」受講作品、そして藤城清治氏のケロヨン

本革(レザー)で縫わずに作る簡単なバッグと小物|父の日によせて

ひな祭り、子どもの日、母の日は忘れないけど、ついつい忘れられがちな父の日。

特に今年はサッカーワールドカップの応援ですっかり忘れてしまった方も多そうです。

そんな父の日によせて、「貼って作るバッグと小物」の簡単アイテム※1から本革(レザー)を使ったものを少し紹介します。男性用に作った訳ではないけれど、黒や茶系のダークカラーのレザーを使うと男女兼用になりますね。

「父の日、忘れてた!」という方、遅れても小さなギフトやメッセージを渡すと、ものすご~~~く感激されるかもしれません。

 

※1 上の画像のプチケース(コインケース)は前に布で作ったものを紹介しています。縫わずに作るバッグと小物シリーズ、自分用に本革レザーで作ることも多く、その時の気分で楽しんでいます。

丸いふたの小物入れ -秋の木の実を添えて2-

丸いふたの小物入れ -秋の木の実を添えて1-

 

 

縫わずに貼って作る「がま口ポーチ」受講作品、そして藤城清治氏のケロヨン

紫陽花の咲く2014年6月にこのサイトで紹介した

「縫わずに貼って作るがま口ケース」の記事には

貼って作る「がま口ケース」1

小さなアマガエルを載せていました。

カエルの口みたいな口金のついたポーチを初めて教室のレッスン課題にしたのは2010年2月のこと。下は当時使っていた画像です。

小さいですね。サイトやメールに添付する画像のサイズ(重さ)に制約があった時代です。

サンプルを作ったのは2009年。当時はまだ【がま口ポーチ】の情報が少ない上、「縫わずに貼って作るなんて邪道かなあ?」と心配しながら試行錯誤しての型紙作り。失敗作も数あれど、成功したものは問題なく便利に使えるのは嬉しい発見でした。

2014年刊行の書籍「貼って作るバッグと小物」に載せるアイテム候補の1つだったのですが、コンセプトから少しずれるため掲載していません。(下は2013年の書籍の打ち合わせ用画像の1枚:カルトナージュのテクニックを応用した貼って作るバッグやポーチ類。真ん中下ががま口)

 

コロナ禍以降、「がま口金具」のメーカーさんが廃業したり、課題が沢山あり過ぎて後回しになっていたりで、しばらくレッスンしていなかったのですが、Yさんからのリクエストにより今年2026年5月に再開。

さわやかに素敵に作って下さった作品を紹介します。

この「がま口」のレッスン課題、なんと1日に3つ(3種類)作ります。ちょっとハードに聞こえますが、2010年当時からずっとそのまま。

他にもいろいろ課題があるので、がま口の基礎は1日でサクッと体験できるようにしたのです。

Yさんが初めて作った丸い口金のポーチ。花柄の布にはゴールドの金具をチョイス。タッセルの色がぴったりです。

そして、角型のタイプの大小2つ。ブルー系のストライプにはブラックメタルの金具。

南仏プロヴァンスのサンドベージュの生地を使った大きめバッグにはチェーンストラップ。

大きいタイプは自宅で口金を取り付け、3つとも無事に完成。タッセル、ストラップなどのアクセサリーの選び方がおしゃれです。

ご希望者だけが受講する選択制の「がま口ポーチ3種」の課題、もう少し皆さんの受講作品を紹介したいのですが、長くなってしまったので別の記事であらためて。

<番外編>

がま口と言えば「カエル」。今回は番外編として「カエル」のアートにちなんだ話題を。

カエルのモチーフが入っているステンドグラスがあるチャペルを紹介します。

ナチュラルな木のシャンデリアとカラフルなステンドグラスがあるこじんまりした素敵なチャペル。中央の丸いシャンデリアには、

カエルくんがいるのがわかるでしょうか?

この赤いマフラーをしたカエルの名はケロヨン。キャラクターの生みの親は影絵画家の藤城清治氏です。

ステンドグラスがあるのは、那須高原にある藤城清治美術館の敷地内のチャペル。ウェルカムキャットが出迎えてくれる素敵な美術館なのです。

カミソリを使って1つ1つ緻密に切り抜かれた切り絵を使った、ファンタジー溢れる藤城先生の影絵の世界。

上は2011年に開催された「藤城清治 自宅スタジオ展」に展示されていた1枚です。(子供の頃から親しんできた藤城先生の素晴らしい作品を自宅スタジオで鑑賞できるという宝物のような展覧会で、大感激でした)

今年102歳になられた藤城先生。今もお元気で創作活動を続けておられます。→家庭画報のお祝いの記事

 

 

古い時代の優雅な手書き文字|貼って作る封筒ポーチ&カルトナージュ

2014年に書籍に掲載した封筒ポーチ。内側に使ったのは古い時代の手書きの文字(英語)のプリント生地。

カルトナージュにもいろいろ使っています。

画像など追加していきます

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6月初めのちょっとしたクイズ、こちら↓に答えを書きました。正解はテキスト(文字・文章)柄です

カルトナージュ&バッグと小物の基礎作品(ブック型ソーイング、ペルメルなど) Wさんの受講作品

 

