可動式の作品」カテゴリーアーカイブ

七夕によせて2026|星の箱と筒形のシークレットボックス-B(引き出し付)

今年の梅雨は曇りや雨が多く、7月7日の七夕もどんより曇り空。

去年の暑さやヨーロッパの猛暑を考えると涼しくてありがたいですが、これからの暑さを考えると気が引き締まります。

ということで、今回はブルーやホワイト、シルバーの涼しげなカルトナージュの作品を紹介します。

 

カルトナージュの筒形作品の1つ「筒形のシークレットボックス-B(固定された引き出し付)」。

2008年の冬に制作、2009年の春にレッスン課題となった作品です。下は当時の写真で、受講する皆さまへの参考画像(メール添付用)。2種類のサンプルがあって、上は大きめサイズです。

この作品に使ったのはテヴノン(THEVENON)社の「ジュスタン(JUSTIN)」というトワル・ド・ジュイ。薔薇の花かごを抱えた「キューピッド/クピド(幼い天使)」がメインのモチーフです。

古典柄をモダンにアレンジしていてすっきりとしたデザイン。柄が大きいので、使い方を悩みながらも、いろいろ活用してきました。※楕円(角丸長方形)のトレイも色違いの同じ布

この筒形の箱に使ったのは、丸いメダリオンの鳥のモチーフ。

箱のトップ(上部)に配置し、2羽の鳥が向かい合ったり

離れたりするようなデザインに。ジュエリーケースという設定で、内部は引き出しになっています。

この引き出し、実は左右に動く面白い構造で、ここが課題の大事なポイントです。

 

離れたり、向かい合ったりする2羽の鳥の丸いシークレットボックス。たしか作ったのはクリスマスシーズンだったと思うけれど、

今回は七夕の織姫と彦星に見立てて紹介しました。

今週後半は暑くなりそうですね。少しずつ暑さに慣れ、元気に夏を乗り切りましょう。

 

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クリスマスの宿り木(ヤドリギ)と映画のお話 -赤いサプライズボックス

前回に続き、12月のイルミネーションの画像より。こちらは2012年のロンドン。リージェントストリートのクリスマスライトアップです。Camidecor1115

トナカイの角や木の枝を思わせる白いライティング。楕円形のゴールドパネルには鳥のカップルとヤドリギがあしらわれています。

ヤドリギ(宿り木:英語でmistletoe)は欧米(ヨーロッパやアメリカ)でクリスマスや新年と縁の深い植物の1つ。もみの木やヒイラギなどと同様にクリスマスのモチーフとして使われています。※1

「クリスマスにヤドリギの下でキスをすると幸せになれる(キスを拒んではいけない)」といった言い伝えもあるそうで、この飾りはきっとそんな意味が込められているのでしょう。パネルの中の2羽の鳥に注目↓です。

 

<「映画「ラブアクチュアリー/Love Actually)」とヤドリギ>

年末やクリスマスシーズンになると見たくなる映画の1つ、「ラブ・アクチャリー(2003年公開)」※1。

12月のロンドンを舞台に、いろいろな人のエピソードがユーモアを交えて楽しく描かれていて、見終わった後に温かい気持ちになれる1本です。※下はクリスマスシーズンのリバティ(LIBERTY)

実はその映画「ラブ・アクチャリー」の中にも「ヤドリギの下で待つわ」というセリフが出てきます。(クリスマスパーティー準備の会話の中で部下が上司を誘惑するシーン)

Camidecor1599-2また、映画のクライマックスで使われているマライア・キャリーのヒット曲「恋人たちのクリスマス(All I Want for Christmas Is You)」の中の歌詞にも「I’m just gonna keep on waiting underneath the mistletoe(ヤドリギの中で待ち続けるわ)」という部分があり、ヤドリギパワーおそるべしという印象です。

<クリスマスの赤いサプライズボックス(2009年)>

さて、下の画像は2009年の12月に作ったクリスマスボックス。カードみたいに見えますが、「びっくり箱」のような仕掛けがある箱なのです。

今はレッスン用サンプルとして教室の隅でほこりにまみれになっている古い赤い箱。久しぶりに出して埃をはらい、「サプライズボックス」としてトナカイと一緒に記念撮影。材料は赤い起毛の生地で作っています。Camidecor1603

角度を変えると箱だというのがわかるでしょうか↓。クリスマスカラーの赤と白。真ん中に貼っているのはリボンのオーナメント。

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久しぶりに中をあけると2羽の鳥がいてびっくり・・・。(自分で作ったのにすっかり忘れていました)

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最後にもう1枚ロンドンのライトアップの写真をと思いましたが、長くなったのでまた別の機会に。

 

※1 ヤドリギ: 古くから北欧神話やケルト神話では 神聖な植物として扱われ、それが元になっていろいろな言い伝えが生まれたようです。

※2 ラブ・アクチャリー(Love Actually): 19人の様々な愛の形を描いたラブ・コメディ映画。かっこいいヒーローではなく、誰もがダメな部分を持っている・・・そんな愛すべき人たちをステキに演じるのは英国の豪華俳優陣。たくさんの小さな幸せのおすそわけをもらって元気になりたい時におすすめです。(←ちょっと大人向け&ブラックユーモアあり)

・・・余談ですが、「ラブ・アクチャリー」の監督、リチャード・カーティス氏は新作映画「アバウト・タイム」を最後に監督を引退してしまうそうで、ちょっぴり残念。→さようなら、ありがとうリチャード・カーティス監督(シネマ・トゥデイ)