季節の花や果物、お菓子など」カテゴリーアーカイブ

秋色あじさいと紫色のロングトレイ、水彩画のようなトワル・ド・ジュイ

薄緑からうっすら赤紫を帯びた秋色紫陽花(あきいろあじさい)。季節が秋へ移っていきます。

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2010年ごろに作った赤紫色のロングトレイ。背景や手前のファブリックの間に埋もれていますが、水拭きできるよう考えた実用品で結構重宝しています。

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背景の布はトワル・ド・ジュイ。箱や小物にするには大柄すぎて、なかなか使う機会がないのですが、繊細な絵に惹かれて買ってしまったものです。

気候の良い秋か初夏の日なのでしょうか。水彩画のように写実的な表現で、川でお洗濯したり魚釣りをする風景が描かれています。古代遺跡のような建築物も興味深い。

橋の上にはヤギ(または毛を刈った後の羊???)がのんびり歩いていて、風にそよぐ木々の葉の音まで伝わってくるようです。

当時の風景や暮らしぶりがうかがえるのもトワル・ド・ジュイを使う楽しみの1つです。

杏(あんず)色の作品3種(2009年)-メリーゴーランド型の箱①

掲載しようと思っていた画像がたまりにたまっていて、また繰り越しになりそうなので、真夏になってしまう前にとりあえず1枚。(昔の作品ですが・・・) 後で画像を追加します。

—以下、2016年10月末に追記—

杏の季節。独特の香りと甘酸っぱさがあって、形、色、質感ともにお気に入りの果物ですが、なかなか見つけにくくて、気付くと季節が終わっていたということもしばしば。今年はたくさん入手できたので、瓶詰にして少しずつ楽しんでいます。

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今回紹介するのは2009年に作った、アプリコットカラー(杏色)の材料を使った作品2種。下はたっぷりサイズの卓上収納箱と六角形の箱。収納箱の本体は杏を思わせる起毛の生地。

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六角形の箱は、「六角形のキャンディボックス」。「メリーゴーランドデザインの箱」※1とも呼んでいる選択制の課題で、2009年1月からメニューに加えた作品です。

使っているのは、アプリコットや黄色のチェック×ストライプのインテリアファブリック。

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春から夏にかけて使いたくなる材料で、バッグ型ケースにも使っています。→バッグ型ケースの作り方

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・・・初夏に作った杏の瓶詰。10月に入って残すところあと1本になりました。また来年を楽しみに・・・

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※1 アプリコットカラー以外のサンプルをご覧になりたい方は、以下のページもご参照ください

飾りかぼちゃと栗色・杏色・林檎色の作品 -秋の焼き菓子とメリーゴーランド型の箱②

 

ハロウィンとナイトミュージアム-メリーゴーランド型の器3

 

昨年(2014年)のクリスマスリースとモスグリーンの天使柄の作品

昨年(2014年)のリースの画像より。毎年12月の手仕事になっているクリスマスリース作り。2007年に、教室に参加して下さっているお花の先生Oさんからリース作りを教わって以来続けてきました。

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2013年までは赤い実を使うことが多かったのですが、昨年(2014年)はグリーン&イエローをベースに仕上げました。緑の濃淡に黄色と白のアクセント。

去年の12月からぐるりと1年。早すぎて信じられません。今年のリースは作りかけで数日間止まったまま。なんとか時間を見つけて仕上げなければ。

今回は2014年12月のクリスマスリースの流れから天使の柄のグリーン系の生地の作品を紹介します。

下の4枚の作品に使っている古典柄の布。今から10年以上前2004年頃に買ったもので、渋い黄緑色のモスグリーンでロココ調の建築モチーフや天使が描かれています。

もう入手できない生地で残念なのですが、落ち着いたモスグリーンが合わせやすくやランプシェードなど複数の作品に使いました。上のタッセル付きのレターボックスは2005年12月に受講された方の完成品で、私が準備した布キットで制作。材料付きのレッスンを開催した時のものです。

