ミニチュア小物」カテゴリーアーカイブ

カルトナージュのちいさな裁縫箱 受講された皆様の作品

ひな祭りのある3月には、雛道具にちなんでカルトナージュの小さな作品や引き出しなどをテーマに画像を紹介してきました。

下の箱もその1つ。「シークレットボックス」と名付けたシリーズの作品の応用タイプで、手のひらにのる大きさ。小さいと言ってもミニチュアではなく、ハサミや針などが入るお針箱です。

以前紹介した記事はこちらから↓

カルトナージュのちいさなお裁縫箱-シークレットボックス(秘密の箱)

内部は小さな引き出しがあり、ピンクッション、ニードルブック(ブック型の針刺し)なども収納できるようになっています。

もともと小さいものやミニチュアが好きで、2007年から2008年ごろに楽しみながら作った作品。当初は教室の課題ではなかったのですが、「作ってみたい」という声に応じてレッスン課題(ご希望者のみ)となりました。

面倒そうに見えるかもしれませんが、基礎作品で学んだテクニックの積み重ねなので、意外とスイスイ完成していただけるのが嬉しい発見でした。

それぞれ好みの材料で、私のサンプルよりずっと素敵に仕上がっています。

<教室で受講された皆さまの作品より>

砂色のリネン/麻の、繊細な花柄や田園風景が描かれたシックなトワルドジュイ/Toile de Jouyを使ったTさんの作品。引き出しやピンクッション、トレイになる蓋の裏もお揃いの布を贅沢に使ってあります。

そのまま飾っても素敵なアンティークな雰囲気のボックス。アメジスト色のグラスビーズのタッセルがおしゃれです。

 

下は18世紀にフランスで流行したインド更紗風のモチーフの生地を使ったYさんの作品。赤い色のアクセントがアンティーク調の布を引き立てています。

ゴールドの金具や貝殻ビーズの白と赤のタッセルなど装飾を効果的に使うことで、可愛らしさがアップしています。

からくり箱のテクニックに加え、引き出し、細工物、文房具の技術も必要なカルトナージュの応用作品。お裁縫箱にこだわらず、それぞれのアイデアや用途で自由に制作していただけます。

簡単なブックカバーでも、複雑な箱でも、世界に1つだけのクラフト作品を自分の手で作る体験や楽しさは、まだAIには奪われていませんね。

上の画像も、皆さまが1つ1つ紙や布を切ったり貼ったりして地道に仕上げて下さったものです。

ハウス型ボックス(2011年)と冬の小さなバッグや小物

2025年のクリスマスシーズンは「ハウスボックス」から始まりました。

11月末のクラスで、基礎作品を受講中のお2人から「今年もクリスマスらしい布で何か作りたい」というご希望があり、「じゃあ、ハウスボックス(家の形の箱)が良いのでは?」ということになったのでした。

12月を前に、お2人とも「基本のハウスボックス」無事完成。 赤をアクセントにした素敵な材料で、それぞれ可愛く仕上げて下さり、クリスマスに間に合いました。(画像は後日掲載の予定です)

寒い季節に元気の出る赤を使ったカルトナージュ-皆様の作品より(クリスマスによせて)①

<ハウスボックス、家の形の箱>

家の形の箱は、見ているだけでほっこり温かな気持ちになるので、クリスマスのディスプレイはもちろん、ちょっとしたコーナーに置いておいても癒されます。

ハウスボックスと色鉛筆用ホルダー-”ちいさいおうち”によせて

ふたの開け方や構造などを学ぶ課題としても面白いので、いろいろなバリエーション、教室の課題を作ってきました。↓のページでは15年以上前に作ったA,B,C,Dのタイプを紹介しています。

ハウス型ボックス4種とお菓子の家(2009)

 

