バッグとこもの(書籍)」カテゴリーアーカイブ

「ボンド裁ほう上手」で貼って作るカトラリーケース-ティルダの生地で

ティルダ(Thilda)の生地でちょっとシャビーシックに作った、ロールタイプのカトラリーケース。

「ツールケース」という名称で「ボンドで貼って作るバッグとこもの」の本に作り方を載せているアイテムで、コニシの「ボンド裁ほう上手」で貼って作った実用品です。※教室のレッスン課題ではなく、書籍用に考えたものです。

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くるくる巻くロールアップタイプのカトラリーホルダーは、ずいぶん前にミシンで縫ったものを使っていましたが、仕切り部分の縫い目が曲がったりして、仕上がりにちょっと難が・・・。 ミシン目も見えています↓

 

そこで、「ボンド裁ほう上手」を使って試作したところ、細いポケットが驚くほど簡単に出来ることを発見。「ボンド」で貼って作る実用品のおすすめレシピとして、作り方(折り紙・工作方式)をぜひ紹介したいアイテムとなりました。

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この方法の良いところは、仕切りのポケットがすごく簡単に作れること。ボンドを塗ってアイロンでしっかり貼れば、細いポケットがあっという間に完成します。そして、2枚仕立てで作ることによって、ナイフやフォーク、道具を入れる仕切り部分が見えずにすっきり美しく完成。可愛らしい柄の生地を使う場合も、縫い目が邪魔になることがないので一石二鳥です。

本では片側※1から巻いていますが、両側から巻いてもOK。

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「ボンドで貼って作るバッグとこもの」のシリーズは、木工用ボンドなどを使って作れるものも多いのですが、このカトラリーケースは水で洗う場合があるので、コニシの「ボンド裁ほう上手」がおすすめ。

ただ、1つ欲を言えば、縁の接着部分がもう少し柔らかく仕上がるといいなあ・・・と。接着剤のさらなるバージョンアップを楽しみにしています。

※1 本に載せている片側から巻くタイプはこちら↓。 あっという間に仕切りが出来る上にミシン目も出ないので、すっきりした仕上がり。ミシン目が曲がってしまって(私だけ?)、残念な仕上がりになる心配はありません。  道具を入れるツールホルダーとしても便利です。

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「色鉛筆ホルダー」の大きな画像は下の記事に載せています↓

ハウスボックスと色鉛筆用ホルダー-”ちいさいおうち”によせて

マリメッコの眼鏡ケースとコインケース(こもの入れB)

花びら巾着で紹介したマリメッコ(Marimekko)のプケッティという生地。プケッティ(Puketti)というのは”小さな花束”という意味だそうです。

金平糖のような小さな花がちりばめられたデザインは和風にも合う雰囲気で、可愛らしいのに甘すぎないさわやかなイメージ。

→花びら巾着をボンドで作る方法はこちらに載せています。

 

さて、今回紹介する画像は眼鏡ケースB(多用途ケース)コインケースB。

コインケースBは「四角いタイプのプチケース/折り紙タイプのジュエリー・コインケース」とも呼んでいるアイテムです。

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メガネケース同様、「ボンドで貼って作るバッグとこもの」の本に作り方を載せている作品で、本には「こもの入れ2種」という名前で紹介。コイン(小銭)だけでなく、旅行用のジュエリーやキャンディーなど小さなものを入れるのにとても便利です。

簡単なので贈り物にするのもおすすめ。※革のタッセルの作り方はこちらで紹介しています・・・。

革のミニタッセルの作り方(レザータッセル2)

<マリメッコの人気デザイン、ウニッコ>

マリメッコ(Marimekko)はフィンランドのテキスタイルブランド。”UNIKKOウニッコ”というケシの花のデザインのファブリックで有名ですね。(下はウニッコを使った眼鏡ケースB)

ネットショップなどでも購入できますが、人気の高い色はすぐ売り切れてしまって残念なことも。日本各地に直営ショップがあって、そちらに在庫が残っていることもあるようです。→Marimekko(マリメッコ)日本公式サイト

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<マリメッコが生まれたフィンランドから、ムーミンの話を少し>

さて、フィンランドといえば、個人的にまず思い浮かぶのはサンタクロースとムーミン。

近年、たくさんの”ゆるキャラ”が生み出されていますが、個人的には長いおつきあいの”ムーミン”や”うさこちゃん(ミッフィ)”の方に、幼なじみのような親近感があります。

今年はムーミンの原作者トーベ・ヤンソンの生誕100年。各地でイベントが開催されています。

トーベ・ヤンソン生誕100年記念「MOOMIN!ムーミン展」・・・2015年まで日本全国10会場を巡回(2014年4月「東京・松屋銀座」にてスタート)

トーベ・ヤンソンの大回顧展『生誕100周年トーベ・ヤンソン展 ムーミンと生きる』・・・日本5箇所を巡回(2014年10月「そごう美術館」にてスタート)

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北欧の生地を扱っているショップではムーミン柄の生地を目にすることがありますが、マリメッコのテキスタイルデザインを手がける鈴木マサル氏のムーミンシリーズ(MOOMIN TRIBUTE WORKS)はとても素敵。どの生地のデザインも絵本の1ページのような楽しさです。

デザイナーから見たムーミンの世界・・・鈴木氏のインタビュー、デザインの過程やムーミンのヴィンテージファブリック画像など。

ユニクロとムーミンのコラボレーション・・・鈴木氏デザインムーミンのTシャツなど

ムーミン公式サイト・・・ムーミン誕生秘話や日本のショップの紹介なども

 

接着剤で貼って作る封筒形ケース(1)とチャリティーフェアのお知らせ

手紙やカードなど心のこもったメッセージを包んで届ける封筒。世界共通の「封筒」というアイテムは、今までどれだけの人の思いを運び、喜びや笑顔を運んできたのでしょう。

今やインターネットでメールをやりとりする時代になりましたが、やはり封筒に入ったメッセージやカードは特別なもの。あまり封筒を使わなくなった現代だからこそ、封筒の形にノスタルジーを感じ、心惹かれてしまう気がします。

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下の画像は「バッグとこもの」シリーズの簡単アイテムの一つとして『ボンドで貼って作るバッグとこもの」の本に紹介した「封筒の形のポーチ(封筒ポーチ)」。多用途ケースとして使うことはもちろん、大きく作ればクラッチバッグとしても使える便利なアイテムです。

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本では表も内側も好きな布を使って作る方法を紹介していますので、ご興味のある方は挑戦してみてください。

 