カルトナージュの小さなソファとファスナーポーチの思い出|ベージュにピンクの薔薇の生地

すずらんと母の日のある5月に紹介しようと思っていた、手のひらサイズの小さなソファ。

もともとミニチュアが好きなので、カルトナージュの手法を使って遊びで作った小さな作品がいろいろありますが、教室の課題ではないので箱に入れて保管したままでした。それをコロナ禍のステイホームで引っぱり出して撮影した写真です。

このサイトのIT関係の作業がなんとか一段落し、大きめ画像も載せられるようになったので、サイドディッシュのような感じで少しずつ紹介していけたらと思っています。

このソファに使ったピンクの薔薇の生地。

2015年3月「YKKものづくり館」で開催した【縫わないファスナーポーチ・ワークショップ】の布キットに使ったものです。

YKKさんから依頼された20人程のイベントで、たくさんの種類を用意した時の画像。

縫わずにボンドで作るファスナーポーチ(裏地付)|YKKさん主催ワークショップのキット作り

鎌倉スワニーさんで購入したイギリスのCLARKE&CLARKE(クラーク&クラーク)の布。

この生地、実はちょっと思い出があって、イベントに参加してくれた男の子が選んでくれたものなのです。

ワークショップの日はちょうど3月14日。少年は、お母さんのホワイトデーに手作りのプレゼントを作るため、お父さんと一緒に参加してくれたのでした。

 

そして時は流れ、コロナ禍がまだ続いている数年前の春。すずらんと一緒に、前に作った小さな作品を撮ってみた時の写真です。

何か物足りないなあと、脚先のアクセントとタッセル飾りをつけて。

あれからもう11年。スヌーピーのTシャツを着た男の子は大学生くらいでしょうか? この布を見ると、ファスナーポーチの少年と優しいお父さんを思い出します。

父の日ももうすぐですね。

 

こちらの記事に画像など追加しました

すずらんのフレームの贈り物|紙で作る軽量フレーム(皆様の作品より)

すずらんの日によせて|すずらん柄ペーパーの蓋付ボックス(皆様の作品より)

 

カルトナージュ&バッグと小物の基礎作品(ブック型ソーイング、ペルメルなど) Wさんの受講作品

「カルトナージュ」「バッグと小物(縫わずに貼って作るシリーズ)」の基礎作品より。

ちょうど今月「ペルメル(リボンボード)」「ブック型ソーイング」を受講する方がおられるので、少し前に素敵に仕上げて下さったWさんの作品を紹介。2005年頃から長く続いているオリジナルのベーシック課題です。

 

平日に仕事をしている方も多い週末の土日クラス。せっかく参加するからには1日クラスでじっくり作品制作に取り組みたいという方も多く、日が暮れる頃の机の上はカオスに。一方で、作品は素敵に仕上がっていきます。

「早く難しい作品に進みたい」「いろいろなものを作ってみたい」と、効率よく1日に基礎作品を2つ受講する方も多く、Wさんもそのお1人。

リクエストに応じて「カルトナージュ」「バッグと小物」のアイテムを1つずつ組み合わせてきました。

「曲線ラインのバスケット」「ダブルポケットポーチ(スカラップ)」。構図、色合わせ、装飾とも完成度が高く素敵です。

 

最初の画像の中にある、ラベンダーの生地の作品は『ブック型ソーイング』と『手帳型のファスナーケース』。『ブック型ソーイング』は2006年の5月/6月からスタートしたので、ちょうど20周年を迎えた課題です。→メインサイトの記録はこちら

青紫のラベンダーに、グリーンのアクセントがさわかやです。

さて、ここでクイズです。

今回、Wさんの受講作品を7つ紹介しましたが、使った材料ですべてに共通しているのは何でしょう?

ラベンダー?  残念ながらハズレです。素敵なボックスの大きめ画像も掲載しておきますね。

答えは6月15日頃に。

<クイズの答え -6月14日追記->

答えは「テキスト(文字)柄」 です。

どの作品も「文字や文章の柄(テキスト柄)」が使われているのです。 「答えはフランス?」と思った方も惜しい。上の横長ボックス以外はフランスの布&フランスのモチーフですものね。

テキスト柄がお気に入りのWさん、「ファイルカバー」にもテキスト柄を素敵に使っておられました。(バッグもおしゃれです)

新緑の季節のデニムのバッグと大型収納 

緑のグラデーションが美しい5月の空。

カジュアルに使えるデニムのバッグについて紹介したのは、10年前の2016年5月でした。

デニムで作るバッグとポーチ-緑まぶしい季節の大人のデニム

ダークカラーのデニムは好きな材料の1つで、縫わずに貼って作るシリーズでもデニムのバッグを自分用にいろいろ作っています。

動作が雑なうっかり者にとっては、汚れが目立たないのが一番大事。ボンドが少し剥げてしまっても、また貼って直せばいいので楽なのです。

今回紹介するのは、バッグではなく、デニム生地を使った大型収納。バッグ類を作ったのと同時期の2014~2017年頃に作った実用品です。

通常のカルトナージュとは少し違う手法で作る「紙で作る家具と収納」シリーズ。

教室には少しデザイン違うタイプが2個置いてあって、中には作品サンプルなどがぎっしり入っています。(かなり大きいサイズ)