下は2006年のカルトナージュのリングケース。長年定番の課題です。

この生地を使った一番古い作品は2004年に作ったキューブ型の箱。写真で見るより大きめの箱で、いつもサンプルの背景になっているアイテムです。

2005年の写真にも

2008年の写真にも

2008年にも写っています。カメラが違うので色が違って見えるけれど同じ作品です。

リースの写真を見ながら1年が早すぎて信じられないと書きましたが、10年経つのも早すぎる。今年で教室を開いてちょうど10年。早くクリスマスリースを仕上げないと年が明けてしまう。(今年は何色のアクセントにしようかな?)——————————————————————————————————–

追記:作りかけで放置していた2015年のクリスマスリースは茶色とグリーンのアクセントにしました。ドライフルーツや木の実も使って。コニファー類も干からびつつあります(2/10撮影)

 

赤×橙色のふかふか生地のバッグ型ファイルケース(2007年/蛇腹のファイルB)

以前こちらのページで紹介した暖色系の実用品の画像(2008年撮影)。今回はこの中から赤×橙色のバッグの形の作品「バッグ型ファイルケース(蛇腹のファイル)」について紹介します。

「バッグ型ファイルケース(蛇腹のファイル)」の課題は2007年~2008年にスタートしました。下はメインサイトのページの抜粋。グリーンのバッグも同じ課題のサンプルです(爽やかな色なので初夏の欄に掲載)。

最初に紹介した赤×橙色のバッグはかぼちゃや松ぼっくりと一緒に秋の欄。サンプルが3つある中の2つを掲載しています。※1

実はこの赤い色の「バッグ型ファイルケース(蛇腹のファイル)」、3つのサンプルのうち、2007年に一番初めに作ったサンプルです。

カルトナージュの「蛇腹のファイル」は以下のようなシンプルな感じが一般的で、まずは普通の四角いタイプを2004年頃独学で作りました。※2

その後、教室の応用課題としてオリジナルのアイデアを入れたものをと考え、持ち運びできるバッグの形にし、さらに内部のファイルも自分で作る方法を考えたのでした。(2007年に単発のレッスン課題としてスタートし、2009年以降はレギュラーの方のみ対象としています)

下の画像はそれから7年経ち、2014年の秋にバッグと小物のプチケースと一緒に撮った写真。鮮やかな赤やオレンジ、朱色などの暖かい色、ふかふかしたベロア調の生地を使っているので、夏は暑苦しいけれど冬にはぴったり。

長い間教室の課題用サンプルとして使っていますが、鮮やかな深紅、緋色、橙色は色褪せず、なんとかそのままの形を保っています。

バッグの手前にはお揃いのプチケース(丸い蓋のコインケース)。秋の果物よりも鮮やかな色の手のひらサイズの小物入れです。

 

※1紫系(葡萄色/ボルドー)のサンプルもあるのですが、スペースの関係で掲載していません。

※2内側のファイル部分は市販されているものあって、フランスのショップで売っていたりします。高価だし、色が白しかなかったので自分で作る方法を考えました。

あたたかな色の実用品(2008)-シェルフやバッグ、ポーチなど

丸いふたの小物入れ -秋の木の実を添えて2-

蛇腹のファイル各種 基本タイプ(ポストカードサイズ)&応用の課題

バッグ型ファイルケース(蛇腹のファイルB)2007年-皆様の作品より

クリスマスの宿り木(ヤドリギ)と映画のお話 -赤いサプライズボックス

前回に続き、12月のイルミネーションの画像より。こちらは2012年のロンドン。リージェントストリートのクリスマスライトアップです。Camidecor1115

トナカイの角や木の枝を思わせる白いライティング。楕円形のゴールドパネルには鳥のカップルとヤドリギがあしらわれています。

ヤドリギ(宿り木:英語でmistletoe)は欧米(ヨーロッパやアメリカ)でクリスマスや新年と縁の深い植物の1つ。もみの木やヒイラギなどと同様にクリスマスのモチーフとして使われています。※1

「クリスマスにヤドリギの下でキスをすると幸せになれる(キスを拒んではいけない)」といった言い伝えもあるそうで、この飾りはきっとそんな意味が込められているのでしょう。パネルの中の2羽の鳥に注目↓です。

 

<「映画「ラブアクチュアリー/Love Actually)」とヤドリギ>

年末やクリスマスシーズンになると見たくなる映画の1つ、「ラブ・アクチャリー(2003年公開)」※1。

12月のロンドンを舞台に、いろいろな人のエピソードがユーモアを交えて楽しく描かれていて、見終わった後に温かい気持ちになれる1本です。※下はクリスマスシーズンのリバティ(LIBERTY)

