Cartonnage(課題サンプル&作品)」カテゴリーアーカイブ

カルトナージュの六角形の引き出し|クラウン/王冠デザイン(2010年)の2種類の写真

暑いですね。水分補給をして元気に過ごしましょう。

今回は目から涼を呼ぶために、アクアブルー(水色)の作品の紹介です。

この六角形の箱、教室では「王冠(クラウン)デザイン」と呼んでいる作品で、撮影日は2010年7月20日。

2010年に課題としてスタートした作品です。→過去のレッスン作品のページ

この年(2010年)の東京の梅雨明けは7月17日頃だったようで、これから夏本番という時期ですね。

 

六角形の角を尖ったようにデザインし、先端にビーズ飾りをつけたので「王冠(クラウン)」と呼んでいますが、波(ウェーブ)のようなラインなので、海のイメージで水色の布を使ったのかも?

トップにはゴーリキアイランドさんのクリスタルつまみを使っています。

 

ちょっと変わった形の六角形の箱、実は引き出しになっていて、

こんな風に開き、結構たっぷり入ります。2009年の「ひし形の引き出し」と同じで頭の体操になる作品です。

<時を経て紫陽花と一緒にとった写真>

上の数枚は2010年撮影ですが、その数年後に紫陽花と一緒に撮った写真も見つかりました。撮影日は2016年7月20日で、偶然にも6年後のちょうど同じ日。

色が変わって薄い水色になった名残の紫陽花に、6年経った作品の雰囲気を重ねたのでしょうか。同じような貝殻を並べています。

2016年の関東地方の梅雨明けは7月29日頃。長梅雨だったようで光の感じも控えめな感じです。

カルトナージュで作る「六角形の引き出し」。もとは課題として作ったわけではないのですが、変わった形の面白い作品なので、ご希望者には受講していただいています。

皆様の作品はあらためて紹介します。

 

シャーベット色のフリンジBOX&シャーリングバスケット|皆さまの受講作品

梅や杏、ジューンベリーなどの保存食作りで忙しい6月から7月初め。10年以上続けている杏のシロップ漬けも無事終わり、今年の杏仕事は涼しくて良かった!とホッとしていたら、急に暑くなりました。

6月末の教室でドーナッツの話題が出て早速買いに行こうと思っていたのに、ここ数日はゼリーやシャーベット、アイスやジェラートなどの冷たいスイーツに心が動きます。

「水無月と三角仕切り箱」で紹介したシャーベットカラーのフリンジ付きの小箱。

水無月とミントグリーンの三角仕切り箱|シャーベットカラーの小箱&三角作品(備忘録)

今回は受講された皆様の作品を紹介します。

教室の課題は、基本的に自分の布で好きなイメージで作りますが、この課題はちょっと特殊。シャーベットカラーのフランスのフリンジに合わせるので、教室の材料(無地やモアレ生地)で作る方も多い作品です。※必修ではなくご希望者対象/色が合う布を持っている人はご持参

この作品、繊細でエレガントなテイストが好きな方だけでなく、モノトーンや北欧の生地を使ったモダンスタイルが好きな方も受講して下さっています。

手のひらにのる小さな箱なら邪魔にならないのと、普段は和菓子好きな人でもたまにケーキが食べたくなるように、テイストの違うものを作ってみるのは結構楽しい作業なのです。

好きな色やフリンジを選んで、少しずつ違う小箱が完成。内部の仕切り箱は入れなくてもOKですが、ほとんどの方がシャーリングのミニバスケットを一緒に制作。

一緒に撮ったタッセルはフランスのHOULSE(ウレス)社製。装飾のフリンジもフランスのものなので、色味や質感がよく合います。

実用品というよりもファンシーな装飾小箱。箱とバスケットの色を変えたり、フラワーテープを施したりと細部に個性が光ります。

 

シャーベットカラーのフリンジ付の箱と手作りのタッセル、リボン飾りのシルクフレーム

七夕によせて2026|星の箱と筒形のシークレットボックス-B(引き出し付)

