すずらん、すみれ、ミモザ」カテゴリーアーカイブ

カルトナージュの白いチェストと縫わずに作るミニチュアバッグ

4月のスイセンの季節に紹介しようと思いながら、5年間も放置していた白いチェストとミニチュアバッグの画像。

2015年~2017年頃に作った作品を、コロナ禍でステイホームしていた春に撮ったものです。(2021年4月1日撮影)

スイセンの時期が終わって、その1か月後のスズランの季節にも同じような構図の画像が残っています。(2021年5月11日撮影)

画像など追加していきます

すずらんのフレームの贈り物|紙で作る軽量フレーム(皆様の作品より)

”こどもの日”や”母の日”のある5月は贈り物の多い月”と書いたのは2013年の5月。このCami Decorサイトをメインサイトの別館として設けた直後のことでした。

すずらんとすみれの花束 -カードと小箱-

19世紀末から20世紀初頭(ベル・エポック期)、大切な人へ贈るカードのモチーフとしてヨーロッパで人気があった「すずらんの花(Muguet ミュゲ)」。

暗く長い冬のあと、春先に咲く鈴のような白い花は希望の象徴だったのでしょう。小さなつぼみも淡いグリーンで可愛い。

今回紹介するのは「紙で作る軽量フレーム」の復習作品。E・Kさんが大切な方達への記念日の贈り物として仕上げたフレームです。※1

ベルエポックの時代のアンティークカードのレプリカには、「Souvenir du Printemps(春の贈り物 / 春の思い出」の文字。くるんと丸みをおびた文字は当時流行だった字体(フォント)ですね。

優しいモアレ柄と金のモールに囲まれたフレームから「最高の幸運が訪れますように」という願いがこめられているのが伝わってきます。

カードにはちゃんと、すずらんの可愛いつぼみも描いてあって、120年以上前に実物を写生してデザインしていたカード画家さんに思いをはせたり。※2

素敵なフレームのプレゼント、実は対(2つ1組)になっているので、写真など追加していきます。

【2026年6月に追記】

こちらの対になっているフレーム、実はKさんからご両親への贈り物。

ご両親の金婚式のお祝いのギフトで、もう1つのフレームにはお母様のお好きなマーガレットの花が描かれたカードが入っています。(5月レッスンでKさんにしっかり確認しました)

「誠実な愛」の花言葉を持つ可憐なマーガレットと一緒に、「幸運のシンボル」の4つ葉のクローバー、そして「感謝」を表すカンパニュラが描かれていて、お祝いにぴったりの素敵なフレーム。

どこに置いても優しく調和するブルーグリーンのモアレの生地で、ご両親への温かな思いが伝わってきます。

そういえば、Kさんが教室で受講されたフレーム作品にもカンパニュラ(ツリガネソウ)のボタニカルカードが入っていましたね。ネイビーのフレームで知的な印象。

 

2021年12月の素敵な贈り物のフレーム。毎年、すずらんの季節に紹介しようと思いながら機を逃していたのですが、ようやく今年2026年5月に紹介できました。

 

※1 「紙で作る軽量フレーム(超軽量の紙の額)」は自分で使いたくて考えた実用品。教室の課題としても2006年頃から続いています(ご希望者のみ)

※2 当時(1900年代初頭頃)のフランスやドイツなどのヨーロッパでは、ポストカード専用の絵を描く「絵葉書専門のイラストレーター(カード画家)」という職業が確立され、多くの画家が競い合うようにスズランの絵を描いていたそうです

新緑の季節のデニムのバッグと大型収納 

緑のグラデーションが美しい5月の空。

カジュアルに使えるデニムのバッグについて紹介したのは、10年前の2016年5月でした。

デニムで作るバッグとポーチ-緑まぶしい季節の大人のデニム

ダークカラーのデニムは好きな材料の1つで、縫わずに貼って作るシリーズでもデニムのバッグを自分用にいろいろ作っています。

動作が雑なうっかり者にとっては、汚れが目立たないのが一番大事。ボンドが少し剥げてしまっても、また貼って直せばいいので楽なのです。

今回紹介するのは、バッグではなく、デニム生地を使った大型収納。バッグ類を作ったのと同時期の2014~2017年頃に作った実用品です。

通常のカルトナージュとは少し違う手法で作る「紙で作る家具と収納」シリーズ。

教室には少しデザイン違うタイプが2個置いてあって、中には作品サンプルなどがぎっしり入っています。(かなり大きいサイズ)

もともとは別の用途で使っていたものを、2020年のコロナ禍で教室を休んでいる時に使わないサンプルを収納するために引っぱり出してきて、それ以来ずっとそのまま。

当時、このサイトで紹介しようと写真を撮ったのですが、すっかり失念していました。

2種類あるので、記録として画像など追加していきます。

すずらんの日によせて|すずらん柄ペーパーの蓋付ボックス(皆様の作品より)

すずらんの日によせて

2013年にこのページを開設してから、スズランの日には何かしら画像を載せていたのに、ここしばらくずっとサボりがちでした。

すずらんとすみれの刺繍フレーム(2007-2017年)-すずらんの日によせて

清楚で可憐な白い花が咲くこの季節に

紹介しようと思っていたE・Kさんのスズランのペーパーの箱。蓋は濃いグリーンで、まさに上の画像のすずらんの葉陰と同じ色。

鈴がつらなるようなお花のたたずまいに癒されます。

【2026年6月追記】

こちらは「かぶせ蓋の収納箱」という基礎作品(後半)の課題。サイズや設計も含めて自分で考えて制作します。

箱全体をぐるりと囲むさわやかなスズランの花。まるで風に揺れているような印象さえ感じます。

そして箱の中には仕切り箱。配色のバランスが上品です。

難しい作品に進むためのテクニックが詰まった課題。それぞれ全く違う作品が完成するアイテムです。

 

