丸箱・楕円・筒型など」カテゴリーアーカイブ

七夕によせて2026|星の箱と筒形のシークレットボックス-B(引き出し付)

今年の梅雨は曇りや雨が多く、7月7日の七夕もどんより曇り空。

去年の暑さやヨーロッパの猛暑を考えると涼しくてありがたいですが、これからの暑さを考えると気が引き締まります。

ということで、今回はブルーやホワイト、シルバーの涼しげなカルトナージュの作品を紹介します。

 

カルトナージュの筒形作品の1つ「筒形のシークレットボックス-B(固定された引き出し付)」。

2008年の冬に制作、2009年の春にレッスン課題となった作品です。下は当時の写真で、受講する皆さまへの参考画像(メール添付用)。2種類のサンプルがあって、上は大きめサイズです。

この作品に使ったのはテヴノン(THEVENON)社の「ジュスタン(JUSTIN)」というトワル・ド・ジュイ。薔薇の花かごを抱えた「キューピッド/クピド(幼い天使)」がメインのモチーフです。

古典柄をモダンにアレンジしていてすっきりとしたデザイン。柄が大きいので、使い方を悩みながらも、いろいろ活用してきました。※楕円(角丸長方形)のトレイも色違いの同じ布

この筒形の箱に使ったのは、丸いメダリオンの鳥のモチーフ。

箱のトップ(上部)に配置し、2羽の鳥が向かい合ったり

離れたりするようなデザインに。ジュエリーケースという設定で、内部は引き出しになっています。

この引き出し、実は左右に動く面白い構造で、ここが課題の大事なポイントです。

 

離れたり、向かい合ったりする2羽の鳥の丸いシークレットボックス。たしか作ったのはクリスマスシーズンだったと思うけれど、

今回は七夕の織姫と彦星に見立てて紹介しました。

今週後半は暑くなりそうですね。少しずつ暑さに慣れ、元気に夏を乗り切りましょう。

 

画像をクリックすると、記事が開きます

カルトナージュの筒形シークレットケース(筒形3段ボックス)|2008年のサンプル作品

カルトナージュの筒形のシークレットボックスやマジックケース。構造が違う作品をいろいろ作ってきましたが、こちらはシンプルな3段タイプ。

上は2008年に作ったサンプルで、2009年から課題として続いています。

前に紹介した記事ではストライプのサンプルや皆様の作品をメインに紹介しました。小さい画像しか載せていなかったので大きめ画像を掲載していきます。

 

カルトナージュの筒型ボックス(3段タイプ) -ジュエリーケースのような箱

カルトナージュの細長い楕円トレイにカトラリーを入れて|12年前の紫陽花の季節に

ちょうど12年前、2014年6月16日に撮影した画像。ある課題の写真を探していて偶然見つけました。忘れないうちに今日(2026年6月16日)掲載します。

2009年に作ったカルトナージュの細長い楕円の簡単なトレイ。作った時に撮ったシンプルな写真しかなかったので

テーブル周りのトレイとして、2014年にカトラリーや器を入れて撮ったもの。

ガラスの器にお菓子に見立てたウッドビーズ、色の合う箱にスプーンを入れて写真を撮影してみたけれど、実際に食卓で使っているわけではないので、どこか無理やりな感じになってしまったのでした。

簡単に作れる細長い楕円のトレイ(Oblong  Tray/オブロングトレイ)。工夫次第でいろいろ便利に使えるアイテムです。

 

ブルーの薔薇柄の小型タイプ(2009年制作)は

2016年の投稿で紹介しています↓

すずらんの日によせて-カルトナージュのラウンドバスケットと簡単な細長楕円トレイ(2009)

 

※1 教室では長い間「角丸長方形のトレイ」と渋い名称で呼んでいます。

新春を寿ぐ花びら餅とカルトナージュの「半円の箱」受講作品など

2026年が皆様にとって素晴らしい1年になりますようお祈りしております。

新春を寿ぎ、長寿や健康を願っていただくお菓子「花びら餅」。求肥、白味噌あん、ゴボウという取り合わせが妙に癖になる味わいで、新年を祝うおめでたいお菓子です。

もともとは平安時代の宮中行事「歯固めの儀式」に由来するそうで、明治時代に裏千家の家元が、新年の茶会「初釜(はつがま)」のお菓子として使うことを許可されたことで、全国に広まったそうです(AI情報)。