もともとは別の用途で使っていたものを、2020年のコロナ禍で教室を休んでいる時に使わないサンプルを収納するために引っぱり出してきて、それ以来ずっとそのまま。

当時、このサイトで紹介しようと写真を撮ったのですが、すっかり失念していました。

2種類あるので、記録として画像など追加していきます。

縫わずに貼って作るバッグと小物 冬から春、そして初夏へ

カルトナージュのトピックが続いたので、「縫わずに貼って作るバッグと小物」より

2006年ごろから取り組んでいる「貼って作るバッグと小物シリーズ」。日常使いのバッグやポーチから、茶道や着物と合わせる実用品まで、いろいろなアイテムを作っています。

 

2013年刊行の書籍には一部の作品を紹介しましたが、教室ではもっと多様なバリエーションや作品があって、画像などの整理や分類が大変。そこで、数年前、写真を撮ったものをシーン別に組み合わせてみたのが、下のようなコラージュ画像。

 

画像ファイルから写真を探して1つ1つ切り取って作るので、すごーく時間がかかるのが難点ですが、1つの帯に複数のアイテムを入れて分類できるのがメリット。自分でも過去にどんなサンプルを作ったか、忘れてしまうからです。

季節のファッションに合わせるバッグ類は、冬と春では素材や色が違ってきます。市販のバッグを探すのではなく、自分が使いたいものをササッと作れるのはかなり便利。

教室でも、それぞれ自分の好きな材料で作るので、同じ課題でも全く違うイメージになるのがバッグや小物シリーズの楽しいところです。

 

冬から春。そして風薫る5月へ。画像をクリックすると以前の投稿記事が開きます。

組み合わせる画像は全て自分で撮った写真を使っています。

 

まだ紹介していないアイテムが多く、まとめきれていませんが、Cami Decorで紹介した作品のコラージュ画像一覧はこちらから↓。ご興味のある方はチェックしてみてください。

季節やシーンに合わせて|縫わずに作るバッグと小物|No Sew Bags Collection

<春から初夏のシーン別(抜粋)>

<秋から冬のシーン別(抜粋)>

 

ディープピンクの鶏頭(ケイトウ)とベルベット調のアクセント

鶏頭(ケイトウ)の花の色がぐっとオシャレになったのはいつ頃からでしょうか?

切り花として長持ちするし、色が褪せてドライになってからもアンティーク風に楽しめるので、毎年秋になると、暖かみのある深い色のケイトウを買うのを楽しみにしていたのですが、今年はいつもの花屋さんに行く機会がなくて残念です。

下の画像は2016年のもの。ケイトウの花のフリルのような形とこのボリューム感は独特です。

・・・と書きましたが、実は、このフリル部分は花ではなく、帯化(石化)と呼ばれる植物の奇形の一種が定着したものだそうです。花はフリルの下にあるぶつぶつした部分のようで、そういえば、ドライフラワーにしてみた時、フリルの下に黒い小さな種が沢山出来ていたのを思い出しました。

 

ふっくらと温かい感じがするのは、厚みとこの毛のせいでしょうか。ベルベット(velvet)※1のような艶やかな光沢もあって布のよう。やはり不思議な植物です。

 

寒くなってきた時に使いたい暖かみのあるディープピンク、今回はその中でもベルベット調の起毛がアクセントになっている作品を紹介します。

鮮やかな紫系のピンク色。ショッキングピンク、紅紫(こうし)色、マゼンタピンクの仲間に入るのでしょうか。その他にもアザレアピンクという色もあるようですが、ぴったりの呼び名が見つかりません。

明るくて元気が出る色なので何かを作っていると楽しい。でも結構強くてインパクトがあるので、アクセントに使ったり、他の素材や柄物と組み合わせたり。カルトナージュの中でも小さめの作品や、バッグと小物に使うことが多いかもしれません。

 

このディープピンク、フラットな布(上)よりもベルベット調の起毛素材になると、陰影と光沢が出て、ぐっと落ち着きが出ます。

この画像は教室に参加して下さった皆さんの作品です。インテリアファブリックを使うと大人っぽくシックに仕上がりますね。ディープピンクのベルベット調の起毛素材がそれぞれ素敵なアクセントになっていて、楽しそうに作っておられた皆さんの顔が浮かびます。

 

Kさん制作の眼鏡ケースB(上の画像左下)。私もおそろいの布を持っていて、前にがま口ケースを紹介しました。2013年頃に自由が丘のBeautiful Days(ビューティフルデイズ)さんで購入した生地で、今でも取り扱いがあるようです。(素敵なインテリアファブリックが見つかるお店です)

そして、当時一緒に購入したのが下の水玉の生地。2013年発刊の「ボンドで貼って作るバッグとこもの」の書籍に掲載する候補だったのですが、大きさなどの関係で見送りに。※2

その後、2015年1月のコニシさんの社内報の表紙イラストのモデルになった作品です。(接着剤を使ってバッグを制作している作家としてご紹介いただきました。バッグの後ろに描かれている雪だるまのイラストがほっこりします)

