Cartonnage(課題サンプル)」カテゴリーアーカイブ

引き出し付の違い棚と小さな掛け軸2

2011年1月から2月に制作した「引き出し付の違い棚」。

「和紙で作る作るカルトナージュ小物」という書籍に作品と作り方を提供した際の作品です。

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本体(茶色部分)に使ったのは、杉皮で作られた珍しい和紙。ざっくりとした風合いの繊維の荒い素材ですが、丈夫な中にもなめらかさがあり、意外にも使いやすかった記憶があります。

和のイメージを演出したくて「違い棚」として載せていますが、もともとはシンプルな引き出し付の長方形のブロック3つ。ばらばらにしたり、好きな大きさを足したりして使うことが可能です。

引き出しは全て違う模様の和紙を使用。伊東屋さんで購入した京都の和紙、江戸唐紙、いせ辰さんの江戸千代紙などをミックスしています。

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和紙は昔から好きな素材ですが、この時あらためて感激したのは、和紙の扱いやすさと和の文様の美しさ。和のモチーフから影響を受けてきた海外のデザイナーが少なくないことが実感できます。

・・・教室で和紙を並べてうっとり見ている時、誰かが「ポールスミスのシャツのストライプだ!」と言っていましたが、確かめていないのでわかりません・・・

Camidecor1350上の画像はいせ辰さんで購入した江戸千代紙を並べたもの。額に入れてシンプルに飾っても素敵です。

下の画像は以前にも載せた、折りたたみ式の”ミニ掛け軸”ですが、中央部分に京友禅紙など好きな和紙を貼ってアクセントにしています。飾っているのは京都の唐長さんの小さな短冊。長方形に切り取られた中の色彩と文様の絶妙なバランス、手刷りの美しさは大きさ以上の存在感です。

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左側奥の花模様の和紙は、沖縄の紅型(びんがた)という染色技法で作られる着物のモチーフを和紙に染めたものですが、もう作られていないとのことで、とても残念。

日本の美しいモチーフや伝統技術が消えることのないよう、大切にしていきたいと感じています。

ハートのシザーキーパーとひし形のピンクッション(2007)

ハートのシザーキーパーとひし形のピンクッション(2007年-2008年)。 短い時間で簡単にできる小さな実用品は、ささっと作ってすぐに使えるのが嬉しいアイテムです。

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ハギレで作れる小さなハートはシザーキーパーやストラップに。 ピンクッションはカルトナージュの手法を使った小作品で、刺繍糸でタッセルや巻き玉を作って仕上げます。

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タッセル付のサシェ(香り付きのオーナメント)やピンクッションやナプキンリングなど・・・もともと小さなものが好きで、楽しみながら考えた「カルトナージュと組み合わせたこものシリーズ」。

選択制アイテムとして、今でも教室の皆さんに楽しんでいただいています。

※1枚目の画像の白い箱は「アクリル(ガラス)蓋のコレクションケース-B」。→水色のサンプルはこちら

ハートのオーナメント(2007年)-タッセル付きのサシェとバックルの箱

ブルー&ホワイトのハート作品とルーブル美術館のキューピッド

 

ハートのオーナメント(2007年)-タッセル付きのサシェとバックルの箱

バレンタインデーにちなんで過去のハートの作品をいくつか・・・。

<ハートのオーナメント(タッセル付きのサシェ)2007年より定番の課題>Camidecor1373上の画像は2007年のレッスン用に作った、香り付きのハートのオーナメント「タッセル付のサシェ」。針と糸を使わず、縫わずにハート部分とタッセルを手作りする課題です。

メインサイトには今も2007年2月の記録が残っていて、ナプキンリングや桜の花のオーナメントの課題も同じ時期に考えたもの。下はその抜粋。

カルトナージュの箱作りも楽しいけれど、いろいろなアクセサリーを手作りできることを皆さんに伝えたくて考えた課題で、当時は珍しかったこともあり皆さんに喜ばれました。(タッセルは作り方の情報が見つからず海外の本を参考にして)

ハート形だけでなくひし形やエンブレムの形のサンプルもあり、2007年から今まで続く定番の課題。それぞれがイメージに合わせて自由にデザインできる内容にしています。

 

<「バックル付の箱シリーズ」よりハートのバックル 2007年制作>

2007年のハート作品より、こちらは箱ものです↓。麻に赤糸刺繍をイメージした作品で、少しふっくらした柔らかい感じのハートのオーナメント付き。(実はこのハート飾りの箱、3つそれぞれ構造が異なります)

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この中の2つは「バックル付の箱シリーズ」の作品例。※1 2007年に下のような形でスタートした課題で、箱の飾りがロック(鍵)も兼ねている面白いカルトナージュ作品です。

