カテゴリー別アーカイブ: Cartonnage(課題サンプル)

斜め格子デザインの仕切り(かぶせ蓋の引き出し付収納箱)-受講された皆様の作品より

教室の課題用の画像は、2005年より個別にメールに画像添付という形でお送りしてきましたが、メールの画像が開かない方が複数おられたこともあり、一部の作品についてはこちらに掲載する形にしてみます。(暫定的に)

1月クラスで「斜め格子デザインの仕切り」を受講する方は参考にしてください。

斜め格子デザインの仕切り(かぶせ蓋の引き出し付収納箱)-受講された皆様の作品の一部です。きっちりと均等に作るため、新しいテクニックを交えながら制作します。

下はまだ仕切りが入っていない状態の作品「引き出し付のかぶせ蓋の箱」。

ウィリアム・モリスの”兄弟ウサギ(”Brer Rabbit” or “Brother Rabbit”)という柄のテキスタイルやクリーム色にブルー系の薔薇(ローズ柄)の生地でさわやかに仕上げておられます。

斜め格子の仕切りのケースのサンプルについては数年前に以下のページで紹介しました。

イングリッシュガーデンと斜め格子の仕切り箱

秋色の紫陽花(2022年)とアンティークブックスタイルの箱A&B

秋も深まり紫陽花も秋色。果物が美味しい季節です。コロナ禍に入って3年近く経ち、ようやく元の生活が戻りつつありますね。

上は今年2022年、下は去年2021年の秋色アジサイ。

毎年同じような写真ばかりで違いはみかんと柿くらいですが、こんな不安定な世の中だと、変わらず咲いてくれる花や秋の実りを一層ありがたく感じます。

2016年9月の紫陽花↓は、花びらにまだ瑞々しさが残る涼しげな優しい色。

ブドウが入っているのは、紙で作った葡萄色(防水加工)のトレイです。

昔から食欲の秋、読書の秋といいますが、ここ数年落ち着いて読書する時間がありません。便利になっている一方で、どうでもいい情報やニュースとか見てしまって無駄な時間を過ごしているためでしょう。

下は2015年の秋の画像。奥に並んでいる分厚い本はブック型の箱でカルトナージュの課題です。

「アンティークブックスタイルの箱」と名付けた課題は2010年から続いていて、作り方の違うAタイプとBタイプがあります。(↓教室の課題用画像)

見た目はほぼ同じなので作ってみないとわからないA↓とB↑。

下のブドウ色のブックBOXはBタイプで2010年の作品。

夏だと暑苦しく感じるベルベット調のテクスチャーや、葡萄色や芥子色などの濃いめの色が心地よく感じられる季節になってきました。

寒暖の差が激しい日々、くれぐれもご自愛ください。

淡いピンクと春の緑の作品など -桃の節句によせて

3月初め、窓から見える白木蓮(ハクモクレン)が開花しました。近くのお宅からの借景で、ほとんど見る人がいない場所なのですが、静かに咲いて春を知らせてくれる可憐な姿が清々しくて心に沁みます。

春の陽気を思う存分楽しめないのは残念だけれど、節目の行事を祝ったり、小さな発見に喜びを感じて春を過ごせる事に感謝。←2月に昔の大河ドラマ(血なまぐさい戦国時代)を見ていたので、何事もその時代と比べると超ポジティブ思考になれたりします。

 

さて、3月3日は桃の節句、雛祭りでした。下は前にこのページで「雛祭りによせて」と掲載した春の画像。「ひな祭り専用の作品」というわけではなく、他の季節にも使えるアイテムだけれど、菱形(ひしがた)の箱だけは、ちょっぴりお雛様を意識して作りました。(2008-2009年制作)

 

3種類の菱形の箱(桃色、白、薄緑)はそれぞれ違う構造。ピンクとグリーンの箱は、角度によっては男雛と女雛に見える作りで、ピンクの箱の正面は引き出しに。

手前に開くと扇型の引き出しが出てくる仕掛けで、なんとなく着物の袖、袂(たもと)に見立てられるようにしたのでした。(誰も気づかない程度のことなので、ここに記録)

