10月に入るとあちこちで見かける秋の飾りかぼちゃ。ハロウィン流行の影響もあってか、ここのところ種類も豊富になって、100円とか200円とか手ごろな値段で売っているので、面白い形を見かけるとつい買ってしまいます。
上の画像にちらりとうつっているのは、2008年の秋に作った六角形の箱。「メリーゴーランド型(デザインのキャンディボックス(花びらデザインの六角形の箱)」と名付けた選択制の課題のサンプルで、大・中・小と3つある中で一番大きな作品です。
全体像はこんな感じ(下)。メリーゴーランドをイメージして作った形ですが、あえて柄の布を使用。試作が秋だったので、モンブランを思わせるような栗色や起毛素材を使っています。教室では、ちょっと面白い作り方の方法を学びながら、材料に合わせて大きさやデザイン、ディテールを考えるという課題で、受講者それぞれ全く違った作品が仕上がります。
7月に紹介した下(↓)の画像の作品はミドルサイズ(中)で、2009年制作。できるだけ様々な応用例を・・・と、大きさだけでなく、デザインもちょっと変えています。(写真を追加しました。ご興味のある方は画像をクリックしてください)
そして、一番小さいサンプルは下の作品。本体を花びらのようなスカラップで囲んだもの。
メリーゴーランドシリーズの中で、「花びらデザインのキャンディボックス」と名付けていて、美味しそうな色の布で作った作品。春夏だとアイスクリームを思い浮かべるところですが、りんごとパイ(←少々雑に作ったバナナパイ)の画像を合わせたくなるのは秋だからでしょうか。
メリーゴーランドの箱、なぜか果物とお菓子シリーズになってしまったので、もう1枚お菓子の画像を・・・。
下の画像は秋の味覚、栗のパイ(取り寄せ品)。プロの仕事とこだわり、美味しさに感激して思わず撮影したもの。食欲の秋とKさんに感謝です。
ところで、飾りかぼちゃの唯一の欠点は食べられないところ(私の知る限りでは・・・)だと思うのですが、いかがでしょうか?
こんなに美味しそうな野菜を秋が終わったら捨ててしまうのはなんともさびしい。どなたか、今後、食べても美味しい飾りかぼちゃをぜひぜひ開発してくださいませ。
メリーゴーランド型(デザイン)の箱-3では教室の皆様の作品なども紹介します。