バックルの見本は数種類あり受講時に選んで制作していただくので、各々のアイデアで様々な形のバックルの箱が出来上がります。ハートのバックルは、他にはないタイプを…とオリジナルで考えたもの。所要時間や難易度がアップしますが、半分くらいの方がハートの形を選びます。

↑の右端の画像は箱の内部。少しフレンチカントリー風にしてみたくて、赤×白チェックやリネンを使い、ヴィンテージ風の鍵やオリーブの枝を添えて。

当時、南フランスのポストカードを入れてみたり、自分で作ったハートのオーナメント(タッセル付きのサシェ)を入れて写真を撮ってみたのですが、

最終的に使った画像はこちら↓。フランス雑貨の刺繍入りハートと石膏オーナメントがしっくりきたのでした。

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麻と赤糸刺繍、ハートのコンビネーションは好きな組み合わせの1つ。本当は自分で刺繍を入れて作りたかったのですが、そこまでのエネルギーはなく…

最初に紹介したハートのオーナメン(タッセル付きのサシェ)にも使った、矢を放つキューピッド柄を

バックルの箱のハート部分にも使っています。

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・・・後日、教室のレッスンで赤糸クロスステッチでハートのバックルを仕上げて下さった方があり、感激でした♪(クロスステッチのエキスパートN様の作品です)

 

※1 「バックルの箱」という名前は教室の課題として私が勝手に名付けたもので、フランス語では別の呼び方があるのでは?と思います。

 

紙で作る冬のオーナメント(2008)とモミの木のリース-木の香りに包まれて

過去のクリスマスの画像より。2008年に作った紙のオーナメントの一部です。

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左上は、紙で作ったミニツリー、ランプシェード(塔のある教会)。

エンジェルのフレームやオフホワイトのリボンワークの箱、クリスマスカードが入る薄型ケースはカルトナージュ教室の課題アイテムです。

Camidecor1366紙のミニツリー(モミの木)は、ざくざくと木の形をカットして、3枚を組み立て立体にしたもの。フリーハンドでカットしたのでいびつですが、金のラメの粉を少しふりかけて、控えめながらも”きらめき”を加えました。

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シルバーの小さなモミの木も、一緒に作った紙のオーナメント。 円柱のツリーは合皮製。ゴールド、シルバー、シャンパンカラーの3色で作った3つのサイズをHPに載せています。

モミの木はクリスマスにかかせない常緑樹。

2007年の特別講座で、Oさんからワイヤーやグルーをほとんど使わないクリスマスリースの作り方を教えていただいて以来、毎年12月のリース作りは1年のしめくくりの大事な作業になりました。

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リース作りの楽しさは、その年の気分に合わせ、好きな材料を使って自由に作れること。Camidecor1371

秋に拾った松ぼっくりや木の実、手作りのドライオレンジ(薄く切ってヒーターの前で乾燥させます)、鉢植えのコニファーの枝やハーブの枝など、できるだけ自分の身の周りにある材料を加えるようにしています。

日本伝統のお正月飾りとクリスマスリースにはそれぞれ意味がありますが、興味深いのは共通点が多いこと。寒く厳しい冬でも緑鮮やかな常緑樹のようでありたい、という人々の思い、そして新しい年への願いが感じられます。

リース作りは針葉樹の香りに包まれて1年を振り返りながらゆったりと…というのが理想ですが、現実はバタバタと・・・。今年もリース作りは終えたものの、作りたかった布のオーナメントはまた来年になりそうです。

***

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クリスマスのハウスボックス(Cタイプ)-皆さまの作品より

以下に紹介するのは2年前のクリスマスプロジェクトの作品。4種類のハウスボックスのうち、いちばん小さくて簡単なCタイプを、教室の皆さんが子ども達への贈り物用に作った作品の一部です。 Camidecor1361

上の画像は赤やピンクの家。YUWA(有輪商店)さんのマカロン柄の生地を使った方も多く、文字通り可愛らしい「お菓子柄の家」に。

赤い屋根にギンガムチェック、水玉などを使って作ったサンプル。(3つともギフトとして贈りました)

下はフエルト細工のお菓子を組み合わせた、すばらしく夢のあるH様の作品。

Camidecor1359お人形(ビスクドール)制作を趣味として、様々な手工芸に精通しておられる方ならではの完成度の高い「お菓子の家」です。

 

Camidecor1358 家の中にはIKEA(イケア)のくまのぬいぐるみを入れて贈りました。

 

Camidecor1364 くまのプーさん、 テディベア、くまモン、リラックマなどなど、クマのキャラクターは昔から大人気。今まで、いったいどれくらいのクマのぬいぐるみや絵本がクリスマスプレゼントとして子ども達に贈られてきたのでしょう。

 

Camidecor1362 そういえば、イギリスの古い童話の「3びきのくま」は、森のくまの家のお話。 3時間程度で作れる簡単なハウスボックスですが、お人形やぬいぐるみを組み合わせるとストーリーが生まれてくるような気がします。

