2014年刊行の書籍『ボンドで貼って作るバッグと小物』の表紙が新しくなり、2018年1月27日に改訂新版が出ました。内容は2014年版と全く同じで、カバーのみのリニューアルです。
電子書籍にもなっていて、紙の本の在庫がなくなり次第、電子のみに移行していく予定だそうです。(2019年9月)→書籍の内容やアイテムはこちらから
バッグ類、封筒ポーチ、眼鏡ケース、小物入れ(コインケース、ジュエリーケース)など33アイテムの作り方を載せています。

2014年刊行の書籍『ボンドで貼って作るバッグと小物』の表紙が新しくなり、2018年1月27日に改訂新版が出ました。内容は2014年版と全く同じで、カバーのみのリニューアルです。
電子書籍にもなっていて、紙の本の在庫がなくなり次第、電子のみに移行していく予定だそうです。(2019年9月)→書籍の内容やアイテムはこちらから
バッグ類、封筒ポーチ、眼鏡ケース、小物入れ(コインケース、ジュエリーケース)など33アイテムの作り方を載せています。

チョコレートやココアを思わせる茶色に水色やアクアマリンブルー。
茶色やベージュと水色などのブルー系の組み合わせはしっとりした落ち着きに爽やかさが加わって、秋の晴れた日によく合います。
夏の暑さが落ち着いて風が涼しくなってくると身に着けたくなる茶色やオリーブグリーン、カーキ色。赤やオレンジの暖色系と組み合わせるのもいいけれど、クールなブルー系とのコンビネーションはあまり主張しないので使いやすいところが気に入っています。

そして、秋冬の季節に合う素材はテクスチャーも大切。風が冷たくなってくる秋の日、ふかふかと柔らかい起毛生地のポーチや小物は、バッグから取り出すときの手触りも優しく温かいのが嬉しいですね。
下は以前紹介した小物入れ(コイン・ジュエリーケース)。
もこもことした起毛(カットベルベットのような質感)のダマスク柄が特徴の、ざっくりとした風合いの生地。本来は椅子張りやカーテンなどに使われる、厚手で丈夫なインテリアファブリックを使った縫わずに貼って作るバッグと小物の実用品です。
長財布のような2つ折りの多用途ケース(紙ばさみ)はこちら↓の記事に
いちばん最初の写真は、カルトナージュの箱型バッグや縫わずに貼って作るバッグや小物のアイテム。
オーバル(楕円)の軽量バッグやカードケース、紙ばさみやがま口など、針や糸を使わず接着剤で作っています。

こちらのレザータッセルもハンドメイド。ご興味がある方は作り方をご参照ください。

Cami Decorで紹介した画像。クリックすると記事が開きます。
お茶を横にゆっくり読書を楽しみたい秋の日。気軽に持って歩けるバッグやポーチは必須アイテムです。

お天気の良い秋晴れの日、ふらっと街を歩いたり公園を散策したり。そんな時は重かったりいかにもブランド物というバッグではなくて、軽くてさりげないものがいい。
そんなコンセプトで身近な材料で自分用に作ったバッグやポーチ。できるだけ手作りっぽくならないようベーシックカラーでシンプルに仕上げています。下は作品のコラージュ画像。

デニムを使ったクラッチバッグの応用やミニボストンバッグ。フェイクファーの茶系のバッグ。実用的なファスナーポケット付のレザーポーチ(本革アクセント)は男女兼用で便利です。
少し大きめサイズの本革ポーチ(右上)は家族のリクエストに応じて。教室で「おじさんぽい!」という声があがりましたが、本当にオジサン用なので。もちろん若いビジネスマンでもOKです。
ファイルや道具などが入る大きなバッグは休日でもオフィスでもOK。内側にも外側にもポケットをつけて、自分にとってより使いやすい構造にできるのは、やっぱり手作りならではです。

秋の木洩れ日や枯葉色が美しい季節。ベーシックカラーのバッグ類は洋服とのとのコーディネートが楽な上、汚れにくくて重宝します。

<今回のコラージュ画像のアイテム> バッグと小物より13作品—アドバンス作品(応用アイテム)も含みます
●封筒ポーチ ●ファスナーミニバッグ ●クラッチバッグ(応用タイプA) ●ファスナーポーチ(ポケット&ダブル) ●マダム風クラッチポーチ(ポケット&ダブル) ●ミニウォレット(仕切りのある小さなお財布) ●マチ付きファスナーバッグなど
秋になると使いたくなる茶色、ベージュ、カーキ色。そして茶系と相性の良いベーシックな青系の色。
茶を黒と合わせるのも好きだけれど、茶系をブルー系と組み合わせると落ち着いた柔らかい印象になるのは青い色の持つ優しさでしょうか。私にとってはなんだかほっとする組み合わせです。 下の画像は「ふたのかたち・いろいろ」というテーマの1枚。
2006年に作った箱やバッグ型ケース、眼鏡ケースなど、ずいぶん前から使っている古い作品サンプルを並べて秋の木の実と一緒に撮ったもの。
昨年の秋に載せようと思っていたのに機を逃してしまい、今年に持ち越してしまいました。 ベージュの蓋には、小さな”どんぐり”とオリーブの葉。
そして、たった数個だけ実った貴重なオリーブの実、黄色く染まったどくだみの葉など・・・
家のまわりの小さな秋(ほとんどゴミ?)を拾って並べたもので、昨年掲載した長財布(多用途ケース)-秋の木の実を添えてにも登場しています。(下↓)
カルトナージュの箱やバッグに欠かせない蓋のデザイン。教室の課題を考える時は、シンプル、カジュアル、エレガントな材料全てにできるだけ対応できるように、蓋のデザインを複数作って準備します。※1
紅葉というと赤やオレンジに染まる楓のイメージですが、黄色く染まる秋の葉もやっぱり美しい。そして、黄金の葉が舞い散る銀杏(いちょう)並木には紺色やブルー系のファッションが良く映えます。
少しずつ冷え込む日も多くなってきて、いよいよコートやダウンジャケットの季節。秋冬のためのブルー&ベージュ系のバッグと小物(ハンドメイド)については、また別の機会に・・・。
<追記:教室の皆様の作品より、モノトーン・紺色の作品(基本のクラッチバッグA)を少し紹介>
別の記事でまとめるつもりですが、教室の皆様への参考画像としてまずはこちらに・・・
画像右上より・・・エミリオ・プッチのプリント生地、黒いべロアとインテリアファブリック、北欧のインテリア生地、Linton社のツイード、黒地に赤い持ち手のアクセント、エレガントなツイードにオートクチュール刺繍のコサージュ風ブローチ、ネイビーのグログラン生地と茶の持ち手。
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※1 蓋などの曲線デザインについて よくテンプレートなどを使うのですか?と聞かれますが、大きさが様々なのでテンプレートや雲形定規は使わず、全てフリー(紙と鉛筆+ときどきコンパス)で描いて作ります。・・・なので時間もかかるし、不出来なものもたくさん・・・(涙)。
作品画像で変な形を見かけたら、「あっ失敗作!」とご笑覧下さい。
縫わずに接着剤(ボンド)で簡単に作れるバッグと小物のシリーズ。
今回は底が円や楕円になっている基本のバッグ2種類のサンプルのうち、オレンジやイエロー、赤、ピンクなどのビタミンカラーを使ったものを紹介します。
【定番の「軽量バッグC(底が楕円のタイプ)」 芯入りタイプ】
下の画像は2009年に作った軽量バッグのサンプル。春の課題サンプル用に、ピンクやオレンジの明るい色を使用。