実はその映画「ラブ・アクチャリー」の中にも「ヤドリギの下で待つわ」というセリフが出てきます。(クリスマスパーティー準備の会話の中で部下が上司を誘惑するシーン)

Camidecor1599-2また、映画のクライマックスで使われているマライア・キャリーのヒット曲「恋人たちのクリスマス(All I Want for Christmas Is You)」の中の歌詞にも「I’m just gonna keep on waiting underneath the mistletoe(ヤドリギの中で待ち続けるわ)」という部分があり、ヤドリギパワーおそるべしという印象です。

<クリスマスの赤いサプライズボックス(2009年)>

さて、下の画像は2009年の12月に作ったクリスマスボックス。カードみたいに見えますが、「びっくり箱」のような仕掛けがある箱なのです。

今はレッスン用サンプルとして教室の隅でほこりにまみれになっている古い赤い箱。久しぶりに出して埃をはらい、「サプライズボックス」としてトナカイと一緒に記念撮影。材料は赤い起毛の生地で作っています。Camidecor1603

角度を変えると箱だというのがわかるでしょうか↓。クリスマスカラーの赤と白。真ん中に貼っているのはリボンのオーナメント。

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久しぶりに中をあけると2羽の鳥がいてびっくり・・・。(自分で作ったのにすっかり忘れていました)

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最後にもう1枚ロンドンのライトアップの写真をと思いましたが、長くなったのでまた別の機会に。

 

※1 ヤドリギ: 古くから北欧神話やケルト神話では 神聖な植物として扱われ、それが元になっていろいろな言い伝えが生まれたようです。

※2 ラブ・アクチャリー(Love Actually): 19人の様々な愛の形を描いたラブ・コメディ映画。かっこいいヒーローではなく、誰もがダメな部分を持っている・・・そんな愛すべき人たちをステキに演じるのは英国の豪華俳優陣。たくさんの小さな幸せのおすそわけをもらって元気になりたい時におすすめです。(←ちょっと大人向け&ブラックユーモアあり)

・・・余談ですが、「ラブ・アクチャリー」の監督、リチャード・カーティス氏は新作映画「アバウト・タイム」を最後に監督を引退してしまうそうで、ちょっぴり残念。→さようなら、ありがとうリチャード・カーティス監督(シネマ・トゥデイ)

フエルトで作る簡単アップリケ-クリスマスモチーフ

12月に入って街にクリスマスの飾りが目立つ時期になると、なんとなく刺繍をしたくなります。「大作は無理だから、白や赤い糸でクリスマスモチーフをワンポイント♪ プレゼントにもいいし」と気持ちははずむのですが、あっという間に20日過ぎ。「あー今年も間に合わなかった・・・また来年」という感じで、もう何年も繰り越している状況。

そんな中、作ってみたのが”5分で出来るフエルトの簡単アップリケ”。とても簡単にクリスマスの雰囲気を演出できるので、子どものパーティーや食事会の演出、贈り物のワンポイントとしても便利です。

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作り方はフエルトを切ってアクセントを貼るだけ。木工用ボンドを使う場合はウール入りフエルトがおすすめ。

<材料と道具> フエルト、はさみ、ラインストーンなどの飾り、接着剤(木工用ボンド、グル―ガンなど)

1. 形を決める・・・自分でデザインするもよし、刺繍モチーフ、雑誌やカタログなどの可愛い形を参考に写してもいいでしょう。たくさん作る場合や大きめモチーフの時は、型紙を作っておくと便利です。

2.フエルトをカットして、飾りを貼る・・・フエルトをはさみでカットし、ラインストーンやレースなどを貼って出来上がり。シール付きのラインストーンやレースは100円ショップで入手できます。

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立体感を持たせたいリボン部分や靴下モチーフの折り返し部分は、別にカットしておいて、本体にボンドで貼りつけます。←ゴミと間違えて捨てないよう注意。ピンセットなどで貼るのがおすすめ。P1340036-1

形は少々いびつでも大丈夫(と、私は思います)。フエルトの場合はゆがんだラインくらいのほうが温かさが出て可愛いのですが、他の人から見て「何の形???」となるのはちょっと困ります。クリスマス気分が盛り下がらないよう気をつけましょう。悪い例↓ (注! )ドーナッツではありません