クリスマスプロジェクトの際に、教室の皆さまが作ってきて下さったハウスボックス。

イケアIKEAのぬいぐるみがぴったりサイズ。

お菓子やカードを添えて、それぞれの願いをこめたクリスマスの贈り物となりました。

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<追記>

下の画像は教室の皆さんが作った作品の一部。家の形は全く同じように見えますが、蓋の開き方が異なります。※教室ではサイズ違いの2種類をセットメニューとしていて、1日で2つ作ることも可能です。(選択制のレッスン)

 

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参考

ハウス型ボックス4種とお菓子の家(2009)

ハウス型ボックス4種とお菓子の家(2009)

クリスマスまで2週間となり、アメリカのホワイトハウスでは恒例の「お菓子の家」ならぬ「お菓子でできたホワイトハウス」が公開されたそうです。

グリム童話の「お菓子の家」は、実は恐ろしい魔女の家ですが、それを知っていてもなお、「お菓子の家」は魅力的。この時期になると思い出すのが、2009年に企画したクリスマスの特別講座「ジンジャークッキーで作るお菓子の家」です。

講師はお菓子作り愛好家のAさん。あらかじめ焼いてきて下さったいろいろな形のクッキーやパーツは甘い香りがして、可愛い形に感激。

教室の有志の皆さんと一緒に、ヘクセンハウス-Hexenhaus(またはレープクーヘンハウス-Lebkuchenhaus)とよばれる「お菓子の家」作りに挑戦したのでした。

ジンジャークッキーを組み立てて家の形ができたら、デコレーションはそれぞれ自由。好きなパーツやお菓子を選んで飾りつけ、粉砂糖をふりかけるとそれぞれ違う世界が広がります。

おいしい香りにつつまれての楽しい作業は、カルトナージュで厚紙の家を作るのとは少し違った幸せな時間でした。

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講師のAさんの丁寧なレクチャーのおかげで無事完成。アイシングで作った氷柱(つらら)少々ボロッとしてしまったのは自己責任です・・・

 

<カルトナージュのハウスボックス(家の形の箱)>

次に紹介するのは厚紙で作るカルトナージュのハウスボックス(家の形の箱)。教室のハウスボックスの課題は基礎から応用まで-A,B,C,Dの4種類あります。

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一見どれも同じに見えるのですが、実はそれぞれ構造や作り方が異なっていて、そのバリエーションや作り方のテクニックを楽しく学ぶアイテムです。(以下の画像はA,B,Cが混ざったもの)

■Aタイプ:ピンクのストライプの壁の家、■Cタイプ:ピンクのチェックの壁の家。

■Bタイプ:白い壁、水色の屋根(手前) ■Cタイプ:ブルーのストライプ

A,B,Cの構造の違いをここで文章で説明するのは難しいので、レッスンの際に実物を見ていただきなら説明しています。※Dタイプは家の形のツールボックス(引き出し付)※1

 

ハウスボックスは受講してくださった皆様の個性が出る楽しい作品。

今度はクリスマスシーズンということで、皆様の作品を少し紹介できればと思います。

 

※1ハウスボックスDタイプ(ハウス型ツールボックス)はこちらから

ビタミンカラーの格子柄-ハウス型ツールボックス(2008)

 

クリスマスのハウスボックス(Cタイプ)-皆さまの作品より

あたたかな色の実用品(2008)-シェルフやバッグ、ポーチなど

毎年、寒くなると暖かな色を使うことが多くなります。

なんと単純な・・・と思いますが、寒い季節に赤やオレンジを前に手を動かすとやはり身体も心も温かくなるような。今年の1月は、黒がテーマのジュエリー用作品に取り組んだので、なおさらそう感じるのかもしれません。

以下の画像は2008年の秋、暖色系の作品を集めて撮影したもの。

中央の引き出し付のシェルフ(2008年制作)は、引き出しにかぼちゃ、りんご、葡萄など秋の実りの色を使って仕上げた実用品で、今も教室の片隅で小物入れとして活躍してくれています。

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画像の中の「バッグ型蛇腹のファイルケース(2007年冬」や「薄型ケース」、「眼鏡ケース」なども、たしか冬に向かう時期に作ったサンプル。これからクリスマスに向けて、街で赤い色を目にすることが多くなるのも楽しみの1つです。

以下はシェルフを作った2008年の紅葉ですが、今年の秋は慌ただしく過ぎ、紅葉狩りにも行けず・・・。

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錦秋の美しさは見逃しましたが、東京の銀杏並木はまさに今が見ごろのようです。

 

赤×橙色のふかふか生地のバッグ型ファイルケース(2007年/蛇腹のファイルB)