<チャリティーフェアのお知らせ、そして教室での受講作品のご紹介>

さて、封筒といえばメッセージカードや招待状。今年の6月は教室にいらしている皆様からステキな展覧会のお知らせカードを3枚もいただきました。

フェーブの世界展(7/15まで)エッグアートの作品展(6/29まで)に続き、今回はチャリティーフェアのお知らせです。

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自由が丘の閑静な場所にある素敵なアートスペースでのチャリティーフェア。様々な分野のアーティストによる作品の販売があり、売り上げの収益は日本赤十字社を通じ、義援金として寄付されるそうです。

「55人のアーティスト達による東日本大震災復興支援 Charity Fair」 →詳しくはこちらから

会場:STAGE悠(目黒区自由が丘)

会期:2014年6月27日(金)-28日(土) 10:00-17:00

今回55人のアーティストの1人として参加されるのは、インテリア茶箱クラブのインストラクターを務めておられるOさん。昨年秋、「華麗なる茶箱たち」というグループ展を開いたご縁で、今回はインテリア茶箱3点を出展されるそうです。

教室でも、おしゃれな布合わせとデコレーションでいつも素敵にカルトナージュ作品を仕上げて下さるので、受講作品を少し紹介。(下の3枚の画像/撮影:朝倉)

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フランス、イギリスの布を使った明るく甘い組み合わせの3作品。無地や柄の組み合わせが絶妙で、見ているだけで楽しい気持ちに。ちょっとした飾りがなんともおしゃれ、素敵に仕上げてくださいました。Bois28

下はシックにまとめて下さった課題作品。起毛のインテリアファブリックとウイリアム・モリスの生地、色合わせから装飾まで細やかなこだわりが感じられて、メガネケースB,コインケース、多面体の箱、そして先に紹介した封筒形ケースもおしゃれです。

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【追記】:2015年9月、NHK総合テレビ地方局で放映される「くらしセンスアップ」という番組の「クラフト感覚で接着剤で作るバッグと小物」を5回シリーズで紹介し、その中で封筒型ポーチも紹介しています。

 

接着剤(ボンド)で縫わずに貼って作る封筒ポーチ -皆様の作品より

マチ付きトートとオフホワイトのポーチ-布にシミがついた場合

前に紹介したマチ付きトートソフトタイプ。

紙袋トートと同じ構造ですが、柔らかい芯地を入れるとマチが横に広がって全く違うイメージのバッグに。作り方をに載せているアイテムです。

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バッグの下は格子のステッチが入ったオフホワイトのコットンのふた付きポーチ。

白は汚れるという印象がありますが、布と「ボンド裁ほう上手(耐水性)」で作る場合は水洗いもOKだそうです。(コニシさんの説明より)

上の画像のサンプルは樹脂の芯地を入れ、水溶性の接着剤(木工用ボンドなど)で作っているので、水洗いはできません。ただ、カチッとしたバッグやポーチは頻繁に洗わないのが普通ですし、布さえあればまた簡単に自分で作れるのが良いところ。使う前に防水スプレーをかけておくと、汚れがつきにくくなります。

いずれにしても、世の中には様々な接着剤があるので、材料や用途によって使い分けるとよいでしょう。(お弁当用の袋物や巾着には水に強い裁ほう上手を使う、など・・・)

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箱やバッグなどの布ものにシミがついた時に、個人的に気に入っているのは「超電水クリーンシュ!シュ!」※1という電解アルカリ水100%の”除菌・洗浄クリーナー”。掃除全般に使える上、箱やカーペットなど布ものについたシミも結構落ちるので、もう5年以上愛用しています。(Amazon、楽天、ユザワヤなどで購入できます。コストコにも同様の商品があります)

キッチン周りの油汚れやミラーやプラスチックにも使え、結構万能選手。欲を言えば、もう少し安くなってくれると嬉しいのですが・・・。

<追記>その後、ホームセンターでちょっと安価な”電解アルカリ水100%の”除菌・洗浄クリーナー”を見つけました。問題なく使えたので、メーカーによる違いは無さそうです。

海辺のストライプ-デュフィのブルーとオレンジ色

 

刺繍入りのトートバッグ-葡萄色と布のリメイク

 

貼って作るふた付きフラットポーチ1

バッグ・イン・バッグの際に一緒に紹介したふた付きフラットポーチ。教室の課題でもあり、いろいろな大きさやバリエーションのサンプルを作っていますが、今回はその中から少し・・・。

こちらは「ボンドで作るバッグとこもの」の本に作り方を紹介したものと同じipad miniが入るサイズ。麻のアンティーク風の生地で作ったものの、書籍のコンセプトと少々ずれるのでにボツになった作品です。

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芯地に樹脂繊維芯※1を使っているのでハリと弾力のある仕上がり。ボンドは「裁ほう上手」ではなく、刷毛で塗るボンドで作っています。

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内側の生地も麻。モーブカラーよりも少し赤みがかったグレイッシュな紫色で、アンティークモーブカラーと呼ばれることもある色です。

下の2つはティルダ(Tilda)の生地を使ったもの。ティーカップ柄の可愛らしい生地とストライプや無地を組み合わせました。柄の出し方はベストではありませんが、細かいことは気にせず自由に作って楽しめるのがハンドメイドの醍醐味です。

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ふたを開くとこんな感じ↓。フラットポーチは設計がとても簡単なので、自由に大きさを変えて作れるのが良いところ。今度、この布で旅行の時に持って行く小さいサイズのお茶用(ティーバッグ用)ケースを作ろうかな・・・と考えたりしています。

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<芯地(接着芯)と作品の関係>

今回紹介したフラットポーチ、芯地(接着芯)を使うまず第一の目的は、薄い布にハリを持たせること。そして、糊代が貼りやすいこと、曲線が美しく仕上がることもメリットの1つです。もちろん芯地なしで布だけでも作れますが、その時はできるだけしっかりした布で、ふたのデザインは直線がおすすめ。布だけの場合や不織布の接着芯を使う場合は、「ボンド裁ほう上手」で作れます。※2

接着芯には多くの種類があり、いろいろなタイプを試しましたが、下の画像は少し薄めの接着芯を使ったもの。ちょっとクタッとした感じに仕上がっています。

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「貼って作るバッグとこもの」シリーズ。教室のレッスン課題にする場合は、縫うのが大変だから・・・という理由よりも、貼って作ることにメリットがあるアイテムをできるだけ考えるようにしています。そして、ありがたいことに、ソーイングと違った仕上がりが楽しめるこのフラットポーチは手芸の達人の皆さんにも大好評。目的に合わせて大きさを変え、皆さんいろいろ楽しんでおられます。