<2011年のハウスボックスと小さな小物>

こちらの画像は2011年制作のハウスボックス。屋根が両側から開くタイプです。

写真は2021年の冬に撮ったもので、小さなツリーやリース、バッグや小物と一緒に。

ちなみに2011年のHP用の画像はこちら↓ シャンパンゴールドのメタリックなツリーとミニボールで少しポップに。背景や小物で雰囲気が変わるので、その時の気分に合わせて楽しめます。

10年後は氷とフレッシュグリーンでナチュラルに。白い森の家。

もともとミニチュアが好きなので、ミニリースや小物作りは気分転換になります(普通は捨ててしまう小さなはぎれや木の枝で)

 

<教室の課題と皆様の作品>

ハウスボックス(家の形の箱)は材料によって表情が変わるのが面白いところ。教室では皆さんの進度やご希望によって、さまざまな形でハウスボックスを受講していただいています。

構造が違う2つのハウスボックスを1日で2作品受講することも可能。下のハート柄のOさんの作品は水色のサンプルと同じ形ですが(両開き屋根)、私のサンプルとは全く違うラブリーな雰囲気で素敵です。

 

クリスマスのハウスボックス(Cタイプ)-皆さまの作品より

追記:2025年の12月は、↑とは違うタイプのハウスボックス2種を受講された方達もおられ、皆さま、素敵に仕上げて下さいました。長くなったので別の機会に紹介します。

 

ミルクとチーズと美味しい色 -チーズ柄の作品&20年前のミニチュアチーズ

丑年(うしどし)の2021年。今回は、日頃お世話になっている牛さん達への感謝をこめて、ミルクとチーズとバターをテーマに作品などを紹介します。

片付け物をしていると、すっかり忘れていたものが出てくることがあります。「なぜ、これを買ったんだろう?一体何のために?」というような。 下のヴィンテージプリントもその1枚。

フランスの小さな田舎町の蚤の市。印刷物を扱っている露店で、ぱっと目についたものを旅の思い出に、と思って買ったのだろうと思うけれど、はてさてこれをどうするつもりだったのか?

このプリント、手書きの説明には1925年-1930年頃の子供の勉強用のイラスト(教材)と書いてあります。Le lait(牛乳/Milk)という単語だけでなく、乳しぼりや牛乳を運ぶ様子、家畜などが描かれていて、いろいろな言葉が学べそうです。

そいうえば、子供の頃のお気に入りに、安野光雅氏の「あいうえおの本」がありました。子供向けの絵本ですが、絵を楽しみながら謎解きするような感じで、じっくり味わうように眺めていた本。

「あ」のページに美味しそうな”あんパン”や、「た」のページにリアルな”たいやき”が載っていて、本当にお腹が空いてきたり。安野氏の繊細な絵と遊び心が盛り込まれていて、大人になった今でも時々開きたくなります。

<ミルクとチーズと美味しい色 ー教室で皆様が作った作品より>

さて、牛乳の話に戻りましょう。牛乳の旬は冬だそうです。脂肪分が増えて美味しいミルクになるようで、チーズの味などにも影響するのでしょうか?

ずいぶん前(2001年)のことですが、イタリアの小さな町のチーズ屋さんで、モッツアレラチーズ作りを見学させてもらったことがありました。昭和の時代の日本のお豆腐屋さんに通じるものがあって、作りたてのフレッシュなチーズの美味しさは格別。世の中も変わったし、伝統的な手作りのお店はどんどん減っていますが、今でも続いていてほしいな、と思います。(↑のイラストの女の子が持っているミルク容器と↓チーズ作りの入れ物がそっくり)

 

チーズといえば、思い出すのはAさんの2つの作品。チーズ柄の「小さな丸箱」とイタリア製ペーパーを使った「ツールケース」。

Aさんご持参のチーズ柄の布を見た瞬間「美味しそう♡」と目が釘付け。縁取りのオレンジも、ふっくら仕上がった蓋もチーズの絵を引き立てています。

右のケースはカフェオレ色との組み合わせがぴったり。イラストにはヴィンテージのキッチン用品柄の道具が描かれていて、よく見る”とチーズおろし”や”メッザルーナ”という三日月形の包丁※1もあるけれど、左下の四角い木製の道具が何か???わからない。