秋の茶色とブック型の収納箱

暑さが厳しい夏の間は、過去の作品画像の整理のためにパソコンに向かうのがどうしてもつらく、こちらのページの画像アップも2ヵ月以上の長い夏休みとなってしまいました。

10月の青く澄みわたった空や、すがすがしい空気にエネルギーをもらい、実りの秋を楽しみたいところですが、台風発生のニュースで今後の天候が心配です。

画像整理の再開の前に、まずは初夏のイメージのままのHPに少しばかりの秋らしさをと、下の茶色とブルーのイメージ画像を載せてみました。(2013年秋としていますが、実際は昨年撮影したものです)

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秋の色というと、個人的に思い浮かぶのは、色づく葉や実の色、野菜や果物が熟した濃厚な色。りんごの赤、かぼちゃや葡萄、橙色や朱色に染まる木々の葉。そして、栗やきのこ、枯葉、木の実、焼き菓子などの茶色です。

茶色をあらわす色名には、マロン、チョコレート、ココア、シナモン、飴色、小豆色など美味なものが多く、その仲間にはマスタード(芥子色)、蜂蜜色、琥珀色、ワインカラー、ボルドーなども。まさに茶色は食欲の秋の有能な脇役といってもいいかもしれません。

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さまざまな生命を育み、それらが朽ちていった後も受け止め、再び自然の恵みのベースを育てる大地と土の色。茶色は温かさを感じさせほっとする色でもあります。

昔から住居には石や煉瓦、土や木や植物など、その土地ならではの材料が使われてきましたが、かなりの地域で多く使われてきたのが茶系やその仲間です。時代や流行が変わっても茶系がインテリアのアクセントとして根強い人気を誇っているのは、雨風から人間を守り、家族の団らんの背景となってきた住居の色が私達の遺伝子の記憶に刻まれているからかもしれません。

さて、下の画像は少し大きめのブック型の箱。使った布はTHEVENON社製の”Ludivine”というToile de Jouy(トワル・ド・ジュイ)で、”薔薇のガーランドや天使、ブランコに乗る少女の柄でおなじみのフランスの生地です。

Camidecor1336色のバリエーションが豊富な人気の生地ですが、大きめの箱ということもあり、淡い茶色がベースの ”Naturel”という色番を使い、さりげなく室内のアクセサリーになってくれるように仕上げました。Camidecor1337

内側も淡い茶色とオフホワイトで仕上げ、中に入っているのは茶系のブレードとタッセルです。イガ栗やどんぐり、茸が入っていればもっと秋らしかったのですが・・・。

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最初に紹介したイメージ画像には茶色とブルー系を組み合わせていますが、日本の10月初旬の主役はなんといっても青く澄んだ秋の空。穏やかでさわやかな日が1日でも多く続くよう願っています。

 

 

海辺の子どもたち-トランクB(ハードタイプ小型サイズ)

今年はもう終わってしまいましたが、7月の第3月曜日は「海の日」。「海の記念日」だった7月20日が祝日となり、1996年よりスタートした休日です。

ちょうど梅雨明けや夏休みと重なる時期で、いつもは海の日が終わると、夏の暑さ本番という感じだったのに、今年は7月初めの突然の猛暑。ここのところ少し暑さがやわらぎほっとしています。

下の画像は2007年制作のトランクB(ハードトランク)のサンプル。ペーパートランクA(3種)は比較的簡単に作れますが、こちらは難しい手法を学ぶ作品です。(サンプルは大、中、小の3タイプがありますが、一番小さいサイズです)→当時の作品画像はこちらのページ

青紫の紫陽花がバックの下の写真は2007年の5月末、ちょうど梅雨入り前に撮ったもの。

やがて迎える夏をイメージしてトランクに使った布は、5月に載せたTHEVENON社製のToile de Jouy(トワル・ド・ジュイ)、”Histoire d’eau”。 海辺の楽しさが感じられる絵柄を使って、子どもサイズで作りました。

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布に描かれている”水辺のストーリー”。どのシーンも魅力的で、ついじっくり眺めてしまいますが、子どもたちの洋服の可愛らしさに惹きつけられる人も多いのではないでしょうか。

トランク正面に使っている場面には男の子が4人描かれていますが、その中の2人はセーラーカラーの洋服を着ています。

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水兵服として知られるセーラー服の歴史は、19世紀半ばにイギリス海軍が制服として採用したのが始まりで、その後、アメリカ、フランスなど世界各国の海軍に広がり、20世紀以降の学校の制服につながったとか。

子供服としての流行のもととなったのは英国王室で、1846年、ヴィクトリア女王の長男、エドワード皇太子(エドワード7世)が4歳の時、王室のクルージングの為にあつらえた新品のセーラー服(ロイヤルヨットの船員とお揃いのデザイン)を着たことで人気となり、流行が世界に広がっていったそうです。

※セーラー服を着た可愛らしい皇太子の肖像は、19世紀の宮廷画家として有名なWinterhalter(ヴィンタ-ハルター)の作品として残っており、セーラー服も美術館に保存されています。

