カテゴリー別アーカイブ: カルトナージュ・ベーシック(課題作品)

寒い季節に元気の出る赤を使ったカルトナージュ-皆様の作品より(クリスマスによせて)①

コロナ禍の2020年、あっという間に12月になってしまいました。

2月から11月まで大事をとって教室を休み、11月末に教室を再開して「久しぶりに楽しかった~」という声や笑顔、素敵に完成してくださった作品に元気をいただきました。

もともと飽きっぽくて怠け者の私が、15年間も小さな教室と作品制作を続けてこられたのは、楽しんで作って下さる皆様がおられたお蔭です。今までレッスンに参加してくださった全ての皆様に感謝いたします。

そして、教室をお休みしている間もお問い合わせを下さった皆様、このCami Decorサイトに来て下さった皆様、ありがとうございます。ブログや新しい情報をタイムリーに紹介するわけでもなく、過去の作品画像の記録や整理のため、気まぐれにマイペースで続けているページですが、ほんの少しでも何かお役に立てることがあれば幸いです。

今回、再会できたことを喜び合えた方もあれば、年内にお会いできなかった方も少なくありません。密閉空間でワイワイガヤガヤと、マスクも何も気にせず作品制作をしていた頃が懐かしいですが、今は健康と安全第一ですね。お会いできなくとも、「元気です!」「ステイホームでハンドメイドを楽しんでいます」というメッセージに笑顔をもらっています。

 


12月ということで、クリスマスにちなんだ作品を紹介していきます。

日も短く、夕方になるとあっという間に暗くなってしまう12月。本格的な冬となり、今年はコロナ禍で心配な状況が続き、身体だけでなく、心も寒くなってしまいがちです。

そんな中で暖かさと元気をもらえる赤い色。

 

今回は教室で皆様が受講された作品から、クリスマスカラーの赤と白を使ったものを紹介します。

 

まず最初は、赤×ストライプを使ったカルトナージュ作品を中心にコラージュ風にまとめたもの。引き出しの中にもストライプや小花模様のアクセントが入っていますね。

インパクトの強い赤にストライプを組み合わせると、さわやかで軽快なイメージに仕上がります。

 

次は基礎から中級程度の作品が中心のコラージュで、リングケースやツールボックス、バックルの箱、クラッチショルダーなどおなじみの定番課題。

赤×ホワイトの組み合わせはフレッシュな感じ、赤×ゴールドの組み合わせは華やかで落ち着いた雰囲気です。 

 

カルトナージュのハウスボックス(家の形の箱)にはA、B、C、Dの種類があって、上の作品は一番シンプルなAタイプ。ギフトボックスにもなるのでお菓子やマカロンの布を使う方も多いアイテム。

下の画像はOさんの作品。赤いチェックの屋根と白い壁にアンティークゴールドと木の実のアクセントが調和しています。

ハウスボックスには紹介したい画像がいろいろありますが、今回は赤×白の作品ということで、それはまた別の機会に。

 

3枚目のコラージュは、トランクやバッグと小物など、持ち運びできる作品中心にまとめたもの。赤と白(無彩色)を使ったものをピックアップしています。

 

旅行や食事会を楽しみたい季節ですが、今年はいろいろ我慢の12月となってしまいました。暖かくして、家で美味しいものを食べて元気に過ごしましょう。

次回は天使のモチーフや赤色のToile de Jouy(トワル・ド・ジュイ)を使った皆様の作品を紹介します。

 

秋の色いろいろ 2006年秋の教室にタイムトリップ(タッセル付きのレターボックス)

デジタル画像をたくさん残せるようになって、画像ファイルを開けば簡単に数年前に遡れるようになりました。

秋の色いろいろ。下は2013年に撮影したもの。2005年に作ったホームページにこのCami Decorサイトを追加するため、イメージ写真を撮った時のものです。

2013年の9月に旅先で撮った柘榴(ざくろ)の写真。秋の日に照らされ鮮やかに輝いています。

下は旅先でみつけた秋色かぼちゃ。10年以上前の10月の写真です。

当時はデジタルカメラの画素数も少なくて、一部を拡大すると不鮮明になりますね。

そしてもっとさかのぼって、下は2006年11月4日に撮った教室の風景。2005年からの課題「タッセル付きのレターボックス」などが飾られています。デジタルカメラ撮影ですが、当時はまだデータ保管の容量が少なくて、枚数を制限して撮っていた時代でした。

この風景も2,3枚しか撮っていませんが

よく見ると。。。なぜ箱が曲がってる?どうして直さなかった?