調べてみると、イタリアのチーズ削り器(cheese roolling greater)で、くるくる回しながらチーズが削られていく仕組みのようです。ところ変われば道具も変わりますね。

 

 

次に紹介するのは、バターやチーズのような黄色やヴィンテージ風の色を使った皆様の作品。

赤、黄色、オレンジは食欲をそそる色。人によって違いもありますが、統計的にも証明されています。元気が出る色でもありますね。レトロな色というのも古い時代の温もりのようなものが感じられて、ここ数年パッケージでもよく見かけます。

経験や記憶と密接に関わっている色の印象。実用品作りでは、自分が使って心地良いのが一番と考えています。

 

<20年前に作ったミニチュアチーズ>

チーズつながりで、昔作ったミニチュアのチーズの画像を少し。20年以上前(1998-1999年頃)に趣味で制作した後、段ボール箱に入ったままだったのを数年前に見つけて撮影したものです。※2

ちょうどインテリアの仕事をしていた時で、計画→施工→完成までに多くの人手と時間が必要な”家づくり”と比べて、自分の手の中で出来上がっていく粘土細工はストレス解消に役立ちました。

チーズの種類によって色を微妙に変えたり、つまようじの先で穴をあけたり…。今はもうそんな根気は残っていませんが(涙)

チーズのラベルは、古いApple製のMacコンピュータで、wordのソフトを使って1つ1つ作ったもので、粗くラフな仕上がり。

今はミニチュア制作もずいぶん進化して、信じられないほどに精巧になっていますね。(いつかミニチュア作家さんたちの作品展に行ってみたいなあ)

コロナ禍で、旅はおろか外食さえままならない日々の中、美味しいものを食べて感じる小さな幸せが毎日を支えています。あらためて食を支えて下さっている全ての人や自然の恵みに感謝です。

<幸運を招く縁起物のチーズ>

そういえば、下のミニチュアの木箱に入っている白いU字型のチーズ、何という名前だったかな?と思って調べてみたら、馬蹄形を意味する「バラカ」という名前のチーズでした。

ヨーロッパでは幸運を招くシンボルや魔除けにも使われる馬蹄形。「バラカ」は幸運を招く縁起の良いチーズということで、贈り物に使われることも多いそうです。

チーズのイラストの作品をもう1つ載せようと思っていましたが、長くなってしまったので次の機会に・・・。

 

 

※1 ハーブや野菜、お肉のみじん切りのために使う三日月形の包丁。

※2 チーズスタンドの棚・秤・ナイフなどは、ドールハウス作家、林渓子氏の設計・デザインを参考に制作したものです。「はじめてのドールハウス/日本ヴォーグ社」1996年発刊

ミニチュア制作は1999年頃に半年ほど続けたものの、楽しすぎて仕事や生活がおろそかになりそうだったので、その後、封印してしまいました。以下は前にこちらに載せたチョコレートケーキです。

第2回銀座ビスクドール展のお知らせ&アンティークスタイルの紙箱

先日紹介した、3月14日のYKKさん主催のワークショップが無事に終わりました。「YKKものづくり館」のゆったりと和やかな雰囲気、そして参加された皆様の丁寧で的確な作業のおかげで、2時間後には無事に全員のポーチが完成。私にとっても楽しいホワイトデーのひとときとなりました。

参加して下さった皆さま、本当にありがとうございました。ワークショップについては、あらためてゆっくりと書きたいと思います。

さて、今回は、銀座の十字屋ホールで開催される「第2回銀座ビスクドール展のお知らせ」です。

<第2回銀座ビスクドール展 -「PARIS モードと人形」出版記念展示会>

今回の展覧会は、ファッションがテーマの珍しい企画。日本のクラッシック・ビスクドール界を代表する30名の新作など200体のほか、ニットの貴公子 広瀬光治氏のドール用のドレスや恋月姫さんの「蝶々夫人」も展示されます。