さて、縫って作った場合の例ですが、下の画像は15年以上前にミシンで作った布のポーチ。(バイアステープを探していたら、いろいろ出てきました・・・雑な作りですみません・・・) 蓋の曲線部分はバイアスを使って一部手縫いで作っていますが、私の腕がイマイチで、蓋の曲線部分など少々難あり・・・。接着芯は使わずに布だけの柔らかい仕上がりです。

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「縫って作るバッグやこもの」と「貼って作るバッグとこもの」。それぞれに良い所があるので、個人的には両方の良い所を使い分けてモノ作りを楽しめるといいなと感じています。

 

「フラットポーチ」&「眼鏡ケース」で受講された教室の皆様の作品より ※課題の組み合わせはそれぞれの進度によって異なります

 

※1: 樹脂繊維芯:スライサー(ワッペンスライサー)を使用・・・浅草ゆうらぶ、角田商店などで購入可能。「ボンドで貼って作るバッグとこもの」の本、P6、P34はこちらを使用しています。また、教室の課題アイテムには厚紙を作って作る「服紗(ふくさ)」もあり、それぞれの作り方の違いを比較できるようにしています。

※2: P17のトラベルポーチは布とボンド「裁ほう上手」だけで作っています。

眼鏡ケースB 布合わせの楽しみ

前にミニバッグと一緒に紹介した眼鏡ケースB

カルトナージュの技術と「バッグと小物」テクニックを組み合わせて考えたアイテムで、ポーチや道具入れとしても使えるケースです。書籍「ボンドで貼って作るバッグとこもの」にも作り方を載せています。

課題として考えた「眼鏡ケースシリーズ」には6,7種類あって、カルトナージュの折り畳み箱のようなものからファスナーを使うものまで様々。その中でもかなり手軽に作れるので、教室の皆さんにも好評のアイテムです。

色などの好みは人それぞれなので、使う材料によって、どんなスタイルにも合うようにデザインしています。下のレトロカラーのストライプはメンズとしても使えます。

ファッションに合わせて作ったり、可愛い花柄を使ってみたり。

好きな生地を使ってポーチやコインケースとお揃いにすることもできます。

マリメッコの眼鏡ケースとコインケース(こもの入れB)

 

<教室の皆様の作品より>

教室の課題として作った皆様の作品の一部を紹介します。それぞれが好きな生地を持参して、柄合わせなども自由に考えていただきながらの作品です。

ストライプや水玉のインテリアファブリック、デザイナーさんオリジナルの刺繍入りの生地や北欧の大柄生地を使ったおしゃれなケース。タッセルなどをつけるタブ(ループ)にもそれぞれのこだわりが感じられます。

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カルトナージュでおなじみのToile de Jouy(トワルドジュイ)や起毛のインテリアファブリックを使ったシックでエレガントな作品。黄色のケースは蓋を開けると柄になっている楽しい仕上がりです。

ロマンティックで可愛い眼鏡ケース(下)。花柄や淡いピンクのドット、レースやブレード、古典柄を使って甘い雰囲気に。

リボンを貼ったり、刺繍を入れたり、3種類の布を組み合わせたり・・・。アクセントカラーを上手く使うなど様々な工夫で個性的なメガネケースが仕上がります。

Bois19-1眼鏡ケースはより自由に材料選びが楽しめるアイテムです。カルトナージュで柄合わせや色合わせに慣れている皆さんですが、教室ではあーでもない、こーでもないとあちらこちらで独り言のつぶやきが・・・。

設計もカンタンなので、メガネに合わせて少し大きさを変えることも可能。厚紙を使って眼鏡をしっかり保護しつつも、できるだけ軽量になるよう考えています。

「ボンドで貼って作るバッグとこもの」の本に詳しい作り方を紹介しています。お好きな布でいろいろ作って楽しんでみてください♪

教室でも受講していただけます。「本を見て作る自信がない、心配・・・」という方は、教室で一緒に作りましょう。詳細はこちらのページからどうぞ

フラットポーチ」とお揃いで作った皆様の作品
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貼って作るバッグ・イン・バッグー水玉のマチ付ショルダーバッグ

「紙袋トート」とお揃いの水玉のミニバッグ。30㎝しかない布でしたが、バッグ2つと複数の小物に変身しました。(裏地はそれぞれ必要です)

バッグ・イン・バッグとして使える薄型のバッグから、ちらりとのぞいているのは眼鏡ケース(Bタイプ)※1とフラットポーチ。3つとも『ボンドで作るバッグとこもの』の本に作り方を紹介したアイテムです。

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バッグ・イン・バッグに求めるものは人それぞれ。お財布やスマホ、眼鏡ケースとポーチが入って・・・しかもシンプルで軽くて・・・。などと考えて探すとなかなか気に入ったものが見つかりません。こちらは一番シンプルで簡単に作れ、ショルダーにもなるタイプです。

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上の画像、オフホワイトのフラットポーチはipad mini が入る大きさ。通帳や冊子、葉書などを入れるのにも便利です。眼鏡ケースBは手軽に作れるので贈り物におすすめ。

母の日の追加ギフトや父の日のプレゼントなど、贈りたい人の顔や好みを思い浮かべながら、布選びをするのは楽しいひとときです。

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ミニバッグ内側は葡萄色のデニム。留め具は手軽につけられるマグネットホック。

3つとも教室のレッスンで受講可能なアイテムですが、遠方の方にも楽しんでいただけるよう、に寸法と細かい作り方を載せています。※2

※1教室のレッスンメニューには作り方・デザインが異なる「眼鏡ケースA,B,C」があり、区別するためにと呼んでいます。

※2 以下は教室で作った方の作品例。マチ付バッグ ア・ラ・カルトという課題で、お好きなタイプを作っていただいています。

教室で受講された皆様の作品より

 

水無月と水玉柄1-大きな水玉のちいさなバッグ

キャラメルポーチ2- 布選びの楽しみ

キャラメルポーチの試作品。前回紹介した2つの作り方のうち、「工作方式」ではじめて作ってみたサンプルです。

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2番目の画像は教室の皆様の作品。試作品↑ より少し大きいサイズです。シンプルな形なので、どんな布で作っても大丈夫。自由に好きな布を選び、裏地との組み合わせも自分の好みでチョイス。市販品にはない自分だけのポーチが仕上がります。

立体作品なので、教室ではカルトナージュに使う接着剤を刷毛で塗る方法で制作。

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ファスナー部分にステッチが出ないので、刺繍作品などを仕立てる場合にもお勧めです。

