蘇ったカルトナージュのクリスマスツリー(2006-2008)とくるみ割り人形

3年前の2017年、収納の一番上の棚を整理していたら10年ほど前に作ったカルトナージュのクリスマスツリーを見つけました。作りかけも含めると5、6種類あってそれぞれ構造が違います。

2006年~2008年に少しずつ作ってみたものの、その時は気に入らなくて飾りもせず、課題にもせずに大きなケースに入れたまましまい込んでいたのでした。

下は2017年に引っぱり出して並べてみた時に撮った写真です。写真だとわかりにくいですが、四角錐(すい)、五角錐、六角錐のクリスマスツリー風ボックスで、側面が開くようになっているものもあります。

当時、教室の課題用に六角形の箱や縦型のソーイングセット(ヴィクトリアンソーイング)をいろいろ試作していて、その流れの中でアイデアが浮かんで作ったものでした。

カルトナージュを作ったことのある方なら、六角錐のクリスマスツリーとこれらの作品の共通点がわかるかなと思います。何かを作ると別のアイデアが出てくるのがカルトナージュの面白いところですね。

六角形の縦型ソーイングセット(2006年-)ヴィクトリアンソーイング 皆様の作品より

そんな感じで10年近くぶりに引っぱり出してきたクリスマスツリー、なんだか懐かしくて蘇らせてみたのでした。昔クリスマスマーケットで買った木製の小さなくるみ割り人形を入れてみたらちょうどいいサイズ。

リボン結びのものはギフトボックスに、大きめサイズはツリーの一部が開きます。教室の課題としても復活し、紙や布などそれぞれのイメージの材料で作っていただいています。

こちらはホワイトクリスマスバージョン。白いファーやビーズ飾りで。

コロナ禍で不安な気持ちになったり不自由な日々が続いた1年でした。今年は皆さまと1年ぶりに作品作りを楽しんだり、手作りのツリーやボックスで元気に1年を締めくくれるのが何よりのギフトだと感じます。

 

補足:2006年~2008年はカルトナージュのクリスマスツリーや紙のオーナメントをたくさん作りました。当時よく飾っていたのは円錐形のクリスマスツリー。シャンパンゴールドやシルバーで作ったので他の作品と並べた時になじみやすかったのです。

カルトナージュで彩るクリスマス(2008年)

紙で作る冬のオーナメント(2008)とモミの木のリース-木の香りに包まれて