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「PARIS モードと人形」という本の出版記念のイベントで、100年以上前のベル・エポック期のコスチュームを人形のドレスで再現”という、なんとも贅沢な内容です。

◇日時:3月21日(土)、22日(日)10:00~18:00 入場無料

●十字屋ホールのサイト・・・コンサート、展覧会などの情報など

●企画・制作のファムさんのサイト・・・ブライスというお人形が案内してくれる可愛いサイト

お人形展は、お人形ファンにとってだけでなく、手工芸の愛好家にとっても学ぶ部分が多い場所。お人形の可愛いらしさに加えて、美しいアンティークの布の色合わせや装飾、小物類など日常とは違う優雅な世界を楽しめるのも魅力です。

ご興味のある方は、ぜひ足をお運びください。

***昨年”人形の館”という展覧会でご一緒させていただいた先生方のお名前もあり、作品を拝見するのが楽しみです***

 

<お人形展とからめて、「アンティークスタイルのカルトナージュBOXシリーズ」の作品を紹介>

ビスクドール展のお知らせということで、ファッションプレートやお人形に関係した作品を紹介します。下は2014年「人形の館」の展覧会でワークショップを担当した時の課題。春のイベントだったので、花モチーフの女の子のアンティーク風小箱です。

そして、今回紹介するのはアンティークのファッションプレート(イラスト)を使ったボックス。(2013年制作)

旅先で購入した、1880年頃のフランスのファッションプレート(流行のファッションイラスト)「Journal des dames et des demoiselles(ジュルナル・デ・ダーム・エ・デ・ドモワゼル)」のオリジナル版を利用して、カルトナージュの箱に仕上げたものです。

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2013年制作で、タッセルが入る位の大きさです。

優雅なインテリアのサロンにはお人形を抱えた女の子と貴婦人。素敵なドレスで、当時の最新のファッションがわかります(今とは全然違いますね)。

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少し拡大してご婦人のスカートの裾のプリーツをよく見ると、「銀座ビスクドール展」のパンフレットのお人形のスカートと重なりますね。

今回のお人形展、こういうドレスがお人形で再現されているとのことで、とても楽しみです。

 

<ビスクドール作家  辻容子先生の素敵なお人形とカルトナージュ>

長年教室に通ってきて下さっている、世界的なビスクドール作家、辻容子先生の新作も出展されます。(辻容子氏の作品やご本については、次回紹介します)

今も昔も女の子のお人形好きは変わらず。やはり雛祭りのある3月はお人形にぴったりの月です。・・・去年の3月も同じようなことを書いたような↓ タッセル用のトランクも紹介しています

 

カルトナージュのタッセル用トランク-雛道具と房飾りによせて

 

 

両開きの箱と紙で作るシンデレラの靴

2008年から2010年にかけて作った両開きの箱と手のひらサイズの靴(2010年撮影)。 飾りとビーズ以外は全て紙で作っています。※1

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普段は実用品を作っていますが、余った材料での小物作りは楽しいもの。カルトナージュというとまず思い浮かぶのは箱ですが、自由な発想で様々なものを作れるのが1番大きな魅力だと感じています。

「靴とバッグ」というアイテムが好きで作ったミニチュアの紙の靴シリーズ。色違いでいろいろ作ったものは全て片方のみ。「シンデレラのガラスの靴」のイメージが潜在的にあるからかもしれません。

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誰もが知っているシンデレラのおとぎ話。

物語として普遍的な魅力があるためか、バレエやオペラをはじめ、ミュージカルやアニメや映画などにも繰り返し使われている題材。キャラの濃いいじわるな継母と姉、かぼちゃの馬車、舞踏会、お城、魔女など・・・王子様とガラスの靴だけでなくお話の中に出てくるアイテムが魅力的で、それぞれでどう描かれるのか比べるのが面白いところです。