水玉にはディープピンクだけでなく淡いピンクも使われています。

どこかしらナチュラル感があるのは、麻やサンドベージュ、こげ茶などのアースカラーが組み合わされているからでしょう。

同じようなピンクの濃淡の起毛素材&白い色のストライプの生地を持っていますが(下)、こちらは意外と使うのが難しい。

このストライプの生地を使って失敗した例を紹介しようと思いましたが、長くなってしまったのでそちらは次回に。

今年は急に寒くなってきています。皆様、暖かくしてお大事にお過ごしください。

 

※1 ベルベット(velvet)は英語で、ポルトガル語ではビロード(天鵞絨/てんがじゅう)。ビロードは16世紀(安土桃山時代)にポルトガルからが日本に入ってきたそうです。ビロード(ベルベット)、べロア、別珍(べっちん)、コーデュロイ、光沢のある起毛材料を表す言葉は、厳密にいうとそれぞれ区別があって使い分けなければならないのですが、ここでは「ベルベット調」という表現でまとめています。

※2 起毛の水玉の生地は、色違いを以前紹介しています。

貼って作るバッグ・イン・バッグー水玉のマチ付ショルダーバッグ

 

秋の実りとカーキ色-オリーブグリーンの大型収納(2010)とバッグ

気持ちの良い秋晴れの日が続いています。今年は長梅雨や猛暑で大変でしたが、台風の上陸がほぼなかった珍しい年だそうです。

秋の果物や木々の葉に台風の被害がなく、秋の実りや紅葉を楽しめるのはありがたいことですね。

上は2018年に旅先で撮った写真。いい感じに古びたアイアンのテーブルに葉っぱがついた栗やりんごがさりげなく置かれていて素敵でした。くすんだ緑色のモスグリーンやオリーブグリーン、カーキ色は秋になると使いたくなる色です。

そこで今回はオリーブグリーンというか緑系のカーキ色の材料を使った作品画像を2つ紹介します。落ち着いた暗めの緑色ってそれぞれ微妙に違う色で何と呼ぶか迷うけれど今回は「くすんだオリーブグリーン」ということに。

1枚目は「紙で作る家具と収納シリーズ」より2010年に作った大型の収納。紙で棚や収納を試作していた時の作品で手前に曲面が入った変な形。見た目と違って結構便利なので、長年教室の隅に置いて収納として使っています。格子状のリボンが入った天板部分は起毛のベロア調生地です。

次の画像はバッグ2種。ショルダーになる小ぶりのものと大型のトートバッグ。バッグ・イン・バッグとして使えて便利です。2015年頃に自分用に作ったもので、用途に合わせて設計できるのが便利なところ。旅行の前日に慌てて作ることも多いのです。

この時は秋冬ファッションに合わせるため緑系のカーキ(くすんだオリーブグリーン)をチョイス。アクセントにブラックの本革を合わせてシンプル&モダンな感じにしてみたのでした。

華やかではないけれどさりげなくて落ち着く色。好き嫌いは分かれるかもしれないけれど、個人的にオリーブやカーキは安心できる秋色です。

 

※10月6日の金木犀の写真のページに画像や文章を追加しました。

金木犀の香りと江戸東京たてもの園(2017)、『千と千尋の神隠し』の引き出し

 

「貼って作るバッグとこもの(2014年刊行)」改訂新版(2018年)のお知らせ

2014年刊行の書籍『ボンドで貼って作るバッグと小物』の表紙が新しくなり、2018年1月27日に改訂新版が出ました。内容は2014年版と全く同じで、カバーのみのリニューアルです。

電子書籍にもなっていて、紙の本の在庫がなくなり次第、電子のみに移行していく予定だそうです。(2019年9月)→書籍の内容やアイテムはこちらから

バッグ類、封筒ポーチ、眼鏡ケース、小物入れ(コインケース、ジュエリーケース)など33アイテムの作り方を載せています。

貼って作るバッグと小物ー基礎作品ACamidecor1710-1

オレンジの格子柄ボックス(2005)とボツになった「ゆるカワ」小物

最近の飾りかぼちゃはサイズも形もさまざま。南瓜の形ってもともと可愛いけれど、円盤やひょうたんみたいなフォルムもとぼけた感じで見ていてほっこりします。

12年前の2005年に作ったオレンジ色の収納箱(ブック型の箱)。色が合うので撮った1枚です。

下は当時の写真。カメラも違うし夜の照明なので色が違って見えますね。

3㎜の厚紙で頑丈に作ったので今でも利用しています。お揃いのノートカバーは教室の記録ノート用、もうボロボロですが。

カラフルなチェック柄の布は、テーブルクロス用に売られていたものを旅先で購入したもの。目立つし丈夫なので自分用のグッズとしては良いけれど、ちょっと子供っぽくなるので教室の課題用にはほとんど使っていません。