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トランク外側はストライプを使ってマリンのイメージにしましたが、内部に使ったのは大小のチェック柄。小さめの作品ですが、内部は可愛い感じにしたくて、4種類の布を使いました。

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時代は変わっても王室のベビー誕生は注目の的。英国王室からまた新しい流行が生まれるかもしれません。

星の形の小さなお針箱 -七夕によせて

さらさらと風にそよぐ短冊や、涼しげな紙の飾りに彩られた七夕の笹飾り。子どもたちの作ったものはとりわけ微笑ましく、幼い頃に折り紙で七夕飾りを作った時の楽しさを思い出させてくれます。

子どもの頃にお気に入りだったのは「天の川」を模した「網飾り」。紙を折って切り込みを入れるだけでビューンと伸びる不思議さに惹きつけられたものでした。

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中国の乞巧奠(きっこうてん)という星祭りに由来するという七夕のお祭り。

乞巧奠(きっこうてん)とは、奈良時代から平安時代に催された宮中行事の1つで、もとは旧暦の7月7日の初秋に行われたものだったとか。そこに牽牛(けんぎゅう)と織姫の伝説や日本古来の神事(お祭り)が絡みあって、七夕(たなばた)の節句となったそうです。

今おなじみの”七夕の笹飾り”は江戸時代から始まった風習で、歌川広重や歌川国芳の作品をはじめ、浮世絵の中にもたびたび登場しています。下の画像は広重の「市中繁栄七夕祭」。絵の中で西瓜や鯛、ひょうたんや大福帳などが笹と一緒に風になびいている風景を見ると、なんとも平和そうで、江戸時代の夏にタイムスリップしてみたくなってしまいます。

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日本人にとってなじみ深い、織姫(おりひめ)、彦星(ひこぼし)、天の川の物語。

天の川は、英語ではMilky Way(ミルキーウェイ)またはMilky Way Galaxyと 呼ばれる銀河系(天の川銀河)のこと。夜空に浮かぶ光の帯は古来から神秘的なものとしてとらえられ、世界各地にさまざまな神話や伝説が残っており、1610年にガリレオが自作の望遠鏡で天の川が星の集まりであることを確認するまでは、様々な論争を呼んだそうです。

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さて、前置きが長くなってしまいましたが、作品の紹介に移りましょう。上の画像は七夕にちなんだカルトナージュの作品2種、「星の形の糸巻きと小箱」。先に紹介した七夕の由来である乞巧奠(きっこうてん)という宮廷行事からヒントを得て、遊び心で作ったものです。

手芸や裁縫が重要な技術であったその昔、乞巧奠の行事では、織姫(おりひめ)星=織女(しょくじょ)星に、針仕事の上達を願って、五色の糸(青、赤、黄、白、黒:現代では紫)や針を供えるなどの雅なしつらえが行われたとか・・・。

そこで、カルトナージュの星の形の箱は、「小さなお針箱」にしてみました。材料には、”五色の糸”の代わりに、糸が交差したように見えるチェック柄を使い、色は青、赤、黄、白、紫の淡いトーンで涼しげに。針刺し(ピンクッション)や小物入れは内部にぴったり入るような形にしています。

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「星の形の糸巻き」は布のハギレで作れる簡単な小物。中途半端に余ったブレードやリボンなどを巻きつけて保管するのに便利です。(星の形でなくてもいいのですが、七夕ということで・・・)

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「五節句」の1つである7月7日。節句にはそれぞれに関わりが深い植物があって、「竹の節句」と呼ばれることもあるようです。※3月3日は「桃の節句」

”竹は節があるからこそ強く美しい”とよく言われますが、季節ごとの伝統行事も大切な節目。1年をめりはりのある豊かで楽しいものにしてくれます。

ドアタイプの引き出し2(マーブル紙を使ったキューブBOX)

梅雨特有のどんよりとした空が広がっていますが、夏至も過ぎ、暦の上では夏本番となりました。

2005年に教室を始めて以来、課題サンプルを作るのがライフワークになっていますが、湿度の高い梅雨から夏にかけては、軽めの素材を使った作品が多くなります。

布の場合は、さらりとした麻やコットン。そしてアートペーパーや和紙など。

下の画像は2008年に作った”キューブ型の箱(Cube Box)”。「ドアタイプの引出し」の課題サンプル(選択制)で3種類のうちの1つです。※3月に載せた「菱形の箱(扇形の引出し」もその1つ。

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ドア型の引き出しのテクニックに加えて、箱の構造や曲線の飾り窓など、細かい部分の作り方を学べるように考えた作品で、ピンク色の部分はイタリアのマーブル紙を使っています。