中でもオペラ(ロッシーニのLa Cenerentola ラ・チェネレントラ)やバレエ(プロコフィエフのCinderella シンデレラ)は衣装やセットも豪華だったりと、目を楽しませてくれる要素がたっぷり。・・・オペラのお話ではキーアイテムが”ガラスの靴”ではなく”腕輪”なのですが、個人的にはガラスの靴が好み。(youtubeなどでも見られます)

余談ですが、明治時代の日本の小学校の教科書には坪内逍遥の訳により「おしん物語」としてして紹介されていたとか。おシン??・・・なんだか笑えますね。

ちなみにガラスの靴の部分は”草履”ではなく、”扇子”となっていたそうで、それはいい感じで納得。 →元の記事はこちらからどうぞ。(トリビアの泉でも紹介)

古くらかのおとぎ話にインスパイアされた、”リイマジ二ング re-imagining”という形で映画が作られることが多い昨今ですが、2015年3月にはディズニーより新しい実写版の映画「Cinderella シンデレラ」が公開されるとのこと。ケイト・ブランシェットやヘレナ・ボナム・カーターなどベテラン女優が脇を固めるようです。

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・・・ディズニーといえば、今年大ヒットした「アナと雪の女王」。有名な歌はすっかり覚えてしまったのにまだ見ていませんが、見た人の感想の中には、お姫さまと王子様の物語も時代とともに変化していくのだなあ・・・というものも。 これから見るのが楽しみです。

 

◆ディズニーによる実写版「Cinderella(シンデレラ)」の予告 ・・・Disney’s Cinderella Official←ガラスの靴だけのシンプルな動画でしたが、参考までに・・・  →その後新しい動画が公開(11月19日)Disney’s Cinderella Official Teaser Trailer 

※1紙の靴については、2011年に刊行された「和紙で作るカルトナージュ小物」という書籍に色違いの作品を載せています。

アントシアニンカラーのストライプ-簡単アップリケを添えて

以前フランスで購入した、濃いピンク×グレーのストライプの布。

赤紫系の強めのピンク色、グレー、ホワイトの配色で、部分的に起毛(ベルベット)のアクセントが入っています。

このピンク色、色名にすると、Mediumvioletred (ミディアム・ヴァイオレット・レッド)や紅紫(べにむらさき)に属するのでしょうか。ラディッシュやビーツ、赤カブ、赤玉ねぎ、紫いも、紫キャベツの色を鮮やかにしたような力強いピンク色は、ビタミンカラーならぬ「アントシアニンカラー」という感じで、ぎらぎらの強い紫外線にも負けず夏バテを防いでくれるような気がします。

昔(20年以上前)なら強すぎて使えない色だったかも…と思いつつ、文房具やがま口ケースなど様々なアイテムに使用。以下はブック型の箱、ファイルカバーと引き出し付きの箱(2010年)の画像です。

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大きめのブック型の箱の白い部分に並べてあるのは、ハギレを使った小さなアップリケ。ある時期にたくさん作ったものを保管していて、時々色が合うものを探して使っています。

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子ども用の小物やパッチワーク、キルトの技法でおなじみのアップリケ(Appliqué)。もともとフランス語由来の言葉だそうで、手芸技法としての歴史は古く、世界各地に同じような手法のものが見られるとか。

一番簡単に作れるものはフエルトのアップリケですが、こちらは布を使ったもの。形は違いますが、ハウスボックスのドアや窓、ツールボックス(2005年)の飾りなども同じ方法で作っています。

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実はこの箱、ずいぶん前に自分用に作ったものですが、最後の最後でなかなか完成しません。ヒモをピーンと張るか(一番上の画像)、よれよれさせるか、どうでもいいことで悩んだりして。

もともと優柔不断な性格。こんな些細なことを先送りしているから、いろいろたまっていくんだな…と画像を見ながら反省。夏は判断力がさらに弱まるので「秋にまた考えよう」となりがちですが、今年こそは暑さに負けず、シャキッと過ごしたいものです。

 

フエルトで作る簡単アップリケ-クリスマスモチーフ

 