なので、失敗してもいい作品の試作に使うことが多くて下はその1つ。縫わずに作ったピンクッション「ビスコーニュ」のサンプルです。

2013年に書籍用の仕事で「ボンドで貼って作る小物」を考えている時に夜なべで試作してみたもの。編集者さんとの打ち合わせ用に工程の写真も撮りました。

「ボンドで貼って作るバッグと小物」の本は子育て中のママや忙しいOLさんがボンドを使ってさっと作れるアイテムで…というコンセプトをいただいていていたので「ゆるかわ(ゆるい感じで可愛い)」を目指してみたのですが、あまり上手にできなかった。

下は打ち合わせ用の写真。ふっくらハートやタグなども作り、教室で皆さんに見せたら微妙な反応。特にタグにはダメだしされました。”ゆるくて可愛い”を作れる人に憧れますが難しいですね。「ボンドさいほう上手」を使っています。

結局、書籍用のバッグやポーチは教室用に考えたものが沢山あるのでそちらを掲載することに。↑の小物は本のアイテムとしてはボツでした。

その時考えた「ボンド裁ほう上手」で作る八角形のピンクッション「ビスコーニュ」。ハギレで作れるし、手にのせるとふっくらして個人的には結構気に入っているのです。

だから結構大事に保管していて、先に紹介したオレンジの箱に「ボツになったゆるカワ小物」がこちゃごちゃと入っています。

「ビスコーニュ」の他の作品や作り方は↓のページで紹介しているので、興味のある方はぜひ挑戦してみてください。

ボンドで貼って作る八角形のピンクッション-Biscornu(ビスコーニュ)

雛祭りの手鞠寿司みたいな八角形のピンクッション(ビスコーニュ)-縫わずにボンドで貼って作る方法

ちいさなリンゴと宿り木と冬のミニトランク風バッグ(2015年)

4,5年前に旅先で買った赤い起毛模様のインテリアファブリック。イギリスの生地なのですが、大きな作品にするには派手すぎて、数年間使わずそのままになっていたものです。

2014-2015年に「ミニトランク風バッグ」のサンプルを作る際に使ってみたけれど、春夏にはやっぱり暑苦しすぎて、いつも収納の中。

寒い季節になると「ああ、そういえば・・・」とひっぱり出してきます。

なんとなくプレゼントの箱みたいに見えるので、クリスマスアイテムと一緒に撮ったのが上の画像。右端にちらりと見えるのがそのトランクですが、先に紹介したミニトランクとは構造、作り方が全く異なる作品です。

・・・色が合うかな?と、ガラスのトナカイとツリー、大小のりんご、ヤドリギと一緒に撮ったのですが、赤いファブリックの存在感がありすぎて、まるでトナカイが得体のしれないトランクを見て怖がっているような微妙な写真になってしまったので、まずはちょっぴり写っているものをチョイスしました・・・

そういえば、2016年は宿り木(やどりぎ/ヤドリギ)との出会いがたくさんありました。機会を見つけて紹介したいなと思っています。

 

フェイクファーのバッグと緑色の紙ばさみ(袱紗)-過去のクリスマスリース

11月も後半になると、街やお店はすっかりクリスマスの装い。コートやダウンジャケットを着ている人も増えて、本格的な冬支度の時がやってきます。
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今年はとりわけフェイクファーのバッグや、ファーのポンポン(ころんとしたタッセル)をお店で目にするように思うのは気のせいでしょうか。冬のファー(毛皮)はやっぱり暖かいし可愛い。

カルトナージュから枝分かれした「縫わずにボンドで貼ってる作るシリーズのバッグや小物」にも、時々使っているフェイクファー。

下は教室の課題のために自分で使ってチェックする試作品で、貼って作るバッグと小物の書籍では紹介できなかったアイテムです。(今はちょっと古びた感じになってきました)
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グレーと黒のバッグはフェイクファーを取り外しできるようにして、必要のないときはシンプルに使えるように作ったもの。ファーの幅が太いのが気になって昨年は使わなかったけれど、今年は大丈夫かも。

余ったファーはポンポンタッセルにするのがおすすめです。

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光沢のある金茶系のポーチバッグ(右)は小物入れやミニバッグとして使えるタイプ。ちらりと見えているグリーンの作品は袱紗(ふくさ)シリーズの中の1つで、2つそれぞれ大きさと構造が違います。※2

筒形バッグは以前「フエルトで作る簡単アップリケ-クリスマスモチーフ」で紹介したもの。

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今年もあと1か月あまり。「ああ、今年も中途半端でやり残したことが沢山ある・・・」→「反省」→「来年こそは!」→「あっという間に暑い夏が来て、また年末に反省・・・」のループが続いている上、だんだんやり残しのボリュームが増えて積み重なっているような・・・。

下の画像は昨年(2015年)のリース。チョコレート色のボールは2007年に教室のSさんからいただいた素敵なリースに使われていた思い出のもの。

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たしかグリーンの土台を作って1週間以上放置したままだったので、飾りをつけたときには乾燥状態に。(画像でもうるおいがなくなりつつあるのがわかります↓)

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今年はまだ何も手をつけていないので、まずはこのページでちょっぴりクリスマス気分を。皆様、よい12月をお過ごしください。

 

