すずらんの日によせて

2013年にこのページを開設してから、スズランの日には何かしら画像を載せていたのに、ここしばらくずっとサボりがちでした。
清楚で可憐な白い花が咲くこの季節に

紹介しようと思っていたE・Kさんのスズランのペーパーの箱。蓋は濃いグリーンで、まさに上の画像のすずらんの葉陰と同じ色。

鈴がつらなるようなお花のたたずまいに癒されます。

箱の内部の画像などまた追加していきます。
下はいままで掲載したずずらんの画像など。
すずらんの日によせて

2013年にこのページを開設してから、スズランの日には何かしら画像を載せていたのに、ここしばらくずっとサボりがちでした。
清楚で可憐な白い花が咲くこの季節に

紹介しようと思っていたE・Kさんのスズランのペーパーの箱。蓋は濃いグリーンで、まさに上の画像のすずらんの葉陰と同じ色。

鈴がつらなるようなお花のたたずまいに癒されます。

箱の内部の画像などまた追加していきます。
下はいままで掲載したずずらんの画像など。
バレンタインデーの2月から雛祭りのある3月にかけて、紹介したい画像がいろいろあるので、時間を見つけながら画像など追加していきたいと思います。
作りかけのカルトナージュの箱の手前に置かれた、手のひらにのるサイズの洋服。スモック刺繍(スモッキング刺繍)のフリル付ドレスに刺繍入りのカーディガンとビーズのバッグ、小さな革靴と靴下。教室での制作風景で、あまりに可愛らしくて撮らせていただいたもの。

-以下、4月に追加-
箱の中には別の素敵なドレスも入っています(着替え用)。
これらのお人形用のコスチュームはカルナ―ジュの箱のサイズチェックのために持って来て下さったもの。どれも洗練された美しいデザインと仕上がりで見入ってしまいます。

そしてドレスの横にはお人形が。ちょっと気位が高そうな美人さんで、凛とした表情が魅力的。

どこから見ても可愛い。小さなビーズのバッグもドレスとお揃い。

この美しいお人形とドレスの制作者は、ビスクドール作家の辻容子先生。お人形用ケースをディスプレイするためのバランスを見ている時、あまりの可愛らしさにいろいろな角度から撮影させていただいたのでした。
お人形がキャミソールのままなので、掲載するのをためらって伺ったところ「大丈夫よ♪」とのお許しが。
辻容子先生については2013年の記事でも紹介しています。
日本だけでなく海外での活動でもご多忙の中、いつも新しいアイデアで創作に取り組んでおられる辻先生。
今回のトランクケース、写真ではわからないけれど実は引き出しがついています。最初に受講していただいたのは、引き出しのないシンプルタイプでしたが、こちらは応用作品。

お人形を入れて、ディスプレイできて、引き出しに衣類や小物が入るケース。正面に引き出しがついている一般的なタイプではない「引き出し付の収納トランク」です。※1

こちらの画像、2024年の春に撮影したもので、もうすこし早く紹介しようと↓のコラージュ画像まで作っていたのですが、あっという間に2026年になってしまいました。
グリーンのおしゃれ着とフリルのドレスはアンティークの生地を使ってデザインされたものだそうで、シックな色合いや上品な質感が現代の物とは違いますね。

その他にも、海外のドールショー用に制作された作品(ケース&お人形)やワークショップ用の画像などいくつかあるので、別の機会に掲載します。
☆今年の4月の最新画像☆ 5月初めのアメリカでのドールショーのギフトとして制作された小さなドール。12体あって、辻先生のテーブルに座る12名の方への贈り物(!)だそうです。5月以降にあらためて紹介します。

桜が開花し、お花見の季節となりました。
今の時期にぴったりな、春らしい桜と小鳥の柄の生地を使ったKさんの受講作品を紹介します。

イギリスのテキスタイルブランドの生地とピンクの組み合わせ。カルトナージュボックスの引き出しはスカラップのデザインになっています。
この時期を逃すと来年になってしまうので、まずは忘れないように画像をアップ。(3月中に掲載しようと思っていた画像が沢山あるのに追いつきません)
内部の画像は後日追加していきます。
以下、追記です。
引き出しを開けると、可愛い桜のつぼみが。フタの桜の枝と桜のつぼみが続いているような感じで春の雰囲気がフワッと広がります。

そして、蓋を開くとフレームが出てきます。フレームにはポストカードや写真が入りますが、今の季節はこのままがいいですね。

蓋を閉めるとふつうの箱に見えるように、細かな裏ワザで仕上げるのがポイント。

布の柄は「桜と小鳥(ルリビタキやメジロ、セキレイ?)」ですが、思い出すのは『梅に鶯(うぐいす)』という古くからの言葉。
良い香りのする梅の花にウグイスが止まり「ホーホケキョ♪」とさえずる春の風景が浮かびますが、実際には、警戒心が強いウグイスは梅の木に止まることはほとんどなく、梅の木に蜜を吸いに来るのはメジロが多いようです。風情のある相性のよい春の組み合わせとして使われてきた言葉なのですね。

この作品は同じ日に3名の方が受講されました。アクアブルーはHKさんの作品。2つ並べると、まるで対で作ったような感じに。

そしてEKさんはシックな植物柄とネイビーで。後ろの箱2つはどちらも折り畳みの面白い課題で、シンプルな紺色にブラウンのレザーがおしゃれです。

今回の「フレーム&引き出しの箱」の作品、ずいぶん前にこちらのページ↓で紹介していますが、皆さん、私のサンプルよりずっと素敵に仕上げて下さっています。上のお2人の作品もそれぞれ内部がステキなので、また別の機会に紹介します。
今まで紹介した桜や雛祭りの画像。画像をクリックすると記事が開きます
ひな祭りのある3月には、雛道具にちなんでカルトナージュの小さな作品や引き出しなどをテーマに画像を紹介してきました。
下の箱もその1つ。「シークレットボックス」と名付けたシリーズの作品の応用タイプで、手のひらにのる大きさ。小さいと言ってもミニチュアではなく、ハサミや針などが入るお針箱です。

以前紹介した記事はこちらから↓
内部は小さな引き出しがあり、ピンクッション、ニードルブック(ブック型の針刺し)なども収納できるようになっています。

もともと小さいものやミニチュアが好きで、2007年から2008年ごろに楽しみながら作った作品。当初は教室の課題ではなかったのですが、「作ってみたい」という声に応じてレッスン課題(ご希望者のみ)となりました。
面倒そうに見えるかもしれませんが、基礎作品で学んだテクニックの積み重ねなので、意外とスイスイ完成していただけるのが嬉しい発見でした。
それぞれ好みの材料で、私のサンプルよりずっと素敵に仕上がっています。
<教室で受講された皆さまの作品より>
砂色のリネン/麻の、繊細な花柄や田園風景が描かれたシックなトワルドジュイ/Toile de Jouyを使ったTさんの作品。引き出しやピンクッション、トレイになる蓋の裏もお揃いの布を贅沢に使ってあります。
そのまま飾っても素敵なアンティークな雰囲気のボックス。アメジスト色のグラスビーズのタッセルがおしゃれです。