すずらんのカードとミニチュアのチョコレート菓子

5月1日はフランスでは「すずらんの日」・・・。昨年と同じように、このページですずらんとすみれの画像やカードを紹介できるのを嬉しく思います。

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実はこのCami Decor(かみでこ/カミ・デコ)のページ、カルトナージュの過去の作品記録のために1年前(2013年3月)に設けたものの、気まぐれに画像をアップする程度で、半年後にはほとんど行かない別荘のような状況に・・・。その後、昨年末あたりから目の前の仕事から逃げたくなったり、行き詰った時、”画像の整理”と称して気分転換にこちらに来るようになり、なんとか廃墟にならずにすみました。

正直、サイトのしくみが未だよくわかっていないのですが、何か書けばアップされるのはとても便利。「バッグとこもの」の本の補足(番外編)や、教室の皆様の展覧会のお知らせなどもこちらで紹介していきたいと思います。ただ、過去の作品記録のためのページなので、時系列と関係なく投稿や画像など追加する場合がありますので、どうかご容赦下さいますよう・・・。日程などの情報は今まで通りメインサイトに掲載します。

さて、前置きが長くなってしまいましたが、さっそく展覧会のお知らせです。

下の画像の素敵なポストカード、なんと実は手作り!教室にいらして下さっているフェーヴコレクターの方の展覧会のカードです。(すずらんのフェーヴ、可愛いです)

Camidecor1442「Les Fèves 6e フェーヴの世界展6」  →詳細はこちらに詳しく掲載されています。(5月23日より7月15日まで、吉祥寺、京都、自由が丘で開催)

素敵な本も出版しておられます。 フェーヴ お菓子の中の小さな幸福(2010年 二見書房)

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タイトルに「お菓子の中の小さな幸福」とありますが、本の中に幸せがいっぱい詰まっている美しい本。わかりやすく分類された多種多様なフェーヴの写真、丁寧な下調べと取材に基づいたレポートも興味深く、見て読んで楽しめる一冊です。

渋谷西武のサンイデーのイベントはもう終わってしまいましたが、季節ごとに展示が変わるのが楽しみ。ポストカードの画像の↑ハートチョコレートのフェーヴはその際購入したものです。昔、趣味でミニチュアを作っていたほど小さなものが好きなので、こういった催しでは財布の紐がゆるんでしまって困ります。

<昔作ったミニチュアのチョコレートケーキ>

下の画像は20年近く前(1998年頃)に作った、ミニチュアのチョコレートケーキ(粘土細工)。ケーキの形が古めかしくて時代を感じさせますが、なかなか断捨離できず。ガトーショコラやチョコレートムース、アーモンドプードルのたっぷり入ったチョコレートケーキ(のつもり)です。

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下はチョコレートのギフトボックス。・・・お米1粒ほどのチョコ用なのでかなり雑だけれど、仕切りはカルトナージュと同じ組み立て方。銀のトレイや小さな箱も紙製ですが、何を参考に作っていたのか。・・・全く記憶にないのが残念です。

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カルトナージュのタッセル用トランク-雛道具と房飾りによせて

桃の節句で始まった3月もあと数日。各地から桜便りが届き、日本各地でいよいよ春本番です。

書籍の最終チェックや雑事に追われてあっという間に過ぎていった3月。3月半ば過ぎにはアートコンプレックスセンターで開催された展覧会「人形の館 HAZAMA」でワークショップを担当させていただきました。

・・・ワークショップに参加して下さった皆様、ありがとうございました。このページでイベント告知をする時間が取れず、申し訳ありませんでした。

人形の館の展覧会では、人形作家の先生方の素晴らしい作品から深い感動と刺激をいただきました。(感動や尊敬の思いが溢れて、うまく言葉にまとめられない自分がもどかしい)

書きたいことは沢山あるのですが、出来事や感動したことをタイムリーに表現するのが下手なので、人形展やワークショップについては、もう少し熟成させてから書きたいなと思っています。(下がワークショップの課題「アンティークスタイルの箱」です)