今年の梅雨は曇りや雨が多く、7月7日の七夕もどんより曇り空。

去年の暑さやヨーロッパの猛暑を考えると涼しくてありがたいですが、これからの暑さを考えると気が引き締まります。

ということで、今回はブルーやホワイト、シルバーの涼しげなカルトナージュの作品を紹介します。

 

カルトナージュの筒形作品の1つ「筒形のシークレットボックス-B(固定された引き出し付)」。

2008年の冬に制作、2009年の春にレッスン課題となった作品です。下は当時の写真で、受講する皆さまへの参考画像(メール添付用)。2種類のサンプルがあって、上は大きめサイズです。

この作品に使ったのはテヴノン(THEVENON)社の「ジュスタン(JUSTIN)」というトワル・ド・ジュイ。薔薇の花かごを抱えた「キューピッド/クピド(幼い天使)」がメインのモチーフです。

古典柄をモダンにアレンジしていてすっきりとしたデザイン。柄が大きいので、使い方を悩みながらも、いろいろ活用してきました。※楕円(角丸長方形)のトレイも色違いの同じ布

この筒形の箱に使ったのは、丸いメダリオンの鳥のモチーフ。

箱のトップ(上部)に配置し、2羽の鳥が向かい合ったり

離れたりするようなデザインに。ジュエリーケースという設定で、内部は引き出しになっています。

この引き出し、実は左右に動く面白い構造で、ここが課題の大事なポイントです。

 

離れたり、向かい合ったりする2羽の鳥の丸いシークレットボックス。たしか作ったのはクリスマスシーズンだったと思うけれど、

今回は七夕の織姫と彦星に見立てて紹介しました。

今週後半は暑くなりそうですね。少しずつ暑さに慣れ、元気に夏を乗り切りましょう。

 

画像をクリックすると、記事が開きます

水無月とミントグリーンの三角仕切り箱|シャーベットカラーの小箱&三角作品(備忘録)

6月30日は半年の罪や穢れを祓い去り、無病息災を願う日。全国の神社で「夏越の祓((なごしのはらい/はらえ)」が行われます。

京都を中心として「水無月」という氷に見立てた三角形のお菓子を食べる習慣があるのは、暑気払いと小豆による邪気払いの願いがこめらているのでしょう。おせち料理もそうですが、食べ物の形や色、名前に願いを込めた昔の人は発想が豊かですね。

厄除け、魔除けの文様として昔から使われてきた三角形。シンプルで可愛い形なので、カルトナージュ、バッグやポーチなど様々な△の実用品を作ってきました。

三角タッセルは作り方も紹介しています。

貼って作る布の三角タッセル-新春のラッキーオーナメント

 

今回は、三角錐のポーチやバッグ、折り畳み眼鏡ケース(2種)、コインケースのうちのどれかを紹介しよう、と考えていた中で目に入ったこの画像。

水無月と同じ形の三角形の、ミントブルーの小さな仕切り箱です。

「シャーベットカラーのフリンジ付きの箱」の中に入る3種類の内箱のサンプルの1つなのですが、

私自身作ったことさえ忘れていた「三角仕切り」。長方形の 仕切り同様使い勝手は悪くないのですが、いつも目立たずひっそり。

なぜならば、この課題(選択制でご希望者のみ)では、布をクシュクシュッとして仕上げるシャーリングのタイプを作る方がほとんどなのです。

皆さまの受講作品は別の投稿(ポスト)で紹介します。

シャーベットカラーのフリンジ付の箱とリボン飾りのシルクフレーム(2007/2008年)

三角形をテーマににした課題で、まだこのページで紹介していない作品の一部です。(今後掲載するための備忘録に)

カルトナージュの筒形シークレットケース(筒形3段ボックス)|2008年のサンプル作品

カルトナージュの筒形のシークレットボックスやマジックケース。構造が違う作品をいろいろ作ってきましたが、こちらはシンプルな3段タイプ。

上は2008年に作ったサンプルで、2009年から課題として続いています。

前に紹介した記事ではストライプのサンプルや皆様の作品をメインに紹介しました。小さい画像しか載せていなかったので大きめ画像を掲載していきます。

 

