教室-皆さまの作品より」カテゴリーアーカイブ

夏の爽やかなステー付ボックス(可動式両開きの3段BOX)|皆様の受講作品

暦の上では立秋となりましたが、暑い日が続いています。

8月のクラスでカルトナージュの「ステー付ボックス(可動式の両開き3段BOX)」を受講される方があるので、皆さまの受講作品より、白を効果的に使った作品画像を紹介します。

まずはHKさんのブルー×ホワイトの作品。ブルー系の花柄と白の組み合わせがさわやかです。

ブルー系の花々が美しい生地はリバティのキアラ(Ciara)という名のシリーズ。1969年のスカーフデザインからインスパイアされた柄だそうで、2015年に英国リバティ社のクラシックコレクション(世界の定番)となったそうです。

他の画像なども追加していきます

 

※カルトナージュ/cartonnageの技法で作る「ステー付ボックス(可動式両開き3段ボックス)」2010年からの課題

シャーベット色のフリンジBOX&シャーリングバスケット|皆さまの受講作品

梅や杏、ジューンベリーなどの保存食作りで忙しい6月から7月初め。10年以上続けている杏のシロップ漬けも無事終わり、今年の杏仕事は涼しくて良かった!とホッとしていたら、急に暑くなりました。

6月末の教室でドーナッツの話題が出て早速買いに行こうと思っていたのに、ここ数日はゼリーやシャーベット、アイスやジェラートなどの冷たいスイーツに心が動きます。

「水無月と三角仕切り箱」で紹介したシャーベットカラーのフリンジ付きの小箱。

水無月とミントグリーンの三角仕切り箱|シャーベットカラーの小箱&三角作品(備忘録)

今回は受講された皆様の作品を紹介します。

教室の課題は、基本的に自分の布で好きなイメージで作りますが、この課題はちょっと特殊。シャーベットカラーのフランスのフリンジに合わせるので、教室の材料(無地やモアレ生地)で作る方も多い作品です。※必修ではなくご希望者対象/色が合う布を持っている人はご持参

この作品、繊細でエレガントなテイストが好きな方だけでなく、モノトーンや北欧の生地を使ったモダンスタイルが好きな方も受講して下さっています。

手のひらにのる小さな箱なら邪魔にならないのと、普段は和菓子好きな人でもたまにケーキが食べたくなるように、テイストの違うものを作ってみるのは結構楽しい作業なのです。

好きな色やフリンジを選んで、少しずつ違う小箱が完成。内部の仕切り箱は入れなくてもOKですが、ほとんどの方がシャーリングのミニバスケットを一緒に制作。

一緒に撮ったタッセルはフランスのHOULSE(ウレス)社製。装飾のフリンジもフランスのものなので、色味や質感がよく合います。

実用品というよりもファンシーな装飾小箱。箱とバスケットの色を変えたり、フラワーテープを施したりと細部に個性が光ります。

 

シャーベットカラーのフリンジ付の箱と手作りのタッセル、リボン飾りのシルクフレーム

水無月とミントグリーンの三角仕切り箱|シャーベットカラーの小箱&三角作品(備忘録)

6月30日は半年の罪や穢れを祓い去り、無病息災を願う日。全国の神社で「夏越の祓((なごしのはらい/はらえ)」が行われます。

京都を中心として「水無月」という氷に見立てた三角形のお菓子を食べる習慣があるのは、暑気払いと小豆による邪気払いの願いがこめらているのでしょう。おせち料理もそうですが、食べ物の形や色、名前に願いを込めた昔の人は発想が豊かですね。

厄除け、魔除けの文様として昔から使われてきた三角形。シンプルで可愛い形なので、カルトナージュ、バッグやポーチなど様々な△の実用品を作ってきました。

三角タッセルは作り方も紹介しています。

貼って作る布の三角タッセル-新春のラッキーオーナメント

 

今回は、三角錐のポーチやバッグ、折り畳み眼鏡ケース(2種)、コインケースのうちのどれかを紹介しよう、と考えていた中で目に入ったこの画像。

水無月と同じ形の三角形の、ミントブルーの小さな仕切り箱です。

「シャーベットカラーのフリンジ付きの箱」の中に入る3種類の内箱のサンプルの1つなのですが、

私自身作ったことさえ忘れていた「三角仕切り」。長方形の 仕切り同様使い勝手は悪くないのですが、いつも目立たずひっそり。

なぜならば、この課題(選択制でご希望者のみ)では、布をクシュクシュッとして仕上げるシャーリングのタイプを作る方がほとんどなのです。

皆さまの受講作品は別の投稿(ポスト)で紹介します。

シャーベットカラーのフリンジ付の箱とリボン飾りのシルクフレーム(2007/2008年)

三角形をテーマににした課題で、まだこのページで紹介していない作品の一部です。(今後掲載するための備忘録に)

ティルダ/Tildaの美しい布のがま口&プチケース、そして英国発のカエルの動画

今年の夏至は6月21日(日)でした。夏至といえば、一度見てみたいのがスウェーデンの「ミッドサマー」のお祭り。映画の「ミッドサマー」はかなり怖いホラー映画でしたが、その中でもミッドサマーのパーティーや花冠は美しく印象的でした。

今日のサッカーもスウェーデン戦(引き分け)ということもあり、今回は北欧の生地メーカーTilda(ティルダ)の美しい布を使ったSさんの「縫わずに貼って作るシリーズ」のがま口やプチケースなどを紹介します。

夏をテーマにしたティルダの布、「Sunkiss(サンキス)コレクション」。上のターコイズブルーは「Charlotte(シャーロット)」という生地。まばゆく輝く海辺やアネモネ、サンゴからインスピレーションを受けてデザインされたそうです。