黒や茶のバージョンもあります。

同じ布で簡単なコサージュも作ったり、カルトナージュとは違った楽しさのある作品です。

「貼って作るバッグと小物シリーズ」の基礎アイテム。基本的に、教室の課題は芯入りで、専用のボンドを使って仕上げています。(裁ほう上手は使いません)
【ゆるい感じの「バレルバッグ(筒形バッグ)」 芯無しタイプ「ボンド裁縫上手」を使ったアイテム】
オフホワイトの帆布を使った縫わずに作るバッグや小物。最初の「楕円の底のバッグ」とは違って、クタっとした柔らかい仕上がりなのがわかるでしょうか? こちらは芯を入れずに布だけで「ボンド裁ほう上手」で作るタイプ。『縫わずにボンドで貼って作るバッグと小物』の書籍に作り方を公開したアイテムです。
「舟形トート」※1の手前に写っている「バレルバッグ(筒型バッグ)」。

生成りの帆布(はんぷ)と本革レザーを使ったナチュラルな感じで、ここではフランスの鮮やかなストライプの生地をアクセントに使っています。

【教室の課題としての筒形バッグ 芯入りタイプ】
ゆるい芯無しの「バレルバッグ(筒形バッグ)」は作り方を書籍に載せましたが、教室では「芯が入ってしっかりした筒形バッグ」の課題も学んでいただけます。←どちらかというとこちらがメイン
教室では2種類一緒に(半日クラスで)作る方が多く、帆布(ハンプ)で作る柔らかいナチュラルタイプ、芯入りのしっかりしたタイプを両方学ぶことで、用途に合ったものを自由に作ることができるようになります。

【カルトナージュの丸い底の作品との比較】
上の2種類のバッグで、芯入り、芯無しそれぞれの画像を載せましたが、どちらも基本になっているのはカルトナージュのテクニック。
丸箱、楕円のスタンド、トレイ、楕円の蓋付きの箱などカルトナージュの丸や楕円の作品は複数あり、教室で必修にしている基礎作品は、全ての作品制作に通じる基本が詰まっています。
下はバケツ型の器のサンプルの1つ。春を待ちながら、2009年の1月の終わりに撮影したものです。

ピンク、オレンジ、黄色は元気を届けてくれる色。春だけでなく夏の暑い時でもバッグの中に1つ入れておきたいビタミンカラーです。
※1 おまけ【舟形トート(芯無し)とスマホケース(芯入り)】
クタっとした芯無しの舟形トート。教室の課題の「舟形トート」は芯を入れて別のボンドで作るのですが、「ボンド裁ほう上手」を使って布だけで作ってほしいとのリクエストに合わせた書籍専用のサンプルです。
下の画像は編集者さんとの打ち合わせの時のもの。最終的には「芯無し」と「芯入り」の両方とも本に掲載されたのでした。

スマホケースはバッグの持ち手にぶら下げてポケットのように使えるタイプ(芯入り)。スマートホンのほか、充電池を入れたり、小物を入れたりと、意外に便利に使っています。
バッグの中にいろいろ入っているときは、ビビットな色の小物はすぐ目につくのが嬉しい。「あれ?どこに入れたかな?」と探し物をする時間を減らしてくれます。