カルトナージュの筒型ボックス(3段タイプ) -ジュエリーケースのような箱

カルトナージュの細長い楕円トレイにカトラリーを入れて|12年前の紫陽花の季節に

ちょうど12年前、2014年6月16日に撮影した画像。ある課題の写真を探していて偶然見つけました。忘れないうちに今日(2026年6月16日)掲載します。

2009年に作ったカルトナージュの細長い楕円の簡単なトレイ。作った時に撮ったシンプルな写真しかなかったので

テーブル周りのトレイとして、2014年にカトラリーや器を入れて撮ったもの。

ガラスの器にお菓子に見立てたウッドビーズ、色の合う箱にスプーンを入れて写真を撮影してみたけれど、実際に食卓で使っているわけではないので、どこか無理やりな感じになってしまったのでした。

簡単に作れる細長い楕円のトレイ(Oblong  Tray/オブロングトレイ)。工夫次第でいろいろ便利に使えるアイテムです。

 

ブルーの薔薇柄の小型タイプ(2009年制作)は

2016年の投稿で紹介しています↓

すずらんの日によせて-カルトナージュのラウンドバスケットと簡単な細長楕円トレイ(2009)

 

※1 教室では長い間「角丸長方形のトレイ」と渋い名称で呼んでいます。

古い時代の優雅な手書き文字|貼って作る封筒ポーチ&カルトナージュ

2014年に書籍に掲載した封筒ポーチ。内側に使ったのは古い時代の手書きの文字(英語)のプリント生地。

カルトナージュにもいろいろ使っています。

画像など追加していきます

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6月初めのちょっとしたクイズ、こちら↓に答えを書きました。正解はテキスト(文字・文章)柄です

カルトナージュ&バッグと小物の基礎作品(ブック型ソーイング、ペルメルなど) Wさんの受講作品

 

オブジェのような縦型ソーイングとミッドセンチュリーモダンの魅力(皆様の受講作品)

今回も、梅雨空のどんよりムードをの中で元気をもらえる作品を紹介します。

前回に続き「縦型ソーイング(六角形 フラワーソーイング)」の課題。K・Aさんの受講作品です。

可増など追加していきます

 

 

パステルカラーの縦型フラワーソーイング(ちいさな刺繍入り)|Tさんの受講作品

梅雨に入り、どんよりしたお天気が続いています。

雨が多くなり、気分も塞ぎがちなこの季節、ふわっと明るく優しい気持ちになるM・Tさんの受講作品を紹介します。

優しいパステルカラーのカルトナージュの縦型ソーイング(六角形)。※1

Tさんが使ったのは、イギリスのキャスキッドソン(Cath Kidson)の『British Bird (ブリティッシュバード)』という生地。

布のモチーフと同じ形のお花に合わせて、さりげなくワンポイントのリボン刺繍が入っています。

幅広い種類の刺繍が得意なTさんですが、あえて小さな刺繍にして余白を残していることで、Tさんならではのパステル調の優しい世界が完成されています。レースのアクセントも絶妙。

蓋にもワンポイントのリボン刺繍が入っています。布の雰囲気に調和する色使いと優しいラインがぴったりです。

日本の6月はジメジメどんより雨の多い梅雨ですが、キャスキッドソン(Cath Kidson)が生まれた国、イギリスでは薔薇やお花が咲きみだれ、小鳥がさえずる美しい初夏の季節。

ヨーロッパで「ジューンブライド(6月の花嫁)」という言葉が生まれたのも納得です。

花嫁と言えば、下はお嬢様へのプレゼントに、と制作されたE・Tさんの作品。こちらは深みのある赤とストライプがアクセント。大きい画像はあらためて別の機会に紹介します。