がま口に合わせたレザータッセルもSさんのハンドメイド。作り方ページを参考に、それぞれぴったりな色で仕上げてくださいました。

 

前の記事で書いたように、「縫わずに貼って作るがま口」は1日に3種類の形を作る盛りだくさんな課題。3つとも素敵に完成し、大きめバッグタイプは青磁色の繊細なトワル・ド・ジュイにモカブラウンのタッセル。

<カラフルなプチケース>

Sさんはティルダの「Charlotte(シャーロット)」の生地で他の作品も作っておられます。

下は「縫わずに貼って作るバッグと小物」のプチケース(コイン・ジュエリーケース)

教室で受講された後、復習作品をたくさん見せて下さった時は感激でした。どの色も美しく、柄の入れ方も素敵です。

 

そして、こちらのタッセルもハンドメイド。「タッセル付きのサシェ」&「ひし形ピンクッション」の課題の簡単タッセルの作り方を役立ててくださっています。

 

北欧のキラキラ輝く優しい夏の太陽と海、繊細な美しい花々が咲く風景が浮かんでくる、SさんのSunkiss(サンキス)コレクション。並べると、お菓子みたいに彩り鮮やかで素敵ですね。

どんよりした日本の曇り空の下、写真を見るだけで、実用品を自分で作る創作の楽しさが伝わってくるようで、元気をもらえます。

 

<番外編パート2 カエルにちなんだクリエーターさんの素晴らしい動画>

前回の藤城清治先生につづき、今回はカエルで有名な世界的なクリエーターさんを紹介します。

イギリスの編み物アーティスト、インディア・ローズ・クロフォード(India Rose Crawford)氏

可愛い手編みのカエル(Frog)のキャラクターたちが、居心地の良さそうな部屋でお茶を入れたり、お料理をしたり、絵を書いたり。ほのぼのした日常を過ごす風景のストップモーション動画。

手編みのカエル達もお部屋も小道具も全て手作りの穏やかで優しい世界。クオリティの高さに感激しながら、ほっこり癒されます。

・YouTube: India Rose Crawford(作品のアーカイブを公開)

・Instagram: @indiarosecrawford

・TikTok: @indiarosecrawford 

 

※<番外編1>はこちらです

縫わずに貼って作る「がま口ポーチ」受講作品、そして藤城清治氏のケロヨン

オブジェのような縦型ソーイングとミッドセンチュリーモダンの魅力(皆様の受講作品)

今回も、梅雨空のどんよりムードをの中で元気をもらえる作品を紹介します。

前回に続き「縦型ソーイング(六角形 フラワーソーイング)」の課題。K・Aさんの受講作品です。

可増など追加していきます

 

 

パステルカラーの縦型フラワーソーイング(ちいさな刺繍入り)|Tさんの受講作品

梅雨に入り、どんよりしたお天気が続いています。

雨が多くなり、気分も塞ぎがちなこの季節、ふわっと明るく優しい気持ちになるM・Tさんの受講作品を紹介します。

優しいパステルカラーのカルトナージュの縦型ソーイング(六角形)。※1

Tさんが使ったのは、イギリスのキャスキッドソン(Cath Kidson)の『British Bird (ブリティッシュバード)』という生地。

布のモチーフと同じ形のお花に合わせて、さりげなくワンポイントのリボン刺繍が入っています。

幅広い種類の刺繍が得意なTさんですが、あえて小さな刺繍にして余白を残していることで、Tさんならではのパステル調の優しい世界が完成されています。レースのアクセントも絶妙。

蓋にもワンポイントのリボン刺繍が入っています。布の雰囲気に調和する色使いと優しいラインがぴったりです。

日本の6月はジメジメどんより雨の多い梅雨ですが、キャスキッドソン(Cath Kidson)が生まれた国、イギリスでは薔薇やお花が咲きみだれ、小鳥がさえずる美しい初夏の季節。

ヨーロッパで「ジューンブライド(6月の花嫁)」という言葉が生まれたのも納得です。

花嫁と言えば、下はお嬢様へのプレゼントに、と制作されたE・Tさんの作品。こちらは深みのある赤とストライプがアクセント。大きい画像はあらためて別の機会に紹介します。

※1 「縦型ソーイング(六角形のヴィクトリアンソーイング)」は2006年にスタートした、カルトナージュ基礎作品の総仕上げのような課題。側面が花びらのようにふわっと開く構造です。大きさや細部のデザインは自由なので、皆さん、それぞれ工夫して個性的なソーイングが完成します。 内部にピンクッションになる2段の丸箱が入ります。その他、四角形、五角形のサンプルもあり。

 

ターコイズブルーのリボンワークの箱|皆様の作品より

雨の後の紫陽花が美しい季節となりました。

今回は初夏にぴったりの、ターコイズブルーの材料を使ったKさんの作品を紹介します。

2008年からレッスン課題として続いているカルトナージュのリボンワークの箱。八角形と楕円があって、大きさやデザインは自由なのですが、サンプルと同じ八角形のサイズで作る方が多い作品です。

以前、クリスマスの時期にオフホワイトやベージュで仕上げた3人の皆様の受講作品を紹介しました。

カルトナージュのリボンワークの箱(2008)-受講された皆様の作品より

 

ディスプレイで印象が変わるニュートラルなカラー。それぞれ完成度高く仕上げて下さいました。

 

 

 

蓋を開けたところなど、画像を追加していきます。

 

★「切り込みフラワーの蓋」の画像を追加しました↓

すずらんのフレームの贈り物|紙で作る軽量フレーム(皆様の作品より)