下は18世紀にフランスで流行したインド更紗風のモチーフの生地を使ったYさんの作品。赤い色のアクセントがアンティーク調の布を引き立てています。
ゴールドの金具や貝殻ビーズの白と赤のタッセルなど装飾を効果的に使うことで、可愛らしさがアップしています。

からくり箱のテクニックに加え、引き出し、細工物、文房具の技術も必要なカルトナージュの応用作品。お裁縫箱にこだわらず、それぞれのアイデアや用途で自由に制作していただけます。
簡単なブックカバーでも、複雑な箱でも、世界に1つだけのクラフト作品を自分の手で作る体験や楽しさは、まだAIには奪われていませんね。
上の画像も、皆さまが1つ1つ紙や布を切ったり貼ったりして地道に仕上げて下さったものです。

先の『2026年のひな祭りによせて①』では、カルトナージュの「自由なデザインのフレームの箱(2009~)」の課題からサンプルの1つを紹介しました。
今回は受講された皆さまの作品を紹介します。『ひな祭り』にちなんで、フレームの箱に可愛いイラストを使っものをいくつかピックアップしてみました。
<『くらはしれい』さんイラストの布 と『ぐりとぐら』のカード>
下のフレームの箱は今年の1月に受講されたKさんの作品。『くらはしれい』さんのとても可愛いイラストの布を使って、フレームは多角形のデザイン。
フランス額装のテクニックを使った枠の縁どりは、シックなブラウンにアクセントカラーのオレンジ。構図もぴったりで、五線譜の上の2匹の黒猫も入っています♪
前に受講された「アーチ形の小箱」とお揃いなので、一緒に並べてみました。

このボックス、フレームに好きなカードなどをスーっと入れて、飾って楽しめます。フレームやボックスのオレンジは、Kさんご持参の『ぐりとぐら』のカードにも合うよう考えられているのです。※2
ご家族や身近な人が喜ぶ姿を想像しながらカルトナージュ作品を作るのは楽しみが増しますね。

また、カードや写真を入れて飾っても中からロックされて開かない仕様なので、こんな風に↓立てても大丈夫。後ろの作品は透明アクリルの蓋がついた「コレクションケース」です。

・・・ぐりとぐらのカードが可愛くて、私も1枚お借りして自分のサンプル作品に入れてみました。中に入れるもので箱の雰囲気がぐっと変わります。※1

<子ども達のイラストがテーマの皆さまの作品より>
前の記事に書いたように、「フレームの箱」の課題はデザイン自由。複数のサンプルを参考に、それぞれのイメージで仕上げていくので、全く違う作品が出来上がるのが面白いところです。
下は2009年のYさんの作品。この課題が気に入って復習して下さったもの。モノトーンにポップな水玉、ピンクのアクセントがキュート&ガーリーで、女の子のイラストにぴったりです。

白いフレームがすっきりと上品なAさんの作品。イエローグリーン×ブルーのトワルドジュイ/Toile de Jouyとの組み合わせがやさしく爽やかです。

ワンちゃんを台車に載せてのごっご遊びでしょうか。おとなしく遊びに付き合ってあげているような賢そうな犬の表情と、草木に囲まれて外で遊ぶ子ども達のほほえましい風景に癒されます。

ロココを思わせる繊細で優美なモチーフの生地を使ったTさんの作品。、フレームデザイン、柄の使い方など完成度高く、裏の柄もピタリと納まっています。

セピア色のトワルドジュイ/Toile de Jouyに描かれているのは、薔薇が咲く庭園での若い女性と花かご、オーバル(楕円)のメダリオン。18世紀後半(1780年頃?)のフランスの風景でしょうか。箱を開く大きな柄が楽しめます。
そして最後は、イギリスの挿絵画家のシシリー・メアリー・パーカーの「花の妖精(Flower Fairies)」の生地を使ったNさんの作品。「フレーム付の箱」ではなく、「ひし形の箱D2009」と「ハートのダブルバスケット2011」の課題です。
花の妖精たちが春にぴったりで優しい仕上がり。淡いオレンジやイエローグリーンが映える配色です。Nさんは「花の妖精(Flower Fairies)シリーズ」で他の作品も作っておられるので、それはまた別の機会に。

※1 使う材料で雰囲気が変わる多角形のフレーム。今年の1月に受講されたKさんの作品はスワッグとフレームの色が絶妙。今回はテーマが女の子イラストだったので、春から初夏、『フラワーモチーフ/花束』をテーマにした際に大きな画像を紹介します。

※2 くらはしれいさん、ぐりとぐら、シシリー・メアリー・パーカー、それぞれ好きな作家さんです。「ぐりとぐら」は前にも登場しています。

2026年が皆様にとって素晴らしい1年になりますようお祈りしております。
新春を寿ぎ、長寿や健康を願っていただくお菓子「花びら餅」。求肥、白味噌あん、ゴボウという取り合わせが妙に癖になる味わいで、新年を祝うおめでたいお菓子です。
もともとは平安時代の宮中行事「歯固めの儀式」に由来するそうで、明治時代に裏千家の家元が、新年の茶会「初釜(はつがま)」のお菓子として使うことを許可されたことで、全国に広まったそうです(AI情報)。

上の画像は鶴屋八幡さんの「花びら餅」。和菓子屋さんによって味も色合いも少しずつ違っているので、それぞれ違いを味わうのも楽しみです。
今回は花びら餅にちなんで【半円形の作品】を紹介します。
<半円の形と課題作品>
丸い形を2つに切って作る半円形。ふっくらした形が優しいイメージで、半月(ハーフムーン)やスイカが思い浮かびます。お菓子の形でも見かけますね。
教室の課題作品にも、カルトナージュ、縫わずに貼って作るバッグと小物(縫わないバッグ)それぞれに複数の作品があり、長年取り組んでいただいています。
<半円のカルトナージュ作品>
下の作品は「半円の箱(基礎作品)」。2009年に作ったサンプルです。

少々濃厚な感じの赤とゴールドのインテリアファブリック。かなり個性が強くてうまく使えないのですが、半円の箱は邪魔にならずに置いておけるサイズ。

蓋はロココ調リボン、側面は斜め格子のモチーフです。作品サンプルとして16年使っていますが、最大の長所は汚れが目立ちにくくて丈夫なこと。夏は超暑苦しいのが欠点です。

<教室の皆様の作品より>
半円の箱は基礎作品。楕円、丸箱をクリアした後に挑戦していただく課題です。
どんな材料にも合う形なので、皆さんそれぞれのイメージでサンプルよりもずっと素敵に仕上げて下さっています。
同じ赤系でも爽やかでモダンなIさんの作品。少し高さがあるたっぷりサイズ。