※1 「縦型ソーイング(六角形のヴィクトリアンソーイング)」は2006年にスタートした、カルトナージュ基礎作品の総仕上げのような課題。側面が花びらのようにふわっと開く構造です。大きさや細部のデザインは自由なので、皆さん、それぞれ工夫して個性的なソーイングが完成します。 内部にピンクッションになる2段の丸箱が入ります。その他、四角形、五角形のサンプルもあり。

 

曲面の箱と引き出し付の卓上シェルフ|薔薇の花のガーランド

カルトナージュの「曲面の箱と引き出し付の卓上シェルフ」。今月のクラスで「曲面の箱」を受講する方がおられるので、シェルフ付きの画像も掲載します。※1

箱の蓋に使っているのは「バラの花のガーランド」や「ブランコの女の子」のモチーフが人気のTHEVENON社のグレージュの生地。こちらの収納箱↓とお揃いのトワル・ド・ジュイです。

以前、秋をテーマにしたページで紹介したことがあるので、秋の写真だと思っていたら、撮影したのは2013年の6月16日でした。青蜜柑(青ゆず?)が写ってるから確かに初夏ですね。

秋の茶色とブック型の収納箱|カルトナージュの重ねられる大きな箱

最初の画像の「曲面の箱と引き出し付の卓上シェルフ」、かなり前からの課題で、2Wayになる面白い構造。その他画像や皆様の受講作品など追加していきます。

※1 このCami Decorサイト、システムのアップデート(バージョンやPHPの更新など)を終え、少し大きめ画像も掲載できるようになりました。(ネットの仕組み複雑化&IT関係の知識不足のために、長年先送りしてきたのですが、2026年3月に無事完了しました)

未掲載の作品や皆様の受講作品など、随時写真を追加しながら更新していきます。

 

カルトナージュ&バッグと小物の基礎作品(ブック型ソーイング、ペルメルなど) Wさんの受講作品

「カルトナージュ」「バッグと小物(縫わずに貼って作るシリーズ)」の基礎作品より。

ちょうど今月「ペルメル(リボンボード)」「ブック型ソーイング」を受講する方がおられるので、少し前に素敵に仕上げて下さったWさんの作品を紹介。2005年頃から長く続いているオリジナルのベーシック課題です。

 

平日に仕事をしている方も多い週末の土日クラス。せっかく参加するからには1日クラスでじっくり作品制作に取り組みたいという方も多く、日が暮れる頃の机の上はカオスに。一方で、作品は素敵に仕上がっていきます。

「早く難しい作品に進みたい」「いろいろなものを作ってみたい」と、効率よく1日に基礎作品を2つ受講する方も多く、Wさんもそのお1人。

リクエストに応じて「カルトナージュ」「バッグと小物」のアイテムを1つずつ組み合わせてきました。

「曲線ラインのバスケット」「ダブルポケットポーチ(スカラップ)」。構図、色合わせ、装飾とも完成度が高く素敵です。

 

最初の画像の中にある、ラベンダーの生地の作品は『ブック型ソーイング』と『手帳型のファスナーケース』。『ブック型ソーイング』は2006年の5月/6月からスタートしたので、ちょうど20周年を迎えた課題です。→メインサイトの記録はこちら

青紫のラベンダーに、グリーンのアクセントがさわかやです。

さて、ここでクイズです。

今回、Wさんの受講作品を7つ紹介しましたが、使った材料ですべてに共通しているのは何でしょう?

ラベンダー?  残念ながらハズレです。素敵なボックスの大きめ画像も掲載しておきますね。

答えは6月15日頃に。

<クイズの答え -6月14日追記->

答えは「テキスト(文字)柄」 です。

どの作品も「文字や文章の柄(テキスト柄)」が使われているのです。 「答えはフランス?」と思った方も惜しい。上の横長ボックス以外はフランスの布&フランスのモチーフですものね。

テキスト柄がお気に入りのWさん、「ファイルカバー」にもテキスト柄を素敵に使っておられました。(バッグもおしゃれです)