インテリアファブリックで作ると、ぐっとおしゃれに・・・

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お手持ちの布や芯地、接着剤などで作れますが、使う芯地や接着剤によって仕上がりの風合いや作りやすさが変わってきます。芯地と接着剤との関係や用途、応用例などは後日あらためて・・・。(早くまとめたいのですが、なかなか時間がとれず・・・)

 

キャラメルポーチ 貼って作る2つの方法

キャラメルポーチ 貼って作る2つの方法

ファスナー付きのフラットポーチに続き、今回は「キャラメルポーチ」を縫わずに接着剤で貼って作る方法についてご紹介します。

昨年秋、書籍のために、いろいろな形のファスナーポーチを試作した中で、ぜひ紹介したいと思ったのがこのポーチでした。

直方体のファスナー付ポーチ。「キャラメルポーチ」と呼んでいるかは別として、愛用している人も多いのではないでしょうか。

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私自身もいくつか持っていますが、まさか「ボンド」で貼って作ることになろうとは・・・。本にはちょっと変わった作り方を載せましたので、その背景について、少しまとめてみました。

<貼って作るキャラメルポーチ 2種類の方法「ソーイング方式」と「工作方式」の試作>

まず最初のサンプルは、”縫う”のと同じ発想の作り方「ソーイング方式」で試作 ※1。

問題なく仕上がったのですが、「ファスナー付きポーチ」の時と同じく、内側の糊(のり)代がどうしても気になりました。(ミシンを使う場合は、縫い代を出さずに作る方法もあるのですが、今回は縫い物をしたことがない人対象というコンセプトもあって、簡単な方法を選択しています)

うーん、どうしようか。縫い代にバイアスを貼って仕上げる形でもいいかな?でも、せっかく貼って作るなら内側もすっきりきれいに仕上げたいなあ・・・。

そして、秋の夜長、夜なべをしてたどり着いたのは、やはり「折り紙・工作方式」でした。

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キャラメルポーチでの「折り紙・工作方式」というのは、ラッピングの”キャラメル包み”のイメージで作っていく方法。芯を使って1つ1つ糊代を貼っていくという方法で、ミシンを使う場合とは根本的に発想が異なります。

下は内部の仕上がりの違いです。↓CamidecorHT15

そこで、2つの方法の長所と短所をまとめて編集者さんに相談し、せっかく新しいクラフトの手法を紹介する機会なので、今回は内側もきれいに仕上がる「折り紙・工作方式」での作り方を書籍で紹介することになったのでした。

カルトナージュなどの工作が好きで、ミシンが苦手な方にはおススメの方法です。芯はしっかり仕上がる樹脂の芯を使って、糊代に接着剤(ボンド:多用途ボンドやカルトナージュ用がおすすめ)を刷毛で塗る方法で作っています ※2

上の画像は教室の皆さんが作ったキャラメルポーチ。ミシン目が出ないのですっきり仕上がります。(ファスナーと布がしっかり貼れている事が大事なので、はがれにくい接着剤を使うのがポイントです)

キャラメルポーチ2- 布選びの楽しみ

 

<「ボンド裁ほう上手」で貼って作るキャラメルポーチ 「ソーイング方式」の大まかな工程>

このような経緯で、今回の書籍「貼って作るバッグとこもの」には仕上がりの美しさを優先して「折り紙・工作方式」を載せましたが、両方の作り方を知りたい方もおられるのでは?と思います。

カルトナージュのように糊代を貼っっていくという作業に慣れていない方や、手縫いなどでソーイングに慣れている方は、「ソーイング方式」の方が親しみやすいかもしれません。

本に紹介できなかった「ソーイング方式」の工程を簡単にまとめましたので、「内側に糊代が出てもOK」という方は以下の方法をヒントに試してみてください。裏地をつけない一枚仕立ての場合も同じ方法で作れます。

CamidecorHT8上の画像は「ソーイング方式」で試作した2つのポーチ。不織布と布の接着芯2種類の仕上がり具合を比較したものです。両方とも見た目はそれほど変わらず仕上がりましたが、ハリが出るのは不織布の接着芯です↓。最近は100円均一ショップにも売っていて便利ですね。

接着剤はコニシの「ボンド裁ほう上手」を使用しています。「ボンド裁ほう上手」は化学繊維には接着しにくいので注意です。サンプルは綿のプリント地を使っています。

 

以下は大まかな作り方の画像です。(「レザータッセルの作り方」などのように、行程を紹介するための画像ではなく、編集者さんと打ち合わせるために試作時に撮った画像なので、画質が悪いのはご容赦ください)

CamidecorHT91.まず、製図通りにカットした接着芯に、表布、裏布をそれぞれ貼ります。

2.ファスナーに貼る部分の糊代はボンドで貼って処理。その後、表布、裏布それぞれファスナーに接着。(「ボンド裁ほう上手」を使う場合はアイロンでしっかりと圧着)

3.ファスナーに両側とも貼ると、上の3つめの画像のように筒になります。その後、緑色の★印部分を内側に織り込んでボンドで貼り合わせます。(糊代を貼るときは裏返して貼ってもOK)

CamidecorHT12-1 4.最後にオレンジの★印の糊代 を貼り合わせ、立体にして完成です。 糊代が気になる場合は、バイアステープを貼って隠すか、内側の布部分に貼ってしまうとよいでしょう。裏地をつけない1枚仕立ての場合は、ファスナー部分にテープなどを貼って補強すると強度がアップします。(市販のポーチでは内側に”縫い代”が出ているものも少なくありません)

 

「芯地」や「接着剤」との相性については、別にまとめて紹介したいと思います。

※1 ここでの「ソーイング方式」とは”貼って作る手法”の1つの呼び名で、”縫って作る方法”のことではありません。ちなみに、キャラメルポーチをミシンで縫って作る方法にも複数あり、今回の「布を畳んで両脇を縫うだけ」というのはかなり簡単な方法です。

※2  カルトナージュの作業に慣れた方が「折り紙・工作方式」で作る場合は、アイロンのいらない接着剤を刷毛で塗る方が作りやすいと思います。ただ、カルトナージュ作品同様、洗濯不可ですのでご注意を。

紙袋トートとマチ付きトート-芯地とデザインの関係

サブバッグとしてちょっとした荷物を入れるのに便利な紙袋、ペーパーバッグ。少ししっかりしたものが欲しい時、気に入った布で作りたい時は、手作りすることが可能です。

最初の画像は厚紙に布を貼って作った「紙袋トート」。カルトナージュ(厚紙細工)のテクニックを応用した作り方で、1㎜程度の厚紙を芯にすることによって、カチッとしっかりしたバッグに仕上がります。