タイムトリップして13年前の自分にダメだししたい。詰めが甘くて大雑把な性格は今でも同じだな、とため息が出てしまう秋の1日でした。

追記:タイムトリップ、タイムスリップ、タイムリープにはそれぞれ違いがあるようです。自分の意志で時間移動するのがタイムトリップ、機械やアクシデントで時間移動するのがタイムスリップ、自分の超能力で時間移動するのがタイムリープだそうです。

 

タッセル付のレターボックス-皆さまの作品より

秋のピンクと黄緑色-皆様の受講作品より

今年の9月、花屋さんで見かけた鶏頭(ケイトウ)の花。1本だけ残っていたビロードみたいな深いピンクやオレンジの花が気に入って、10月にものぞいてみたけれど入荷なし。秋の天候不順は、野菜の価格高騰と同じく、フラワー業界にも影響を及ぼしているそうで、改めて台風や長雨などによる農産物の被害の大きさを感じています。野菜もお花も11月には安定するそうですが・・・。

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さて、今回は、教室で皆様が作ったカルトナージュ作品から、秋に合うピンクやグリーンの材料を使ったものを紹介します。

今年の9月のレッスンで、Aさんが仕上げて下さった「楕円のスタンド(基礎作品)」。インテリアファブリックや装飾の組み合わせが絶妙。完成度の高い作品が毎回楽しみです。bois529

下の2段はSさんの作品。色合わせはもちろん、細部まで気を配って美しく仕上げてあります。大きさ自由で3つ(複数)仕上げる「がま口バッグ」の課題、布に合わせた小さめのがま口が秋冬にぴったりで可愛い。

bois530配色やアクセサリーにセンスが光る「パスケース」。「外出先で落としました・・・(涙)」というアクシデントの後、無事に戻ってきたというラッキーアイテム。刺繍のグリーンの大きめサイズも素敵です。
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下の画像、グリーンとピンクの組み合わせと装飾が美しい「衝立(パーティション・シンプルタイプ)」と「六角形のソーイング」はOさんの作品。 Yさんの「ホビーバスケット」は全てがバランスよく上品です。ストライプを上手に使ったさわやかな「蛇腹のファイルの作品2種」はAさん作。どの作品も完成度高くまとまっています。

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ピンク×黒の組み合わせが絶妙なKさんの「ハートのB」。実はリバーシブルで柄と無地の両方が楽しめます。季節や眼鏡に合わせて複数作っておられる「眼鏡ケースB」はどれもおしゃれ。「リボンくるりボックス」の内側もステキなので、そちらはまたあらためて紹介します。
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1つ1つの課題のポイントやテクニックを検証し、試作しながら考えるのは少々骨が折れる作業ですが、皆さんの個性がキラリと光り、私のサンプルよりもぐっと素敵な作品が完成するのが楽しみで、課題やジャンルが増えてきてしまいました・・・。 来年こそはサイトをカテゴリー別にすっきり整理しようと思うのですが・・・。

 

2015年はハロウィンにちなんで、モノトーンの作品(教室の作品より)を紹介しました。

昨年(2014年)のクリスマスリースとモスグリーンの天使柄の作品

昨年(2014年)のリースの画像より。2007年にOさんからリース作りを教わってから毎年12月の手仕事になっているクリスマスリース作り。

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2013年までは赤い実を使うことが多かったのですが、昨年(2014年)はグリーン&イエローをベースに仕上げました。緑の濃淡に黄色と白のアクセント。

去年の12月からぐるりと1年。早すぎて信じられません。今年のリースは作りかけで数日間止まったまま。なんとか時間を見つけて仕上げなければ。

今回は2014年12月のクリスマスリースの流れから天使の柄のグリーン系の生地の作品を紹介します。

下の4枚の作品に使っている古典柄の布。今から10年以上前2004年頃に買ったもので、渋い黄緑色のモスグリーンでロココ調の建築モチーフや天使が描かれています。

もう入手できない生地で残念なのですが、落ち着いたモスグリーンが合わせやすくやランプシェードなど複数の作品に使いました。上のタッセル付きのレターボックスは2005年12月に受講された方の完成品で、私が準備した布キットで制作。材料付きのレッスンを開催した時のものです。

