先の『2026年のひな祭りによせて①』では、カルトナージュの「自由なデザインのフレームの箱(2009~)」の課題からサンプルの1つを紹介しました。
今回は受講された皆さまの作品を紹介します。『ひな祭り』にちなんで、フレームの箱に可愛いイラストを使っものをいくつかピックアップしてみました。
<『くらはしれい』さんイラストの布 と『ぐりとぐら』のカード>
下のフレームの箱は今年の1月に受講されたKさんの作品。『くらはしれい』さんのとても可愛いイラストの布を使って、フレームは多角形のデザイン。
フランス額装のテクニックを使った枠の縁どりは、シックなブラウンにアクセントカラーのオレンジ。構図もぴったりで、五線譜の上の2匹の黒猫も入っています♪
前に受講された「アーチ形の小箱」とお揃いなので、一緒に並べてみました。

このボックス、フレームに好きなカードなどをスーっと入れて、飾って楽しめます。フレームやボックスのオレンジは、Kさんご持参の『ぐりとぐら』のカードにも合うよう考えられているのです。※2
ご家族や身近な人が喜ぶ姿を想像しながらカルトナージュ作品を作るのは楽しみが増しますね。

また、カードや写真を入れて飾っても中からロックされて開かない仕様なので、こんな風に↓立てても大丈夫。後ろの作品は透明アクリルの蓋がついた「コレクションケース」です。

・・・ぐりとぐらのカードが可愛くて、私も1枚お借りして自分のサンプル作品に入れてみました。中に入れるもので箱の雰囲気がぐっと変わります。※1

<子ども達のイラストがテーマの皆さまの作品より>
前の記事に書いたように、「フレームの箱」の課題はデザイン自由。複数のサンプルを参考に、それぞれのイメージで仕上げていくので、全く違う作品が出来上がるのが面白いところです。
下は2009年のYさんの作品。この課題が気に入って復習して下さったもの。モノトーンにポップな水玉、ピンクのアクセントがキュート&ガーリーで、女の子のイラストにぴったりです。

白いフレームがすっきりと上品なAさんの作品。イエローグリーン×ブルーのトワルドジュイ/Toile de Jouyとの組み合わせがやさしく爽やかです。

ワンちゃんを台車に載せてのごっご遊びでしょうか。おとなしく遊びに付き合ってあげているような賢そうな犬の表情と、草木に囲まれて外で遊ぶ子ども達のほほえましい風景に癒されます。

ロココを思わせる繊細で優美なモチーフの生地を使ったTさんの作品。、フレームデザイン、柄の使い方など完成度高く、裏の柄もピタリと納まっています。

セピア色のトワルドジュイ/Toile de Jouyに描かれているのは、薔薇が咲く庭園での若い女性と花かご、オーバル(楕円)のメダリオン。18世紀後半(1780年頃?)のフランスの風景でしょうか。箱を開く大きな柄が楽しめます。
そして最後は、イギリスの挿絵画家のシシリー・メアリー・パーカーの「花の妖精(Flower Fairies)」の生地を使ったNさんの作品。「フレーム付の箱」ではなく、「ひし形の箱D2009」と「ハートのダブルバスケット2011」の課題です。
花の妖精たちが春にぴったりで優しい仕上がり。淡いオレンジやイエローグリーンが映える配色です。Nさんは「花の妖精(Flower Fairies)シリーズ」で他の作品も作っておられるので、それはまた別の機会に。

※1 使う材料で雰囲気が変わる多角形のフレーム。今年の1月に受講されたKさんの作品はスワッグとフレームの色が絶妙。今回はテーマが女の子イラストだったので、春から初夏、『フラワーモチーフ/花束』をテーマにした際に大きな画像を紹介します。

※2 くらはしれいさん、ぐりとぐら、シシリー・メアリー・パーカー、それぞれ好きな作家さんです。「ぐりとぐら」は前にも登場しています。












































































































昨年(2017年)、棚の整理で発掘した昔(2006年~2008年頃)のカルトナージュのクリスマスツリー。作りかけのものや廃棄寸前のものが複数あって、引っぱり出して並べた画像(右)。









