※1 フェイクファーをアクセントに使ったバッグと小物はまだいろいろあるので、整理できたものから掲載していきます。

冬の日のフェイクファーバッグ -ゼブラ柄やファーのポンポン

※2 金封を入れて持ち歩くときに便利な「袱紗(ふくさ)、紙ばさみシリーズ」。教室のレッスン課題には、用途や和、洋に合わせてカルトナージュで軽量に作るタイプがあります。簡単に作れる方がよい場合は、書籍に紹介したソフトタイプの「フラットポーチ」でも代用できます。

昨年(2014年)のクリスマスリースとモスグリーンの天使柄の作品

ミントグレーの収納家具、葡萄色の作品とミニバッグ2種

11月の第3木曜日は、ボージョレ・ヌーヴォー(フランス ブルゴーニュ地方の南部、ボジョレー地区の新酒ワイン)の解禁日、今年は11月17日。

11月のボジョレーヌーボーの季節に、グリーンのフレームボードを紹介したのは2014年のことでした。
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お酒やワイン・・・というより(←嫌いじゃないけれど)、葡萄が好きなので、今年も画像を数枚・・・。

夏から秋はブドウ好きにとっては幸せな季節。スーパーの果物売り場にはみずみずしく実った色とりどりの葡萄。・・・巨峰、甲斐路、ピオーネ、オリンピア、ロザリオビアンコ、シャインマスカット・・・のほか、昔おなじみだったデラウェアなんかもたまに見かけるとなつかしい・・・。

そして、11月はお店から国産ブドウが消えていってしまう、ちょっとさびしい季節。つやつやした赤いリンゴや蜜柑の脇で、ちょっとしなびかけたブドウのパックを見つけると、「また来年・・・」と思いつつ名残惜しくて買ってしまったりするのです。

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・・・と、ブドウの話で終わってしまいそうなので、ここで作品の画像を1枚。2010年ごろに作った紙の家具、曲線ラインの収納棚(シェルフ)です。※1

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ちょっとした空きスペースに置きたくて作ったシェルフ。軽くて使い心地が良いし、画像に残しておかなくちゃ・・・と、上の画像を撮影したのは2012年。棚にはカルトナージュのフレーム付の箱やバスケットなど紫色の作品を置いています。

葡萄色、ボルドー、ワインカラーなど、深みのある紫は、どちらかというと大人の色。全体を引きしめる役割をしてくれたり、組み合わせによって雰囲気が変わります。

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砂色、麻色と合わせると、ブルーグリーンの背景よりもシックなイメージ(上)。

下は上と同じシェルフに「超軽量ミニバッグシリーズ(2010年~)」のサンプルを置いて撮ったもの。ミニカメラが入るグリーンのストライプの「長方形のミニバッグ」と、紫×黄緑色のチェックの「筒形のミニバッグ」です。※2

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あれ?この配色、どこかで見たような・・・。

camidecor1800-1・・・と思って、旅先で撮ったブドウ畑の画像と比べてみたら、カラーチャートがかなり近い。ターコイズ(トルコ)ブルー以外は結構一致しています。

camidecor1798-4ブドウの写真を撮ったのはシェルフの写真を撮った数年後なので、全くの偶然ですが、好きな色とか配色って、経験や文化、嗜好などが何かしら影響するのでしょう。(私の場合はブドウ好きということ???)

また、色は光によって違って見えるもの。同じ木の葉も光の入り方によって、ブルーグリーンに見えたり、イエローグリーンに見えたり。自然の光のマジックは時々はっとするような美しい色を見せてくれます。

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ここ数年、写真がデジタル処理できるようになったり、スマホの登場で簡単に色やイメージを変えられるようになったので、誰もが簡単にイメージに合わせた画像を作り出せるようになってきました。雑誌やテレビで見る写真や映像もずいぶん変わってきていて、その変化の速さには驚くばかり。
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文明の利器が、人の色の好みや流行に今後どんな風に影響を与えるのか・・・興味深いところです。

※1 「紙で作る家具と収納シリーズ」は白い作品が多い中、こちらは灰色がかった青緑。灰色がかったブルーグリーンは、シャビーシックなインテリアの家具にも使われることがある色で、ちょっと表現しにくい色ですが、ミントグレーという言葉があるようなので、とりあえずその色ということに・・・。こちらのページでハウスボックスを置いているのは別のタイプのシェルフです。

※2 カルトナージュというよりバッグと小物に入る、古い課題で、楽しく作れる作品。こちら(花飾りのちいさなバッグ)こちら(大型シェルフとミニバッグ)のページにもちらりとうつっています。

<追記>Cami Decor(かみ・デコ)のページで紹介した、秋の茶色、紫、ブルー系の一部まとめ。・・・繰り越しになっている過去の画像などいろいろあって、何を掲載したのかのチェックと備忘録に・・・(クリックすると記事が開きます)

 

 

デニムで作るバッグとポーチ-緑まぶしい季節の大人のデニム

新緑の間からこぼれるキラキラした光や、そよ風が清々しくて過ごしやすい5月。

ゴールデンウィークの休日モードでスタートするからか、コートの必要がないからか、ファッションもカジュアルで着心地良いものを選ぶことが多くなります。

そんな季節に気軽に持てるイメージで作った「デニムのバッグシリーズ」。

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デニムって、男女問わず子どもからシニアまで、みんなで一緒に楽しむことが出来るめずらしい素材。丈夫で汚れにくい上、ストリートファッションから上品なカジュアルまで、いろんな風に変身できる優れものの材料・・・。