 

菱餅に使われる桃色、白、薄緑色。それぞれに意味があり、順番も決まっていているそうですが、どの色がどこだったかすぐに忘れてしまします。別に重要ではないけれど、雛祭りの3色ババロアとかゼリーとか作る時は、やっぱり正しい順番で作りたい。そんな時は、自然界をイメージして「薄緑色の草の上には白い雪があって、その上にはピンクの桃の木」と考えると、するりと出てきます。

 

<ピンクとグリーン、アイボリーの作品  -Toile de Jouy(トワルドジュイ)>

お雛様の「菱餅」にちなんで下に掲載するのは、ピンクとグリーン、アイボリーの作品の写真。和の材料ではなく、西洋の材料を使ったカルトナージュの課題サンプルです。(2010年~2013年頃制作)

教室の課題サンプルを作る時には、手法や手順、大きさ等を変えて3つか4つ作って検証することが多く、その際は「可愛らしいもの」「シンプルでモダンなもの」「クラッシックなもの」「厚い生地」「薄い生地」など複数の材料を使うようにしています。(実用品は色や柄でガラリとイメージが変わるので受講する皆さんの参考になるし、布の厚みなどで作業性も違ってくるため学べることも多いのです)

そんな中、「可愛らしいイメージ」のサンプルとして使うことが多かったのが、ピンク×グリーンの生地。花柄にストライプを組み合わせて一時期よく使っていました。

このシリーズ、課題の種類が多いこともあって結構な数になり、いつも窓前のカウンターに無造作に積んで教室の皆様にはおなじみだったのですが、昨年からはコロナ禍ということもあって片付けてしまっています。(↓は2012年の様子。雑多すぎて全てはお見せできません…)

 

2017年に撮った下の写真は、ピンクの薔薇と一緒に記録用に撮ったもの。自分でも忘れているサンプルもあって、今見ると「あの課題は花柄でも作ったんだった」と思い出したりします。

上に載っている「眼鏡ケースB」もその1つ。※1

ピンク系の甘いイメージのサンプルも作ったのですが、「縫わずに貼って作るバッグとこもの」の本には下のシンプルモダンの方を載せているし、教室でもそちらを使っています。

メインサイトには下の画像も載せていますが、普段使わないと忘れてしまいますね。

「眼鏡ケースB」は花柄から無地までいろんなスタイルに対応可能です。

 

日本で春の緑色を表す色名には「萌黄色(もえぎいろ)」、「若草色」などが浮かびますが、英語では「spring green(スプリンググリーン)」という言葉があるようです。

下の緑は「yellow green(イエローグリーン)」「apple green(アップルグリーン)」に近いかもしれないけれど、やはり冬というよりは春の緑。

桜の開花が楽しみですが、今年もまた昔の写真でバーチャルお花見かな?とぼんやり考えています。

寒さが戻ってきていますので、暖かくしてお身体大切にお過ごしください。

 

 

両側から使えるカルトナージュ2種 -手前に倒れる引き出しや皆様の作品など

柑橘系の果物が美味しい季節。甘酸っぱい美味しさに加え、皮をむいた時にフワッと広がる芳香も、瞬時に脳に届いて幸せ感を味合わせてくれます。

下の写真は前にも紹介したことのあるカルトナージュの「ハウスボックス(ハウス型ツールボックス)」。”家の形の箱”は複数あって、こちらは応用タイプです。

スイートピーの良い香りに包まれながら2009年の春に撮影したものですが、同じ日に撮った複数の作品の写真が残っていて、その中の1つがこちら。

「縦型のツールボックス」として作りかけたものの、訳ありの作品になってしまって、メインサイトに掲載しないままになっていました。

カルトナージュ(厚紙細工)で作れる引き出しには様々なバリエーションがあります。ドアのように開くものや、ダストボックスのように手前にパタンと倒れるタイプなど。

当時、いろいろなタイプの引き出しのを1つの作品に入れるの面白くて、「タッセルトランク」なども作りましたが、上の作品もその1つ。

高層ビルのように縦型にすればスペースも取らないし、様々なテクニックを学ぶ課題としてもいいのでは?と作りかけ、取っ手も付けてみたものの、気に入らずに未完成のまま放置状態。