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さあ、アップリケが出来たら、好きなものに貼ってできあがり。※1 筒型バッグ(バレルバッグ)※2に貼って、靴下の代わりの小さなプレゼント用バッグにするのも楽しいし、バッグをクリスマスツリーにつるしてもいいかもしれません。クリスマスカードやギフトバッグのアクセントとしても使えます。

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表側(上の画像↑)は靴下バージョンで、裏側(下の画像↓)はギフトボックスや星、しずく型のオーナメント。 午年(うまどし)の1年もあと少しなので、木馬のオーナメントと一緒に記念撮影。

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刺繍をするために買っておいた毛糸の刺繍糸は、結局アップリケをつなぐ”ヒモ”として使うことになりました。

 

※1 黒い持ち手の四角いケースはバッグ型ケース。寸法や作り方はこちらから

※2 グレーと麻の筒型バッグ(バレルバッグ)は芯地を入れたタイプ。バッグと小物・アドバンスの課題作品です。

芯なしタイプの画像はこちら(ちいさな森のクリスマス)、作り方は「ボンドで貼って作るバッグとこもの」に紹介しています。

※3 写真の中の透明のクリスマスツリーに下げている白いクリスマスボール。ボンドで作る方法にご興味のある方は、こちらへどうぞ→フエルトオーナメントの作り方

ちいさな森のクリスマス-赤と青のフォトフレーム「ぐりとぐら」によせて

前回の「ちいさいおうち」に続き絵本にちなんで・・・。

絵本が好きなら誰もが知っている、ふたごの野ねずみの「ぐりとぐら」の本。大きなたまごを運んで、フライパンでカステラを焼いて食べるシーンにあこがれた子ども達が日本の中にどれだけいることでしょう。作者の中川梨枝子氏によると、ちびくろさんぼのトラがバターになるお話に子供たちが大喜びすることからヒントを得たとか。→ぐりとぐら誕生の秘密 やっぱり「花より団子」は世界の子ども達に共通のようです。

下の画像は今年11月に発売になった「ぐりとぐら」の切手シート。山脇百合子氏の挿絵がそのまま切手になっていて使うのがもったいないほどの可愛いらしさ。ぐりとぐらのマント姿が真っ白な森の雪景色に良く似合います。

→日本郵便発行の特殊切手シリーズ 「季節のおもいでシリーズ 第4集

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クリスマスをテーマにした絵本はたくさんありますが、「ぐりとぐらのおきゃくさま」もその中の1冊。ちょっとミステリー仕立てのお話で、ぐりとぐらが家に帰ると巨大な長靴やコートや靴下・・・さていったい誰が?というストーリー。結末はさておき、あの絵本の中であらためてこのお話の主人公たちがとても小さいことに気付かされたのでした。

さて、「ぐりとぐら」といえば青と赤のおそろいの服。双子なのでそっくりですが、ぐりは青でぐらは赤です。本当は小さな帽子やマントをフエルトで作ってみたいのですが、以前作った赤&青のフォトフレームでがまんして、モミの木や小さなりんごと一緒に・・・。 →フォトフレームは2005年のクリスマスシーズンのレッスン用サンプルでこちらでも紹介しています

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画像後ろの筒型バッグは「貼って作るバッグとこもの」の本にバレルバッグとして作り方を紹介したアイテム。厚手でしっかりした生成りの帆布で作ったので、芯地なしでもストンと立つタイプのバッグになりました。ソフトな仕上がりで軽くて持ち運べるのでとても便利。手芸用品やおもちゃを入れるのにぴったりで、ガッチリしたカルトナージュの丸箱や筒型ケースにはない使いやすさです。

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1963年の誕生から50年を迎えたぐりとぐらのシリーズ。なんと世界10言語で翻訳されていて、福音館書店のサイトでは音声も。→ぐりとぐらは海をわたる  また、2014年初めから2015年にかけて「ぐりとぐら展」が全国6ヵ所を巡回中で、貴重な原画や資料を見ることができるそうです(東京、鹿児島、広島は終了)。

「誕生50周年記念 ぐりとぐら展」  2015年2月17日-3月2日:名古屋タカシマヤ(愛知)、2015年4月11日-5月31日 伊丹市立美術館(兵庫)、日程未定:いわき市立美術館(福島)