☆クタっとしたバレルバッグ、色違いのサンプルはこちらにも↓(書籍掲載の作品)
水玉模様が似合う月、6月。雨の季節なのになぜ「水無月」?と字を見るたびに思いますが、由来は諸説あるようです。
まず、「水無月」の「無(な)」は「の」という意味の連体助詞なので、「水の月」という意味だという説。
そして、旧暦との季節のずれによるという説や、地上にたくさん雨が降って天の水が無くなる(←なんだか納得)という説など・・・。 一番最初の「水の月」説が有力らしいですが、いずれにしても水と関わりの深い風情ある名前です。
さて、今回は雨の季節にちなんで、大きめの水玉シリーズ。1枚目の画像は『ボンドで貼って作るバッグとこもの』の本のために作った、持ち手つきのトートバッグです。
教室のレッスン課題にしている”芯入りのタイプ”なので、ハリのある仕上がり。スマホとお財布が入る小さなバッグですが、裏地付きで構造的にもしっかりしています。
そして、柔らかめのバッグが好きな人のために「芯を入れずに布だけでも作れますよ」という例として、布だけで作っているのが下の画像。
私自身は布だけの袋ものはミシンで作ることが多いのですが、書籍のために「ボンド裁縫(ほう)上手」で作りました。(その時一緒にボンドで作った巾着やシュシュなどは、意外にしっかりしていて便利なので、今でも愛用しています)
上の画像、布だけで作ったにもかかわらず、クタッとならない”立つ”タイプのバッグ(下画像↓)として仕上がったのは、帆布(ハンプ)※1を使って裏地付きの2枚仕立てにしているから。芯地を入れると、さらにハリのある感じに仕上がります。
バッグの手前「眼鏡ケースB」の蓋に使ったのは、スウェーデンのテキスタイルメーカー、マイロ(MAIRO)社のStrossel(ストローセル)というファブリック。
大きな水玉の中に小さなドット(つぶつぶ)が描かれていて、ビスケットやチョコボールが並んだような図柄。Strösselって何のことかな?と調べてみたら、アイスクリームやカップケーキなどにトッピングとして使うカラフルなチョコスプレーのことらしく、この丸い形はやっぱりお菓子だったんだ、とほっとしました。
このタイプのマチ付きバッグは、持ち手つきのトートバッグはもちろん、ショルダータイプの「バッグ・イン・バッグ」としても重宝する形。いろいろな持ち手のバリエーションを紹介したくて、『ボンドで貼って作るバッグとこもの』の本には、下の画像(↓)のショルダータイプの作り方を載せています。→貼って作るバッグ・イン・バッグ
今回、一緒に水玉柄の三角ポーチを紹介するつもりでしたが、長くなってしまったので次回以降に・・・。
※1<帆布(ハンプ)のお店について>
帆布(ハンプ)というのは、いわゆるキャンバス地のこと。以前、『ボンドで貼って作るバッグとこもの』の読者の方より、本の中で使った帆布(ハンプ)のお店と品番についてのご質問がありました。ショップ情報をこちらのページに書きましたので、興味のある方はご参照ください。
3月14日に”YKKものづくり館”で行う、「YKK主催 ”ボンド裁ほう上手”で作るファスナーポーチ」のワークショップ。
果たしてボンドで作るファスナーポーチに興味がある人がおられるのか?という不安の中で企画をお受けしましたが、少なからぬお申し込みをいただいているようでありがたく思いつつ、少し緊張しています。
従来の”YKKものづくり館さんのイベント”はミシンの作品がほとんど。(ファスナーはミシンで縫うものだったのだから当然ですね) 今回のボンドで貼って作るファスナーポーチはYKKさんにとっても初めての試みで、たとえ参加者がお1人でもワークショップを行いましょう、ということで企画がスタートしたものでした。
そして、実は私にとっても「ボンド裁ほう上手」だけを使ったワークショップは初めてのこと。アイロンは足りるかなあ・・・?とか、皆さん、無事に完成して下さるだろうか?など・・・カルトナージュや、教室の「バッグとこもの」の課題の時とは違う心配があったりします。※1
また、今回はヴィンテージ復刻のファスナーに合う複数の布キットから好きなものを選んでいただく形にしたので、糸くずまみれになりながらのキット作り。(下の画像はキットの一部。裏地と表地の2種類セットです)
布については、当初、デニムやストライプだけの方向で…と思っていたのですが、実物の”ヴィンテージ復刻ファスナー”を見てみると、金具の色に高級感があってなんとも素敵。

これなら、レトロ調のポップ柄やシャビーシック、アンティークっぽい花柄に合わせてもいいなと感じました。
布キットの準備は1,2種類に絞った方が作業が楽で、ロスが出ないのはわかってはいるけれど、春のイベントだし、せっかくならいろいろな生地を紹介して楽しんでいただきたいなと幅広い種類の生地を提供することを決定。
慌ただしい時期なのに合理的でない自分を反省しながらも、カルトナージュの時とはちょっと違う布選びを楽しんでいます。

さすがに超エレガントな生地とは合わないものの、麻やアンティークモチーフのプリント生地との相性はぴったり。ペンケースよりも多用途ポーチとして使いたい感じになります。
さて、このファスナーポーチ、大きさを変えれば様々な用途に使えてとても便利。また、ファスナーポーチの基本なので、いろいろな形のバッグやポーチにつながっていきます。(下はキャラメルポーチ)

正直なところ、私自身はミシンも使うので、大きいフラットエコバッグのようなものはミシンの方が楽なのです。でも、裏地付きのファスナーポーチは、内部の仕上がりが綺麗でミシン目が出ないところが気に入っているので、よっぽどの理由がない限りは貼って作ることが多いだろうな、と感じています。