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2番目の画像↓ は「マチ付きトート」と名付けたバッグ。上の紙袋トートと全く違って見えますが、実はほぼ同じ構造。もともと「紙袋トートのソフトタイプ」と呼んでいたアイテムです。→こちらにも画像があります。Camidecor1424 構造が同じなのに全く違うデザインに見えるのは、布を貼る「芯」にナイロン樹脂繊維の芯を入れることによって、柔らかくハリのある仕上がりになるから。横のマチを広げると別のデザインが楽しめます。

脇のマチをたたむと、紙袋バッグと同じ構造なのがなんとなくわかるでしょうか?こんな風に構造は同じでも芯にする材料が違うと全く表情が変わってきます。(注1)

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下の画像は、教室で作った方の作品。ナチュラルカラーのチェックと麻がぴったりで、私のサンプルよりずっと素敵に仕上がっています。

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「紙袋トート」は、もともと教室のレッスン課題として2007-2008年に考えたアイテム。持ち手を交換できるペーパーバッグが欲しくて作ったもので、金具がついた持ち手(ストラップ)も手作りです。

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その後、折り畳み式や応用デザイン、和紙タイプなど幾つかのバリエーションを作ってきましたが、先日発売になった本、「ボンド」で貼って作るバッグとこものに紹介したのは、上の2つの作り方。

身近な材料(紙と布)で作れる「紙袋トート」と、ソフトタイプの「マチ付きトート」です。

今回の書籍は、「ソーイングと工作の間の新しいクラフト」ということもあって、「できるだけシンプルで簡単に作れる」ことを優先し、寸法や工程が複雑にならないようなアイテムを選びました。

以下は2つのバッグの打ち合わせ用に作った資料ですが、プロセス画像を整理して難しそうなものは却下に・・・。ソフトタイプのマチ付きトートはとてもカンタンなアイテムです。

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本にはできるだけ細かい作り方のポイントなども入れるようにしましたが、今後、少しずつこちらのページで補足していこうと思っています。

 

注1:「マチ付きトート」に使う接着芯について・・・不織布や布の接着芯を使って作ると、よりクタッとした柔らかい仕上がりになります。厚紙や樹脂の芯には木工用接着剤やカルトナージュ用接着剤を使っていますが、不織布や布の接着芯を使う場合はコニシの「ボンド 裁ほう上手」でも作れます。

※樹脂繊維芯にはスライサー(ワッペンスライサー)を使用・・・浅草ゆうらぶ、角田商店などで購入可能です。

縫わずに簡単に作れる、超軽量のクラッチ&ショルダーバッグ-1

軽くて便利な「クラッチバッグ(ショルダーにもなるタイプ)」。革のストラップをつけてショルダーバッグとして使ったり、「バッグ・イン・バッグ」にして、ポーチ代わりに使ったり・・・。

『縫わずに貼って作るバッグと小物』シリーズの中でもとても便利なアイテムです。※1

「クラッチバッグ」「ハンドバッグ」には応用タイプやバリエーションが複数あり、いろいろなテクニックを組み合わせることで進化していくのですが、教室ではまずは基本のタイプ(一番簡単に作れるタイプ)をマスターしていただいています。

 

さて、この「クラッチ・ショルダーバッグ」、一番最初に試作してみたのは今から数年前、2009年か2010年頃だったでしょうか。

下がその作品で、レトロカラーのストライプとお揃いの北欧風の生地で作ったもの。ずいぶん前に作った古ぼけた薄型のサンプルですが、クラッチバッグ&ショルダー兼用で、内側にはファスナーポケットもついています。

今見ると、くたびれてぱっとしない感じ・・・。でも、私にとっては、ここから接着剤で作るクラッチバッグ、ショルダーバッグの課題作りが始まった、懐かしいサンプルです。 (後ろのバッグは2008年に教室用の課題として作った紙袋トート

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バッグインバッグとして、また、ポーチとして気軽に使える、クラッチバッグ。大きさや留め金を変えたり、持ち手を工夫するとがらりとイメージが変わります。

 

以下に教室の皆様が作った作品を少し紹介。

モノトーンやベーシックカラーの作品は、スタイリッシュでおしゃれな仕上がり。合わせたいファッションのイメージや季節、使いたいシーンに合わせて、結構簡単に作れます。

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好みの花柄やボタニカルプリントで作るバッグは、手作りならではの贅沢(下)。市販のバッグにない軽さで、ポーチやバッグ・イン・バッグとしても使えるので、遊び心のある柄物でもOK。内側の生地には、それぞれのこだわりが感じられます。

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麻のシンプルなバッグやストライプは万能選手。

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エミリオ・プッチや北欧のデザイナーズファブリック、Linton(リントン)のツイードなどの材料、オートクチュール刺繍のコサージュとお揃いのバッグなど、皆さんそれぞれ自由な発想で。定番の黒や紺はやっぱり使いやすくて人気です。

ファッションの好みは人それぞれ。市販品でイメージに合うものを見つけることが難しい時、自分が使いやすい大きさや材料でササッと手作りできるのはとても便利です。

クラッチバッグ(皆様の作品ブラック)

 

レッスンでは用途に合わせて大きさや蓋のデザインを考え、持ち手や金具との関係など細かな部分を考えながら作っていただきます。(形や柄の合わせ方、金具などちょっとしたことで出来上がりのイメージが変わります。また時代によって大きさの流行が変化するので、サンプルもいろいろな大きさで作っています)

カルトナージュ(厚紙で作るタイプ)を学んでいる皆さんにとっては、箱型のバッグとの比較という観点でも興味深い課題。

デザイン性や機能性をより高めたバッグを作りたい方は、基本タイプをもとにさまざまな応用作品を学びます。

 

※1「クラッチバッグ(ショルダーにもなるタイプ)」は教室の「ボンドで作るバッグとこもの」の本の一番最後にひっそり掲載されています。

 

デニムで作るバッグとポーチ-緑まぶしい季節の大人のデニム

冬に活躍する黒やツイードのバッグと小物

ボンドで貼って作るファスナーポーチと巾着-工作(クラフト)方式で作る新しい方法

ペンケース、小物入れ、コスメポーチなど幅広い用途に使えるファスナー付きのポーチ。

今まで縫って作る方法しかなかったのは、布とファスナーの継ぎ合わせ部分を接着剤を貼って作るのは何となく不安があったからではないでしょうか。

今回刊行される本『ボンドで貼って作るバッグとこもの』ではコニシのボンド「裁ほう上手」や多用途ボンドを使って、ファスナーポーチを作る新しい方法を提案しています。

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<ファスナーポーチをボンドで貼って作る方法とメリットとデメリット> -以下、ワークショップのお知らせからの引用です-