可憐な花柄と斜め格子のR・Tさんの作品。柄の組み合わせやバランスが完璧です。

天使とメダリオン、テキスト柄がシックなY・Tさんの作品。難しい布なのに絶妙な柄の使い方。

下は、最近仕上げて下さったお2人の作品。
アンティーク風のモーブピンクの薔薇柄を使ったMさんの作品。色の合わせ方が絶妙で、内部はシックなグリーンが使われています。

今年、2026年1月に撮影したSさんの作品(2025年12月に受講)。モリスを連想させる動植物モチーフの優しいミントグリーンの生地。同系色の水玉生地で柄をひきたたせ、世界に1つしかない半円の箱が仕上がりました。
紹介したい皆様の作品、課題作品ともにたくさんあるのですが、かなり長くなってしまいました。
「難易度高めの半円作品(カルトナージュ)」「バッグと小物シリーズの作品」は別記事で書くことにします。
忘れないように…「カルトナージュの半円作品(難易度高め)」はこちら↓

「半円形」は同じですが、最初の箱とは違った複雑な構造。引き出しもついている上級作品なので、別の機会にあらためて紹介します。

2025年のクリスマスシーズンは「ハウスボックス」から始まりました。
11月末のクラスで、基礎作品を受講中のお2人から「今年もクリスマスらしい布で何か作りたい」というご希望があり、「じゃあ、ハウスボックス(家の形の箱)が良いのでは?」ということになったのでした。
12月を前に、お2人とも「基本のハウスボックス」無事完成。 赤をアクセントにした素敵な材料で、それぞれ可愛く仕上げて下さり、クリスマスに間に合いました。(画像は後日掲載の予定です)
<ハウスボックス、家の形の箱>
家の形の箱は、見ているだけでほっこり温かな気持ちになるので、クリスマスのディスプレイはもちろん、ちょっとしたコーナーに置いておいても癒されます。
ふたの開け方や構造などを学ぶ課題としても面白いので、いろいろなバリエーション、教室の課題を作ってきました。↓のページでは15年以上前に作ったA,B,C,Dのタイプを紹介しています。
<2011年のハウスボックスと小さな小物>
こちらの画像は2011年制作のハウスボックス。屋根が両側から開くタイプです。

写真は2021年の冬に撮ったもので、小さなツリーやリース、バッグや小物と一緒に。

ちなみに2011年のHP用の画像はこちら↓ シャンパンゴールドのメタリックなツリーとミニボールで少しポップに。背景や小物で雰囲気が変わるので、その時の気分に合わせて楽しめます。
10年後は氷とフレッシュグリーンでナチュラルに。白い森の家。

もともとミニチュアが好きなので、ミニリースや小物作りは気分転換になります(普通は捨ててしまう小さなはぎれや木の枝で)

<教室の課題と皆様の作品>
ハウスボックス(家の形の箱)は材料によって表情が変わるのが面白いところ。教室では皆さんの進度やご希望によって、さまざまな形でハウスボックスを受講していただいています。
構造が違う2つのハウスボックスを1日で2作品受講することも可能。下のハート柄のOさんの作品は水色のサンプルと同じ形ですが(両開き屋根)、私のサンプルとは全く違うラブリーな雰囲気で素敵です。

追記:2025年の12月は、↑とは違うタイプのハウスボックス2種を受講された方達もおられ、皆さま、素敵に仕上げて下さいました。長くなったので別の機会に紹介します。
寒さが増していくこの季節。ピンクや暖色系のあたたかな色や素材がほっこり心地よくなりますね。

教室で皆さまが受講して下さった作品を”ピンクと少しくすんだライトグリーン”というテーマで紹介したのは2016年11月のことでした。

初級から中級の課題をそれぞれ美しく仕上げて下さっています。
最初の画像の左上の作品はN・Sさんが素敵に仕上げて下さった「トンネル型の蓋の箱(ヴォールト型の蓋の箱)」。
かまぼこのような蓋の形で、カルトナージュ作品では「ドーム型の箱」とも呼ばれているアイテムです。
<トンネル(ヴォールト型)蓋付ボックス」「ドーム型の箱」について>
この作品をレッスン課題として入れたのは2007年2月でした。—サンプル制作は2006年—
以下メインサイトより抜粋

当時のサイトは今でも見れますが、写真が小さいので、こちらに少し大きめのものを掲載します。※1
一緒に写っているのは「ハートの箱A」と「ハートの箱B」。こちらも定番の課題です。

当時は、季節に合わせて課題作品を考えていたので、”テーマカラーや形・モチーフ”の説明も。

2月ということで、ハートやキューピッドなどを取り入れていたようです。※2
「トンネルの箱」の課題の大きさ(幅)は自由。ちょうど巻きのリボンが入るサイズですが、用途はいろいろ。最近は幅広サイズ(ブルーのサンプル)を選ぶ方が多い感じです。(脚の有無なども自由)

下は幅の狭いコロッとしたタイプ。蓋のデザインも少し低めで設計したサンプル。

鮮やかなピンクやチェック、ポップな水玉などを使っています。

香りのついた「タッセル付きのサシェ/ハートのサシェのレッスンもこの時からの課題。簡単なタッセルも作る作品です。
最初に紹介したN・Sさんが教室で作ったドーム型(トンネル型)の箱。ピンクとグレーの組み合わせの素敵なストライプの布、私のサンプルよりずっと美しく仕上がっています。

教室で受講されたハートの箱Bやカードケース、がま口なども一緒に。
上の画像だとわかりにくいのですが、ハートの箱は側面がチェックっぽく見えるようになっていて、とてもおしゃれな仕上がり。箱の中はバラの花模様。

紅葉狩りの11月が終わると、赤い色の作品が映える季節になりますね。
暖色系のベルベット調の作品は↓にも紹介しています。
皆さま、暖かくしてお大事にお過ごしください。
※1 今から20年近く前の古い記録をなんで今?と思われるかもしれませんが、当時はホームページが重くなるのを避けるため、小さい画像しか載せられませんでした。このCami Decorページでは、過去の写真を大きめサイズで見られるよう少しずつ整理して記録しています(なかなか進みませんが)
※2ハートの箱
今年もあと残りわずかとなりました。教室で仕上げて下さった皆さんの作品など、たくさん紹介したいと思いながら雑事に追われて、あっという間の年末。
来年で教室は20年を迎えるのに、毎回いろいろ反省ばかりですが、今年も皆様と創作の時間を持てたことに感謝しています。参加して下さった皆さま、ありがとうございました。

「あれもやりたい、これもやらなきゃ」と思いながら何もできず、2024年のXmasシーズンも過ぎていきました。

紅葉も遅かったし、なんだか季節感を感じられない秋から冬。
そんな中、11月には、クリスマスモチーフの布で作品を仕上げて下さる方がおられたり、12月にはXmas柄のギフトボックス(お菓子がたくさん入っている♪)を作ってきて下さる方があったりと、季節の行事や節目っていいものだなあ、とあらためて感じています。