ターコイズブルーのリボンワークの箱|皆様の作品より

雨の後の紫陽花が美しい季節となりました。

今回は初夏にぴったりの、ターコイズブルーの材料を使ったKさんの作品を紹介します。

2008年からレッスン課題として続いているカルトナージュのリボンワークの箱。八角形と楕円があって、大きさやデザインは自由なのですが、サンプルと同じ八角形のサイズで作る方が多い作品です。

以前、クリスマスの時期にオフホワイトやベージュで仕上げた3人の皆様の受講作品を紹介しました。

カルトナージュのリボンワークの箱(2008)-受講された皆様の作品より

 

ディスプレイで印象が変わるニュートラルなカラー。それぞれ完成度高く仕上げて下さいました。

 

 

 

蓋を開けたところなど、画像を追加していきます。

 

★「切り込みフラワーの蓋」の画像を追加しました↓

クレマチスみたいな立体切り込みフラワーの蓋付の箱|皆様の受講作品より

花の形が蓋に刻みこまれたような、ふっくらした立体的な蓋のカルトナージュ。

教室では「切り込みフラワーの蓋付きの箱」と呼んでいて、厚紙を折り紙のように折って作る作品です。下はY・Kさんの作品。お花の中心のキラリと光るアクセントがアクアブルーにぴったりです。

クレマチスの6弁の花びら※1

深みのあるブルーグリーンの蓋はH・Kさんの作品。

タッセルとの配色もグリーンの濃淡で素敵です。

グリーンの濃淡といえば、上の画像は数年前に訪れた、長野県茅野市の「御射鹿池(みしゃかいけ)」。東山魁夷の『緑響く』という絵画のモチーフにもなった神秘的な光景の場所。Kさんの配色と似ていますね。

 

可愛らしいポンポンの赤い蓋はNさんの作品。

赤い蓋と組み合わせたリバティのバラの花の生地と色がぴったりです。

可憐で可愛い小さな薔薇の花柄は、モダンな作品にも合いますね。

 

実はこの「切り込みフラワーの蓋」の作品、蓋に組み合わせる本体のデザインは自由。なので、完成形がそれぞれ異なります。

シックなブルーグレーに青紫のポンポンのMさんの作品。

組み合わせたのはシックな色のリバティの向日葵柄の生地。

組み合わせた本体もそれぞれ素敵なので、別の記事で紹介します。(シンプルな六角形の箱ではなく、面白い形を組み合わせています)

※1 備考:クレマチステッセンの違い

クレマチスは「つる性植物の女王」とも呼ばれ、世界に数百種ある「キンポウゲ科センニンソウ属(クレマチス属)」のグループの総称。テッセン(鉄線)クレマチスの1種で、中国原産の原種の花の名前。ツルが鉄ワイヤーのように固いことから鉄線と呼ばれたそうです。

カルトナージュの白いチェストと縫わずに作るミニチュアバッグ

4月のスイセンの季節に紹介しようと思いながら、5年間も放置していた白いチェストとミニチュアバッグの画像。

2015年~2017年頃に作った作品を、コロナ禍でステイホームしていた春に撮ったものです。(2021年4月1日撮影)

スイセンの時期が終わって、その1か月後のスズランの季節にも同じような構図の画像が残っています。(2021年5月11日撮影)

画像など追加していきます

すずらんのフレームの贈り物|紙で作る軽量フレーム(皆様の作品より)

”こどもの日”や”母の日”のある5月は贈り物の多い月”と書いたのは2013年の5月。このCami Decorサイトをメインサイトの別館として設けた直後のことでした。

すずらんとすみれの花束 -カードと小箱-

19世紀末から20世紀初頭(ベル・エポック期)、大切な人へ贈るカードのモチーフとしてヨーロッパで人気があった「すずらんの花(Muguet ミュゲ)」。

暗く長い冬のあと、春先に咲く鈴のような白い花は希望の象徴だったのでしょう。小さなつぼみも淡いグリーンで可愛い。

今回紹介するのは「紙で作る軽量フレーム」の復習作品。E・Kさんが大切な方達への記念日の贈り物として仕上げたフレームです。※1

ベルエポックの時代のアンティークカードのレプリカには、「Souvenir du Printemps(春の贈り物 / 春の思い出」の文字。くるんと丸みをおびた文字は当時流行だった字体(フォント)ですね。