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上の画像は丸太をくりぬいた、ちいさなプレセピオ(Presepio)※1。オーストリアのハルシュタット(世界遺産の小さな町)で手作りされていたもので、森の豊かさが感じられる工芸品です。

 

※1 プレセピオとは、イタリア語で「キリスト生誕シーン」を再現した人形や模型などの飾り物のこと。 ドイツ語ではクリッペ(Krippe)、フランス語ではクレッシュ(Creche)というそうです。

あたたかな色の実用品(2008)-シェルフやバッグ、ポーチなど

毎年、寒くなると暖かな色を使うことが多くなります。

なんと単純な・・・と思いますが、寒い季節に赤やオレンジを前に手を動かすとやはり身体も心も温かくなるような。今年の1月は、黒がテーマのジュエリー用作品に取り組んだので、なおさらそう感じるのかもしれません。

以下の画像は2008年の秋、暖色系の作品を集めて撮影したもの。

中央の引き出し付のシェルフ(2008年制作)は、引き出しにかぼちゃ、りんご、葡萄など秋の実りの色を使って仕上げた実用品で、今も教室の片隅で小物入れとして活躍してくれています。

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画像の中の「バッグ型蛇腹のファイルケース(2007年冬」や「薄型ケース」、「眼鏡ケース」なども、たしか冬に向かう時期に作ったサンプル。これからクリスマスに向けて、街で赤い色を目にすることが多くなるのも楽しみの1つです。

以下はシェルフを作った2008年の紅葉ですが、今年の秋は慌ただしく過ぎ、紅葉狩りにも行けず・・・。

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錦秋の美しさは見逃しましたが、東京の銀杏並木はまさに今が見ごろのようです。

 

赤×橙色のふかふか生地のバッグ型ファイルケース(2007年/蛇腹のファイルB)

すずらんとすみれの花束 -カードと小箱-

5月1日はフランスでは「すずらんの日」だそうです。

お世話になった人にすずらんを贈る習慣があり、贈られた人には幸福が訪れると伝えられているとか・・・。

下の画像はすずらんとすみれが描かれたカード。「すずらんは幸福を運ぶ」というオランダ語の金文字が入っています。

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オランダにもフランスと同じような習慣があるのかは不明ですが、カードを開くと”飛び出す絵本(ポップアップカード)”のようになり、花束が大きくなる仕掛けです。Camidecor1307

旅先の小さな店で見つけた50年近く前の古びたカード(1964年の記載があります)ですが、開くたびになんとなく幸せな気持ちになるような・・・。

繊細な紙製のパッケージやカードに心惹かれるのは、デザインの中に素敵なメッセージが込められていることが多いからかもしれません。

”こどもの日”や”母の日”のある5月は贈り物の多い月。

すみれ色の丸箱はチョコレートの箱(既製品)。すずらんとすみれの花束の小箱は香水ビンのサイズです。

南仏のミモザ柄の箱とチューリップ・バブル

日本で春の色というと、桃や桜のピンク色が思い浮かびますが、ヨーロッパの春のイメージは黄色だそうです。ミモザに始まり、水仙や菜の花、イースター(復活祭)のディスプレイを彩る花にも黄色が多くみられます。

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下の画像はミモザとオリーブ、セミ柄の南仏の生地で作ったボックス。箱作りを始めた2003年頃の作品です。Camiadecor21

プロヴァンスの生地は程よい薄さで作業性が良く、 また、鮮やかな黄色やオレンジに元気がもらえるような気がして、当時大小さまざまな箱を作りました。

Camidecor23中央の額の中はチューリップの花。黄色とオレンジ、くすんだ朱赤の3本が描かれている19世紀のオリジナルイラストをポストカードサイズに複製してあるものです。

チューリップといえばオランダですが、もともとは16世紀にトルコからヨーロッパに伝わった花で、その後「チューリップ熱)」とも呼ばれるような一大ブームが起こり、17世紀のオランダでは「チューリップバブル」という現象が経済や社会に大きな影響を与えたそうです。