「ボンドで作るファスナーポーチなんて・・・」と思っている人も多いかもしれません。でも、実は意外にメリットがあるのです。

まず、ステッチが出ないので見た目がすっきり。布に合う色の糸を探したり、わざわざ買いに行く必要がないのです。また、ミシンで作る時は、ファスナーの金具が邪魔になって縫い目が曲がることも多いけれど、その心配はなくなります。

そして、内側を裏地付きにする場合、下の画像の【工作方式】で作れば、糊代(縫い代)を内側に出さず美しく仕上げられます。(折り紙&工作の方法なので、慣れればカンタンです)

デメリットとしては、ボンドで貼った部分が少し固くなることや、ファスナーと布の接着に神経を使うこと。剥がれないようしっかり貼れているか確認が必要です。また、洋裁やミシンに慣れている人にとっては、面倒に感じるかもしれません。

今までファスナーポーチを作ったことがない人や、カルトナージュなどの工作が好きな人にはお勧めの方法です。

<縫わずにボンドで貼って作る2つの方法ー「ソーイング方式」と「折り紙・工作方式」>

ボンドでファスナーポーチを作る方法は複数考えられます。ただ、書籍にはページ数の制限があって1つの方法【工作方式】しか載せられなかったので、今回はその経緯やもう1つの方法について書きたいと思います。

 

上の画像は、書籍に作り方を紹介するために2013年に作った試作品。一見同じように見えるファスナーポーチですが、実は試行錯誤し、2種類の方法で作っています。さて、何が違うかというと・・・。

2つの作り方とは、「ソーイング方式」「折り紙・工作方式」(勝手にそう名付けました)。 作り方の違いで内部の仕上がりが違ってきます。

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上の画像はポーチ内側。向かって右、シャーベットオレンジの方は「糊しろ」が内側に出ていますが、左側の赤い裏地の方は糊代が出ていません。前者は「ソーイング方式」で作り、後者は「折り紙・工作方式」で作ったサンプルです。

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「ソーイング方式」と呼んでいる方法は、ミシンで作るのと同じプロセスで脇を縫う代わりに貼って仕上げる方法。ファスナーポーチを初めて接着剤で作った時はこの方法で作ったのですが、無事に仕上がったものの、せっかく裏地をつけたのに内側に糊代が出るのがどうしても気になりました。

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そこで考えたのが「折り紙・工作方式」です。

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本の帯に少し載っていますが(↑上画像)、折り紙を折って工作をするような発想で仕上げていく方法です。幾つかのアイデアが浮かんだ中、裏地をつける場合に簡単に作れて失敗しにくいと思ったのは、この「折り紙・工作方式」でした。

<どちらの作り方が自分に合っているか?の判断>

どちらが作りやすいかは、人によって異なるかもしれません。

カルトナージュ愛好家の人など、工作が好きな人は「折り紙・工作方式」にぜひ挑戦してみてください。この方法で作ると、簡単に裏地付きの巾着なども作れます。(巾着は裏地付き、裏地無しの両方のレシピを本で紹介しています)

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自分で使うので細かい部分はそれ程気にしないという場合は、1枚仕立て(裏地なし)のファスナーポーチを「ソーイング方式」で作るとあっという間に仕上がります。内側に糊代が出てしまった場合でも、ボンドで貼っていればホツレは出にくいですし、気になる場合はバイアステープで隠すといいでしょう。

<教室の皆さんの作品例>

下に紹介する画像は教室の皆さんが接着剤で貼って作った「ファスナーポーチ」。カルトナージュ教室の皆さんなので、貼って作るのは大歓迎とのことで、折り紙工作方式で作っています。

嬉しかったのは、ミシンを出さなくてもいいので縫って作るよりも楽!という意見が出たこと。

ファスナーポーチの場合は、ミシンで作るとファスナー部分の縫い目が出ることも多く、布の色にぴったり合う糸を探すのが大変な時も。縫い目を出さず、すっきり仕上げたい場合にもお勧めの方法です。

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<注意:材料に合った接着剤を選びましょう>

使用する接着剤については、布だけで作るのか、芯地を入れるかによって多少変わってきます。

●布だけで作る場合:「ボンド裁ほう上手」がお勧めです。水洗いができるというのも便利ですね。芯地を使わない巾着は「裁ほう上手」で作っています。一方、芯地を使って作るファスナーポーチやキャラメルポーチを場合は芯地の種類によって注意が必要です。 

●芯地を使う場合:薄い不織布の芯を使う場合は「ボンド裁ほう上手」でOKですが、分厚い樹脂の芯(スライサーなど)を使う場合は「多用途ボンド」や「木工用ボンド」「カルトナージュの接着剤」を刷毛で塗る方法をお勧めします。

 

今回の書籍の表紙に、「裁ほう上手」と載っているので誤解されやすいのですが、ほとんどの作品が市販の布用ボンドや木工用ボンドでも制作可能です。(芯地によって相性の良い接着剤が変わります)

本を見ていろいろ作って下さった皆様の中には、両面テープ(強力タイプ)を使ったり、ウルトラ多用途(コニシ)を使って作った方もおられ、もちろんそれでもOKです。

接着剤については、今まで様々なものを試してきたので、また別の機会に紹介したいと思います。教室では材料に合わせた接着剤や芯地の選び方も学びながら作品を作っていただいています。

 

—追記—

2015年春に「YKKものづくり館」さん主催でワークショップを行いました。書籍に載せた「折り紙・工作方式」で、裏地付きのファスナーポーチを作っていただきました。

YKKのヴィンテージ復刻ファスナー「OLD AMERICAN」とワークショップのお知らせ

縫わずにボンドで作るファスナーポーチ(裏地付)-ワークショップのキット作り

 

<超簡単!裏地なし(1枚仕立て)のファスナーポーチの作り方>

「ボンド裁ほう上手」で作る裏地なし(1枚仕立て)のファスナーポーチの作り方については以下で紹介しています。

縫わずに「ボンド裁ほう上手」で作る簡単ファスナーポーチの作り方-裏地無しタイプ(1枚仕立て)

 

<フラットタイプの次は立体ポーチに挑戦>

フラットタイプのファスナーポーチの作り方をクリアした後は、ぜひ立体のポーチにも挑戦してみてください。

キャラメルポーチ 貼って作る2つの方法

 

ロールアップ式のツールホルダー(ビタミンカラーのストライプ)