ヤドリギと小さなりんごは数年前に撮ったものですが、来年への願いをこめて。

お健やかに良い新年をお迎えください。
2020年より前にこのサイトに掲載したクリスマスシーズンの画像の一部です。教室の皆様の作品なども入っています。(画像をクリックすると、過去の記事が開くようになっています)
今回は、この春からカルトナージュのレッスンを受講して下さっているKさんが通っておられる、素敵な刺繍教室の作品展のお知らせです。

【白い針仕事 vol.5 笑う刺繍 教室作品展】 主催:笑う刺繍/中野聖子先生
日時:2024年12月5日(木)-7日(土) 11時~16時 入場無料
場所:ヒルトピアアートスクエア(ヒルトン東京B1F)ヒルトピアショッピングアーケード内

長い歴史を持つ伝統的な白糸刺繍、ホワイトワーク。ヨーロッパのアンティークや手仕事が好きな人は、その清潔で優雅な雰囲気に一度は魅了されたことがあるのではないでしょうか?
展示会のお知らせのカードからも白く奥深い世界の魅力が伝わってきます。

中野聖子先生の「笑う刺繍」のサイトはこちらから↓。 素敵な作品のほか、新しく出版されたご著書『HEDEBO 図案&見本集211』の情報なども掲載されています。
https://www.warau-embroidery.com/
インスタグラムには素晴らしい作品が並ぶ会場の様子なども。白糸刺繍の白銀の世界で、優雅なクリスマスシーズンの1日を過ごせそうです。
<Kさんの出展作品:白糸刺繍とカルトナージュのコラボレーション -シュバルム刺繍のホビーバスケット->
数年(3年ほど?)前から白糸刺繍を習い始めたKさん。カルトナージュを始められたのはこの春からで、下は3作目のホビーバスケット。2006年から定番の基礎課題です。※1

窓の付いたフォトスタンド(2006年~)は刺繍などを入れるのにちょうど良い基礎作品。Kさんはハートの白糸刺繍を準備し、ネイビーの布と合わせて上品で素敵に仕上げて下さいました。※1

そして今回の展示会に出展する作品。前↑に受講されたホビーバスケット×シュバルム刺繍のコラボレーションのイメージを固め、少し前から準備しておられました。

バスケットの大きさに合わせて、刺繍のデザインやバランスを考え、1つ1つ丁寧に刺していく作業。紅茶を1しずくこぼしただけでダメになってしまう…。
緻密さと根気、繊細な感性がないと美しい白糸の作品は仕上がらないのですね。刺繍愛好家の皆さまにはいつもリスペクトを感じています。
写真は制作当日の教室にて。完璧に準備された刺繍と布類。ガサツな私は刺繍に触らないように、汚さないようにとドキドキしながら撮影したのでした。

制作風景を少し。今回のバスケットは上のカーブが別デザインのタイプです。バランスよく素敵に貼れて、ひとまず安堵。

サイド(側面)は別デザインの刺繍(かわいい!)。
白糸刺繍の多様な技法を効果的に使った立体の作品。イメージするだけなら簡単ですが、ディテールを考え、それに合わせて1つ1つ丁寧な針仕事を積み重ね、それを作品にするのは息の長い作業です。
11月に無事に完成した、世界に1つだけのKさんのホビーバスケット。今回紹介した【白い針仕事 vol.5 笑う刺繍 教室作品展】に出展されています。
※完成後の画像は、作品展が終わった後に追加します。
※1 ホビーバスケット、窓付のフォトフレームはAtelier Fa-Decorの基礎課題です。
教室に長年通って下さっているMさんはエッグアートのプロ。エッグアートのスタジオ Craft House Treasure Boxで講師&主宰者の大先生のアシスタントを務めておられます。
今回はそちらのエッグアートスタジオの25周年作品展のお知らせです。

【クラフトハウス トレジャーボックス 祝!25周年作品展】
日時:2024年11月6日(水)-11月17日(日) AM10:30-PM4:30 入場無料
会場:アートフォーラムあざみ野 ※エッグアートのワークショップも同時開催
今回のMさんのテーマは「黄金の伝説」。神話をモチーフにした金色のエッグアートの背景に、こちらの教室で制作したカルトナージュの大型トランク(Atelier Fa-Decorオリジナル)をディスプレイとして展示して下さるそうです。

優雅でゴージャスな作品が並ぶという作品展。エッグアートにご興味のある方だけでなく、しばし夢のような世界にトリップしたい方もぜひ足をお運びください。
下の画像は2014年の15周年の時にいただいた美しいファイルと一緒に撮ったもの。当時もカルトナージュの作品をディスプレイとして使って下さいました。※1

<カルトナージュの大型トランク 双子のようなオリジナルとMさんの受講作品>
2008年に作ったカルトナージュの大型トランク。
古い作品なのですが、様々なテーマで何度かこのページでとりあげています。
2010年1月刊行の『カルトナージュBOOK (2009年撮影)』という書籍にも「タッセル用のコレクションケース」として紹介した作品です。

もともと自分の創作物として気ままに作った作品で、教室の課題ではなかったのですが、3年ほど前にMさんより「2024年のエッグアートの展覧会のディスプレイとして飾りたいので、そっくりそのまま同じ材料で作りたい」というリクエストがあり、コロナ禍の2021年から2022年にかけて教室で受講していただいたのでした。
こちらが古いオリジナル作品とMさんの完成品。私もどちらが自分の作品なのかわからないほどの完成度。(近くで見るとボロっとしているのが私のです)

使った布の地色が少し違うけれど、年の離れた双子みたいな仕上がりです。

裏側も全く同じ(下)。大きさが違うように見えるのは写真の角度や遠近のせいです。

内部の引き出し造作も細部まで見事に同じに仕上げてくださいました。

ちなみに、2009年に書籍用に撮影した時はこんな感じでリボンやタッセルを収納していました。引き出しは3種類の違うタイプで構成されているので、実は結構骨の折れる作品なのです。.gif)
エッグアートと一緒のディスプレイはどんな風になるのでしょうか?
ポストカードやファイルの写真を見ているだけでも、卵の殻からこんなに美しいアートが!とうっとりです。

・・・雨の暗い日に撮影したのでカードの画像が暗くピンボケで申し訳ないです・・・

※1 15周年作品展では教室で作った折り畳みの衝立をディスプレイに使って下さいました。下は当時のお知らせの記事です。
教室の課題用の画像は、2005年より個別にメールに画像添付という形でお送りしてきましたが、メールの画像が開かない方が複数おられたこともあり、一部の作品についてはこちらに掲載する形にしてみます。(暫定的に)
1月クラスで「斜め格子デザインの仕切り」を受講する方は参考にしてください。
斜め格子デザインの仕切り(かぶせ蓋の引き出し付収納箱)-受講された皆様の作品の一部です。きっちりと均等に作るため、新しいテクニックを交えながら制作します。
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下はまだ仕切りが入っていない状態の作品「引き出し付のかぶせ蓋の箱」。
ウィリアム・モリスの”兄弟ウサギ(”Brer Rabbit” or “Brother Rabbit”)という柄のテキスタイルやクリーム色にブルー系の薔薇(ローズ柄)の生地でさわやかに仕上げておられます。