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絵画やボタニカルアートでよく見かけるチューリップの花。

インテリアエレメント(壁紙や布など)のモチーフとして使われることも多く、19世紀のウィリアム・モリスのデザインは有名で、現代でも親しまれています。

***HPに2013年の春夏のイメージ画像を載せました。チューリップのオレンジ色がベースです。***

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菱形(ひし形)の箱 いろいろ(2009年)

カルトナージュの菱形(ひし形)の箱。

下の画像は、2009年の3月のレッスンのために、雛(ひな)祭りのイメージで作った菱形(ひし形)の箱のシリーズ。メインサイトで紹介してきた画像ですが、教室用の資料としてにこちらにも掲載します。

***大きめの画像はこちらにも→ ひな祭りの菱形の箱(2009年)

 

菱形のデザインは4種類あって(一番難しいものはこちらに未掲載です)、教室ではお好きなタイプを選んで受講していただく課題。和紙でも布でもお好きな材料で制作していただけます。

繊細なのに強度があり、作業しやすい日本古来の紙-和紙。

布や洋紙、スキバルテクス(スカイバーテックス)とは違う特徴があって、その長所を活かした作品作りができるのが面白く、個人的に好きな材料です。

※1 タッセル付の作品は書籍用に2010年に追加制作したものです。

カルトナージュで彩るクリスマス(2008年)

ーこの記事は2008年当時の画像をもとに、2013年以降に書いたものですー

2008年のクリスマスの画像。メインサイトに掲載している画像の大きいサイズです。

クリスマス用に作ったというわけではないのですが、白やアイボリーのカルトナージュ作品、天使のフレームを並べてみたら、なんとなくホワイトクリスマスの雰囲気になりました。

松ぼっくりやオーナメント、グリーン以外の装飾アイテムはほぼ全てカルトナージュや紙で作ったものです。

「大型トレイ」と「リボンワークの箱2種(多角形と楕円:オーバル)」、シェルフ(引き出しが入る棚)などは、自分用に作ったものですが、その後、教室の課題となりました。

1.円錐のシンプルツリー3種(ゴールド、シルバー、シャンパンゴールド)とそれに合わせたリボンタッセル。  2.オフホワイトのシェルフ(右)  3.大型トレイ  4.リボンワークの箱2種(多角形/楕円:オーバル)

 

リボンワークの箱シリーズには「ハートのC(2006-2007年)」もあります。

チョコレートみたいなハートの小箱(2006年-2007年)-リボンワークの箱

2008年のクリスマスの画像はこちらにも↓

紙で作る冬のオーナメント(2008)とモミの木のリース-木の香りに包まれて

 

チョコレートみたいなハートの小箱(2006年-2007年)-リボンワークの箱

ーこの記事はメインサイトと2007年当時の画像をもとに、2013年以降に書いたものですー

2007年の2月の教室のために作ったハートの作品3種(2006年制作)。簡単なものから順番にハートのA,B,Cと名付けていて、それぞれ構造と作り方が異なります。

下は2007年よりメインサイトに掲載している画像です。

 

→ハートのA(基本課題)の皆様の作品の一部はこちら↓

スコティッシュ・テリアの刺繍×タータンチェックハートのA-皆様の作品より

 

→「ハートのB(応用課題)」の大きめの画像などはこちら↓

ブルー&ホワイトのハート作品とルーブル美術館のキューピッド

 

 

教室で「ハートのC」と呼んでいる小さな2つのハートBOXは、リボンワークを使った作品で、箱そのものをチョコレートに見立てられるように作ってみたもの。(2007年1月16日撮影)

ダークチョコレートとホワイトチョコレート×抹茶のつもりで作ったのでしょうか?

起毛素材で作った茶色のチョコレートのサンプルにはブラウンと金茶色のリボンを使用。

白×グリーンのサンプルは外側の材料が白すぎて、ちょっとチョコレートのイメージとは違いますが、たしかクリーム色の生地が見つからなくて、しかたなく手持ちの白い材料を使ったような・・・。

教室の課題として作ったわけでもなく、近くで見ると”アラ”が多い作品なのですが、コンセプトが面白かったのか、作ってみたい方が複数おられ、下は当時受講して下さった皆様の作品の一部です。(2007年2月の作品画像は撮影できず、下は3月クラスの画像)

色が変わると違った雰囲気になりますね。手前のアイボリーのA様の作品は私のサンプルよりもずっと美味しそうです♡