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16世紀にトルコから”エブル”としてヨーロッパに伝わったマーブル紙。溶液に流した絵の具で模様をつくり、それを紙に写すという技法で、17世紀にはヨーロッパ諸国で生産され、製本や実用品に使われてきました。マーブル(大理石)模様から孔雀の羽根、小石、雲柄など様々なデザインが生み出され、大変な人気を集めたそうです。

その後、機械でマーブル模様を作る技術が開発され、ハンドメイドのマーブル紙はしだいに少なくなっていったとか・・・。現在では、マーブル紙作家による作品のほか、イタリアのフィレンツェでは、今でも伝統工芸として昔ながらの技術で作られたものが販売されています。(日本にも輸入されています)

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独特の雰囲気があって、とても好きな素材なのですが、同じものがない一点もののペーパーなので、失敗が怖くて思い切った使い方ができず、小さめの作品に少しずつ使っています。(画像ブルーの作品は2005年制作のカードケース)

そして、マーブル紙の作り方とよく似ているのが、日本の「墨流し」という技法。

その歴史は平安時代にさかのぼり、短歌などを書く優雅な料紙として使われました。日本に現存する最古のものは1118年ごろ宮廷で制作された「西本願寺三十六人集」といわれ、その書と料紙の美しさは1000年近く前に作られたものとは思えないほど。マーブル紙の技術が東洋から西洋に伝わったという説にも頷けます。(中国には唐王朝時代の流し絵模様の陶器が残っており、宋の時代の記録に「流沙紙、彩霞紙」の製法が記されているそうです)

和紙だけでなく、着物や帯の文様としても使われる日本の「墨流し」。流水にも似た涼しげな文様の材料を使って、夏を演出する小物作りを楽しむのも良いかもしれません。

バケツ形の器2(鉢カバーとフラワーポット)

さわやかな青空をできるだけ長く楽しみたいと思っていたのに、雨の季節がやってきました。

下の画像は前回に引き続き、円錐台の器(通称”バケツ形の器”)のサンプル。2007年前後に「鉢カバー」、「フラワーポット」として作った作品です。

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手前の白い鉢カバーは、5年前のちょうど今ごろ、紫陽花の鉢植えを入れるために急いで作ったもの。紫陽花の色が映えるように、オフホワイトの防水生地で作ったシンプルな作品で、どんな色にも合い重宝しています。

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こちらはピンク色の小さなフラワーポット。上の画像はユーカリの葉とアートフラワーとを組み合わせて入れていますが、ホームページトップの画像は薔薇の生花を入れたもの。はらはらと花びらが散ったところを写しました。(生花を入れる際は、小さなグラスに花を活け、そのままポットの中に入れています)

 

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シャーベットオレンジのアートフラワーを入れるために、同系色で作ったフラワーポット。手前の箱は、2007年制作のロングボックス(紅茶用ティーバッグなどのためのケース)で、イタリアのハンドメイドペーパーを使っています。

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紫陽花は、青空の下より曇り空や雨の中で見る方が一層美しいと感じるのは、日本ならではでしょうか。新緑がどんどん色濃くなっていく様子や、雨にぬれた鮮やかな紫陽花は、数少ない梅雨の楽しみの1つです。

マガジンバッグとバケツの形の器 

ゴールデンウィークになると、きまって報道されるのが各地の「潮干狩り」の様子。江戸時代の浮世絵にも描かれている春から夏の行楽行事で、あらためて日本は海に囲まれている国だと実感します。

下の画像は2006年8月の教室のために作った「マガジンバッグ」。ホビーバスケットの応用例です。

フランスのTHEVENON社製の水遊びをする子どもたちが描かれた生地”Histoire d’eau”を使い、海辺の波をイメージしてデザインしたのですが、よく見ると水辺に”がまの穂”らしき植物が・・・。

錨や船が描かれているので、つい海辺の風景と思いこんでいましたが、がまの穂は海辺というより湖畔や沼地の植物...。

はっきりしたことはわかりませんが、”Histoire d’eau”という生地の名前を考えると、もしかしたら海(La Mer)だけでなく、湖畔のバカンスなども含めた”水辺のストーリー”が描かれているのかもしれません。(釣りや船遊びは湖でも楽しめます)

そんな風にいろいろ考えながら眺めるのが楽しい生地で、特に水色は夏のお気に入り。2006年から2007年、バッグやトランクなどの課題サンプル制作に使いました。

<バケツ型の器>

上の画像↑、マガジンバッグの隣でひっくり返り、貝殻がこぼれているように見える作品は布製のバケツ。通称「バケツ形の器」の課題のサンプルの一つです。Camidecor1308

円錐台(えんすいだい)と呼ばれるこの形、鉢カバー、フラワーベース、小物入れ、ランプシェードと様々な作品になって活躍してくれるため、教室では設計方法を学び、各自が好きな大きさ、形に作ります。