斜め格子の仕切りのケースのサンプルについては数年前に以下のページで紹介しました。
柑橘系の果物が美味しい季節。甘酸っぱい美味しさに加え、皮をむいた時にフワッと広がる芳香も、瞬時に脳に届いて幸せ感を味合わせてくれます。
下の写真は前にも紹介したことのあるカルトナージュの「ハウスボックス(ハウス型ツールボックス)」。”家の形の箱”は複数あって、こちらは応用タイプです。 
スイートピーの良い香りに包まれながら2009年の春に撮影したものですが、同じ日に撮った複数の作品の写真が残っていて、その中の1つがこちら。

「縦型のツールボックス」として作りかけたものの、訳ありの作品になってしまって、メインサイトに掲載しないままになっていました。

カルトナージュ(厚紙細工)で作れる引き出しには様々なバリエーションがあります。ドアのように開くものや、ダストボックスのように手前にパタンと倒れるタイプなど。
当時、いろいろなタイプの引き出しのを1つの作品に入れるの面白くて、「タッセルトランク」なども作りましたが、上の作品もその1つ。

高層ビルのように縦型にすればスペースも取らないし、様々なテクニックを学ぶ課題としてもいいのでは?と作りかけ、取っ手も付けてみたものの、気に入らずに未完成のまま放置状態。
金具の取っ手は1つしかなかったので、ハウス型ツールボックスに移し、教室の片隅に置いたままになっていました。

そして、時が経つこと8年。ホコリをかぶっていた箱が役に立つ時がやってきました。
この出来損ないのサンプルでもいいと課題に取り組み、しっかりと仕上げて下さったMさんの作品が下の写真です。

そう、この箱、裏表から使えるし、持ち運びもできるので、実は結構便利なのです。金具もぴったりで、上品で素敵な仕上がり。(私のサンプルと交換してほしい…)

思えば、当時(2008-2009年)は両側から使えるカルトナージュ制作に取り組んでいた頃でもありました。ハウス型ツールボックスも両側から使えます。

下は「ハウス型ツールボックス」を受講されたTさんとNさんの作品。屋根のストライプと白壁が爽やかです。

両側の屋根が開き、それぞれに収納できるしくみ。引き出しを開くと可愛い花柄が。

引き出し作りは根気が要りますが、完成した時の嬉しさはひとしお。商品も情報も簡単に手に入る時代になった今だからこそ、自分自身で何かを作ることが楽しいのかもしれません。
カルトナージュの引き出しの作り方はいろいろな方法があります。自分でイメージ通りの実用品や作品を作れるようになると便利だし楽しさも倍増します。
教室では、基本の引き出しや応用タイプ、失敗しない引き出しの設計や作り方、考え方、デザインなど、それぞれ好みの材料で楽しみながら学んでいただいています。
節分の豆まきも終わり、立春を迎えました。寒さも新型コロナウィルスもまだ油断できない日々ですが、暖かくして元気に過ごしたいものです。
上の写真のお菓子は、「金沢うら田」さんの起上もなか。以前いただいたことがあって、あまりの可愛らしさに、その後、自分で取り寄せた時のもの。今見ても、福福しいお顔に心がなごみます。
「金沢うら田」さんには、季節限定の「桜花」という最中もあって、そちらも春らしくてこれからの季節にぴったりです。(前にこちらのページに載せた写真です)

心が和むといえば、2月の初め、知人が写真を送ってくれた湯島天神の梅の花にほっこり。優しいお顔の牛の像にも思わず微笑んでしまいました。昨年からのコロナ禍もあって、眉をひそめることが多い毎日ですが、自分の中の鬼を追い出し、できるだけ笑顔で過ごしたいなと思います。
さて、今回は梅の花をテーマに2種類の作品を紹介します。

<カルトナージュの梅の形の箱と市松模様>
下は、K・Kさん制作の「梅の形の箱」※1。梅の形の箱は選択制の課題で、大きさや材料、内部も自由。洋風の材料で作る方も多い中、和の材料を使って仕上げて下さいました。

金と白の市松模様が赤色に映えて、お正月や春の飾り物にぴったりです。

日本の伝統的な意匠の市松模様。途切れなく続くということから、繁栄を意味する縁起の良い柄としても使われます。
下は東福寺本坊庭園の市松模様。1939年に重森三玲氏が作庭したもので、いぶし銀の石の輝きと苔の緑との対比が美しく、モダンでスタイリッシュな印象も受けます。※2

長く親しまれてきた意匠、デザインは、少しずつ形を変えながら現代、未来へと続いていくのだなあと感じます。

<梅模様の小箱と「つまみ細工」の梅の花>
梅つながりでもう1つ。昨年レッスンを再開した折のこと、上の梅の箱を作ったKさんと「つまみ細工」の話になりました。お嬢様の成人の晴れ着の髪飾りを作ってみようかしらということで、素敵ですねえ、とうっとり。「作ったことありますか?」と聞かれ「簡単なのをほんの少し」と。
もともと和のお細工物(押絵など)は糊を使うものが多いので、端切れとボンドで試してみたことがありました。
下は前に作った「梅の花の小箱」と、余り布で作ってみた「つまみ細工」の梅の花(下手ですね)。花びらが不ぞろいなのは風でなびいている風情と考えればと、写真に残してみたものです。

「つまみ細工」のお花、花びらが沢山あるものよりも五弁の花は粗隠しができない。何事も熟練が必要なのだなあと実感。(・・・そして脱落)

江戸時代から伝わる伝統的な手法ではでんぷん糊を使い、縫う作業が入ることもあったようですが、最近は木工用ボンドなどの接着剤だけで作る方法が広がっているようですね。イヤリングやブローチにしたりと、新しいアイデアや道具、材料によって進化して、未来に引き継がれていくのが楽しみです。

※1 カルトナージュの「梅の形の箱」のサンプルは「お花見と梅型の箱」で紹介しました。
※2 重森氏による庭園設計の経緯の話が面白いので、ご興味のある方は東福寺のサイトからどうぞ
1月7日は七草粥を食べて無病息災を願う日。お正月のご馳走に疲れてくる頃、薬効のある若菜を入れた消化の良いお粥を食べて胃腸を休めてリフレッシュ。今でいうデトックスメニューですね。