下はいままで掲載したずずらんの画像など。

 

 

5月の空とライラック-淡紫色のテープケース

5月の清々しい青空を背に咲いていたライラックの花。ジャスミンや金木犀と同じモクセイ科で、花からはふわりと良い香りが漂います。

東京ではもう見頃は過ぎたけれど、札幌では5月の中頃からライラック祭りが始まり、大通り公園では約400本のライラックが見られるそうで、いつか行ってみたいものです。

さて、今回紹介するのは淡い紫がベースの布を使ったマスキングテープケース。2013年~2014年にサンプル制作をしたもので、持ち運びできる横長の収納箱です。

画像ではわかりにくいのですが、ちょっと変わった内部構造になっていて、そこがテクニックのポイント。様々な技法の組み合わせが必要で、中上級者の皆さんが楽しんで作って下さっている課題です。

色に合わせてこのケースにはシルバーや紫系のテープを収納。他にもブルー系のサンプルがあります。

細かなレース細工のようなライラックの花。そういえば、最近、花モチーフのレースのスカートの女性をよく見かけますね。

ライラックの花は4弁。たまに5弁のものが見つかるそうで「ラッキーライラック」と呼ばれ、幸せを運ぶといわれているそうです。(↑画像をまじまじ見たけれど、5弁はなさそう…残念)

ところで、今回紹介した薄紫の布ですが、「花びら巾着の作り方」でも使っています。

あの時は、「紫陽花のイメージ」で作ったけれど、ライラックの花に見立てることもできそうですね。

ライラックはフランス語ではリラ(Lilas)。和名は紫丁香花(ムラサキハシドイ)。日本に入ってきたのは明治期だそうです。

ライラックについては、前に以下のページでも書いています。

手芸まわりの小物入れとブックカバー/2007-赤毛のアンとライラックの季節によせて

すみれの花とライラック柄のダブル眼鏡ケース(2009)

 

すずらんとすみれの刺繍フレーム(2007-2017年)-すずらんの日によせて

「5月1日はフランスではすずらんの日だそうです」と、すずらんとすみれのカードを紹介したのは2013年のことでした。

すずらんとすみれの花束 -カードと小箱-

それ以来2016年まで、この季節になると何かしらスズランの花の画像を紹介していましたが、ここ2年サボっていました。

実は2017年には画像を準備していたものの、タイミングを逃してしまって…。下が2年前の5月に文字を入れて掲載しようと思って2年放置していた「すずらんとすみれの刺繍フレーム」の画像です。

スズランやスミレの刺繍はずいぶん前(2007~2010年頃?)の冬に気まぐれに刺したもの。刺繍用の布ではなく、何かの余り布を使っています。

刺した後は興味が薄れてしまって、ハギレと一緒に収納ケースに仕舞いこみ、このまま捨ててしまいそうになっていたものを救済。カルトナージュのOval(楕円)の額の中に入れて仕上げました。

下は当時のラフスケッチ。ミモザの花束のフレームについてはこちらで紹介しています。

 

すずらんのフレームの斜め上に写っているのは「すみれの刺繍フレーム」。肝心のすみれがパンジーをミックスしたような感じで、酔っ払って踊っているような雰囲気でちょっと変ですね・・・

当時のスケッチを見ると、すずらんの図案が複数あるのに比べて、すみれの”おまけ感”・・・。

こんな風に下絵も描かずに思いのままに刺したので、不思議な感じになってしまったのでしょう。

「スミレ」という花は奥が深くて沢山種類があるそうですが、恐らくこういうすみれ↓と、

こういうスミレ↓の雰囲気を出したく、結局足して2で割ってしまったような感じになったのかな?と推測。作ったものを見ると、今さらながら詰めの甘い自分を思い知らされます。

ちなみにパンジーの花はこちら↓です。

毎年、この季節になるとスズランに会える場所。

光によって色の見え方が変わる包容力のある大きな葉と、ささやかにひっそりと咲く小さな鈴のような清らかな花を見ると幸福感に包まれます。

そういえば、すずらんの花は結婚式に使われることも多いそう。

特に英国のロイヤルウェディングでは、ダイアナ元妃の結婚式のブーケをはじめ、キャサリン妃(2011年4月29日)、メーガン妃(2018年5月19日)のウェディングブーケにもスズランが使われたそうです。

すずらんとすみれの花束 -カードと小箱-

5月1日はフランスでは「すずらんの日」だそうです。

お世話になった人にすずらん(Muguet ミュゲ)を贈る習慣があり、贈られた人には幸福が訪れると伝えられているとか・・・。

下の画像はすずらんとすみれが描かれたカード。「すずらんは幸福を運ぶ」というオランダ語の金文字が入っています。

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オランダにもフランスと同じような習慣があるのかは不明ですが、カードを開くと”飛び出す絵本(ポップアップカード)”のようになり、花束が大きくなる仕掛けです。Camidecor1307

旅先の小さな店で見つけた50年近く前の古びたカード(1964年の記載があります)ですが、開くたびになんとなく幸せな気持ちになるような・・・。

繊細な紙製のパッケージやカードに心惹かれるのは、デザインの中に素敵なメッセージが込められていることが多いからかもしれません。

”こどもの日”や”母の日”のある5月は贈り物の多い月。

すみれ色の丸箱はチョコレートの箱(既製品)。すずらんとすみれの花束の小箱は香水ビンのサイズです。