「サンプルがあった方がイメージしやすい」というご要望に応え、大きさや形を変えて10個以上作りましたが、実生活で活躍しているのは持ち手の無いタイプ。観葉植物の鉢カバーとして活躍してくれています。

下の画像は持ち手つきのタイプ。教室では、アイスクリームのカップみたいという声がありました・・・確かに。今はクリスマスの飾りのボールを入れたり、小物入れとして使っています。

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ランプシェードの基本タイプもこの設計が役立ちます。

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フランスではabat-jour(アバジュール)と呼ばれる、ランプシェードを作る工芸。以前は材料が入手しにくいなどの問題がありましたが、最近は日本でも手軽に作れるようになっています。

 

卵色のバスケット(2007)

イースター(復活祭)は「春分の後の最初の満月からかぞえて初めての日曜日」。今年2013年は1週間前の3月31日でした。

日本ではあまりなじみがない祝日ですが、ヨーロッパやアメリカではイエス・キリストの復活を祝う重要なお祭りとして、また、生命が芽吹く春の訪れのお祭りとして、休暇をはさんでお祝いします。

イースターといえば「卵」と「うさぎ」。「卵」は生命と復活の象徴、そして「うさぎ」は多産と繁栄のシンボルですが、その由来は古くからの春を祝うお祭りの風習やゲルマンの神話など諸説あるようです。

下の画像は卵色のバスケット。HPの2007年7月のホビーバスケット・ミニの画像にちらりとうつっている作品です。

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持ち手に飾ったポンポンは、当時、刺繍糸で作ってみたもので、少しずつ丸く切り揃えるときの感じがなんともいえず楽しい作業でした。

下は旅先で出会ったイースターのチョコレート。卵の殻が割れていて芸が細かいですね。
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南仏のミモザ柄の箱とチューリップ・バブル

日本で春の色というと、桃や桜のピンク色が思い浮かびますが、ヨーロッパの春のイメージは黄色だそうです。ミモザに始まり、水仙や菜の花、イースター(復活祭)のディスプレイを彩る花にも黄色が多くみられます。

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下の画像はミモザとオリーブ、セミ柄の南仏の生地で作ったボックス。箱作りを始めた2003年頃の作品です。Camiadecor21

プロヴァンスの生地は程よい薄さで作業性が良く、 また、鮮やかな黄色やオレンジに元気がもらえるような気がして、当時大小さまざまな箱を作りました。

Camidecor23中央の額の中はチューリップの花。黄色とオレンジ、くすんだ朱赤の3本が描かれている19世紀のオリジナルイラストをポストカードサイズに複製してあるものです。

チューリップといえばオランダですが、もともとは16世紀にトルコからヨーロッパに伝わった花で、その後「チューリップ熱)」とも呼ばれるような一大ブームが起こり、17世紀のオランダでは「チューリップバブル」という現象が経済や社会に大きな影響を与えたそうです。

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絵画やボタニカルアートでよく見かけるチューリップの花。

インテリアエレメント(壁紙や布など)のモチーフとして使われることも多く、19世紀のウィリアム・モリスのデザインは有名で、現代でも親しまれています。

***HPに2013年の春夏のイメージ画像を載せました。チューリップのオレンジ色がベースです。***

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春の光とアプリコットカラー

どこか繊細でやわらかく、少し物憂げな感じがする日本の春の光。「春光うららかな」という表現がありますが、命を育んでくれる温かさも感じます。

そんな穏やかな光と相性がいいパステルカラーやシャーベットカラー。光の柔らかさが今の時期と似ていると感じて撮影日を見たら、ちょうど4年前の3月5日。2007年から2008年の作品を色別にまとめて撮影した時の画像です。

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淡いトーンのアプリコットカラー、杏色。春の花としてすぐ浮かぶのは梅、桃、桜ですが、杏も花と実の両方が楽しめるバラ科の植物です。

左側の花は淡い杏色のヒヤシンス。こぼれ落ちた小さな花を見ていると、当時のヒヤシンスの香りがよみがえってくるような気がします。マルセル・プルーストの「失われた時を求めて」という小説の中に、紅茶に浸したマドレーヌの香りが幼少期の記憶を呼び覚ますという描写がありますが、反対に映像が香りの記憶を呼び起こすことも多いのかもしれません。

画像の真ん中の作品はマドレーヌ型にも似たシェルの形の箱 ※1。2008年にタイシルクで作った作品です。蓋のトップはシルクの上にオーガンジーを重ね、靄がかかったような感じに。

貝殻(Sea Shell)というと夏のイメージですが、春は貝類が美味しい季節。自然の恵みに感謝です。

※シェルの形の箱は2008年より「シェル型の小物入れ」という課題メニューとなりました。こちらで紹介したシャーベットオレンジの箱は教室の皆様に受講していただく際のサンプルの1つとなっています。

 

 

秋に楽しむワインカラーの作品(2008年)

