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「貼って作るバッグとこもの(2014年刊行)」改訂新版(2018年)のお知らせ

2014年刊行の書籍『ボンドで貼って作るバッグと小物』の表紙が新しくなり、2018年1月27日に改訂新版が出ました。

内容は2014年版と全く同じで、カバーのみのリニューアルです。

電子書籍にもなっていて、紙の本の在庫がなくなり次第、電子のみに移行していく予定だそうです。(2019年9月)→書籍の内容やアイテムはこちらから

 

バッグ類、封筒ポーチ、眼鏡ケース、小物入れ(コインケース、ジュエリーケース)など33アイテムの作り方を載せています。

本だけではわかりにくいのでキット付きにしてほしい、オンラインレッスンで習ってみたいというご希望があり、現在検討しています。(2020年10月)→貼って作るバッグと小物ー基礎作品

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2025年のハロウィーンによせて-有能なアシスタント(?)AIさんとアンティークBOOKボックス

教室を始めて今年で20年を迎えましたが、このCami Decorのサイトをはじめたのは2013年。気がつけばもう12年になります。

掲載したい作品の画像がたくさんたまり、整理が追い付かないまま、最近は教室の皆さまとの課題画像のやり取りを優先して、こちらの更新がすっかり滞ってしまいました。

それでも、なぜか毎年ハロウィーンの時期だけは、ぽつんと記事を書きたくなるようで、今年もその季節になりました。

 

 

2024年のハロウィーンによせて -空飛ぶ魔女とマクゴナガル先生

 

2015年から2020年までは、自分で撮った画像にカンタンな絵を描いたりして写真の加工をしていましたが、もう今はそんな時代ではないですね。

有能なアシスタント(秘書?)のAIさんにお願いして、10月の終わりに週末を過ごしたい場所のイメージを作ってもらいました。

テーマはかぼちゃや実りの季節。どこの国のどの場所かもAIさんに伝えています。

よくよく見ると、ちょっと変なところや矛盾点もあるけれど、それはご愛敬。矛盾点を見つけるのも間違い探しみたいで楽しい。

 

下の2枚は別の国。大きな窓から、紅葉の森に出ることができるダイニングルーム。

リースにキャンドルがのっている照明なんて火事になりそう・・・とか、不思議な籠がいっぱいあるとか、突っ込みたくなるけれど、空間や森、窓からの景色が気持ちよさそうだから満足です。

 

こちらも天井から木の枝がぶら下がっていたり、いくつか微妙なところがあるけれど、ナチュラルモダンの空間から見える湖が素敵だから良い。AIさん、ありがとう!

 

最後にハロウィーンにちなんだ不思議な作品を2つ。本がテーマのミニチュアのブックボックスの画像です。

AIさんは私の指示をどう解釈したのか、構造的には作るのが困難なものを作ってくれました。人間とは違う発想だから面白いですね。ターキーの丸焼きが超巨大だけれど美味しそう。

下の画像もイメージ通りにはいかなかったけれど、エッシャーのだまし絵のような面白さがあって、気に入った1枚。ジャックオーランタンも入れてもらいました。

 

教室の課題に、2010年から続く「アンティークブックボックス」という課題が2種類(基礎A&応用B)あって、皆さま楽しく取り組んでいただいています。

上は基本のブックボックスA。右端の画像には30年以上前に趣味で作ったミニチュアのケーキを並べてみました。

応用のブックボックスBは、よりリアルに見えるよう構造も少し変えています。

上は私のサンプル作品ですが、皆様の作品の方がずっと素敵なので、そちらは別の機会に紹介します。(AIではなく、教室の皆さまが自分の手とアイデアで1つ1つ丁寧に作っている作品です!)

 

教室をはじめて20年が経ちました

紙で作る布箱やインテリア小物を作る、小さな教室をスタートしたのは20年前、2005年7月25日のことでした。

当時は1枚のチラシのようなホームページをなんとか作り、独学で試行錯誤しながら作品や課題を少しずつ増やしてきました。

20年経った今でも、変わらず小さな教室のままで、チラシのようなサイトやホームページも残っていますが、作品や課題の種類だけは増え続けています。

そして、教室の皆さまが取り組む作品も、初心者の課題から高度な作品、バッグと小物まで多様になりました。

これまで教室に参加してくださった皆さま、本当にありがとうございます。

 

至らない点も多く、今でも反省の日々ですが、初めてお会いする皆様とのご縁や、長く通ってくださる皆さまと共に創作の時間を重ねられることに、心から感謝しています。

 

・・・教室をスタートした7月に書くつもりが、暑くて暑くて文章を書くエネルギーがなく、秋になってしまいました。

猛暑の夏でしたが、教室では皆さん元気に(?)、さまざまな作品制作に取り組んでいただきました。今後画像など紹介する予定です。

Season’s Greetings(2024年)-良いお年をお迎えください

今年もあと残りわずかとなりました。教室で仕上げて下さった皆さんの作品など、たくさん紹介したいと思いながら雑事に追われて、あっという間の年末。

来年で教室は20年を迎えるのに、毎回いろいろ反省ばかりですが、今年も皆様と創作の時間を持てたことに感謝しています。参加して下さった皆さま、ありがとうございました。