ロールアップ式のツールケース(ホルダー)を縫わずにボンドで貼って作る方法。
教室では、芯を入れる方法と芯無しで作る方法の違いなどを比較しながら、用途に合ったものをそれぞれ制作していきます。
ビタミンカラーのストライプのサンプルは、芯を入れてハリのある感じに作ったもの。

以下は書籍の打ち合わせ用のサンプル写真(2013年)で、芯有りと芯無し。実際触ってみると、使い勝手の違いなどがわかります。

 

最終的に、書籍で紹介したのは、芯を入れず布だけで仕上げるタイプ。身近な材料で簡単に作れることを優先しました。

以下にも掲載しています。

「ボンド裁ほう上手」で貼って作るカトラリーケース-ティルダの生地で

 

ハウスボックスと色鉛筆用ホルダー-”ちいさいおうち”によせて

 

東京日暮里の帆布(ハンプ)のお店 -ハーブポット柄と帆布のバッグ

2014年春に発売された『ボンドで貼って作るバッグとこもの』の本。

もともと教室用に作っていた芯(樹脂芯、紙)を使ったバッグや小物だけでなく、コニシさんの「ボンド裁ほう上手」を使ったシンプルなバッグも入れてほしいという要望があって、いくつかの作品に帆布(ハンプ)を使っています。

Camidecor1667糊のきいた厚い帆布(ハンプ)の場合はボンドがつきにくい時もあるので、ミシンで縫った方が早いという人もあると思います。確かに裏地無しの1枚仕立ての場合は、ミシンの方が安心かもしれません。(ボンドがしっかりつく薄い布の時は1枚仕立てでもOKです)

本に紹介しているのは2枚仕立ての方法。内側の裏地部分にボンドでしっかり接着できる布を使って2重にすることで、強度が向上するのです。

『貼って作るバッグとこもの』シリーズは、全てのアイテムを裏地付きにして、強度が向上するように考えています。(上はフリル巾着、ファスナーポーチ、クラッチバッグ)

※本に載せた寸法や縫い代はミシンの場合にも応用できます。ボンドでもミシンでも、簡単バッグや小物を裏地付きで作りたい時には参考にしてみてください。

 

<東京都内 おススメの帆布のお店 -帆布(ハンプ)についてのお問い合わせより->

本の発売後、九州の読者の方より、本の中で使った帆布(ハンプ)のお店と品番についてのご質問があったので個別に返信しましたが、同じ内容ををこちらにも記載します。

●茂木商工 さん

〒116-0014 東京都荒川区東日暮里4-14-13

http://mogi-shoko.jugem.jp/
http://www.mogi-shoko.co.jp/canvas.htm

東京の日暮里繊維街にある帆布(ハンプ)のお店。実際に色や厚さを確かめながら購入することが可能です。お店は工房のようになっていて、素敵な帆布(ハンプ)製品も作っておられるので、オーダーしたい方にもおすすめです。(遠方の方の場合でも対応可能のようです)

下のフラットバッグ(2wayバッグ)の色番のご質問もあったので資料をひも解いて調べたところ、84番のアイスグレーという色番でした。(厚みは8号です)

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<スウェーデンのハーブポットの布>

ハーブの鉢植えの布は、北欧ファブリック。スウェーデンの老舗テキスタイルメーカー、Almedahls(アルメダールス)社の製品。女性テキスタイルデザイナー、Astrid Sampe(アストリッド・サンペ)氏によるハーブポットのシリーズです。

バッグを作る時、まず最初の「基本のキ」はフラットバッグです。そして、2通りの形、いわゆる2wayで使えるフラットタイプは少し応用が入るタイプ。最初は作品例も無地にしようと思ったのですが・・・

アクセントになるし、ポケットと本体の境目がわかりやすいのでポケットの部分に柄を入れることにしたのです。

大きさがちょうど良いので、ハーブポットの布を使うことにしたものの、作品制作の時に悩んだのは本体の色。すごく忙しくて作業が真夜中になったりして、頭もボーっとし、だんだん何が良いのかわかななくなってきて・・・。

下は「こんな感じはどうでしょうか?」という打ち合わせの時の写真ですが、写真の撮り方や並べ方が雑ですね。最終的にはスタイリストさんに意見を聞いて、春らしいアイスグレーの布と組み合わせることになったのでした。

 

しっかりとした安心感があってナチュラル。カジュアルで若々しい雰囲気になる帆布(ハンプ)のバッグ。下の記事ではアイボリーの帆布(ハンプ)を使った作品を紹介しています。

ボンドで作るスマホケースとバレルバッグ(筒型バッグ)

 

・・・こちらの記事は2015年に書いたものです。記事内容をカテゴリー分けするために、2011年の欄に書いています(サイトの形式上、日時が記載されてしまい紛らわしくて申し訳ありません)。

 

ボンドで貼って作るこもの入れ2種-ジュエリー&コインケース

折り紙のように折って作る、コイン(ジュエリー)ケース2種。 どちらも手のひらにのるサイズの「こものいれ(コインケース)」で、工作のように接着剤(ボンド)で貼って作っていくシリーズです。

<「こものいれ(コインケース)」の2つの形>

教室では”角ばったかまぼこ型(3枚目の画像)”をA、四角形(下画像)をBと呼んで区別。作り方は全く異なります。

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ふたを開くとこんな感じ(下画像↓)で入れるものは何でもOK。身のまわりの小物って意外にたくさんあって、コイン、ジュエリー、鍵、手芸用の細かいパーツ、PC用のスマートメディアや充電コードなど色々なものを入れています。Camidecor101-1

<貼って作る”こものいれ(コインケース)A,B”・・・エルメスの革製品みたいなコインケース>

下の画像は、折り紙のように折って作っていくAタイプの試作サンプル。内部を布にしたりフエルトにしたりと、いろいろ試行錯誤している段階のもの(イマイチの仕上がり・・・)。

この課題アイテム誕生のきっかけは、2009年か2010年のワークショップの後のこと・・・。「こんな感じのものをカルトナージュで作りたいので、ぜひ講座アイテムに」と、ご愛用のエルメス(Hermès)の革の折り畳みケースを見せて下さった方のおかげで生まれたアイテムです。

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革細工だったら、一枚の革で作れますが、布で作る場合は革細工とは違った方法で仕上げます。

折り紙のように紙を折って型紙作りをしていると、いろいろなアイデアが浮かんできて、異なる作り方の2種類のコインケース(AとB)が誕生。

・・・その後、レッスンを受講された方が、「エルメス(Hermès)に四角いタイプのコインケースもありますよ」とご自分のケースを見せて下さって、エルメスに両タイプの革製コインケースがあることを知って嬉しくなりました・・・