金具の取っ手は1つしかなかったので、ハウス型ツールボックスに移し、教室の片隅に置いたままになっていました。

そして、時が経つこと8年。ホコリをかぶっていた箱が役に立つ時がやってきました。

この出来損ないのサンプルでもいいと課題に取り組み、しっかりと仕上げて下さったMさんの作品が下の写真です。

そう、この箱、裏表から使えるし、持ち運びもできるので、実は結構便利なのです。金具もぴったりで、上品で素敵な仕上がり。(私のサンプルと交換してほしい…)

 

思えば、当時(2008-2009年)は両側から使えるカルトナージュ制作に取り組んでいた頃でもありました。ハウス型ツールボックスも両側から使えます。

 

下は「ハウス型ツールボックス」を受講されたTさんとNさんの作品。屋根のストライプと白壁が爽やかです。

両側の屋根が開き、それぞれに収納できるしくみ。引き出しを開くと可愛い花柄が。

引き出し作りは根気が要りますが、完成した時の嬉しさはひとしお。商品も情報も簡単に手に入る時代になった今だからこそ、自分自身で何かを作ることが楽しいのかもしれません。

 

 

ギリシア・ローマ神話の女神のトランクとミネルバの梟(フクロウ)

お正月飾りに使われる羽子板の羽根。魔除けや厄払いの意味もあったということから羽根に見立てた「三角タッセルの作り方」を紹介したのは2015年1月のことでした。

ちょうど受験シーズンということもあって、受験生や周りの人達にエールを送る気持ちで作り方をまとめたのを思い出します。

どこかで誰かの役に立てばいいな…と、一方的に作り方を公開しているだけなので、ちゃんと完成できるのだろうか?と不安なのですが、「作ってみました!」と完成したものを持ってきてくださったりすると嬉しい(下写真)。房のタッセルだと邪魔になる時や、共布で飾りを作りたい時に便利です。

 

さて、コロナ禍で世界的に厳しい状況ですが、日本では受験シーズンに入っています。ただでさえ、寒くて体調を崩しやすい時期なのに、今年は本当に大変です。受験生、ご家族、関係する全ての方達、どうか無事に乗り切れますように。そして、笑顔で春を迎えられますように。

 

<知恵の女神のモチーフ -Toile de Jouy(トワルドジュイ)を使った大型トランク>

学びの季節ということで、今回は知恵の女神をテーマにしてみます。円形にくり抜いた窓に入れているのはギリシア神話の知恵の女神アテナ(アテネ/ローマではミネルバ)の布。※1

この写真だと平面パネルみたいだけれど、実際はカルトナージュのトランク(タッセルやリボンなどの収納ケース)です。

タッセルトランク(大型)として前にも紹介していますが、片側の写真だけ載せていたので、両面に窓をつけていたことを自分でもすっかり忘れていました。前に紹介した側(↓)には、愛と美の女神、アフィロディテ(ヴィーナス)を使用。

※タッセルやリボンなどのパスマントリー収納トランク:『カルトナーBook(2009年マリア書房発刊)』に掲載 →「タッセル用トランク」と呼んでいて、内部の画像はこちらにも少し

知恵、芸術などを司る女神アテナ(アテネ/アテーナー/Athene)。戦いや戦略の女神でもあるため、兜(ヘルメット)をかぶり槍を持った姿で表されます。下はバチカン美術館のジュスティニアーニのアテナ(Athena Giustiniani)。※2

メデューサ討伐にも関わりがあり、肩から胸にかけているアイギス(イージス/神盾/盾のような胸当)にはめ込まれているのは、メデューサの頭。・・・ギリシア神話って血生臭くて怖いところがありますね。