”こどもの日”や”母の日”のある5月は贈り物の多い月”と書いたのは2013年の5月。このCami Decorサイトをメインサイトの別館として設けた直後のことでした。

すずらんとすみれの花束 -カードと小箱-

19世紀末から20世紀初頭(ベル・エポック期)、大切な人へ贈るカードのモチーフとしてヨーロッパで人気があった「すずらんの花(Muguet ミュゲ)」。

暗く長い冬のあと、春先に咲く鈴のような白い花は希望の象徴だったのでしょう。小さなつぼみも淡いグリーンで可愛い。

今回紹介するのは「紙で作る軽量フレーム」の復習作品。E・Kさんが大切な方達への記念日の贈り物として仕上げたフレームです。※1

ベルエポックの時代のアンティークカードのレプリカには、「Souvenir du Printemps(春の贈り物 / 春の思い出」の文字。くるんと丸みをおびた文字は当時流行だった字体(フォント)ですね。

優しいモアレ柄と金のモールに囲まれたフレームから「最高の幸運が訪れますように」という願いがこめられているのが伝わってきます。

カードにはちゃんと、すずらんの可愛いつぼみも描いてあって、120年以上前に実物を写生してデザインしていたカード画家さんに思いをはせたり。※2

素敵なフレームのプレゼント、実は対(2つ1組)になっているので、写真など追加していきます。

【2026年6月に追記】

こちらの対になっているフレーム、実はKさんからご両親への贈り物。

ご両親の金婚式のお祝いのギフトで、もう1つのフレームにはお母様のお好きなマーガレットの花が描かれたカードが入っています。(5月レッスンでKさんにしっかり確認しました)

「誠実な愛」の花言葉を持つ可憐なマーガレットと一緒に、「幸運のシンボル」の4つ葉のクローバー、そして「感謝」を表すカンパニュラが描かれていて、お祝いにぴったりの素敵なフレーム。

どこに置いても優しく調和するブルーグリーンのモアレの生地で、ご両親への温かな思いが伝わってきます。

そういえば、Kさんが教室で受講されたフレーム作品にもカンパニュラ(ツリガネソウ)のボタニカルカードが入っていましたね。ネイビーのフレームで知的な印象。

 

2021年12月の素敵な贈り物のフレーム。毎年、すずらんの季節に紹介しようと思いながら機を逃していたのですが、ようやく今年2026年5月に紹介できました。

 

※1 「紙で作る軽量フレーム(超軽量の紙の額)」は自分で使いたくて考えた実用品。教室の課題としても2006年頃から続いています(ご希望者のみ)

※2 当時(1900年代初頭頃)のフランスやドイツなどのヨーロッパでは、ポストカード専用の絵を描く「絵葉書専門のイラストレーター(カード画家)」という職業が確立され、多くの画家が競い合うようにスズランの絵を描いていたそうです

すずらんの日によせて|すずらん柄ペーパーの蓋付ボックス(皆様の作品より)

すずらんの日によせて

2013年にこのページを開設してから、スズランの日には何かしら画像を載せていたのに、ここしばらくずっとサボりがちでした。

すずらんとすみれの刺繍フレーム(2007-2017年)-すずらんの日によせて

清楚で可憐な白い花が咲くこの季節に

紹介しようと思っていたE・Kさんのスズランのペーパーの箱。蓋は濃いグリーンで、まさに上の画像のすずらんの葉陰と同じ色。

鈴がつらなるようなお花のたたずまいに癒されます。

【2026年6月追記】

こちらは「かぶせ蓋の収納箱」という基礎作品(後半)の課題。サイズや設計も含めて自分で考えて制作します。

箱全体をぐるりと囲むさわやかなスズランの花。まるで風に揺れているような印象さえ感じます。

そして箱の中には仕切り箱。配色のバランスが上品です。

難しい作品に進むためのテクニックが詰まった課題。それぞれ全く違う作品が完成するアイテムです。

 

下はいままで掲載したずずらんの画像など。

 

 

可愛いビスクドールとトランクケース|人形作家Yoko Tsuji氏のドール用トランク

バレンタインデーの2月から雛祭りのある3月にかけて、紹介したい画像がいろいろあるので、時間を見つけながら画像など追加していきたいと思います。

作りかけのカルトナージュの箱の手前に置かれた、手のひらにのるサイズの洋服。スモック刺繍(スモッキング刺繍)のフリル付ドレスに刺繍入りのカーディガンとビーズのバッグ、小さな革靴と靴下。教室での制作風景で、あまりに可愛らしくて撮らせていただいたもの。

 

そして、箱の中にはなんと

別の素敵なドレスが2着も入っています(着替え用)。

これらのお人形用のコスチュームはカルナ―ジュの箱のサイズチェックのために持って来て下さったもの。どれも洗練された美しいデザインと仕上がりでつい見入ってしまいます。

 

そしてドレスの横にはお人形が。ちょっと気位が高そうな美人さんで、凛とした表情が魅力的。

どこから見ても可愛い。小さなビーズのバッグもドレスとお揃い。

 

この美しいお人形とドレスの制作者は、ビスクドール作家の辻容子先生。お人形用ケースをディスプレイするためのバランスを見ている時、あまりの可愛らしさにいろいろな角度から撮影させていただいたのでした。

お人形がキャミソールのままなので、掲載するのをためらって伺ったところ「大丈夫よ♪」とのお許しが。

辻容子先生については2013年の記事でも紹介しています。

ビスクドールとカルトナージュのコラボレーション|銀座ビスクドール展によせて

 

