ひな祭りのある3月には、雛道具にちなんでカルトナージュの小さな作品や引き出しなどをテーマに画像を紹介してきました。
下の箱もその1つ。「シークレットボックス」と名付けたシリーズの作品の応用タイプで、手のひらにのる大きさ。小さいと言ってもミニチュアではなく、ハサミや針などが入るお針箱です。

以前紹介した記事はこちらから↓
内部は小さな引き出しがあり、ピンクッション、ニードルブック(ブック型の針刺し)なども収納できるようになっています。

もともと小さいものやミニチュアが好きで、2007年から2008年ごろに楽しみながら作った作品。当初は教室の課題ではなかったのですが、「作ってみたい」という声に応じてレッスン課題(ご希望者のみ)となりました。
面倒そうに見えるかもしれませんが、基礎作品で学んだテクニックの積み重ねなので、意外とスイスイ完成していただけるのが嬉しい発見でした。
それぞれ好みの材料で、私のサンプルよりずっと素敵に仕上がっています。
<教室で受講された皆さまの作品より>
砂色のリネン/麻の、繊細な花柄や田園風景が描かれたシックなトワルドジュイ/Toile de Jouyを使ったTさんの作品。引き出しやピンクッション、トレイになる蓋の裏もお揃いの布を贅沢に使ってあります。
そのまま飾っても素敵なアンティークな雰囲気のボックス。アメジスト色のグラスビーズのタッセルがおしゃれです。

下は18世紀にフランスで流行したインド更紗風のモチーフの生地を使ったYさんの作品。赤い色のアクセントがアンティーク調の布を引き立てています。
ゴールドの金具や貝殻ビーズの白と赤のタッセルなど装飾を効果的に使うことで、可愛らしさがアップしています。

からくり箱のテクニックに加え、引き出し、細工物、文房具の技術も必要なカルトナージュの応用作品。お裁縫箱にこだわらず、それぞれのアイデアや用途で自由に制作していただけます。
簡単なブックカバーでも、複雑な箱でも、世界に1つだけのクラフト作品を自分の手で作る体験や楽しさは、まだAIには奪われていませんね。
上の画像も、皆さまが1つ1つ紙や布を切ったり貼ったりして地道に仕上げて下さったものです。


















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