一方、タペストリーなどの織物が得意とされ、芸術・工芸を司る神という一面もあるそうで、そういう意味でこのモチーフをタッセルケースに使ったのかな??? (10年以上前なので、よく覚えていないけれど、「ローマ(ROME)」というドラマが面白くてローマ時代にはまっていた時期がありました・・・)※3

 

<オリーブの樹を作った女神。オリンピックの冠は月桂樹?オリーブ?>

写真の中のグリーンは月桂樹(ローリエ/ローレル)の枝ですが、アテナのシンボル(象徴の植物)はオリーブの樹。

ギリシア神話の中に、古代ギリシアの都市国家アテナイの名前の由来のエピソードがあって、アテナはオリーブの樹を生み出したとされているそうです。※4

ちなみに月桂樹は太陽神アポロンと関係が深い植物で、ローマ皇帝やナポレオンが頭に載せているのは月桂冠。ちょっと混乱しやすいけれど、オリンピックの勝者の冠はオリーブの枝の冠(オリーブ冠)だそうです。

 

<ミネルバの梟(フクロウ)は迫りくる黄昏に飛び立つ>

ギリシア神話のアテナは、ローマではミネルバ(Minerva/ミネルヴァ)。教育機関などの紋章やロゴなどに用いられることも多く、企業や団体の名前で耳にすることもありますね。

現代の文化芸術の源となっているギリシア・ローマ神話は興味深くて面白いけれど、名前やエピソードがややこしくてすぐに忘れてしまいます。その理由の1つはギリシア神話とローマ神話の神様が重なっている上、名前が違ったりするからでしょう。

下はルーブル美術館のアテナ※5ですが、ミネルバもほぼ同じ特徴で表されます。

ちなみに、Toile de Jouy(トワルドジュイ)の本※1には、この布(↓)のモチーフはローマ神話のミネルバ(ミネルヴァ/Minerva)と書かれています。

ミネルバ&アテナのシンボルの鳥(聖鳥)はフクロウ。絵の中の鳥を拡大してみると・・・

確かに翼を広げた梟(フクロウ)の顔。女神が兜を脱ぎ、夜行性のフクロウが飛び立とうとしているところでしょうか。

余談ですが、「ミネルバの梟(ふくろう)は迫りくる黄昏に飛び立つ」というヘーゲル(法の哲学)の言葉があります。様々な解釈があって、教育や経営に携わる人達から引用されることも多く、ちょうど今の時代に照らしてみるといろいろ考えさせられます。

 

<フクロウ柄の布とカルトナージュ作品>

教室で皆様が作った作品にもフクロウが!と思ったら、よく見るとミミズクでした。でも、ミミズクとフクロウはどちらもowlで生物学的には同じなのだそうです。

リスやハリネズミもいてほっこりする森のモチーフ。M・Kさんはこの布で幾つか作品を仕上げておられるので、それはまた別の機会に。

偶然ですが、私の作品にもありました。(↓ただの鳥だと思っていたらフクロウでした) ハギレで作ったカルトナージュの仕掛け箱。完成度はイマイチだけれど、また改めて紹介します。

 

—–備忘録もかねて—–

※1 1808年にデザインされた”Scenes antiques(Scenes from Antiquity)”  という布。ちょうどナポレオンの時代、新古典主義が流行していた頃の「古代ギリシア・ローマ」がテーマのテキスタイル。  参考:Toile De Jouy  Printed textiles in the classic French style

※2  Athena Giustiniani(ジュスティニアーニのアテナ):ヴァチカン美術館所蔵 紀元前5世紀頃のギリシアの彫像を、ローマ時代に大理石でコピーしたもの。

※3 「ローマ(ROME)」・・・アメリカのHBOとイギリスのBBCが共同で制作した2005年のドラマシリーズ。歴史もの、ローマの時代が好きな方にはお勧めです。

※4  馬を生み出したポセイドンとオリーブを生み出したアテナが競い、アテナに軍配が上がってアテナイという都市国家になったというエピソード。

※5  マテイのアテナ(Athene Mattei) と ヴェッレトリのアテーナー  Athena of Velletri ルーブル美術館所蔵。現在は設置場所が変わっています。