日本だけでなく海外での活動でもご多忙の中、いつも新しいアイデアで創作に取り組んでおられる辻先生。

今回のトランクケース、写真ではわからないけれど実は引き出しがついています。最初に受講していただいたのは、引き出しのないシンプルタイプでしたが、こちらは応用作品。

お人形を入れて、ディスプレイできて、引き出しに衣類や小物が入るケース。正面に引き出しがついている一般的なタイプではない「引き出し付の収納トランク」です。※1

こちらの画像、2024年の春に撮影したもので、もうすこし早く紹介しようと↓のコラージュ画像まで作っていたのですが、あっという間に2026年になってしまいました。

グリーンのおしゃれ着とフリルのドレスはアンティークの生地を使ってデザインされたものだそうで、シックな色合いや上品な質感が現代の物とは違いますね。

その他にも、海外のドールショー用に制作された作品(ケース&お人形)やワークショップ用の画像などいくつかあるので、別の機会に掲載します。

☆今年の4月の最新画像☆ 5月初めのアメリカでのドールショーのギフトとして制作された小さなドール。12体あって、辻先生のテーブルに座る12名の方への贈り物(!)だそうです。5月以降にあらためて紹介します。

桜と小鳥の引き出し&フレームBOX|教室の皆さまの受講作品

桜が開花し、お花見の季節となりました。

今の時期にぴったりな、春らしい桜と小鳥の柄の生地を使ったKさんの受講作品を紹介します。

イギリスのテキスタイルブランドの生地とピンクの組み合わせ。カルトナージュボックスの引き出しはスカラップのデザインになっています。

この時期を逃すと来年になってしまうので、まずは忘れないように画像をアップ。(3月中に掲載しようと思っていた画像が沢山あるのに追いつきません)

内部の画像は後日追加していきます。

以下、追記です。


引き出しを開けると、可愛い桜のつぼみが。フタの桜の枝と桜のつぼみが続いているような感じで春の雰囲気がフワッと広がります。

そして、蓋を開くとフレームが出てきます。フレームにはポストカードや写真が入りますが、今の季節はこのままがいいですね。

蓋を閉めるとふつうの箱に見えるように、細かな裏ワザで仕上げるのがポイント。

布の柄は「桜と小鳥(ルリビタキやメジロ、セキレイ?)」ですが、思い出すのは『梅に鶯(うぐいす)』という古くからの言葉。

良い香りのする梅の花にウグイスが止まり「ホーホケキョ♪」とさえずる春の風景が浮かびますが、実際には、警戒心が強いウグイスは梅の木に止まることはほとんどなく、梅の木に蜜を吸いに来るのはメジロが多いようです。風情のある相性のよい春の組み合わせとして使われてきた言葉なのですね。

この作品は同じ日に3名の方が受講されました。アクアブルーはHKさんの作品。2つ並べると、まるで対で作ったような感じに。

そしてEKさんはシックな植物柄とネイビーで。後ろの箱2つはどちらも折り畳みの面白い課題で、シンプルな紺色にブラウンのレザーがおしゃれです。

今回の「フレーム&引き出しの箱」の作品、ずいぶん前にこちらのページ↓で紹介していますが、皆さん、私のサンプルよりずっと素敵に仕上げて下さっています。上のお2人の作品もそれぞれ内部がステキなので、また別の機会に紹介します。

引き出し付きの箱-スカラップデザインの引き出しとフレーム

 

 

今まで紹介した桜や雛祭りの画像。画像をクリックすると記事が開きます

カルトナージュのちいさな裁縫箱 受講された皆様の作品

ひな祭りのある3月には、雛道具にちなんでカルトナージュの小さな作品や引き出しなどをテーマに画像を紹介してきました。

下の箱もその1つ。「シークレットボックス」と名付けたシリーズの作品の応用タイプで、手のひらにのる大きさ。小さいと言ってもミニチュアではなく、ハサミや針などが入るお針箱です。

以前紹介した記事はこちらから↓

カルトナージュのちいさなお裁縫箱-シークレットボックス(秘密の箱)

内部は小さな引き出しがあり、ピンクッション、ニードルブック(ブック型の針刺し)なども収納できるようになっています。

もともと小さいものやミニチュアが好きで、2007年から2008年ごろに楽しみながら作った作品。当初は教室の課題ではなかったのですが、「作ってみたい」という声に応じてレッスン課題(ご希望者のみ)となりました。

面倒そうに見えるかもしれませんが、基礎作品で学んだテクニックの積み重ねなので、意外とスイスイ完成していただけるのが嬉しい発見でした。

それぞれ好みの材料で、私のサンプルよりずっと素敵に仕上がっています。

<教室で受講された皆さまの作品より>

砂色のリネン/麻の、繊細な花柄や田園風景が描かれたシックなトワルドジュイ/Toile de Jouyを使ったTさんの作品。引き出しやピンクッション、トレイになる蓋の裏もお揃いの布を贅沢に使ってあります。

そのまま飾っても素敵なアンティークな雰囲気のボックス。アメジスト色のグラスビーズのタッセルがおしゃれです。

 

下は18世紀にフランスで流行したインド更紗風のモチーフの生地を使ったYさんの作品。赤い色のアクセントがアンティーク調の布を引き立てています。

ゴールドの金具や貝殻ビーズの白と赤のタッセルなど装飾を効果的に使うことで、可愛らしさがアップしています。

からくり箱のテクニックに加え、引き出し、細工物、文房具の技術も必要なカルトナージュの応用作品。お裁縫箱にこだわらず、それぞれのアイデアや用途で自由に制作していただけます。