「せり、なずな、ごぎょう、はこべら、ほとけのざ、すずな、すずしろ、これぞ七草(ななくさ)」 1年に1回しか唱えないので忘れては思い出すの繰り返しだけれど、熱々の白いお粥に緑が透けて見えるのは清々しくて、身も心も清められる気がします。
コロナ禍で、家ご飯が増えた2020年は、様々なフレッシュハーブに助けられた年でもありました。
季節や料理にもよるけれど、緑色の生のハーブを添えるだけで、見た目や気分が上がります。バジル、大葉(青じそ)、香菜(パクチー/コリアンダー)、レモングラス、ローズマリー、パセリ、タイム、オレガノ、フェンネル、木の芽(山椒の葉)…。
プランターでハーブを育て始めた人も少なくないのではないでしょうか。

今回は、七草にちなんで、植物の鉢植えモチーフの生地などを紹介します。
まず思い出すのは、ハーブポットが描かれたスウェーデンの生地。

スウェーデンの老舗テキスタイルメーカー、Almedahls(アルメダールス)社の製品で、女性デザイナー、Astrid Sampe(アストリッド・サンペ)氏によるイラスト。Persons kryddskåp(Person氏のスパイスラック)という名のシリーズで、1955年にデザインされたものだそうです。
2014年の書籍『針と糸を使わずにボンドで貼って作るバッグとこもの』に載せたバッグに使っていて、下の記事でも紹介しているのですが、65年以上も前のデザインとは今回初めて知りました。

植物の黒いシルエットが絶妙で、シンプルなのに温かさが感じられる大好きなデザイン。レトロな色調も魅力です。私自身はなかなか上手に使えないままですが、教室の皆様は自由な発想で素敵な実用品に仕上げておられます。
下の写真は、教室でR・Yさんが作ったレターラック。仕切りのオレンジがアクセントになっていて、使う度に楽しい気持ちになりそうです。
スウェーデンのアルメダールス社の製品には、植物の鉢植えの生地がもう1つあって、そちらも面白いデザイン。グラフィックデザイナーのOlle Eksell(オーレ・エクセル)氏の作品だそうです。
下はバッグと小物の本の打ち合わせ用の写真(2013年撮影)。この生地もバッグに使う候補の1つでした。

軽快なタッチの観葉植物、カラフルでオシャレなデザイン…と思いきや、実はユーモアのあるイラスト。”顔の鉢植え”は誰でも気づくと思いますが、よく見るといろいろな部分に遊び心がちりばめられているのです。(下の画像には5か所ほど・・・。私も写真を撮ってはじめて気づきました)

見つけられたでしょうか? ちょっとしたことでクスっと笑顔になる、こういうセンスってとても憧れます。
カルトナージュの作品制作でも、皆様の遊び心やユーモアが見えると嬉しくなります。下は北欧の生地を使ったK・Aさんの作品。なんとなく、上のファブリックと共通点がありますね。

ほんの小さなことで笑顔になったり温かい気持ちになったり。今はそんなささやかな事にも支えられます。
また近いうちに北欧のテキスタイルを使った皆様の作品を紹介します。
今年の11月頃からこのCami Decorページに紹介するつもりだった画像の整理をしていて、長い間怠けていなたあ・・・と反省しています。
振り返ってみたら、クリスマスの画像も2016年に載せたきり。毎年、画像の準備をするものの、気が付くと年が明けて、あっという間に2月に・・・という繰り返しで先送りになっているのもがたくさん。
そうこうしているうちに今年も残り少なくなってきました。クリスマスシーズンということで、赤い色の作品に続き、今回はリボンワークの課題を受講された皆様の作品を紹介します。

下は2008年の冬のコラージュ。カルトナージュの円錐形ツリーやハウス型ランプと一緒にオフホワイトの作品を並べた時のもの。(メインサイトより)
大型トレイの中の「リボンワークをほどこした箱」は、もともと自分用に作ったものですが、今では定番の課題(中上級者用)となりました。

大きさもリボンの入れ方も自由という課題ですが、今回紹介するのはサンプルと同じ大きさ&リボンで仕上げた方達の作品です。
下の画像の制作者は3人の皆様。スウェード調の布で同じ大きさですが、布の色が微妙に違います。光の感じで色がわかりにくいけれど、淡いマロン、キャメル、オフホワイト。写真を並べると3姉妹のよう(?)

撮影したのは数年前の初夏。ガラスのツリーやオーナメントを背景にして、クリスマスシーズンに紹介しようと思っていたのに、2年以上経ってしまいました。
Mさんの淡いマロンカラー。シックで落ち着いた雰囲気です。

Nさんのオフホワイト。清らかな感じでクリスタルとよく合います。

Aさんの淡いキャメル。渋いゴールドと合わせてクラシックな感じに。

実はこの作品、蓋と本体がぴったり合うかも課題のポイントです。蓋をかぶせた時に程よい感じに密閉され、そして開ける時にはきつすぎないこと。

作品が完成して、パフっと良い感じに蓋が閉まる時、皆様も私もほっとする瞬間です。
ブルー系のリボンワークで仕上げた皆様の作品画像は夏に紹介しようと思っています。
前回に続き、教室で皆さまが作って下さった作品の中で赤を使ったものを紹介します。
今回は、天使(エンジェル)、鐘(ベル)などのクリスマスモチーフ、そして、Toile de Jouy(トワル・ド・ジュイ)を使ったカルトナージュなどをまとめています。

まずは、赤い柄の生地を使ったお2人の作品。天使や女神の絵が効果的に使われています。布の絵柄が立体的に描かれ、彫刻やレリーフを思わせますものもありますね。(上段右と下段真ん中)

<芸術作品と天使たち>
彫刻、絵画などの芸術作品のモチーフとして、また、教会やお城など建築物の装飾に使われてきた、神の使いの天使たち。

天使が対になって何かを捧げ持っているという構図も多いですね。

彫刻や装飾だけでなく、絵画にも無数に登場します。「受胎告知」はキリスト教美術の中でも多くの画家たちが描いたテーマですが、マリアに「神の子」を身ごもったことを伝えているのは、大天使ガブリエル。
レオナルド・ダ・ヴィンチの受胎告知(1472)。聖書を読んでいるマリアとユリの花を携えた大天使ガブリエル。画像から美術館のページが開きます。※1
フラ・アンジェリコの受胎告知(1432)。サンマルコ修道院のフレスコ画(上)とコルトーナ司教


ちなみに受胎告知の日は3月25日だそうです。
さて、作品紹介に戻りましょう。
下の画像はK様の受講作品。普段はお好きなブルー系や茶系が多い中、赤や臙脂(えんじ)色の作品も素敵です。
左上のアイテムは「バケツ型の器」という美しくない名前の課題ですが、天使やロカイユ文様が入ることで、「豊穣の籠」とか「エンジェルバケット」とか、そんな雰囲気に仕上がっています。

右上は「持ち手付多角形の箱」という課題(命名センスがなくてすみません…)。
課題サンプルは2006年のクリスマスシーズンに合わせて作ったもの。持ち手のデザインは、天使柄の布に合わせて鐘(ベル)をイメージしています。(下:メインサイトより)