「あれもやりたい、これもやらなきゃ」と思いながら何もできず、2024年のXmasシーズンも過ぎていきました。

紅葉も遅かったし、なんだか季節感を感じられない秋から冬。

そんな中、11月には、クリスマスモチーフの布で作品を仕上げて下さる方がおられたり、12月にはXmas柄のギフトボックス(お菓子がたくさん入っている♪)を作ってきて下さる方があったりと、季節の行事や節目っていいものだなあ、とあらためて感じています。

ヤドリギと小さなりんごは数年前に撮ったものですが、来年への願いをこめて。

お健やかに良い新年をお迎えください。

 

2020年より前にこのサイトに掲載したクリスマスシーズンの画像の一部です。教室の皆様の作品なども入っています。(画像をクリックすると、過去の記事が開くようになっています)

 

 

 

白い針仕事 vol.5 -笑う刺繍 教室作品展 のお知らせ -シュバルム刺繍のホビーバスケット

今回は、この春からカルトナージュのレッスンを受講して下さっているKさんが通っておられる、素敵な刺繍教室の作品展のお知らせです。

【白い針仕事 vol.5 笑う刺繍 教室作品展】  主催:笑う刺繍/中野聖子先生

日時:2024年12月5日(木)-7日(土) 11時~16時 入場無料

場所:ヒルトピアアートスクエア(ヒルトン東京B1F)ヒルトピアショッピングアーケード内

長い歴史を持つ伝統的な白糸刺繍、ホワイトワーク。ヨーロッパのアンティークや手仕事が好きな人は、その清潔で優雅な雰囲気に一度は魅了されたことがあるのではないでしょうか?

展示会のお知らせのカードからも白く奥深い世界の魅力が伝わってきます。

中野聖子先生の「笑う刺繍」のサイトはこちらから↓。 素敵な作品のほか、新しく出版されたご著書『HEDEBO 図案&見本集211』の情報なども掲載されています。

https://www.warau-embroidery.com/

インスタグラムには素晴らしい作品が並ぶ会場の様子なども。白糸刺繍の白銀の世界で、優雅なクリスマスシーズンの1日を過ごせそうです。

 

<Kさんの出展作品:白糸刺繍とカルトナージュのコラボレーション -シュバルム刺繍のホビーバスケット->

数年(3年ほど?)前から白糸刺繍を習い始めたKさん。カルトナージュを始められたのはこの春からで、下は3作目のホビーバスケット。2006年から定番の基礎課題です。※1

窓の付いたフォトスタンド(2006年~)は刺繍などを入れるのにちょうど良い基礎作品。Kさんはハートの白糸刺繍を準備し、ネイビーの布と合わせて上品で素敵に仕上げて下さいました。※1

 

そして今回の展示会に出展する作品。前↑に受講されたホビーバスケット×シュバルム刺繍のコラボレーションのイメージを固め、少し前から準備しておられました。

バスケットの大きさに合わせて、刺繍のデザインやバランスを考え、1つ1つ丁寧に刺していく作業。紅茶を1しずくこぼしただけでダメになってしまう…。

緻密さと根気、繊細な感性がないと美しい白糸の作品は仕上がらないのですね。刺繍愛好家の皆さまにはいつもリスペクトを感じています。

写真は制作当日の教室にて。完璧に準備された刺繍と布類。ガサツな私は刺繍に触らないように、汚さないようにとドキドキしながら撮影したのでした。

制作風景を少し。今回のバスケットは上のカーブが別デザインのタイプです。バランスよく素敵に貼れて、ひとまず安堵。

サイド(側面)は別デザインの刺繍(かわいい!)。

白糸刺繍の多様な技法を効果的に使った立体の作品。イメージするだけなら簡単ですが、ディテールを考え、それに合わせて1つ1つ丁寧な針仕事を積み重ね、それを作品にするのは息の長い作業です。

11月に無事に完成した、世界に1つだけのKさんのホビーバスケット。今回紹介した【白い針仕事 vol.5 笑う刺繍 教室作品展】に出展されています。

※完成後の画像は、作品展が終わった後に追加します。

 

 

※1 ホビーバスケット、窓付のフォトフレームはAtelier Fa-Decorの基礎課題です。

ホビーバスケット-皆様の作品より

ブック型のフォトスタンド(窓なしと窓付)

エッグアート作品展のお知らせ -双子のようなディスプレイトランク –

教室に長年通って下さっているMさんはエッグアートのプロ。エッグアートのスタジオ Craft House Treasure Boxで講師&主宰者の大先生のアシスタントを務めておられます。