クラフトの材料としても扱いやすいので、バッグの作り方やデザインを考える時のサンプル制作によく利用しています。

<デニムのバッグ、クラッチ&ショルダーいろいろ>

下の画像はサンプルとして作ったバッグの一部。

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ミニショルダーやクラッチバッグだけでも6,7種類あって、色や大きさ、作り方を少しずつ変え、強度や実際の使い心地などチェック。

ちょっとおしゃれに持ちたい「大人のデニム」はチェーンストラップと組み合わせてもOKです。

<ミモザの花束とプロヴァンス生地の舟形トート>

2014年に出版された「ボンドで貼って作るバッグと小物」の本でも、「舟形トートバッグ」のページに、デニムをアクセントとして使った作品を掲載しています。

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企画の際に「エレガントな材料ではなく、カジュアルで親しみやすい柄物を使ってほしい」という要望があって、材料選びがなかなかうまくいかず難航した仕事・・・。バッグって、無地やストライプだとイメージしやすいのですが、カジュアルな柄物となると結構難しいのです。

締切の撮影日もせまり、切羽詰まった中で収納の奥からひっぱり出した、カルトナージュで使った南仏プロヴァンスの生地。

「多分ボツだろうけど、この布でも作ってみようかな・・・」

バッグのアクセントにデニムを使ったのは、ちょっとした遊び心で、”デニム”という名前の由来が南フランスのニーム(Nîmes)という町からのものだから、でした。※1

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撮影日は、まだ寒い2月初め。都内に雪が降ったあくる日のこと。なんとか全ての作品を作り終え、スーツケースに入れてスタジオへ・・・。

3,4個持って行った舟形トートの中から、スタッフの皆さん(編集のMさん、スタイリストさん、カメラマンさん)が撮影用に選んで下さったのは、デニム×プロヴァンス生地のバッグでした。


スタイリングにミモザの生花を準備してくださったのは、偶然だったのでしょうか。

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使いこまれた古い木のテーブルの上に、自信がなさそうに置かれたバッグとミモザの花。締め切りぎりぎりだったりと仕事への反省が多くてちょっぴり冬模様の心に、南仏やイタリアを思わせるミモザが光を注いでくれるような気がしたのを、あの時のバッグを見るたびに思い出します。

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和やかな雰囲気の中で楽しく終わった撮影の後、スタイリストさんからバレンタインのチョコレートとミモザの花をいただいて外に出ると雪はすっかり解けていて、なんだか心もほっこり。

帰宅後、あらためてスタッフの皆さんのプロフェッショナルな仕事や細やかな配慮に感謝しながら、こんな風にして共同作業で作られた本が、どこかで誰かの役に立つといいな・・・と感じた3年前の撮影の1日でした。

<ワンランク上のテクニックで作る”貼って作るバッグと小物”>

さて、話を1枚目のデニムのショルダーバッグに戻しましょう。「バッグと小物」の書籍を出版してからしばらくは、本に紹介した簡単なアイテムを中心に紹介してきましたが、今年は、自分用や教室用に考えてきた、少し難しめのバッグや小物の画像も少しずつ紹介しています。※2

下のバッグはそんな1つで、複数のテクニックを組み合わせて作ったもの。カメラ、スマホ、小さな財布、ポーチ・・・など入れたいものがしっかりあって、でも重いバッグは持ちたくない。そんな時に気軽に持てるように考えました。→冬の黒いバッグと同じタイプ
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ショルダー用革紐とタッセルは、市販のバッグの取り外し可能なものを利用。革のミニタッセルや革のストラップは、以前紹介したように手作りするのも楽しいのですが、最近はチェーンやストラップなど取り外しできるものも多いので便利です。

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小物用のポケットは外側1つ、内側に2つ。市販の大きなバッグに入れてバッグ・イン・バッグとして使ったり、カメラを入れたり・・・。気軽に使えて便利なデニムのクラッチ&ショルダーシリーズです。※3

 

※1 デニムの語源は「Serge de Nîmes(セルジュ・ドゥ・ニーム)」=「南フランスのNîmes(ニーム)のサージ織(綾織り)」とされ、「Serge de Nîmes」→「De Nîmes」→「デニム」となったといわれています。また、ジーンズの語源はイタリアのGenova(ジェノバ)に由来するとも言われていて、アメリカのイメージがある「ジーンズ&デニム」の起源がヨーロッパというのは興味深いな・・・と思います。

ちなみに海辺のストライプ-デュフィのブルーとオレンジ色で紹介したバッグも南フランスの生地とデニムを合わせています。こちらは無意識に選んだ組み合わせでしたが、やっぱりデニムには南フランスのDNAが引き継がれているのかもしれません・・・。