応用としては、『ボンドで貼って作るバッグとこもの』に作り方を載せたキャラメルポーチやマチ付きのほかにも、いくつか種類があるので、そちらについてはまたあらためて・・・。
・・・ワークショップの詳細はこちらから。「繊研新聞」に”新しいクラフト”としてワークショップの紹介記事が掲載されるようです。お申込みについては、YKKものづくり館のサイトからお問い合わせください。
<無事に終了しました>
当日はおまけで「三角タッセル」も一緒に作っていただき、私にとっても楽しいホワイトデーのひとときとなりました。お忙しい中、参加して下さった皆様、本当にありがとうございました。
また、「YKKものづくり館」のスタッフの皆様、アシスタント(サポート講師)を務めて下さったTさんとSさんに心より感謝致します。TさんとSさんはそれぞれ可愛い布キットも提供して下さり、そちらも人気でした ありがとうございました。
※1 <教室の課題作品と「ボンド裁ほう上手」について>
昨年『ボンドで貼って作るバッグとこもの』の本で30点ほどの作品のレシピを紹介した中で、教室のレッスン作品は、厚紙や樹脂芯など芯地を使って仕上げるものがほとんど。接着剤も木工用、カルトナージュ用などを刷毛で塗ってじっくり作っていくものが中心です。(ファスナーポーチも複数の作品が入っています)
一方「「ボンド裁ほう上手」を使った作品は、カルトナージュ未経験者でも簡単に作れるのが良いところ。巾着やエコバッグ、ロールタイプのツールホルダー、シュシュなど、自宅で気軽に作れる実用品を入れています。(このページでも「花びら巾着」や「三角オーナメント」のレシピを紹介)
ワークショップのお知らせです。ファスナーや住宅建材でおなじみのYKKさん主催、ボンドのコニシさんも協賛して下さる材料付きの講習会。詳細は追加記載しますが、以下、概要をご紹介します。
◇「YKKのヴィンテージ復刻ファスナー」と「ボンド裁ほう上手」を使った、ワークショップのお知らせ◇
■3月14日(土) 13:00-15:00 【YKK ものづくり館】にて
■「ボンド裁ほう上手で、貼って作るファスナーポーチ(裏地付き)」 W21×H10(または8)㎝ ※ペンケースやツールケース、ポーチとして使えるサイズ。
■参加費:2000円(税込)・・・布キット、ミニボンド(裁ほう上手17g)、ヴィンテージ復刻ファスナー(OLD AMERICAN)チェーン付のもの(シンプルタイプに変更可)
ホワイトデーのイベントなので、ご希望者にはタッセル&ビーズの飾りをプレゼントします(下の画像参照)
※お申し込みはYKK ものづくり館のサイトからとなります。
以下、ワークショップで作っていただく「ボンドで作るファスナーポーチ」の大きさや仕様の紹介です。
ペンケースやツールケース、ポーチとして使えるサイズ。
使用するのは、ちょっと特別なファスナーです。
<一流ブランドにも使われるYKKのファスナー>
世界の”ものづくり”を支えるYKKのファスナー。なんと世界の45%のシェアを誇り、ヴィトンやグッチ、シャネルなどの高級ブランドにもたくさん使われている、隠れた日本の名品です。
そして今回使用するのは、ヴィンテージジッパーを復刻した「OLD AMERICAN」のシリーズ。普通のお店には売っていない特別な商品※1で、そんな入手しにくいファスナーを使ってのワークショップは、YKKさん主催ならではの贅沢な企画。講習会では、その中でも特に手の込んだデザインの1つ、Universalという刻印入りの引手金具&5連のチェーンがついたタイプを使います(チェーンのないシンプル引手も選択可能)。
<ファスナーポーチをボンドで貼って作る方法について>
「ボンドで作るファスナーポーチなんて・・・」と思っている人も多いのではないでしょうか?でも、実は意外にメリットがあるのです。
まず、ステッチが出ないので見た目がすっきり。布に合う色の糸を探したり、わざわざ買いに行く必要がありません。また、ミシンで作る時は、ファスナーの金具が邪魔になって縫い目が曲がることも多いけれど(私だけ?)、その心配はなくなります。
そして、内側を裏地付きにする場合、下の画像の【工作方式】で作れば、糊代(縫い代)を内側に出さず美しく仕上げられます。(折り紙&工作の方法なので、慣れればカンタンです)
ワークショップでは【工作方式での作り方】や「ボンド裁ほう上手」の使い方、どんな布を使うと良いかなどをレクチャーしながら、実際に体験していただきます。
<布について>
布は複数のキットからお好きなものを1つを選んでいただく形です。その一部をちょっとご紹介すると・・・。男性でも女性でも使えるストライプ(下)や北欧柄(上)。ファスナーテープの色はオフホワイトか茶色です。
ちょっとレトロでポップなスイーツ柄(下)や花柄(1番上の画像)は春らしくちょっと楽しく。
時代を問わず人気のある、赤と紺のストライプやデニム生地。・・・ジッパー(ファスナー)が生まれた国、アメリカのビンテージジッパー復刻ということで星条旗のカラー。 ・・・と思ったけれど、青、白、赤の三色はイギリス、フランス、オランダ、ロシア、チェコなどの国旗の色でもありますね。
麻混のシャビーシックな花柄とヴィンテージファスナーを合わせたものは、レースなどを貼って使ってもOK。
こちらのファスナー、デニムなどと相性がいいのはもちろんですが、金具の光沢や色に高級感があるので、花柄やポップな柄の生地とも合わせられます。
針と糸やミシンを使わずにファスナー付ポーチを作ってみたい人、ヴィンテージ復刻ファスナーに興味のある人、春の入園、入学シーズンに向けて「ボンド裁ほう上手」を使ってみたい人、そしてホワイトデーのデートの前にカップルで参加希望!というお2人など、年齢、男女問わずどなたでもお気軽にご参加ください。
***ホワイトデーのイベントなので、ご希望者にナチュラル素材のタッセル&キャンディカラーのビーズをプレゼントします***
<「ボンド裁ほう上手」を使った講習会について>
実は「ボンド裁ほう上手」を使った講習会は私にとってちょっと特殊なイベント。今後もあまり機会がないと思いますので、参加して下さる皆様に楽しんでいただけるよう準備したいと思っています。
その後のキット準備の様子についてはこちらから。ストライプから花柄までバリエーションがあるので、お好きなキットを選んでからスタートします。
<ご報告> 無事に終了しました。
当日はおまけで「三角タッセル」も一緒に作っていただき、皆さん無事に完成。私にとっても楽しいホワイトデーのひとときとなりました。
お忙しい中、参加して下さった皆様、本当にありがとうございました。また、「YKKものづくり館」のスタッフの皆様、アシスタント(サポート講師)を務めて下さったTさんとSさんに心より感謝致します。ありがとうございました。
※1 YKKのファスナー OLD AMERICAN(オールド アメリカン)シリーズについて・・・こちらのサイトに詳細や画像(渋くてカッコいいです)があります。 細部にこだわる日本の”ものづくり”の精神が感じられる記事なので、興味のある人はぜひ。
冬の寒い時期や雪が降った時になぜか見たくなる映画、「ロッタちゃん はじめてのおつかい」。
スェーデンの小さな町を舞台に、5歳のロッタちゃんとその家族のほのぼのとしたエピソードが描かれる心温まる映画で、クリスマスの4か月前から復活祭までの半年間のお話です。原作者は『長くつ下のピッピ』や『やかまし村のこどもたち』で有名な、アストリッド・リンドグレーン。ピッピと同じく、ロッタちゃんも個性的な女の子です。
この映画で感心することは、全てがとてもナチュラルなところ。おてんばで頑固者の小さな女の子とその家族、周りの人たちが、自然に楽しく映像化されていて、軽やかな音楽もぴったり。ロッタちゃん一家のシンプルな暮らしの中で交わされる家族の温かなやりとりに、つい笑顔になってしまいます。
また、子供部屋や子供服の可愛さも大きな魅力の1つで、手芸やナチュラル系、レトロ系が好きな人には心惹かれる場面がたくさん。映画の中で赤い色のチェック柄が印象に残っているのは、秋から冬のエピソードだからでしょうか。こども達の洋服をはじめ、ママのスカートやカーテン、テーブルクロスなど、さまざまな形で素敵に使われているのです。
寒い冬、暮らしの中に赤やチェックを取り入れると、ほっこり暖かい感じになります。でも他のものと色やスタイルが合わない・・・ということも多く、そんな時は小物で楽しむのがおすすめ。小さなものだったらじゃまにならず、季節によって使い分けることも可能です。
以下に紹介するのは、そんな風に気軽に使える赤いチェック柄の実用品。カルトナージュの「バッグ型ケース」はスェーデンのIKEA(イケア)のチェック生地。ペン立て、メガネケースになるサイズです。 
そして、<貼って作るバッグとこもの>から「多用途ケース」と「こもの入れ(コイン・ジュエリーケース)」。このお財布みたいな横長ケースは、2013年の冬に『ボンドで貼って作るバッグとこもの』の本のために、くるみボタンを使った例として作ったもの。でも諸事情により出せなかったので、こちらで紹介。(書籍にはマグネットを使ったものが載っていて、サイズ、作り方は全く同じ) 
レトロな赤紺チェックのコインケース(エルメスタイプ)の内側は赤いフエルト(下)。 
多用途ケースを開くとこんな感じ↓。長財布としても使えるサイズの2重仕立て。4つのポケットを自由に使えます。 縫い目がなくてすっきりした仕上がりなのでわかりにくいのですが、上のポケットはカードや名刺用の仕切りをつけています。
話をロッタちゃんに戻しますが、この映画、10年ほど前の公開と思っていたら、制作されたのはなんと1993年。今から20年以上も前の映画だったことを知ってちょっと驚きました。考えてみれば、原作の『ロッタちゃんシリーズ』は1956年に「Barnen på Bråkmakargatan(The children on Troublemaker Street/トラブルメーカーストリートのこども達) 」として書かれたのが始まりだそうで、もう60年近くも前のお話。
2015年に発行されるスウェーデンの新貨幣には、アストリッド・リンドグレーン(&ピッピ)が起用されることが決定しているそうで、いつか20クローナ札を入手した折には、ぜひとも赤いチェックの長財布に入れて使ってみたいと楽しみにしています。
それではスウェーデン風に、Hej då !(ヘイド=ではまた!)
<参考> ◇Astrid Lindgren(アストリッド・リンドグレーン)のオフィシャルサイト
◇アストリッド・リンドグレーンの世界(Astrid Lindgren Värld)・・・スウェーデン大使館公認観光サイト
◇Astrid Lindgren’s World ・・・スウェーデン、ヴィンメルビー(Vimmerby)にあるアストリッド・リンドグレーン・ワールド。映画の撮影で使われた、ロッタちゃん一家の住むトラブルメーカー通り(Troublemaker Street)、や黄色い家の内部なども見られるそうです。
12月に入って街にクリスマスの飾りが目立つ時期になると、なんとなく刺繍をしたくなります。「大作は無理だから、白や赤い糸でクリスマスモチーフをワンポイント♪ プレゼントにもいいし」と気持ちははずむのですが、あっという間に20日過ぎ。「あー今年も間に合わなかった・・・また来年」という感じで、もう何年も繰り越している状況。
そんな中、作ってみたのが”5分で出来るフエルトの簡単アップリケ”。とても簡単にクリスマスの雰囲気を演出できるので、子どものパーティーや食事会の演出、贈り物のワンポイントとしても便利です。
作り方はフエルトを切ってアクセントを貼るだけ。木工用ボンドを使う場合はウール入りフエルトがおすすめ。
<材料と道具> フエルト、はさみ、ラインストーンなどの飾り、接着剤(木工用ボンド、グル―ガンなど)
1. 形を決める・・・自分でデザインするもよし、刺繍モチーフ、雑誌やカタログなどの可愛い形を参考に写してもいいでしょう。たくさん作る場合や大きめモチーフの時は、型紙を作っておくと便利です。
2.フエルトをカットして、飾りを貼る・・・フエルトをはさみでカットし、ラインストーンやレースなどを貼って出来上がり。シール付きのラインストーンやレースは100円ショップで入手できます。
立体感を持たせたいリボン部分や靴下モチーフの折り返し部分は、別にカットしておいて、本体にボンドで貼りつけます。←ゴミと間違えて捨てないよう注意。ピンセットなどで貼るのがおすすめ。
形は少々いびつでも大丈夫(と、私は思います)。フエルトの場合はゆがんだラインくらいのほうが温かさが出て可愛いのですが、他の人から見て「何の形???」となるのはちょっと困ります。クリスマス気分が盛り下がらないよう気をつけましょう。悪い例↓ (注! )ドーナッツではありません
さあ、アップリケが出来たら、好きなものに貼ってできあがり。※1 筒型バッグ(バレルバッグ)※2に貼って、靴下の代わりの小さなプレゼント用バッグにするのも楽しいし、バッグをクリスマスツリーにつるしてもいいかもしれません。クリスマスカードやギフトバッグのアクセントとしても使えます。
表側(上の画像↑)は靴下バージョンで、裏側(下の画像↓)はギフトボックスや星、しずく型のオーナメント。 午年(うまどし)の1年もあと少しなので、木馬のオーナメントと一緒に記念撮影。
刺繍をするために買っておいた毛糸の刺繍糸は、結局アップリケをつなぐ”ヒモ”として使うことになりました。
※1 黒い持ち手の四角いケースはバッグ型ケース。寸法や作り方はこちらから
※2 グレーと麻の筒型バッグ(バレルバッグ)は芯地を入れたタイプ。バッグと小物・アドバンスの課題作品です。