優しいモアレ柄と金のモールに囲まれたフレームから「最高の幸運が訪れますように」という願いがこめられているのが伝わってきます。

カードにはちゃんと、すずらんの可愛いつぼみも描いてあって、120年以上前に実物を写生してデザインしていたカード画家さんに思いをはせたり。※2

素敵なフレームのプレゼント、実は対(2つ1組)になっているので、写真など追加していきます。

【2026年6月に追記】

こちらの対になっているフレーム、実はKさんからご両親への贈り物。

ご両親の金婚式のお祝いのギフトで、もう1つのフレームにはお母様のお好きなマーガレットの花が描かれたカードが入っています。(5月レッスンでKさんにしっかり確認しました)

「誠実な愛」の花言葉を持つ可憐なマーガレットと一緒に、「幸運のシンボル」の4つ葉のクローバー、そして「感謝」を表すカンパニュラが描かれていて、お祝いにぴったりの素敵なフレーム。

どこに置いても優しく調和するブルーグリーンのモアレの生地で、ご両親への温かな思いが伝わってきます。

そういえば、Kさんが教室で受講されたフレーム作品にもカンパニュラ(ツリガネソウ)のボタニカルカードが入っていましたね。ネイビーのフレームで知的な印象。

 

2021年12月の素敵な贈り物のフレーム。毎年、すずらんの季節に紹介しようと思いながら機を逃していたのですが、ようやく今年2026年5月に紹介できました。

 

※1 「紙で作る軽量フレーム(超軽量の紙の額)」は自分で使いたくて考えた実用品。教室の課題としても2006年頃から続いています(ご希望者のみ)

※2 当時(1900年代初頭頃)のフランスやドイツなどのヨーロッパでは、ポストカード専用の絵を描く「絵葉書専門のイラストレーター(カード画家)」という職業が確立され、多くの画家が競い合うようにスズランの絵を描いていたそうです

すずらんの日によせて|すずらん柄ペーパーの蓋付ボックス(皆様の作品より)

すずらんの日によせて

2013年にこのページを開設してから、スズランの日には何かしら画像を載せていたのに、ここしばらくずっとサボりがちでした。

すずらんとすみれの刺繍フレーム(2007-2017年)-すずらんの日によせて

清楚で可憐な白い花が咲くこの季節に

紹介しようと思っていたE・Kさんのスズランのペーパーの箱。蓋は濃いグリーンで、まさに上の画像のすずらんの葉陰と同じ色。

鈴がつらなるようなお花のたたずまいに癒されます。

【2026年6月追記】

こちらは「かぶせ蓋の収納箱」という基礎作品(後半)の課題。サイズや設計も含めて自分で考えて制作します。

箱全体をぐるりと囲むさわやかなスズランの花。まるで風に揺れているような印象さえ感じます。

そして箱の中には仕切り箱。配色のバランスが上品です。

難しい作品に進むためのテクニックが詰まった課題。それぞれ全く違う作品が完成するアイテムです。

 

下はいままで掲載したずずらんの画像など。

 

 

縫わずに貼って作るバッグと小物 冬から春、そして初夏へ

カルトナージュのトピックが続いたので、「縫わずに貼って作るバッグと小物」より

2006年ごろから取り組んでいる「貼って作るバッグと小物シリーズ」。日常使いのバッグやポーチから、茶道や着物と合わせる実用品まで、いろいろなアイテムを作っています。

 

2013年刊行の書籍には一部の作品を紹介しましたが、教室ではもっと多様なバリエーションや作品があって、画像などの整理や分類が大変。そこで、数年前、写真を撮ったものをシーン別に組み合わせてみたのが、下のようなコラージュ画像。