今回はそちらのエッグアートスタジオの25周年作品展のお知らせです。

【クラフトハウス トレジャーボックス 祝!25周年作品展】

日時:2024年11月6日(水)-11月17日(日) AM10:30-PM4:30 入場無料

会場:アートフォーラムあざみ野 ※エッグアートのワークショップも同時開催

 

今回のMさんのテーマは「黄金の伝説」。神話をモチーフにした金色のエッグアートの背景に、こちらの教室で制作したカルトナージュの大型トランク(Atelier Fa-Decorオリジナル)をディスプレイとして展示して下さるそうです。

優雅でゴージャスな作品が並ぶという作品展。エッグアートにご興味のある方だけでなく、しばし夢のような世界にトリップしたい方もぜひ足をお運びください。

下の画像は2014年の15周年の時にいただいた美しいファイルと一緒に撮ったもの。当時もカルトナージュの作品をディスプレイとして使って下さいました。※1

 

 

<カルトナージュの大型トランク  双子のようなオリジナルとMさんの受講作品>

2008年に作ったカルトナージュの大型トランク。

古い作品なのですが、様々なテーマで何度かこのページでとりあげています。

ギリシア・ローマ神話の女神のトランクとミネルバの梟(フクロウ)

カルトナージュのタッセル用トランク-雛道具と房飾りによせて

2010年1月刊行の『カルトナージュBOOK (2009年撮影)』という書籍にも「タッセル用のコレクションケース」として紹介した作品です。

もともと自分の創作物として気ままに作った作品で、教室の課題ではなかったのですが、3年ほど前にMさんより「2024年のエッグアートの展覧会のディスプレイとして飾りたいので、そっくりそのまま同じ材料で作りたい」というリクエストがあり、コロナ禍の2021年から2022年にかけて教室で受講していただいたのでした。

こちらが古いオリジナル作品とMさんの完成品。私もどちらが自分の作品なのかわからないほどの完成度。(近くで見るとボロっとしているのが私のです)

使った布の地色が少し違うけれど、年の離れた双子みたいな仕上がりです。

裏側も全く同じ(下)。大きさが違うように見えるのは写真の角度や遠近のせいです。

内部の引き出し造作も細部まで見事に同じに仕上げてくださいました。

 

ちなみに、2009年に書籍用に撮影した時はこんな感じでリボンやタッセルを収納していました。引き出しは3種類の違うタイプで構成されているので、実は結構骨の折れる作品なのです。

 

エッグアートと一緒のディスプレイはどんな風になるのでしょうか?

ポストカードやファイルの写真を見ているだけでも、卵の殻からこんなに美しいアートが!とうっとりです。

・・・雨の暗い日に撮影したのでカードの画像が暗くピンボケで申し訳ないです・・・

 

※1 15周年作品展では教室で作った折り畳みの衝立をディスプレイに使って下さいました。下は当時のお知らせの記事です。

フレーム付リボンボード&折り畳みパーティションA-エッグアート作品展のお知らせ

 

 

 

2024年のハロウィーンによせて -空飛ぶ魔女とマクゴナガル先生

2015年から2020年まで、”ハロウィーンによせて”として、写真をちょっぴり仮装(加工)させた画像を載せていました。旅先で自分で撮った夜の写真にコウモリやクモの巣をPCのマウスで一筆書きしただけの超簡単なイラストです。

下は最初の2015年の写真。ハリーポッターのかぼちゃランタンを思い出したり、イタリアのコモ湖のブルーモーメント&満月の夜景に魔女※1を描いたりして、少しだけハロウィーン気分を味わっていたのですが・・・。

テクノロジーの進歩はすさまじく、今やAIがなんでも作ってくれる時代。前のように写真にチマチマ下手な絵を書くなんて・・・と、2020年をラストに写真の仮装は卒業したのでした。

というわけで、今回は今までこのページで紹介した「ハロウィーンによせて」の画像を掲載してみます。

下はずいぶん前に撮った画像(2011年頃?/作品制作は2010~2012年)。グロテスク模様のモチーフ、ハルピュイア(女面鳥神)が描かれた布を使ったランプシェードやアンティークブック型のボックス、収納など、すべて紙を使って作っている作品です。

 

ハロウィーンによせて-妖怪と神話のモチーフ②(グロテスク模様)

クリックして記事が開くようにする予定。自分でも何をどこに載せたか忘れているので備忘録に

 

※1 ハロウィーン/Halloweenについての記事は、2015年にハリーポッターの1作目のハロウィーンの食事シーンについてふれたのがきっかけでした。

今回はマクゴナガル先生を演じたマギー・スミス(Maggie Smith)氏への追悼と感謝の気持ちをこめて・・・

「ハリーポッター」だけでなく、「眺めのいい部屋」「ムッソリーニとお茶を」「ダウントンアビー」などで大好きな女優さんでした。

※上は2015年にイギリスのワーナースタジオに行った時の画像(クリスマスシーズンの飾りつけ)