芯なしタイプの画像はこちら(ちいさな森のクリスマス)、作り方は「ボンドで貼って作るバッグとこもの」に紹介しています。
※3 写真の中の透明のクリスマスツリーに下げている白いクリスマスボール。ボンドで作る方法にご興味のある方は、こちらへどうぞ→フエルトオーナメントの作り方
12月に入り、本格的な寒さがやってきました。何かと慌ただしい年末ですが、お天気の悪い休日は、家の中で本を読んだり、手芸などを楽しみたい…。冬は良い意味でのひきこもりが楽しい季節です。(あれこれと雑用があり、大掃除もしなくちゃ・・・で、現実はなかなか難しいのですが・・・)
<屋根が開くハウスボックス>
昨年こちらのページで紹介したハウスボックス。下の画像は3種類のうち一番難しいBタイプで(2011年撮影)、 両側から屋根が開く収納になっています。
家という魅力的なモチーフ。子どもだけでなく大人にも人気があるミニチュアハウスは、古今東西さまざまな形で作られてきました。
子どものための木製の小さな家やリカちゃんハウス、レゴの家、そして、大人も魅了される本格的なドールハウス※1まで、ミニチュアの家の種類は幅広く形もいろいろ。でも、なぜか布を貼った小さな家はあまり見かけません。
お店には売っていない、そんな小さな家をささっと作れるのがカルトナージュの良いところ。屋根を両開きにしたり、ドアや窓をつけたり・・・いろいろな形のハウスボックスが布箱の簡単な応用で作れます。家の形のボックスって普段でも可愛いけれど、とりわけ活躍してくれるのがクリスマスの時期。小さな家をモミの木や松ぼっくりなどと一緒に置いておくと、なんとなくその周りがほのぼの温かい雰囲気になるのです。
<『ちいさいおうち』と貼って作る”色鉛筆ホルダー”>
小さな家といえば、思い出すのは絵本の『ちいさいおうち』。パステルや色鉛筆のような優しいタッチの美しい挿絵と、石井桃子さんの温かみのあることばで訳されたストーリーが心に残る1冊。アメリカの童話作家、バージニア・リー・バートン(Virginia Lee Burton)が長男のために書いたものだそうで、戦前の本とは思えないくらい今読んでも心動かされる絵本です。
ご存知の方も多いと思いますが、あらすじについてはこちらに→ちいさいおうち(大型本)Amazon
この「ちいさいおうち」の絵って、クレヨンや色鉛筆を出して真似て描いてみたくなる親しみやすさ。やはり手描きでしか出せない雰囲気ってあるのだなあと感じます。
さて、下の画像は貼って作ったツールホルダーに色鉛筆を入れたもの。色鉛筆やペンなどはペンケースにごちゃごちゃ入れてしまうと使いたい色を探すのが大変だけれど、ホルダーなら一目瞭然。 個別のポケットに入れてくるくる巻いて保管できるロールアップ式のホルダーは、、編み物など趣味の道具用にも便利です。
こちらのホルダー、仕切り部分に縫い目がないのがわかるでしょうか?ミシンを使わずにボンドで貼って作る方法は、ステッチを出さずに仕上げたい時におすすめの方法です。※2