上の画像は鶴屋八幡さんの「花びら餅」。和菓子屋さんによって味も色合いも少しずつ違っているので、それぞれ違いを味わうのも楽しみです。

今回は花びら餅にちなんで【半円形の作品】を紹介します。

 

<半円の形と課題作品>

丸い形を2つに切って作る半円形。ふっくらした形が優しいイメージで、半月(ハーフムーン)やスイカが思い浮かびます。お菓子の形でも見かけますね。

教室の課題作品にも、カルトナージュ縫わずに貼って作るバッグと小物(縫わないバッグ)それぞれに複数の作品があり、長年取り組んでいただいています。

<半円のカルトナージュ作品>

下の作品は「半円の箱(基礎作品)」。2009年に作ったサンプルです。

少々濃厚な感じの赤とゴールドのインテリアファブリック。かなり個性が強くてうまく使えないのですが、半円の箱は邪魔にならずに置いておけるサイズ。

蓋はロココ調リボン、側面は斜め格子のモチーフです。作品サンプルとして16年使っていますが、最大の長所は汚れが目立ちにくくて丈夫なこと。夏は超暑苦しいのが欠点です。

 

<教室の皆様の作品より>

半円の箱は基礎作品。楕円、丸箱をクリアした後に挑戦していただく課題です。

どんな材料にも合う形なので、皆さんそれぞれのイメージでサンプルよりもずっと素敵に仕上げて下さっています。

天使とメダリオン、テキスト柄がシックなY・Tさんの作品。難しい布なのに絶妙な柄の使い方。下段は可憐な花柄と斜め格子のR・Tさんの作品。柄の組み合わせやバランスが完璧ですね。

 

赤系の花柄とストライプのKさん、Iさんの作品。少し高さがあるたっぷりサイズです。

 

下は、最近仕上げて下さったお2人の作品。

 

アンティーク風のモーブピンクの薔薇柄を使ったMさんの作品。色の合わせ方が絶妙で、内部はシックなグリーンが使われています。

今年、2026年1月に撮影したSさんの作品(2025年12月に受講)。モリスを連想させる動植物モチーフの優しいミントグリーンの生地。同系色の水玉生地で柄をひきたたせ、世界に1つしかない半円の箱が仕上がりました。

紹介したい皆様の作品、課題作品ともにたくさんあるのですが、かなり長くなってしまいました。

 

「難易度高めの半円作品(カルトナージュ)」「バッグと小物シリーズの作品」は別記事で書くことにします。

忘れないように…「カルトナージュの半円作品(難易度高め)」はこちら↓

「半円形」は同じですが、最初の箱とは違った複雑な構造。引き出しもついている上級作品なので、別の機会にあらためて紹介します。

 

ミモザの日によせて-2024

ミモザ(mimosa)の日によせて 国際女性デー。

旅先で撮ったミモザの写真。手前にも奥にもミモザの木があって、たまたま真ん中が空いた四角いリースみたいな形に撮れたもの。葉が細くて長いミモザ フロリバンダという品種だそうです。

ミモザの花言葉を調べると「感謝」「思いやり」「友情」「秘密の恋」※1などが出てきます。

「感謝」「友情」はいいとして「Secret Love(秘密の恋)」って現代では微妙ですね。(花束を贈る時に勘違いされないよう、この花言葉には注意が必要かも)

ミモザの花の刺繍、凹凸のある絹糸で刺してみたらイマイチで、ミニパールでごまかそうとしたらもっとイマイチになってしまいました。取り外しのできる丸いカルトナージュ作品に使ってみた時の画像です。

下はこのサイトで紹介したミモザ関連の投稿の画像です。「感謝」をこめて。

 

※1「Secret Love(秘密の恋)」の花言葉はネイティブアメリカン(インディアン)の風習に由来しているそうです

筒型ボックス引き出しタイプー中秋の名月によせて

 

2014年の中秋の名月(陰暦8月15日夜の月)は9月8日。残念ながら東京近郊ではお月見はできませんでしたが、9月9日は幻想的なスーパームーンが夜空に顔をのぞかせました。

「雪月花」という言葉がありますが、”春の花”、”冬の雪”とともに古くから文学や芸術の分野で愛でられてきた「秋の月」。ここ数年、9月は残暑が厳しかったこともあって、月を鑑賞する気持ちの余裕も薄れ気味でしたが、今年は虫の音清らかな秋らしい日が続き、ひんやりとした秋風の中で夜空を見上げながらお月見が楽しめます。