 

新年を寿ぐカルトナージュの祝い箱-七変化の秘密箱

新しい年を迎え、皆様の健康とご多幸をお祈りいたします。

新年を寿ぐ紅白の箱。明るい未来が広がりますように!との思いを込めて、扇と南天を添えてみました。

「難が転ずる」という意味から縁起物として使われる南天。赤い実が魔除け、厄除けとして使われるのは世界共通ですね。

赤い実といえば、千両(センリョウ)、万両(マンリョウ)もお正月に使われます。名前と特徴がややこしいですが、葉の上に実がつくのが千両。

そして葉の下に赤い実がぶら下がるようにしてつくのが万両だそうです。確かに万両は実が沢山ついているように見えます。(一両、十両、百両という植物もあるそうです)

2017年に撮った写真の中に、南天、千両、万両が全て入ったものがありました。鮮明に撮れていないのが残念だけれど、手前には黄色い実の千両も入っています。

 

さて、先にあげた紅白の箱、実は七変化する箱なのです。ささやかな仕掛けがある「秘密箱」でもあるので、アマビエの絵でも入れようかと思ったものの、わざわざ絵を書くのは面倒。・・・ということで、金色の折り鶴を添え、この苦難が転じて福となしますように・・・との願いを込めています。

 

 


下の投稿にも画像を追加しました

ドライフラワーの鶏頭と紫陽花とカルトナージュ ー2016年の秋の教室より

蘇ったカルトナージュのクリスマスツリー(2006-2008)とくるみ割り人形

3年前の2017年、収納の一番上の棚を整理していたら10年ほど前に作ったカルトナージュのクリスマスツリーを見つけました。作りかけも含めると5、6種類あってそれぞれ構造が違います。

2006年~2008年に少しずつ作ってみたものの、その時は気に入らなくて飾りもせず、課題にもせずに大きなケースに入れたまましまい込んでいたのでした。

下は2017年に引っぱり出して並べてみた時に撮った写真です。写真だとわかりにくいですが、四角錐(すい)、五角錐、六角錐のクリスマスツリー風ボックスで、側面が開くようになっているものもあります。

当時、教室の課題用に六角形の箱や縦型のソーイングセット(ヴィクトリアンソーイング)をいろいろ試作していて、その流れの中でアイデアが浮かんで作ったものでした。

カルトナージュを作ったことのある方なら、六角錐のクリスマスツリーとこれらの作品の共通点がわかるかなと思います。何かを作ると別のアイデアが出てくるのがカルトナージュの面白いところですね。

六角形の縦型ソーイングセット(2006年-)ヴィクトリアンソーイング 皆様の作品より

そんな感じで10年近くぶりに引っぱり出してきたクリスマスツリー、なんだか懐かしくて蘇らせてみたのでした。昔クリスマスマーケットで買った木製の小さなくるみ割り人形を入れてみたらちょうどいいサイズ。

リボン結びのものはギフトボックスに、大きめサイズはツリーの一部が開きます。教室の課題としても復活し、紙や布などそれぞれのイメージの材料で作っていただいています。

こちらはホワイトクリスマスバージョン。白いファーやビーズ飾りで。

コロナ禍で不安な気持ちになったり不自由な日々が続いた1年でした。今年は皆さまと1年ぶりに作品作りを楽しんだり、手作りのツリーやボックスで元気に1年を締めくくれるのが何よりのギフトだと感じます。

 

補足:2006年~2008年はカルトナージュのクリスマスツリーや紙のオーナメントをたくさん作りました。当時よく飾っていたのは円錐形のクリスマスツリー。シャンパンゴールドやシルバーで作ったので他の作品と並べた時になじみやすかったのです。

カルトナージュで彩るクリスマス(2008年)

紙で作る冬のオーナメント(2008)とモミの木のリース-木の香りに包まれて