簡単なブックカバーでも、複雑な箱でも、世界に1つだけのクラフト作品を自分の手で作る体験や楽しさは、まだAIには奪われていませんね。

上の画像も、皆さまが1つ1つ紙や布を切ったり貼ったりして地道に仕上げて下さったものです。

ひな祭りによせて②-女の子イラストのフレームの箱

先の『2026年のひな祭りによせて①』では、カルトナージュの「自由なデザインのフレームの箱(2009~)」の課題からサンプルの1つを紹介しました。

 

今回は受講された皆さまの作品を紹介します。『ひな祭り』にちなんで、フレームの箱に可愛いイラストを使っものをいくつかピックアップしてみました。

<『くらはしれい』さんイラストの布 と『ぐりとぐら』のカード>

下のフレームの箱は今年の1月に受講されたKさんの作品。『くらはしれい』さんのとても可愛いイラストの布を使って、フレームは多角形のデザイン。

フランス額装のテクニックを使った枠の縁どりは、シックなブラウンにアクセントカラーのオレンジ。構図もぴったりで、五線譜の上の2匹の黒猫も入っています♪

前に受講された「アーチ形の小箱」とお揃いなので、一緒に並べてみました。

 

このボックス、フレームに好きなカードなどをスーっと入れて、飾って楽しめます。フレームやボックスのオレンジは、Kさんご持参の『ぐりとぐら』のカードにも合うよう考えられているのです。※2

ご家族や身近な人が喜ぶ姿を想像しながらカルトナージュ作品を作るのは楽しみが増しますね。

また、カードや写真を入れて飾っても中からロックされて開かない仕様なので、こんな風に↓立てても大丈夫。後ろの作品は透明アクリルの蓋がついた「コレクションケース」です。

 

・・・ぐりとぐらのカードが可愛くて、私も1枚お借りして自分のサンプル作品に入れてみました。中に入れるもので箱の雰囲気がぐっと変わります。※1

 

<子ども達のイラストがテーマの皆さまの作品より>

前の記事に書いたように、「フレームの箱」の課題はデザイン自由。複数のサンプルを参考に、それぞれのイメージで仕上げていくので、全く違う作品が出来上がるのが面白いところです。

下は2009年のYさんの作品。この課題が気に入って復習して下さったもの。モノトーンにポップな水玉、ピンクのアクセントがキュート&ガーリーで、女の子のイラストにぴったりです。

 

白いフレームがすっきりと上品なAさんの作品。イエローグリーン×ブルーのトワルドジュイ/Toile de Jouyとの組み合わせがやさしく爽やかです。

ワンちゃんを台車に載せてのごっご遊びでしょうか。おとなしく遊びに付き合ってあげているような賢そうな犬の表情と、草木に囲まれて外で遊ぶ子ども達のほほえましい風景に癒されます。

 

ロココを思わせる繊細で優美なモチーフの生地を使ったTさんの作品。、フレームデザイン、柄の使い方など完成度高く、裏の柄もピタリと納まっています。

セピア色のトワルドジュイ/Toile de Jouyに描かれているのは、薔薇が咲く庭園での若い女性と花かご、オーバル(楕円)のメダリオン。18世紀後半(1780年頃?)のフランスの風景でしょうか。箱を開く大きな柄が楽しめます。

 

そして最後は、イギリスの挿絵画家のシシリー・メアリー・パーカーの「花の妖精(Flower Fairies)」の生地を使ったNさんの作品。「フレーム付の箱」ではなく、「ひし形の箱D2009」と「ハートのダブルバスケット2011」の課題です。

花の妖精たちが春にぴったりで優しい仕上がり。淡いオレンジやイエローグリーンが映える配色です。Nさんは「花の妖精(Flower Fairies)シリーズ」で他の作品も作っておられるので、それはまた別の機会に。

 

※1 使う材料で雰囲気が変わる多角形のフレーム。今年の1月に受講されたKさんの作品はスワッグとフレームの色が絶妙。今回はテーマが女の子イラストだったので、春から初夏、『フラワーモチーフ/花束』をテーマにした際に大きな画像を紹介します。

 

※2 くらはしれいさん、ぐりとぐら、シシリー・メアリー・パーカー、それぞれ好きな作家さんです。「ぐりとぐら」は前にも登場しています。

ちいさな森のクリスマス-赤と青のフォトフレーム「ぐりとぐら」によせて

新春を寿ぐ花びら餅とカルトナージュの「半円の箱」受講作品など

2026年が皆様にとって素晴らしい1年になりますようお祈りしております。

新春を寿ぎ、長寿や健康を願っていただくお菓子「花びら餅」。求肥、白味噌あん、ゴボウという取り合わせが妙に癖になる味わいで、新年を祝うおめでたいお菓子です。

もともとは平安時代の宮中行事「歯固めの儀式」に由来するそうで、明治時代に裏千家の家元が、新年の茶会「初釜(はつがま)」のお菓子として使うことを許可されたことで、全国に広まったそうです(AI情報)。

上の画像は鶴屋八幡さんの「花びら餅」。和菓子屋さんによって味も色合いも少しずつ違っているので、それぞれ違いを味わうのも楽しみです。

今回は花びら餅にちなんで【半円形の作品】を紹介します。

 

<半円の形と課題作品>

丸い形を2つに切って作る半円形。ふっくらした形が優しいイメージで、半月(ハーフムーン)やスイカが思い浮かびます。お菓子の形でも見かけますね。

教室の課題作品にも、カルトナージュ縫わずに貼って作るバッグと小物(縫わないバッグ)それぞれに複数の作品があり、長年取り組んでいただいています。

<半円のカルトナージュ作品>

下の作品は「半円の箱(基礎作品)」。2009年に作ったサンプルです。

少々濃厚な感じの赤とゴールドのインテリアファブリック。かなり個性が強くてうまく使えないのですが、半円の箱は邪魔にならずに置いておけるサイズ。

蓋はロココ調リボン、側面は斜め格子のモチーフです。作品サンプルとして16年使っていますが、最大の長所は汚れが目立ちにくくて丈夫なこと。夏は超暑苦しいのが欠点です。