さて、下の画像は「筒型ボックス引き出しタイプ」。2009年の課題サンプルとして作った筒型シリーズ(2008年制作)の1つです 。

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筒を開けると丸い引き出しが出てくるのですが、実はちょっとした仕掛けが…。その仕掛けが課題のテクニックポイントなのですが、画像では表現できないのが残念です。

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楕円のフラワートレイ・スカラップデザイン(2009年)と卵色の作品

薔薇の花が美しい季節となりました。都内の公園や植物園などでもバラのお祭りが催されているようで楽しみです。

さて、下の画像は「楕円(oval)のフラワートレイ」と名付けたカルトナージュ作品(2009年撮影)のサンプル。トレイの楕円部分に使ったのは、薔薇の花と子どもたちをモチーフにしたアンティーク風の生地です。

少女が犬と一緒に春のピクニックを楽しんでいる様子でしょうか。女の子の表情も可愛らしく、のどかで微笑ましい一場面で、いくつかの作品に使っています。

教室で学んでいただける楕円のカルトナージュ作品(課題)は複数ありますが※1、こちらは中・上級者の課題で、設計方法からスタートする作品。ただ、「ストレスがたまるので設計はパスしたい」という方も少なくなく、その場合はもちろん制作からでOKです。

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実はこの楕円のトレイには2種類のデザインがあり、こちらはスカラップ(帆立貝のように半円を連ねたデザイン)タイプ。もう一方のデザインは少しシックな形で、エレガントタイプと呼んでいます。※2

<卵色のOvalフラワートレイ -2009年に受講された皆様の作品より>

下の画像左側は、2009年に受講されたNさんの作品。楕円とスカラップのバランスがよく、細部まで美しく仕上げてくださいました。

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右側はツールボックスで、同じNさんが2007年に受講されたもの。マザーグースのハンプティダンプティの生地と黄色の組み合わせが素敵です。

卵のような楕円の形とハンプティダンプティ。英語で楕円を意味するoval(オーバル)の語源は卵だそうですが、ツールボックスのデザインにも丸みをもたせてあって卵色がぴったり。そういえば、卵の旬はちょうど今の季節(春から5月後ごろ)のようです。

黄色は元気をもらえる色。楕円(Oval)の形と卵の季節(?)にちなんで、見ているだけで楽しい気持ちになるNさんの作品2つを組み合わせて紹介してみました。

 

※1 楕円の課題について・・・異なる設計方法や作り方を学ぶため複数の課題を設けています。1.楕円のスタンド(ダストボックス)、2.楕円のボックス ア・ラ・カルト、3、楕円の薄型トレイ(オーバルトレイ)、4.楕円のフラワートレイなど(1は必修の基礎作品)

※2「楕円のフラワートレイ」の課題のもう1つのデザイン「エレガントタイプ」。受講する皆様にはお好きな方を選んで作っていただいています。↓大きな画像や受講された皆様の画像は別の機会に・・・

カルトナージュの筒型ボックス(3段タイプ) -ジュエリーケースのような箱

新緑がまぶしい爽やかな季節がやってきました。手入れが悪く、もしかしたら枯れてしまったのかも?と心配していた鉢植えの枝からやわらかな新芽が出て、生命の強さに感謝。新緑が陽に透けてキラキラ輝く風景を見るのはこの季節の一番の楽しみです。

さて、下の画像は筒型ボックス(3段タイプ)。2008年にサンプルとして作った作品で、2009年の春から教室の定番の課題となっています。

閉じるとただの筒ですが、

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開くと3段の丸箱のオープン棚が出てきます。マジックボックスやシークレットボックスの一種です。

昔どこかのショップで見かけた「革製の筒型ジュエリーボックス」に触発されて作ってみた作品ですが、布で手作りする場合は、できるだけキレイに仕上がるよう、ちょっとした裏ワザを使っています。

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下の画像は同じ日に教室で仕上げたお2人の作品。

赤いボックスは、クロスステッチプロ級の方の作品で、刺繍と3種類の布のバランスが絶妙です。

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黒いボックスも3種類の材料を上手く組み合わせ、スタイリッシュな仕上がりに。