こどもの頃に絵本のページをめくったり、絵を描いたり何かを作ったりしたことはずっと楽しい記憶として残っていて、何かの折にふと思い出して温かい気持ちになることも・・・。 今やWeb上には情報があふれ、素敵で楽しいものがたくさんありますが、そんな中だからこそ、バーチャルではなく実際に手で触ったり、ささやかでも温もりのあるものが特別になっているような気もします。
外はどんどん寒くなっていくけれど、クリスマスや冬休みのある12月は楽しい思い出になるイベントががたくさん詰まっている季節。昔どこかで読んだ、「こどもの頃のたくさんの楽しい時間があるからこそ、大人になってもつらいことが乗り越えられる」という言葉が浮かび、ちょっとしみじみしています。
<最後に・・・家にちなんでちょっと変わった本のご紹介-『地球家族』>
『地球家族』 ・・・世界30か国の家と家族とその持ち物が紹介されているずっしり分厚い本。世界中の人たちがどんな家に住んで、どんなものを持っているのか・・・家の前に家財道具一式を出してもらい、家族と一緒に写真に収めた珍しいプロジェクト。アフリカから日本まで、多種多様な家と家族、持ち物がぎゅっと1冊に詰まっています。
・・・ずいぶん前、住宅のインテリアの仕事をしていた際に購入したものなのでちょっと古い本ですが、文化や気候風土、暮らしなどいろいろなことを考えさせられる興味深い1冊です。
※1 イギリスのウィンザー城(ロンドン郊外)のメアリー王女のミニチュアドールハウスなどが有名です。
※2 →カトラリー(ナイフ&フォーク)を入れたホルダーの画像はこちらから 作り方は「ボンドで貼って作るバッグとこもの」の本で紹介しました

昔、鶏頭(ケイトウ)の花を見ると、なんだかグロテスクだなあ…と感じていたのはもしかしたら名前のせいでしょうか。
最近の鶏頭(けいとう)の花は、品種改良のせいかニュアンスのある色が多くなり、ベルベットを思わせる光沢のある花弁とフリルのような形で、ぐっとおしゃれな花材になっています。

鶏頭(ケイトウ)の花の海外名を調べてみると、英語ではcocks comb、フランス語crête-de-coq(クレートゥ ドゥ コック)、イタリア語creste di gallo(クレスタ・ディ・ガッロ)、中国語 鶏冠花。やはり鶏の鶏冠(とさか)を意味する名前が多いようですね。
古くは「韓藍(からあい)」という名で万葉集にも詠まれ、江戸時代には若葉を食用していた記録(貝原益軒著)も残っているとか。東南アジアやアフリカでは今でも食べられているそうですが、どんな料理に用いられるのか?ちょっと興味深いところです。
上の画像、花の背景として使っているのは、折りたたみの衝立(パーティション)の曲線タイプ。
2013年1月の「国際宝飾(ジュエリー)展」のディスプレイに協力した際に作ったもので、”本金に宝石をちりばめたカトラリー展示”の背景として使われた作品です。
”宝石入りの本金のナイフとフォーク(お肉を切るためのものではなく飾るための美術品)”という、普段の私には全く縁のない商品の背景。しかも急に追加になった備品なので材料の準備もない状況。「黒いイメージで」というリクエストに少々怖気づきながらも、なんとか手持ちの材料で仕上げて、当日の朝、眠い目をこすりながら会場に持って行ったのでした。

この衝立、裏と表の布使いを変えていてリバーシブルとして使えるのですが、画像(1枚目と2枚目)で違いがわかるでしょうか?フランスのインテリアファブリックと黒いベルベットの組み合わせを、裏表で上下逆にしているのです。
主役である金のナイフ&フォークを引き立てるディスプレイ用の衝立。私の手元にあるのはナイフ&フォークのデザイン画だけで、実際にショーケースの中に入ったところを見なければ、どちらが良いかわからない。そんな状況だったので、とりあえず、裏表を変えてリバーシブルになるように制作して会場でチェック。最終的には2枚めの写真の方が採用され、無事にガラスのショーケースに納まったのでした。
黒い衝立(パーティション)の話が長くなりましたが、実はこの写真、インテリアファブリックで作ったフラットポーチとこもの入れ(エルメスタイプのコインケースBの横長サイズ)と一緒に撮ったもの。
赤い鶏頭みたいな起毛の生地は、暑苦しい色・・・と思いながらも使ってみると、丈夫で汚れにくくてすごく便利。バッグの中で赤い色がぱっと目につくので、まず見逃すことがありません。・・・手前のポーチの赤いポンポンは邪魔だったので、今は外して使っています。
※1作り方や材料、デザインを変えていろいろなパターンを作っているアイテムで、直線のシンプルな衝立(パーティション)はこちらで紹介しています。
※2「国際宝飾展」のディスプレイについてはこちらの記事でも紹介しています
※フラットポーチ、こもの入れのその他の画像・・・折り紙タイプのこもの入れA,B(エルメスの革製品みたいなジュエリー&コインケース)
折り紙のように作る「こもの入れ(コインケース)」。簡単に作れるのでちょっとした贈り物にも・・・。
手のひらサイズで秋の果物と同じくらいの大きさ。色が鮮やかなので、バッグの中でも目立ちます。