 

<教室の皆様の作品より>

半円の箱は基礎作品。楕円、丸箱をクリアした後に挑戦していただく課題です。

どんな材料にも合う形なので、皆さんそれぞれのイメージでサンプルよりもずっと素敵に仕上げて下さっています。

天使とメダリオン、テキスト柄がシックなY・Tさんの作品。難しい布なのに絶妙な柄の使い方。下段は可憐な花柄と斜め格子のR・Tさんの作品。柄の組み合わせやバランスが完璧ですね。

 

赤系の花柄とストライプのKさん、Iさんの作品。少し高さがあるたっぷりサイズです。

 

下は、最近仕上げて下さったお2人の作品。

 

アンティーク風のモーブピンクの薔薇柄を使ったMさんの作品。色の合わせ方が絶妙で、内部はシックなグリーンが使われています。

今年、2026年1月に撮影したSさんの作品(2025年12月に受講)。モリスを連想させる動植物モチーフの優しいミントグリーンの生地。同系色の水玉生地で柄をひきたたせ、世界に1つしかない半円の箱が仕上がりました。

紹介したい皆様の作品、課題作品ともにたくさんあるのですが、かなり長くなってしまいました。

 

「難易度高めの半円作品(カルトナージュ)」「バッグと小物シリーズの作品」は別記事で書くことにします。

忘れないように…「カルトナージュの半円作品(難易度高め)」はこちら↓

「半円形」は同じですが、最初の箱とは違った複雑な構造。引き出しもついている上級作品なので、別の機会にあらためて紹介します。

 

ハウス型ボックス(2011年)と冬の小さなバッグや小物

2025年のクリスマスシーズンは「ハウスボックス」から始まりました。

11月末のクラスで、基礎作品を受講中のお2人から「今年もクリスマスらしい布で何か作りたい」というご希望があり、「じゃあ、ハウスボックス(家の形の箱)が良いのでは?」ということになったのでした。

12月を前に、お2人とも「基本のハウスボックス」無事完成。 赤をアクセントにした素敵な材料で、それぞれ可愛く仕上げて下さり、クリスマスに間に合いました。(画像は後日掲載の予定です)

寒い季節に元気の出る赤を使ったカルトナージュ-皆様の作品より(クリスマスによせて)①

<ハウスボックス、家の形の箱>

家の形の箱は、見ているだけでほっこり温かな気持ちになるので、クリスマスのディスプレイはもちろん、ちょっとしたコーナーに置いておいても癒されます。

ハウスボックスと色鉛筆用ホルダー-”ちいさいおうち”によせて

ふたの開け方や構造などを学ぶ課題としても面白いので、いろいろなバリエーション、教室の課題を作ってきました。↓のページでは15年以上前に作ったA,B,C,Dのタイプを紹介しています。

ハウス型ボックス4種とお菓子の家(2009)

 

<2011年のハウスボックスと小さな小物>

こちらの画像は2011年制作のハウスボックス。屋根が両側から開くタイプです。

写真は2021年の冬に撮ったもので、小さなツリーやリース、バッグや小物と一緒に。

ちなみに2011年のHP用の画像はこちら↓ シャンパンゴールドのメタリックなツリーとミニボールで少しポップに。背景や小物で雰囲気が変わるので、その時の気分に合わせて楽しめます。

10年後は氷とフレッシュグリーンでナチュラルに。白い森の家。

もともとミニチュアが好きなので、ミニリースや小物作りは気分転換になります(普通は捨ててしまう小さなはぎれや木の枝で)

 

<教室の課題と皆様の作品>

ハウスボックス(家の形の箱)は材料によって表情が変わるのが面白いところ。教室では皆さんの進度やご希望によって、さまざまな形でハウスボックスを受講していただいています。

構造が違う2つのハウスボックスを1日で2作品受講することも可能。下のハート柄のOさんの作品は水色のサンプルと同じ形ですが(両開き屋根)、私のサンプルとは全く違うラブリーな雰囲気で素敵です。

 

クリスマスのハウスボックス(Cタイプ)-皆さまの作品より

追記:2025年の12月は、↑とは違うタイプのハウスボックス2種を受講された方達もおられ、皆さま、素敵に仕上げて下さいました。長くなったので別の機会に紹介します。

 

秋色の皆さまの作品とトンネル型(ドーム型)蓋付ボックス

寒さが増していくこの季節。ピンクや暖色系のあたたかな色や素材がほっこり心地よくなりますね。

教室で皆さまが受講して下さった作品を”ピンクと少しくすんだライトグリーン”というテーマで紹介したのは2016年11月のことでした。

初級から中級の課題をそれぞれ美しく仕上げて下さっています。

秋のピンクと黄緑色-皆様の受講作品より

 

最初の画像の左上の作品はN・Sさんが素敵に仕上げて下さった「トンネル型の蓋の箱(ヴォールト型の蓋の箱)」。

かまぼこのような蓋の形で、カルトナージュ作品では「ドーム型の箱」とも呼ばれているアイテムです。

 