下は2006年のカルトナージュのリングケース。長年定番の課題です。

この生地を使った一番古い作品は2004年に作ったキューブ型の箱。写真で見るより大きめの箱で、いつもサンプルの背景になっているアイテムです。

2005年の写真にも

2008年の写真にも

2008年にも写っています。カメラが違うので色が違って見えるけれど同じ作品です。

リースの写真を見ながら1年が早すぎて信じられないと書きましたが、10年経つのも早すぎる。今年で教室を開いてちょうど10年。早くクリスマスリースを仕上げないと年が明けてしまう。(今年は何色のアクセントにしようかな?)——————————————————————————————————–

追記:作りかけで放置していた2015年のクリスマスリースは茶色とグリーンのアクセントにしました。ドライフルーツや木の実も使って。コニファー類も干からびつつあります(2/10撮影)

 

楕円のツールスタンドとブロックメモケース

2006年の春、カルトナージュ作品のメニューに入れた「タッセル付楕円のツールスタンド」と「ブロックメモケース」。

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楕円(だえん)はカルトナージュでよく使う形ですが、形によって製図方法が異なります。

よく使う3種類の方法のうち、まずは一番役に立つ製図方法をお教えしたい・・・と考えた基礎課題アイテムです。

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楕円のスタンド手前のブロックメモケースは「ブック型の箱」の応用で、選択制アイテムの1つ。(ブック型の箱の課題にはいくつか種類があり、好きな大きさを選択します)

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プランターで育てたユーカリとラベンダーと一緒にHP用に撮影した画像です(2006年)。

 

楕円のツールスタンドー皆様の作品より

アメニティボックス各種 -蓋付の多用途ボックス各種

〇初心者用基礎作品(半日クラス)

①◆アメニティボックス(オープンタイプ/蓋無し/脚無し)◆ 体験レッスン可(半日クラス)

オープンタイプの多用途ケース。カルトナージュの基本となるボックスの作り方を学びます。比較的たっぷりしたサイズなので、小物入れのほかフラワーアレンジのベースにもお使いいただけます。

 

以下はオープンボックスを受講された方の作品です。(体験レッスン/外側、内側とも布使用)

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〇初心者用基礎作品(短め1日クラス~1日クラス)

・・・取り外しのできるセパレートタイプの蓋付ボックスの作り方を学びます。

②◆ペーパーで作るアメニティボックス(蓋付タイプ/脚の有無は選択可)◆短め1日クラス 

材料付きのレッスンとしてスタートした多用途ケース。現在はレギュラーの方対象の課題です。サンプルは水拭きできるペーパーを使用していますが、お手持ちの布で仕上げることも可能です。

アロマオイルやシュシュを入れたり、コットンや化粧品を入れるコスメボックスにしたり、
フラワーアレンジメントを入れたりと、自由な発想で様々な使い方が楽しめる、シンプルで便利なボックスです。

「A:アメニティボックス(低めのタイプ)」または「B:タッセル付のアメニティボックス(高さのあるタイプ)」のお好きなサイズをお選びいただけます。

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<材料付きのレッスンご希望の場合>

ペーパー3、4種類から選択可能。軽く水拭きすることが可能なペーパーを使用します。
レースなどの飾りはお好みで。
脚や土台などの細かなデザインや装飾を相談しながら仕上げていくレッスンです。

 

③◆布で作る蓋付の正方形多用途ボックス~アメニティボックス(蓋付タイプ/縁や土台脚の有無は選択性)◆・・・1日クラス 

・・・取り外しのできるセパレートタイプの蓋付ボックスの作り方を学びます。蓋の仕様や土台など材料に合わせてデザインしながら制作します。

A 蓋が1枚だけのシンプルなタイプ。 蓋にキルト綿を入れてふっくらさせるとイメージが変わります。

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B 下は縁と台がついたタイプ。

それぞれが材料に合わせてデザインを考えていく課題です。

基本の「折り畳みのリボントレイ」

<初心者用の課題、体験レッスン(半日クラスの作品より)>→教室についてはこちらから

〇カルトナージュ初心者用のための「リボントレイ(折り畳みタイプ)」。眼鏡や時計、ジュエリーや文房具などを入れておくのにちょうど良い実用品で、カルトナージュの基礎テクニックを学ぶのにちょうど良い作品です。

 

下の画像は受講して下さった皆様の作品の一部。使う材料によって全く違う雰囲気に仕上がります。

設計が簡単なので、用途に合わせて大きさ違いで作りやすい便利なトレイです。

 

***応用の課題としては、「曲線のトレイ(エレガントタイプ)」や「トラベルミニトレイ」、「曲線ラインのリバーシブルトレイ」があります。