『ボンドで貼って作るバッグとこもの』の本に作り方を紹介した舟形トート。以前紹介したのは樹脂製の芯地(スライサー)を使ってハリがある感じに仕上げたバッグ2つでした。→舟形トート-1
ここでは「芯地入りタイプ(上)」と「芯地無しタイプ(下)」の比較画像を紹介します。
作り方(糊しろの貼り方)は全く同じですが、芯※1を入れるとハリが出てしっかりした感じになり、布だけで作るとクタッとした仕上がりになります。
芯の無いクタッとしたタイプ(下)の良さは、布の柔らかさが残るのと、畳むと小さくなるところ。コニシの「裁ほう上手」という接着剤を使えば水洗いできるので、お弁当入れやお洗濯が必要な子ども用のバッグに向いています。
一方、教室でお教えしているレッスン課題は芯地を入れるタイプ。
刷毛で塗る接着剤を使ってカルトナージュと同じように作ります。こちらの良さは芯地と糊しろとの区別がはっきりして、作業がしやすいところ。”芯地(厚紙など)と糊しろ”の使い分けに慣れたカルトナージュ愛好者の方は、こちらの方がお勧めです。
芯入りバッグを立てるとこんな感じ(↓)。補強も兼ねて底をつけているので、しっかりと立つタイプのバッグに。(折りたたむことも可能)
このような底がしっかりした”立つタイプのバッグ”は、雑誌を入れたり趣味の道具を入れたりして、家の中でバスケット代わりに使うのも便利。底を正方形にしたり、大きさを変えるといろいろなバリーションが生まれます。ちなみに横に置いているのはマチ付きのファスナーポーチ。カルトナージュで使ったToile de Jouy(トワル・ド・ジュイ) の端切れで作ったもので、手作りストラップ(取り外し可能)をつけてバッグインバッグになるタイプです。

<貼って作るバッグの強度と持ち手の補強>
『貼って作るバッグとこもの』の本では、「できるだけ身のまわりの材料で簡単に・・・」というコンセプトがあり、金具などの特殊な材料は最小限にしなければなりませんでした。なので、まずは構造の工夫により貼って作っても強度が出るようにしています。→二重にする、底を別に貼るなど。
持ち手部分が心配な場合は、補強するのが一番です。中に入れるものや使い方は人それぞれなので、自分で判断して補強しましょう。革テープを使う場合は、”カシメ”※1という金具で留めることをお勧めしていて、見た目もぐっとおしゃれになるので一石二鳥。市販されているバッグのような仕上がりが可能です。
一方、「重いものを入れるから持ち手を補強したいけれど、金具付けはイヤ!」という人は、持ち手だけ針と糸で補強し、ボタンなどを縫いつけてみるのがおすすめ。用途に合わせていろいろ工夫するのも楽しいかもしれません。
※1 芯地については、布芯や不織布の芯でも制作可能。その場合は、ボンド「裁ほう上手」でOKです。厚さによって仕上がりが変わるので、お好みで。
※2 カシメ金具と道具について:バッグや革小物に使われている、小さな丸い金具がカシメです。「金具つけなんて難しそう・・・」という印象があるかもしれませんが、モノ作りが好きな方なら案外簡単。カシメと道具はホームセンターやインターネットで購入できます。
必要な道具は(1)カシメ金具、(2)穴あけ用のポンチ、(3)打ち棒、(4)打ち台、(5)木づち(または金づち)、(6)ゴム板(穴あけ台用)。ポンチと金づちはベルトの穴あけにも利用できます。
丸いふたのジュエリー&コインケース。 起毛の模様入りのインテリアファブリックで作ったもので、ざっくりした感じが秋や冬に合うので、どんぐりや木の葉と一緒に・・・。
折り紙のように折って作る小物入れで、作り方を「ボンドで貼って作るバッグとこもの」に掲載したアイテム。 教室では「こもの入れ(コインケース・プチケース)A」と呼んでいます。 →A,B一緒の画像はこちらのページ、マリメッコのプケッティで作ったBタイプはこちらから

設計は慣れればとても簡単。縦横の寸法を変えたり、フタの形を変えることでさまざまなバリエーションが生まれます。
折りこむ部分がマチになっているので、たっぷりサイズに作れば大きめのものも収納可能。内部の材料は自由ですが、ここでは内側は水で拭いても大丈夫な材料を使用しています。
黒地に水玉のファブリックで作ったケース(下)は、内部をオフホワイトにして軽やかに。
今年も少しだけですが、オリーブが実をつけてくれました。
「貼って作るバッグとこもの」より舟形トート。書籍に作り方を載せた作品です。
長年愛用しているエルベシャプリエ というフランスのメーカーの舟形トート。軽くてとても便利です。あの形を好きな布で簡単に作れたら・・・という発想から貼って作るタイプを考案。ちょっとした外出するときに重宝する大きさです。
どうして「舟形トート」という名まえなのですか?と質問を受けることがありますが、やはり船のような形だからです。(折り紙の船の形を想像してみてください)
下は2009年に作った試作品。上のサンプルとは少し形が違いますが、ヨットがプリントされた麻の布を使ってマリン風に。