リボン付きの「アーチ形の縦型ソーイング」のサンプルはこちらで紹介しています。
<ベル(鐘)のモチーフ、キャンドルのような筒形の箱>
クリスマスのベル(鐘)といえば、誰もが口ずさめる「ジングルベル」の曲。

前回紹介したコラージュのNさんのシェル型トランクはクリスマスにぴったり。

クリスマスモチーフが複数入った生地のどこを使うか迷っておられましたが、ベル(鐘)の絵柄で正解でしたね。今年もご家族で楽しいクリスマスをお過ごしください☆

上のシェル型トランクの横は「筒形ボックス(リボンくるりの箱)」。赤い筒形BOXは閉じるとキャンドルのようです。
カルトナージュの筒形の箱の課題はA,B,C,D,E…と複数ある中、こちらは比較的簡単なもので、ちょっとした仕掛けがある面白い課題です。
構造が違う筒形ボックスのBとC。赤をアクセントに仕上げてくださったお2人の作品です。

<天使柄、星の形、赤い実、Toile de Jouy(トワル・ド・ジュイ)>
天使やToile de Jouy(トワル・ド・ジュイ)、赤い色や光沢のある白地を使った皆様の作品画像のコラージュ。数年越しで作りかけになっていたものをアナログでまとめましたが、入りきらない作品も多く…。 今の時代、AIに作ってもらった方が早そうです(涙)。

星の形の箱と苺のコサージュの丸箱。内側はまた別の機会に・・・。

Kさんのイニシャルモノグラムの手帳は、エンボスの課題受講後に制作された創作作品。いつも美しいイニシャルを文房具や箱にほどこしておられ、今やエンボスのプロ!
Toile de Jouy(トワル・ド・ジュイ)を使った楕円のスタンドはMさんの作品です。柄の入れ方や内部の生地合わせなど、とてもよく考えられています。

横の絵柄はもしかしたら七面鳥?(クジャクやホロホロ鳥ではないようです)
今の時期、連想するのはローストターキー。

スタッフィングを詰めて、数時間かけてオーブンで焼いて・・・と、20年以上前に作ってみたことがありますが、若くて根気があったんだなあ、と遠い目に…。今はシンプルで簡単で美味しいものが一番です。
<魔除け、厄除けの赤い色>
炎や太陽などエネルギーを連想させ、魔除け、厄除けにも使われる赤い色。国旗で一番多く使われているのも赤い色だそうです。

暖かさと強さと感じる赤い色。花柄を組み合わせた作品など、紹介したい画像がまだまだありますが、今回はクリスマスシーズンにちなんだものやToile de Jouy(トワル・ド・ジュイ)を中心に。

コロナ禍の今年は例年とは違ったクリスマスシーズンで、なんとなく心も沈みがちですが、皆様の赤い作品をまとめることで、元気をもらえたような気がします。

次回は2017年から2019年に紹介するつもりだったカルトナージュのクリスマスツリーを紹介します。
※1 以前は写真撮影禁止が多かったイタリアの美術館ですが、2014年以降はフラッシュ無しで撮影可のところが多くなりました。
コロナ禍の2020年、あっという間に12月になってしまいました。
2月から11月までは教室を休み、11月末に教室を再開。「久しぶりに楽しかった~」という声や笑顔、素敵に完成してくださった作品に元気をいただきました。
もともと飽きっぽくて怠け者の私が、15年間も小さな教室と作品制作を続けてこられたのは、楽しんで作って下さる皆様がおられたお蔭です。今までレッスンに参加してくださった全ての皆様に感謝いたします。
そして、教室をお休みしている間もお問い合わせを下さった皆様、このCami Decorサイトに来て下さった皆様、ありがとうございます。ブログや新しい情報をタイムリーに紹介するわけでもなく、過去の作品画像の記録や整理のため、気まぐれにマイペースで続けているページですが、ほんの少しでも何かお役に立てることがあれば幸いです。

今回、再会できたことを喜び合えた方もあれば、年内にお会いできなかった方も少なくありません。密閉空間でワイワイガヤガヤと、マスクも何も気にせず作品制作をしていた頃が懐かしいですが、今は健康と安全第一ですね。お会いできなくとも、「元気です!」「ステイホームでハンドメイドを楽しんでいます」というメッセージに笑顔をもらっています。

12月ということで、クリスマスにちなんだ作品を紹介していきます。
日も短く、夕方になるとあっという間に暗くなってしまう12月。本格的な冬となり、今年はコロナ禍で心配な状況が続き、身体だけでなく、心も寒くなってしまいがちです。

そんな中で暖かさと元気をもらえる赤い色。

今回は教室で皆様が受講された作品から、クリスマスカラーの赤と白を使ったものを紹介します。

まず最初は、赤×ストライプを使ったカルトナージュ作品を中心にコラージュ風にまとめたもの。引き出しの中にもストライプや小花模様のアクセントが入っていますね。

インパクトの強い赤にストライプを組み合わせると、さわやかで軽快なイメージに仕上がります。
次は基礎から中級程度の作品が中心のコラージュで、リングケースやツールボックス、バックルの箱、クラッチショルダーなどおなじみの定番課題。

赤×ホワイトの組み合わせはフレッシュな感じ、赤×ゴールドの組み合わせは華やかで落ち着いた雰囲気です。 
カルトナージュのハウスボックス(家の形の箱)にはA、B、C、Dの種類があって、上の作品は一番シンプルなAタイプ。

ギフトボックスにもなるのでお菓子やマカロンの布を使う方も多いアイテムです。

下の画像はOさんの作品。赤いチェックの屋根と白い壁にアンティークゴールドと木の実のアクセントが調和しています。

Oさんが教室で作った2つのハウスボックス。中上級者は、屋根が片開きと両開のタイプを1日で2つ制作する課題です。

ハウスボックスには紹介したい画像がいろいろありますが、今回は赤×白の作品ということで、それはまた別の機会に。
3枚目のコラージュは、トランクやバッグと小物など、持ち運びできる作品中心にまとめたもの。赤と白(無彩色)を使ったものをピックアップしています。

旅行や食事会を楽しみたい季節ですが、今年はいろいろ我慢の12月となってしまいました。暖かくして、家で美味しいものを食べて元気に過ごしましょう。

次回は天使のモチーフや赤色のToile de Jouy(トワル・ド・ジュイ)を使った皆様の作品を紹介します。
鶏頭(ケイトウ)の花の色がぐっとオシャレになったのはいつ頃からでしょうか?
切り花として長持ちするし、色が褪せてドライになってからもアンティーク風に楽しめるので、毎年秋になると、暖かみのある深い色のケイトウを買うのを楽しみにしていたのですが、今年はいつもの花屋さんに行く機会がなくて残念です。
下の画像は2016年のもの。ケイトウの花のフリルのような形とこのボリューム感は独特です。
・・・と書きましたが、実は、このフリル部分は花ではなく、帯化(石化)と呼ばれる植物の奇形の一種が定着したものだそうです。花はフリルの下にあるぶつぶつした部分のようで、そういえば、ドライフラワーにしてみた時、フリルの下に黒い小さな種が沢山出来ていたのを思い出しました。