作品の色は偶然に「赤と黒」。フランスの小説とは全く関係ありませんが、黒いボックスの裏側は香水ビンとエッフェル塔のモチーフ。(その後、黄色とグリーンのリボンがあしらわれ無事完成となました)

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教室ではカルトナージュを始めたばかりの方から経験豊富な皆さままで、いろいろなレベルの方が同じスペースでそれぞれ違った課題に取り組んでいます。

その中で、経験やスキル(技術)の近い方が同じクラスになった場合は、あえて同じ課題で調整することも少なくありません。別の人のアイデアや布選びに触れることによって、作る楽しみが2倍になり、作業の苦しみ(?)が軽減されるようです。

筒型ボックスには構造が異なるバリエーションが5種類ありますが、3段タイプは中・上級者向けの1日クラスの作品です。

ピンク色をアクセントにトワル・ド・ジュイで作ったサンプル。こちらの方が先に作った試作品です(2008年制作/2009年春撮影)。

 

ヴィクトリアンソーイング(縦型ソーイング)-四角形タイプ

側面がパタパタと花びらのように開き、各パーツにツールホルダーのついたソーイングボックス。2006年の教室の課題の為に作った作品で、教室では「ヴィクトリアンソーイング(縦型ソーイング)」と呼んでいます。

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2006年に課題をスタートした時は四角形、五角形、六角形の3タイプのサンプルがあって、その中から1つを選択する課題でした。

ほとんどの方が六角形(縦型ソーイング)を選択するので、今は六角形がメインで四角形や五角形はオプションの課題となりました。

下は2006年の9月/10月秋のレッスンの際の作品画像(メインサイトより)

19世紀ヴィクトリア時代に流行したものからアイデアを得た作品で、中にオリジナルのピンクッション付の丸箱(二段の丸箱)を入れるなど、使い勝手を考慮して工夫しました。Camidecor1009

外側だけでなく、内部の丸箱まで仕上げると達成感がある課題です。

刺繍糸をはさんだり、ペンやはさみを入れたり・・・。レッスンでは、用途に合わせて、四角形、六角形、マチ付き、マチ無しを選び、内部の仕様も自由に工夫して自分だけの作品に仕上げていきます。

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四角形のサンプルはなかなか登場する機会が少なくなっていますが、容量のあるタイプのため、文房具などのツールボックスとしても使える収納箱です。

五角形、六角形は改めて別の記事にて紹介します。

六角形の縦型ソーイングセット(2006年-)ヴィクトリアンソーイング 皆様の作品より

 

 

「ラウンドバスケット」と「ちいさな丸箱」、「Oval(オーバル)トレイ」

カルトナージュ初心者用基礎作品-半日クラス

◆ラウンドバスケット◆

材料や用途に合わせて大きさを考えて設計からスタートする課題。厚紙の性質を学び、曲面の作品の基本を学びます。(厚紙キットの範囲内/大きさの制限あり)

ラウンドバスケット-2

小物入れはもちろん、筒型のケースやツールスタンドにすることも可能。初心者用作品ですが、カルトナージュ制作の経験によって、持ち手をつけるなどの応用も学べます。

roundbst&oval

 

<体験レッスンとして>・・・メインサイトに掲載の場合は受講していただくことが可能です

平面や箱物の作品を作ったことがある方が対象。シンプルな筒形のオープンバスケットの基本の作り方を学んでいただきます。持ち手の有無は自由です。

<レギュラーの皆様>

蓋付の丸箱を受講する前の課題です。基礎課題のメニューなので、体験レッスンよりリーズナブルな設定(参加費)で受講していただけます。

<皆様の作品より>

以下は受講された皆様の作品の一部です。大きさや持ち手の有無など材料に合わせてデザインを考えて制作します。

 

 

◆ちいさな丸箱◆

「小さな丸箱」と名付けて2005年よりレッスン課題としてスタートした作品。ラウンドバスケット受講済みの方は、少し長めの半日クラスでの受講が可能です。(ご自宅で仕上げる作業が残ります)ゆっくりと最後まで教室で仕上げたい方は1日クラスの作品です。

 

まだ教室を始めて間もない頃、単発(シングル)レッスンとして始めたアイテム。ご自分の結婚式のお礼のボンボニエールとして沢山作ってくださった方などもおられ、想い出深い作品です。→11. 2005年11月 小さな丸箱 

◆Oval(オーバル)トレイ

Oval Tray(オーバルトレイ)