<雛道具と房飾り、カルトナージュのタッセルトランク>

ひな祭りのある3月はお人形にぴったりの月。雅で美しい雛人形や、こまごまとした雛道具に心惹かれるのは子どもの頃も今も変わりなく、雛道具の箪笥の引出しを開けたり、重箱の房をほどいて遊んでみたくなったことを思い出します。

さて、下の画像はトランク型のコレクションケース(タッセル用トランク)の内部。 2008年から2009年にかけて制作し、「カルトナージュBook(2010年1月/マリア書房発刊)」という書籍に載せた作品です。

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タッセルやリボンなどを収納するために作った少し大きめのトランク。上部には曲面のデザインを少し入れ(下の画像左上)、内部は下段の引き出しに細かなものが収納できるようにしています。

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この引き出し、閉めると一見同じように見えますが、実はそれぞれ開き方が異なります。引き出しの作り方にはいくつか種類がありますが、この作品では3種類を組み合わせています。

下の画像、ドアのように開いたり、手前に引くタイプがあるのがわかるでしょうか。引き出しの中から色とりどりのタッセルやリボンが顔をのぞかせます。

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十数年前からタッセルを見るとつい購入してしまうクセ(?)があり、結局トランクでは納まらずに100円ショップの透明ケースが大活躍。ここ数年はタッセル熱も落ち着き、ほっとしています。

幼い日に雛道具を見て、「この道具で遊びたい!」という欲求にかられた日を思い出しながら、もしかしたら「房飾り(タッセル)」との初めての出会いも、3月の雛飾りを通してだったかもしれないなあ・・・とぼんやり考えています。

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追記(2024年):教室用の課題としてではなく、自分の創作物として制作した作品ですが、長年通って下さっている生徒さんからの要望があり、2022年に教室の課題として作っていただきました。

 

第2回銀座ビスクドール展のお知らせ&アンティークスタイルの紙箱

クリスマスのハウスボックス(Cタイプ)-皆さまの作品より

以下に紹介するのは2年前のクリスマスプロジェクトの作品。4種類のハウスボックスのうち、いちばん小さくて簡単なCタイプを、教室の皆さんが子ども達への贈り物用に作った作品の一部です。 Camidecor1361

上の画像は赤やピンクの家。YUWA(有輪商店)さんのマカロン柄の生地を使った方も多く、文字通り可愛らしい「お菓子柄の家」に。

赤い屋根にギンガムチェック、水玉などを使って作ったサンプル。(3つともギフトとして贈りました)

下はフエルト細工のお菓子を組み合わせた、すばらしく夢のあるH様の作品。

Camidecor1359お人形(ビスクドール)制作を趣味として、様々な手工芸に精通しておられる方ならではの完成度の高い「お菓子の家」です。

 

Camidecor1358 家の中にはIKEA(イケア)のくまのぬいぐるみを入れて贈りました。

 

Camidecor1364 くまのプーさん、 テディベア、くまモン、リラックマなどなど、クマのキャラクターは昔から大人気。今まで、いったいどれくらいのクマのぬいぐるみや絵本がクリスマスプレゼントとして子ども達に贈られてきたのでしょう。

 

Camidecor1362 そういえば、イギリスの古い童話の「3びきのくま」は、森のくまの家のお話。 3時間程度で作れる簡単なハウスボックスですが、お人形やぬいぐるみを組み合わせるとストーリーが生まれてくるような気がします。

クリスマスプロジェクトの際に、教室の皆さまが作ってきて下さったハウスボックス。

イケアIKEAのぬいぐるみがぴったりサイズ。

お菓子やカードを添えて、それぞれの願いをこめたクリスマスの贈り物となりました。

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<追記>

下の画像は教室の皆さんが作った作品の一部。家の形は全く同じように見えますが、蓋の開き方が異なります。※教室ではサイズ違いの2種類をセットメニューとしていて、1日で2つ作ることも可能です。(選択制のレッスン)

 

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参考

ハウス型ボックス4種とお菓子の家(2009)