小さな掛け軸-1 -ひな祭りによせて

雛祭りの「雛(ひな)」という言葉は、小さなものという意味があるそうです。小鳥のひなからのたとえでしょうか。「雛菊(ひなぎく)」という花の名もその1つかもしれません。

枕草子にも「ひいな」という言葉がかわいらしいもの(うつくしきもの)として登場※1しますが、こちらは子ども達が遊ぶ小さな紙人形やおままごと道具の意味だとか。 可愛いものに魅かれる心は時を超えて不変だと感じます。

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さて、上の画像はカルトナージュの手法を使った「折りたたみ式の小さな掛け軸」。もともとは2005年のカルトナージュの作品展に展示するために考えた和の作品で、2011年の春「ミニ掛け軸」として書籍に紹介しました。

材料は向かって左からタイシルク、正絹、タイシルク(シャンタン)、それぞれに和紙を組み合わせています。和紙が正絹の着物地と合わせやすいのはもちろんですが、タイシルクとも相性が良いのはアジアつながりだからでしょうか。

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写真右上のように葉書立てとしても使える作品。→グリーンのサンプルを葉書立てとして使っている画像は引き出し付の違い棚と小さな掛け軸2で紹介しています。

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桃の節句が終わると、次は桜の季節。

上の画像は2007年春の教室のために撮影したもので、左下に少し見えるのは、桜の花びら型のナプキンリングです。

 

※1 枕草子 第151段「うつくしきもの(かわいらしいもの)」 に「雛の調度(ひひなのてうど」という言葉が出てきます。また、源氏物語に出てくる「ひいな遊び」も、子供たちの人形遊びやおままごとのような意味があるそうです。

ひな祭りの菱(ひし)形の箱(2009年)

やわらかな春の陽ざしと3月3日のひな祭り。可愛らしい雛人形や雛道具、お寿司やお菓子で祝う女の子の行事は春の訪れにぴったりです。

下の画像は2009年3月の教室のために作ったカルトナージュの「菱形(ひしがた)の箱」4種類のうちの3つ。ひな祭りにちなんで菱餅をイメージした作品です。

古来からの文様である菱形。ヒシ(菱)という水草の葉と実の形が名前の由来で、古典文様としてもおなじみですが、ひな祭りの菱餅の由来については諸説あるようです。(菱餅のピンク、薄緑、白にもそれぞれ意味がこめられているそうです)

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さて、こちらは一見3つとも同じ菱形の箱に見えますが、それぞれ違う構造です。左からかぶせ蓋、あわせ蓋、そして引き出し付きの箱。ピンクの箱は2つの引き出しが扇形に開きます。

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縁起の良い吉祥文様の扇形、内側に貼ってあるのは金色の和紙。

 

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そして、少し近づくと、なんとなく男雛と女雛に見えるでしょうか。

貝合わせの貝からこぼれる雛あられは色とりどりの刺繍糸で作った巻き玉なので、食べることができないのが残念です。

ロールアップ式のツールホルダー(ビタミンカラーのストライプ)

ロールアップ式のツールケース(ホルダー)を縫わずにボンドで貼って作る方法。
教室では、芯を入れる方法と芯無しで作る方法の違いなどを比較しながら、用途に合ったものをそれぞれ制作していきます。
ビタミンカラーのストライプのサンプルは、芯を入れてハリのある感じに作ったもの。

以下は書籍の打ち合わせ用のサンプル写真(2013年)で、芯有りと芯無し。実際触ってみると、使い勝手の違いなどがわかります。

 

最終的に、書籍で紹介したのは、芯を入れず布だけで仕上げるタイプ。身近な材料で簡単に作れることを優先しました。

以下にも掲載しています。

「ボンド裁ほう上手」で貼って作るカトラリーケース-ティルダの生地で

 

ハウスボックスと色鉛筆用ホルダー-”ちいさいおうち”によせて

 

菱形(ひし形)の箱 いろいろ(2009年)

カルトナージュの菱形(ひし形)の箱。

下の画像は、2009年の3月のレッスンのために、雛(ひな)祭りのイメージで作った菱形(ひし形)の箱のシリーズ。メインサイトで紹介してきた画像ですが、教室用の資料としてにこちらにも掲載します。

***大きめの画像はこちらにも→ ひな祭りの菱形の箱(2009年)

 

菱形のデザインは4種類あって(一番難しいものはこちらに未掲載です)、教室ではお好きなタイプを選んで受講していただく課題。和紙でも布でもお好きな材料で制作していただけます。

繊細なのに強度があり、作業しやすい日本古来の紙-和紙。

布や洋紙、スキバルテクス(スカイバーテックス)とは違う特徴があって、その長所を活かした作品作りができるのが面白く、個人的に好きな材料です。

※1 タッセル付の作品は書籍用に2010年に追加制作したものです。