かなり大きく作っても軽いのが嬉しい。下のサンプルはたっぷりサイズです。

芯地を変えることによって全く違った雰囲気のバッグができあがるアイテム。
ポーチや小物とお揃いにして使うのも楽しいですね。

芯入りと芯なしの画像比較はこちらのページで紹介しています。
8月も後半に入り、ここ数日、空の色にちょっぴり秋を感じるような・・・。「暑い、暑い」と言いながらも残暑を楽しみたいところですが、日本各地で不安定な天候が続き心配です。
下の画像は、紙袋トートのソフトタイプ(貼って作るマチ付きトート)。刺繍入りの生地で作ったバッグで、書籍で紹介したかったものの、コンセプトと合わずに出せなかった作品です。
ぶどうの色に白や灰色を混ぜたような紫系の生地に合わせ、側面に使ったのは葡萄色のデニム生地。
食べるのも、姿を見るのも好きなブドウ。「葡萄色」という表現を使ったものの、種類によって違うし、どのくらいの品種があるんだろうと数を調べたら、「世界に1万種類」とか「数千種類」という数字が出てきてびっくり。品種改良によって新しいものが生まれ、その後、消えていくことも多いようです。
実はこのバッグ、数年前に旅先で購入したクッションカバーのリメイク品。
サイズが合わず、使わずにしまっていたものをバッグなどに仕立てたものです。
持ち手を交換して使えるタイプなので、長さを変えたり、季節や用途によって交換したり便利な上、ハトメ金具がアクセントにもなっています。
教室では自分の用途に合ったマチ付きトートや応用タイプを制作していただいています。

ティルダ(Thilda)の生地でちょっとシャビーシックに作った、ロールタイプのカトラリーケース。
「ツールケース」という名称で「ボンドで貼って作るバッグとこもの」の本に作り方を載せているアイテムで、コニシの「ボンド裁ほう上手」で貼って作った実用品です。※教室のレッスン課題ではなく、書籍用に考えたものです。
くるくる巻くロールアップタイプのカトラリーホルダーは、ずいぶん前にミシンで縫ったものを使っていましたが、仕切り部分の縫い目が曲がったりして、仕上がりにちょっと難が・・・。 ミシン目も見えています↓
そこで、「ボンド裁ほう上手」を使って試作したところ、細いポケットが驚くほど簡単に出来ることを発見。「ボンド」で貼って作る実用品のおすすめレシピとして、作り方(折り紙・工作方式)をぜひ紹介したいアイテムとなりました。
この方法の良いところは、仕切りのポケットがすごく簡単に作れること。ボンドを塗ってアイロンでしっかり貼れば、細いポケットがあっという間に完成します。そして、2枚仕立てで作ることによって、ナイフやフォーク、道具を入れる仕切り部分が見えずにすっきり美しく完成。可愛らしい柄の生地を使う場合も、縫い目が邪魔になることがないので一石二鳥です。
本では片側※1から巻いていますが、両側から巻いてもOK。
「ボンドで貼って作るバッグとこもの」のシリーズは、木工用ボンドなどを使って作れるものも多いのですが、このカトラリーケースは水で洗う場合があるので、コニシの「ボンド裁ほう上手」がおすすめ。
ただ、1つ欲を言えば、縁の接着部分がもう少し柔らかく仕上がるといいなあ・・・と。接着剤のさらなるバージョンアップを楽しみにしています。
※1 本に載せている片側から巻くタイプはこちら↓。 あっという間に仕切りが出来る上にミシン目も出ないので、すっきりした仕上がり。ミシン目が曲がってしまって(私だけ?)、残念な仕上がりになる心配はありません。 道具を入れるツールホルダーとしても便利です。
「色鉛筆ホルダー」の大きな画像は下の記事に載せています↓
花びら巾着で紹介したマリメッコ(Marimekko)のプケッティという生地。プケッティ(Puketti)というのは”小さな花束”という意味だそうです。

金平糖のような小さな花がちりばめられたデザインは和風にも合う雰囲気で、可愛らしいのに甘すぎないさわやかなイメージ。

→花びら巾着をボンドで作る方法はこちらに載せています。

さて、今回紹介する画像は眼鏡ケースB(多用途ケース)とコインケースB。
コインケースBは「四角いタイプのプチケース/折り紙タイプのジュエリー・コインケース」とも呼んでいるアイテムです。

メガネケース同様、「ボンドで貼って作るバッグとこもの」の本に作り方を載せている作品で、本には「こもの入れ2種」という名前で紹介。コイン(小銭)だけでなく、旅行用のジュエリーやキャンディーなど小さなものを入れるのにとても便利です。
簡単なので贈り物にするのもおすすめ。※革のタッセルの作り方はこちらで紹介しています・・・。
<マリメッコの人気デザイン、ウニッコ>
マリメッコ(Marimekko)はフィンランドのテキスタイルブランド。”UNIKKOウニッコ”というケシの花のデザインのファブリックで有名ですね。(下はウニッコを使った眼鏡ケースB)
ネットショップなどでも購入できますが、人気の高い色はすぐ売り切れてしまって残念なことも。日本各地に直営ショップがあって、そちらに在庫が残っていることもあるようです。→Marimekko(マリメッコ)日本公式サイト

<マリメッコが生まれたフィンランドから、ムーミンの話を少し>
さて、フィンランドといえば、個人的にまず思い浮かぶのはサンタクロースとムーミン。
近年、たくさんの”ゆるキャラ”が生み出されていますが、個人的には長いおつきあいの”ムーミン”や”うさこちゃん(ミッフィ)”の方に、幼なじみのような親近感があります。
今年はムーミンの原作者トーベ・ヤンソンの生誕100年。各地でイベントが開催されています。
トーベ・ヤンソン生誕100年記念「MOOMIN!ムーミン展」・・・2015年まで日本全国10会場を巡回(2014年4月「東京・松屋銀座」にてスタート)
トーベ・ヤンソンの大回顧展『生誕100周年トーベ・ヤンソン展 ムーミンと生きる』・・・日本5箇所を巡回(2014年10月「そごう美術館」にてスタート)
北欧の生地を扱っているショップではムーミン柄の生地を目にすることがありますが、マリメッコのテキスタイルデザインを手がける鈴木マサル氏のムーミンシリーズ(MOOMIN TRIBUTE WORKS)はとても素敵。どの生地のデザインも絵本の1ページのような楽しさです。
◆デザイナーから見たムーミンの世界・・・鈴木氏のインタビュー、デザインの過程やムーミンのヴィンテージファブリック画像など。
◆ユニクロとムーミンのコラボレーション・・・鈴木氏デザインムーミンのTシャツなど
◆ムーミン公式サイト・・・ムーミン誕生秘話や日本のショップの紹介なども