<トンネル(ヴォールト型)蓋付ボックス」「ドーム型の箱」について>

この作品をレッスン課題として入れたのは2007年2月でした。—サンプル制作は2006年—

以下メインサイトより抜粋

当時のサイトは今でも見れますが、写真が小さいので、こちらに少し大きめのものを掲載します。※1

一緒に写っているのは「ハートの箱A」と「ハートの箱B」。こちらも定番の課題です。

当時は、季節に合わせて課題作品を考えていたので、”テーマカラーや形・モチーフ”の説明も。

2月ということで、ハートやキューピッドなどを取り入れていたようです。※2

「トンネルの箱」の課題の大きさ(幅)は自由。ちょうど巻きのリボンが入るサイズですが、用途はいろいろ。最近は幅広サイズ(ブルーのサンプル)を選ぶ方が多い感じです。(脚の有無なども自由)

下は幅の狭いコロッとしたタイプ。蓋のデザインも少し低めで設計したサンプル。

鮮やかなピンクやチェック、ポップな水玉などを使っています。

香りのついた「タッセル付きのサシェ/ハートのサシェのレッスンもこの時からの課題。簡単なタッセルも作る作品です。

ハートのオーナメント(2007年)-タッセル付きのサシェとバックルの箱

 

最初に紹介したN・Sさんが教室で作ったドーム型(トンネル型)の箱。ピンクとグレーの組み合わせの素敵なストライプの布、私のサンプルよりずっと美しく仕上がっています。

教室で受講されたハートの箱Bやカードケース、がま口なども一緒に。

上の画像だとわかりにくいのですが、ハートの箱は側面がチェックっぽく見えるようになっていて、とてもおしゃれな仕上がり。箱の中はバラの花模様。

紅葉狩りの11月が終わると、赤い色の作品が映える季節になりますね。

暖色系のベルベット調の作品は↓にも紹介しています。

ディープピンクの鶏頭(ケイトウ)とベルベット調のアクセント

皆さま、暖かくしてお大事にお過ごしください。

 

※1 今から20年近く前の古い記録をなんで今?と思われるかもしれませんが、当時はホームページが重くなるのを避けるため、小さい画像しか載せられませんでした。このCami Decorページでは、過去の写真を大きめサイズで見られるよう少しずつ整理して記録しています(なかなか進みませんが)

※2ハートの箱

ブルー&ホワイトのハート作品とルーブル美術館のキューピッド

Season’s Greetings(2024年)-良いお年をお迎えください

今年もあと残りわずかとなりました。教室で仕上げて下さった皆さんの作品など、たくさん紹介したいと思いながら雑事に追われて、あっという間の年末。

来年で教室は20年を迎えるのに、毎回いろいろ反省ばかりですが、今年も皆様と創作の時間を持てたことに感謝しています。参加して下さった皆さま、ありがとうございました。

「あれもやりたい、これもやらなきゃ」と思いながら何もできず、2024年のXmasシーズンも過ぎていきました。

紅葉も遅かったし、なんだか季節感を感じられない秋から冬。

そんな中、11月には、クリスマスモチーフの布で作品を仕上げて下さる方がおられたり、12月にはXmas柄のギフトボックス(お菓子がたくさん入っている♪)を作ってきて下さる方があったりと、季節の行事や節目っていいものだなあ、とあらためて感じています。

ヤドリギと小さなりんごは数年前に撮ったものですが、来年への願いをこめて。

お健やかに良い新年をお迎えください。

 

2020年より前にこのサイトに掲載したクリスマスシーズンの画像の一部です。教室の皆様の作品なども入っています。(画像をクリックすると、過去の記事が開くようになっています)

 

 

 

白い針仕事 vol.5 -笑う刺繍 教室作品展 のお知らせ -シュバルム刺繍のホビーバスケット

今回は、この春からカルトナージュのレッスンを受講して下さっているKさんが通っておられる、素敵な刺繍教室の作品展のお知らせです。

【白い針仕事 vol.5 笑う刺繍 教室作品展】  主催:笑う刺繍/中野聖子先生

日時:2024年12月5日(木)-7日(土) 11時~16時 入場無料

場所:ヒルトピアアートスクエア(ヒルトン東京B1F)ヒルトピアショッピングアーケード内

長い歴史を持つ伝統的な白糸刺繍、ホワイトワーク。ヨーロッパのアンティークや手仕事が好きな人は、その清潔で優雅な雰囲気に一度は魅了されたことがあるのではないでしょうか?

展示会のお知らせのカードからも白く奥深い世界の魅力が伝わってきます。

中野聖子先生の「笑う刺繍」のサイトはこちらから↓。 素敵な作品のほか、新しく出版されたご著書『HEDEBO 図案&見本集211』の情報なども掲載されています。

https://www.warau-embroidery.com/

インスタグラムには素晴らしい作品が並ぶ会場の様子なども。白糸刺繍の白銀の世界で、優雅なクリスマスシーズンの1日を過ごせそうです。

 

<Kさんの出展作品:白糸刺繍とカルトナージュのコラボレーション -シュバルム刺繍のホビーバスケット->

数年(3年ほど?)前から白糸刺繍を習い始めたKさん。カルトナージュを始められたのはこの春からで、下は3作目のホビーバスケット。2006年から定番の基礎課題です。※1

窓の付いたフォトスタンド(2006年~)は刺繍などを入れるのにちょうど良い基礎作品。Kさんはハートの白糸刺繍を準備し、ネイビーの布と合わせて上品で素敵に仕上げて下さいました。※1

 