ふっくらと温かい感じがするのは、厚みとこの毛のせいでしょうか。ベルベット(velvet)※1のような艶やかな光沢もあって布のよう。やはり不思議な植物です。
寒くなってきた時に使いたい暖かみのあるディープピンク、今回はその中でもベルベット調の起毛がアクセントになっている作品を紹介します。
鮮やかな紫系のピンク色。ショッキングピンク、紅紫(こうし)色、マゼンタピンクの仲間に入るのでしょうか。その他にもアザレアピンクという色もあるようですが、ぴったりの呼び名が見つかりません。

明るくて元気が出る色なので何かを作っていると楽しい。でも結構強くてインパクトがあるので、アクセントに使ったり、他の素材や柄物と組み合わせたり。カルトナージュの中でも小さめの作品や、バッグと小物に使うことが多いかもしれません。
このディープピンク、フラットな布(上)よりもベルベット調の起毛素材になると、陰影と光沢が出て、ぐっと落ち着きが出ます。

この画像は教室に参加して下さった皆さんの作品です。インテリアファブリックを使うと大人っぽくシックに仕上がりますね。ディープピンクのベルベット調の起毛素材がそれぞれ素敵なアクセントになっていて、楽しそうに作っておられた皆さんの顔が浮かびます。

Kさん制作の眼鏡ケースB(上の画像左下)。私もおそろいの布を持っていて、前にがま口ケースを紹介しました。2013年頃に自由が丘のBeautiful Days(ビューティフルデイズ)さんで購入した生地で、今でも取り扱いがあるようです。(素敵なインテリアファブリックが見つかるお店です)

そして、当時一緒に購入したのが下の水玉の生地。2013年発刊の「ボンドで貼って作るバッグとこもの」の書籍に掲載する候補だったのですが、大きさなどの関係で見送りに。※2

その後、2015年1月のコニシさんの社内報の表紙イラストのモデルになった作品です。(接着剤を使ってバッグを制作している作家としてご紹介いただきました。バッグの後ろに描かれている雪だるまのイラストがほっこりします)

水玉にはディープピンクだけでなく淡いピンクも使われています。

どこかしらナチュラル感があるのは、麻やサンドベージュ、こげ茶などのアースカラーが組み合わされているからでしょう。

同じようなピンクの濃淡の起毛素材&白い色のストライプの生地を持っていますが(下)、こちらは意外と使うのが難しい。

このストライプの生地を使って失敗した例を紹介しようと思いましたが、長くなってしまったのでそちらは次回に。

今年は急に寒くなってきています。皆様、暖かくしてお大事にお過ごしください。

※1 ベルベット(velvet)は英語で、ポルトガル語ではビロード(天鵞絨/てんがじゅう)。ビロードは16世紀(安土桃山時代)にポルトガルからが日本に入ってきたそうです。ビロード(ベルベット)、べロア、別珍(べっちん)、コーデュロイ、光沢のある起毛材料を表す言葉は、厳密にいうとそれぞれ区別があって使い分けなければならないのですが、ここでは「ベルベット調」という表現でまとめています。
※2 起毛の水玉の生地は、色違いを以前紹介しています。
「桜と薔薇モチーフの布-1」では桜にスポットをあてましたが、今回はバラの花に関連したものを皆様の作品から紹介したいと思います。

時代や流行が変わっても根強い人気のバラの模様。優雅で写実的なものからアール・ヌーボー、アール・デコの時代のデザイン、抽象的なものまで様々あって、教室の皆様の作品でも紹介したいものがいろいろ。
ただ、女性的な美しさからか、バラの花柄が入るだけで甘く優しくなってしまうので、スタイリッシュにしたい時はあえて避けたり、バラの花は好きだけれど実用品には使わないという方もおられます。
ローズモチーフを使って、甘く可愛らしくなりすぎずに仕上げたい時は色や使い方をちょっと工夫するのがおすすめ。以下はそんな風におしゃれにまとめた皆様の作品です。
1枚目はS・O様の作品。淡い水色のローズ模様を使って、ヴィクトリアンソーイング(縦型ソーイング)とサシェの課題を作って下さいました。
刺繍が入った小物やリボン、待ち針の色まで揃っていて、細部まで完璧な仕上がり。手芸道具としての可愛らしさ満載なのに、ブルー×ホワイトのみですっきりとクールな印象にまとまっています。

ブルー&ホワイトのツールボックスはY様の作品。アンティーク調のローズ模様にあえて明るいブルーとナチュラルレザーの持ち手を合わせ、軽やかでおしゃれです。

曲線ラインのレターボックスの課題はY・O様の作品。全く違うテイストの2種類のバラ模様を使い、細いストライプで清涼感を演出。絶妙な組み合わせが素敵です。

内部が可動する曲面のボックスの課題はN様の作品。高級感のある茶のスエード調の布に薔薇のオーナメント。小粒のパールがホワイトローズにぴったり、シックで上品にまとめて下さいました。
その他、バラのモチーフをモノトーンでシックに使った皆様の画像など、まだまだ紹介したいものがあるのですが、そちらはまた別の機会にあらためて・・・。
<薔薇の花びらとローズブーケ&パールの丸箱(E・K様)>
古くから続くバラのモチーフの人気は、本物のバラの花にそれだけの美しさと魅力があるからでしょう。

短い時間で失われてしまう命の美しさを何かの形で表現し、とどめたくなってしまう。私自身も、かつて粘土細工や紙で薔薇の花飾りを作ったことがあります↓。(紙で作るシンデレラの靴)
最後に紹介する作品は、バラのコサージュ(花飾り/アートフラワー)とカルトナージュを組み合わせた丸箱。E・Kさんの創作作品です。2015年、カルトナージュの丸箱の課題受講後に、ガーベラの花飾りの箱を仕上げてこられ感激しましたが、こちらはその1年後の作品。

お手製のアートフラワー(造花)の花飾りは、花びら1枚1枚をカットし、布の色に合わせて染めたものだそう。まさにオーダーメイドで色がぴったりですね。

手工芸とは異なるジャンルのお仕事を持っておられるので、アートフラワーやカルトナージュは趣味で楽しまれているそうですが、幾重にも重なるバラの花びらを表現するのは至難の業。

蕾の形や花びらが少しずつ開いていく様子や

透明感のある繊細な色合いも本物のバラのようですね。
クリーム色の花は難しそうですが

パールやシャンパンゴールドがアクセントの素敵なミニブーケの箱に。

もうすぐバラの花が美しい季節。

花の美しさだけでなく香りも楽しみの1つです。

※バラの画像は2017年、京成バラ園にて撮影したものです。