 

画像ファイルから写真を探して1つ1つ切り取って作るので、すごーく時間がかかるのが難点ですが、1つの帯に複数のアイテムを入れて分類できるのがメリット。自分でも過去にどんなサンプルを作ったか、忘れてしまうからです。

季節のファッションに合わせるバッグ類は、冬と春では素材や色が違ってきます。市販のバッグを探すのではなく、自分が使いたいものをササッと作れるのはかなり便利。

教室でも、それぞれ自分の好きな材料で作るので、同じ課題でも全く違うイメージになるのがバッグや小物シリーズの楽しいところです。

 

冬から春。そして風薫る5月へ。画像をクリックすると以前の投稿記事が開きます。

組み合わせる画像は全て自分で撮った写真を使っています。

 

まだ紹介していないアイテムが多く、まとめきれていませんが、Cami Decorで紹介した作品のコラージュ画像一覧はこちらから↓。ご興味のある方はチェックしてみてください。

季節やシーンに合わせて|縫わずに作るバッグと小物|No Sew Bags Collection

<春から初夏のシーン別(抜粋)>

<秋から冬のシーン別(抜粋)>

 

可愛いビスクドールとトランクケース|人形作家Yoko Tsuji氏のドール用トランク

バレンタインデーの2月から雛祭りのある3月にかけて、紹介したい画像がいろいろあるので、時間を見つけながら画像など追加していきたいと思います。

作りかけのカルトナージュの箱の手前に置かれた、手のひらにのるサイズの洋服。スモック刺繍(スモッキング刺繍)のフリル付ドレスに刺繍入りのカーディガンとビーズのバッグ、小さな革靴と靴下。教室での制作風景で、あまりに可愛らしくて撮らせていただいたもの。

 

そして、箱の中にはなんと

別の素敵なドレスが2着も入っています(着替え用)。

これらのお人形用のコスチュームはカルナ―ジュの箱のサイズチェックのために持って来て下さったもの。どれも洗練された美しいデザインと仕上がりでつい見入ってしまいます。

 

そしてドレスの横にはお人形が。ちょっと気位が高そうな美人さんで、凛とした表情が魅力的。

どこから見ても可愛い。小さなビーズのバッグもドレスとお揃い。

 

この美しいお人形とドレスの制作者は、ビスクドール作家の辻容子先生。お人形用ケースをディスプレイするためのバランスを見ている時、あまりの可愛らしさにいろいろな角度から撮影させていただいたのでした。

お人形がキャミソールのままなので、掲載するのをためらって伺ったところ「大丈夫よ♪」とのお許しが。

辻容子先生については2013年の記事でも紹介しています。

ビスクドールとカルトナージュのコラボレーション|銀座ビスクドール展によせて

 

日本だけでなく海外での活動でもご多忙の中、いつも新しいアイデアで創作に取り組んでおられる辻先生。

今回のトランクケース、写真ではわからないけれど実は引き出しがついています。最初に受講していただいたのは、引き出しのないシンプルタイプでしたが、こちらは応用作品。

お人形を入れて、ディスプレイできて、引き出しに衣類や小物が入るケース。正面に引き出しがついている一般的なタイプではない「引き出し付の収納トランク」です。※1

こちらの画像、2024年の春に撮影したもので、もうすこし早く紹介しようと↓のコラージュ画像まで作っていたのですが、あっという間に2026年になってしまいました。

グリーンのおしゃれ着とフリルのドレスはアンティークの生地を使ってデザインされたものだそうで、シックな色合いや上品な質感が現代の物とは違いますね。

その他にも、海外のドールショー用に制作された作品(ケース&お人形)やワークショップ用の画像などいくつかあるので、別の機会に掲載します。

☆今年の4月の最新画像☆ 5月初めのアメリカでのドールショーのギフトとして制作された小さなドール。12体あって、辻先生のテーブルに座る12名の方への贈り物(!)だそうです。5月以降にあらためて紹介します。