そして今回の展示会に出展する作品。前↑に受講されたホビーバスケット×シュバルム刺繍のコラボレーションのイメージを固め、少し前から準備しておられました。

バスケットの大きさに合わせて、刺繍のデザインやバランスを考え、1つ1つ丁寧に刺していく作業。紅茶を1しずくこぼしただけでダメになってしまう…。

緻密さと根気、繊細な感性がないと美しい白糸の作品は仕上がらないのですね。刺繍愛好家の皆さまにはいつもリスペクトを感じています。

写真は制作当日の教室にて。完璧に準備された刺繍と布類。ガサツな私は刺繍に触らないように、汚さないようにとドキドキしながら撮影したのでした。

制作風景を少し。今回のバスケットは上のカーブが別デザインのタイプです。バランスよく素敵に貼れて、ひとまず安堵。

サイド(側面)は別デザインの刺繍(かわいい!)。

白糸刺繍の多様な技法を効果的に使った立体の作品。イメージするだけなら簡単ですが、ディテールを考え、それに合わせて1つ1つ丁寧な針仕事を積み重ね、それを作品にするのは息の長い作業です。

11月に無事に完成した、世界に1つだけのKさんのホビーバスケット。今回紹介した【白い針仕事 vol.5 笑う刺繍 教室作品展】に出展されています。

※完成後の画像は、作品展が終わった後に追加します。

 

 

※1 ホビーバスケット、窓付のフォトフレームはAtelier Fa-Decorの基礎課題です。

ホビーバスケット-皆様の作品より

ブック型のフォトスタンド(窓なしと窓付)

エッグアート作品展のお知らせ -双子のようなディスプレイトランク –

教室に長年通って下さっているMさんはエッグアートのプロ。エッグアートのスタジオ Craft House Treasure Boxで講師&主宰者の大先生のアシスタントを務めておられます。

今回はそちらのエッグアートスタジオの25周年作品展のお知らせです。

【クラフトハウス トレジャーボックス 祝!25周年作品展】

日時:2024年11月6日(水)-11月17日(日) AM10:30-PM4:30 入場無料

会場:アートフォーラムあざみ野 ※エッグアートのワークショップも同時開催

 

今回のMさんのテーマは「黄金の伝説」。神話をモチーフにした金色のエッグアートの背景に、こちらの教室で制作したカルトナージュの大型トランク(Atelier Fa-Decorオリジナル)をディスプレイとして展示して下さるそうです。

優雅でゴージャスな作品が並ぶという作品展。エッグアートにご興味のある方だけでなく、しばし夢のような世界にトリップしたい方もぜひ足をお運びください。

下の画像は2014年の15周年の時にいただいた美しいファイルと一緒に撮ったもの。当時もカルトナージュの作品をディスプレイとして使って下さいました。※1

 

 

<カルトナージュの大型トランク  双子のようなオリジナルとMさんの受講作品>

2008年に作ったカルトナージュの大型トランク。

古い作品なのですが、様々なテーマで何度かこのページでとりあげています。

ギリシア・ローマ神話の女神のトランクとミネルバの梟(フクロウ)

カルトナージュのタッセル用トランク-雛道具と房飾りによせて

2010年1月刊行の『カルトナージュBOOK (2009年撮影)』という書籍にも「タッセル用のコレクションケース」として紹介した作品です。

もともと自分の創作物として気ままに作った作品で、教室の課題ではなかったのですが、3年ほど前にMさんより「2024年のエッグアートの展覧会のディスプレイとして飾りたいので、そっくりそのまま同じ材料で作りたい」というリクエストがあり、コロナ禍の2021年から2022年にかけて教室で受講していただいたのでした。

こちらが古いオリジナル作品とMさんの完成品。私もどちらが自分の作品なのかわからないほどの完成度。(近くで見るとボロっとしているのが私のです)

使った布の地色が少し違うけれど、年の離れた双子みたいな仕上がりです。

裏側も全く同じ(下)。大きさが違うように見えるのは写真の角度や遠近のせいです。

内部の引き出し造作も細部まで見事に同じに仕上げてくださいました。

 

ちなみに、2009年に書籍用に撮影した時はこんな感じでリボンやタッセルを収納していました。引き出しは3種類の違うタイプで構成されているので、実は結構骨の折れる作品なのです。

 

エッグアートと一緒のディスプレイはどんな風になるのでしょうか?

ポストカードやファイルの写真を見ているだけでも、卵の殻からこんなに美しいアートが!とうっとりです。

・・・雨の暗い日に撮影したのでカードの画像が暗くピンボケで申し訳ないです・・・

 

※1 15周年作品展では教室で作った折り畳みの衝立をディスプレイに使って下さいました。下は当時のお知らせの記事です。

フレーム付リボンボード&折り畳みパーティションA-エッグアート作品展のお知らせ

 

 

 

斜め格子デザインの仕切り(かぶせ蓋の引き出し付収納箱)-受講された皆様の作品より

教室の課題用の画像は、2005年より個別にメールに画像添付という形でお送りしてきましたが、メールの画像が開かない方が複数おられたこともあり、一部の作品についてはこちらに掲載する形にしてみます。(暫定的に)

1月クラスで「斜め格子デザインの仕切り」を受講する方は参考にしてください。

斜め格子デザインの仕切り(かぶせ蓋の引き出し付収納箱)-受講された皆様の作品の一部です。きっちりと均等に作るため、新しいテクニックを交えながら制作します。

下はまだ仕切りが入っていない状態の作品「引き出し付のかぶせ蓋の箱」。

ウィリアム・モリスの”兄弟ウサギ(”Brer Rabbit” or “Brother Rabbit”)という柄のテキスタイルやクリーム色にブルー系の薔薇(ローズ柄)の生地でさわやかに仕上げておられます。

斜め格子の仕切りのケースのサンプルについては数年前に以下のページで紹介しました。

イングリッシュガーデンと斜め格子の仕切り箱