※2 「ボンドで貼って作るバッグとこもの」の本では、「クラッチバッグ(ショルダーにもなるタイプ)シリーズ」の中で一番簡単に作れる「基本タイプ」を紹介しています。デザインや組み立てがややこしくならないように、とか、寸法もシンプルに見えるように6の倍数で、とか、できるだけわかりやすい形にしてみました。金具や細部など様々な工夫や応用でいろいろと変身できるアイテムです。

※3 1枚目のコラージュ画像、真ん中はシルバーグレイと桜色2 -春のバッグ2種で紹介した「Dolce(ドルチェ)」バッグの色違い。こちらはちょっと面白いシリーズなので、また別の機会に・・・。

 

海辺のストライプ-デュフィのブルーとオレンジ色

シルバーグレイと桜色2 -春のバッグ2種

シルバーグレイと桜色2 -春のバッグ2種

前回に続き、グレイと桜色の組み合わせから。(3月半ばから4月初めに掲載予定だった画像です)

冬から春へ季節が移り変わる3月。少しずつ春めいてくる陽射しに合わせて、ファッションやバッグも明るめの色を持ちたくなってきます。

下の画像はグレイのプリーツトートとオリジナルデザインのバッグ。どちらもミシンは使わずに接着剤(ボンド)で貼って作ったもの。

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プリーツトートは前回も紹介したシルバーグレイ(銀鼠色)の生地。柄はいらないけれど無地のバッグだと寂しい時、プリーツは程よいアクセントになってくれます。

白と黒がアクセントの小ぶりのバッグ(右)はショルダーやポシェットになるタイプ。軽くてしっかりするようにちょっと変わった作り方を考えました。材料によって表情が変わるのが楽しくて、色や材料違いでいろいろ作っています。※1

バッグに使った少し暗いグレイは、スレートグレイと呼ばれる色。

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スレートいうのは石版や屋根材としても使われる粘板岩のことで、フランスの北西部やパリでよく見かけるグレイの屋根にも天然スレート(仏:アルドワーズ/ardoise)が使われています。

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日本の天然スレートで思い出すのは、東京駅の赤レンガ駅舎(2012年10月完成)。ドーム部分の屋根に使われているのは宮城県石巻市の天然スレートです。

2011年、東京駅復元工事で使うはずだった天然スレートが東日本大震災の津波で流され、その後、大変な中で救い出された4万枚のスレートが屋根に使われているそうです。

→詳しいエピソードはNHK美の壺(東京駅)やニュースサイトなどに

※1 このバッグには「Dolce(ドルチェ)」という名前をつけました。マチ付きトートやらマチ付きバッグやら、似たような名前が並んでレッスンの際に混乱が生じているので・・・。

春を告げる黄色い花と黄色のバッグ

ミモザ、菜の花、水仙、黄色いパンジーなど、春を告げる黄色い花。黄色って、見ているだけで明るい気持ちになります。

縫わずに貼って作るマチ付きトート。黄色いミニバッグ、カルトナージュのハンドバッグ型ダブルボックス(2008~2009年)。

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縫わないバッグ(No Sew)シリーズ、教室の定番のマチ付きトートソフトタイプ。2014年の2月に書籍用に作ったサンプル作品です。

 

マチ付きトートとオフホワイトのポーチ-布にシミがついた場合

海辺のストライプ-デュフィのブルーとオレンジ色

以前このページで紹介した、黄色をアクセントに使ったバッグやカルトナージュの画像。クリックすると関係のある過去記事やAtelier Fa-Decorのページが開きます。

このページを始めて3年。今さらながらですが、いくつかの機能の使い方を覚えたので、上の方にメニュー(ナビゲーションメニューと呼ぶらしい・・・)を設けてみました。・・・「作り方」の項目などを探す時にはメニューからどうぞ。

また、昨年の秋冬から途中になったまま未掲載の画像がいろいろあるので、下のページ(↓)に随時追加し、少ししたら秋冬に移動するつもりです。(季節に逆行しますが、作品の記録&紹介画像なのでお赦し下さい)

冬に活躍する黒やツイードのバッグと小物

冬に活躍したツイードやフェイクファー(人工の毛皮)を使った自分用のバッグや小さな財布。中でも旅行用に細かいサイズを考えて作ったものは、かなり便利に使っています。

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教室用の課題サンプルや書籍用にはあまり使わない黒い色の作品。なぜなら黒って印が見えにくいし、サンプルとしては構造やディテールがわかりにくかったりするのです。

とはいっても洋服やコートに合わせたり・・・を考えると黒いバッグは冬の必需品。同じ黒でも材料によって雰囲気が変わるので、TPOに合わせた材料選びが楽しめます。

下はイギリスのツイードを使ったバッグや小物から。Camidecor1723-3

シャネルバッグのイメージが強いLinton(リントン)社のツイードですが、オレンジの糸が入ったツイードのミニバッグ(スマホサイズ)はブリックタイル(煉瓦)の建物の色にも合うような気がして、風景とコラージュしてみました。

<画像の15アイテム>

四角いトートバッグ(ポケット付)、ファー付の台形バッグ、クラッチショルダーバッグ(黒ツイード)、角型ショルダーバッグ(カメラケースにも)、クラッチバッグにもなるポーチ、ツイードミニバッグ(ファスナー)、半円ポーチ、小さなお財布2種 など