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<設計、材料、留め具など>

AもBも設計はとても簡単。縦と横の大きさを少し変えるだけで、いろいろな形が出来上がるのが面白いところで他にもバリエーションがありますが、また別の機会に紹介します。

内部はフエルト、クロス、綿プリント、合皮などお好みでOK。

レッスン課題用のサンプルは、さまざまなご希望に対応できるよう、生地の種類や厚さ、内部に使う材料などを変えていろいろなパターンを作ります。失敗作や変なものもたくさん出来上がりますが、それがレッスンで”悪い例”として役立ってくれます。

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留め具はホックでもマグネットでも、くるみボタンでもOK。PCまわりの小物(USBカード)などを入れる時はホックやくるみボタン、面テープが安心です。

★こちらの「こもの入れ2種」の作り方は、2014年4月発売の「ボンドで貼って作るバッグとこもの」に掲載しました。ご興味のある方はせひ作ってみてください。

 

教室で受講された皆さまの作品の一部はこちら↓

縫わずに貼って作るこもの入れ2種-ジュエリー&コインケース

★他の作品例はこちらの記事にも

 

丸いふたの小物入れ -秋の木の実を添えて2-

丸いふたの小物入れ -秋の木の実を添えて1-

マリメッコの眼鏡ケースとコインケース(こもの入れB)

冬休みの楽しみ-ロッタちゃんと赤いチェック柄

 

ボンドで貼って作るバッグと小物(縫わずに工作みたいに作るバッグ)ベーシック(基礎作品)より

教室でレッスン受講の皆様には添付資料で個別にお送りしていましたが、ここのところ「ファイルが開けない」という声があるため、こちらにリストを掲載します。

<ボンドで貼って作るバッグと小物(縫わずにクラフトスタイルで作るバッグ)・ベーシック>

以下は、教室の基本作品のメニューの中から書籍に紹介したアイテムで、より実用的な応用アイテムを作るために必要なテクニックが入った課題です。

教室では大きさやデザインを考えるところからスタートし、実用品を楽しく作りながら、教室で使う接着剤や材料、基礎テクニックの確認、様々なテクニック、構造、応用例を学んでいきます。

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<ボンドで貼って作るバッグと小物(縫わずにクラフトスタイルで作るバッグ)・アドバンス作品>

様々なテクニックをカルトナージュの手法と組み合わせた、より実用的なバッグと小物を作ります。

教室の皆様に個別に画像や作品アイテムをお送りしていますが、メインサイトこちらのページ(collection)にも少し掲載があります。このCami Decorページでも少しずつ紹介していく予定です。

<ベーシック作品受講方法>

初回に受講していただく作品は、1か6で、材料の使い方や接着剤、考え方を学びます。

 

※カルトナージュ基礎作品を受講中の皆様は、リーズナブルな設定のセットメニュー(2作品/1日クラス)での受講が可能です。また、上記作品のほか、カルトナージュで作る服紗(紙ばさみ)や薄型ケース、ファスナーケース各種なども受講可能です。

<セットメニュー例-1> ※クラスや進度によって異なります。

1.ふた付きのフラットポーチ

lmflatporch3 2.こものいれ(折り紙タイプのジュエリー・コインケースB)

コイン(ジュエリー)ケースB

 

3.眼鏡ケースB・・・カルトナージュ中心に受講の方 ※書籍に掲載したのはシンプルデザインですが、眼鏡ケースA同様、曲線デザインのサンプルなどがある作品です。セットメニューで受講の場合は、時間の関係もあり、シンプルデザインとします。

<クラフト(工作)方式でボンドで貼って作るバッグと小物シリーズ-Cami Decor by Atelier Fa-Decor>

1.「ベーシック作品」・・・基本のテクニックとバリエーションを学びます。上の画像の他にカルトナージュの服紗や薄型ケース、がま口、巾着バッグなども入っています。

2.「アドバンス作品」・・・カルトナージュや基本テクニックの中の様々なテクニックを組み合わせてより実用的なアイテムを作る、1を修了した皆様のためのシリーズです。。HPやCami Decor(かみ・デコ)ページに載せていないアイテムが多いので、画像やリストはレギュラーの皆様に個別にお送りしています。

 

手芸まわりの小物入れとブックカバー/2007-赤毛のアンとライラックの季節によせて

春から初夏にかけて咲くライラックの花を連想させる、”ピンクがかった薄紫色”。

そんな爽やかな薄紫色とグリーンをテーマに、刺繍や手芸用のカルトナージュ作品をあれこれ集めて撮った画像は、2007年の4月から6月のレッスンのために撮影したもの。→過去のレッスンのページに掲載。

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持ち手が動くバスケットや、ピンクッション付の2段の丸箱(2006年制作)。ちょっと大きめのヴィクトリアンソーイングの箱など、「あったらいいな、でも売っていないから作ってみよう」という発想で作った手仕事のためのアイテム。

丸箱のフタには、クロスステッチ刺繍を入れたものの、目の数を数えるのが苦痛で途中でフリーデザインに・・・。クロスステッチ向きでないアバウトな性格を痛感し、その後は教室にいらっしゃる刺繍愛好家の皆さんの正確で緻密なクロスステッチを見るのを楽しみにしています。

子どもの頃に読んだ「赤毛のアン」に出てきたライラックの花。

フランス語でリラ(Lilas)と呼ばれ、4,5月(北海道では5月終わりから6月初めとのこと)に薄紫色の良い香りのする可憐な花を咲かせますが、はっと気づくと時期を逃していることが多く、ライラックが咲き乱れる風景を心ゆくまで堪能できた記憶はほとんどないのが残念。

「アンの娘リラ」というシリーズ8作目の”リラ(Rilla)”は「マリラ」の名からとった愛称で、ライラックとは関係がないようですが、ライラックというとなんとなく「赤毛のアン」を思い出してしまいます。

さて、下の画像は最初の画像とは少しアイテムが変わった1枚。

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こちらの画像ではバスケットの中に入れているのは「軽量ブックカバー」。

カルトナージュでもハードタイプのブックカバーは作れるけれど、より軽くてしなやかな文庫本用のブックカバーが欲しい。そこで、カルトナージュのテクニックを応用して作ろうと、2006年から2007年に試行錯誤して考えたアイテムです。(こちら↓は本の厚みに合わせて調節可能なタイプ※)

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読書の秋といいますが、「赤毛のアン」のようなさわやかな物語は、5月のそよ風の中で読むのがぴったりかもしれません。

 

※この記事はメインサイトの2007年の画像をもとに2013年以降に記したものです。

※ブックカバーの皆様の作品画像はこちらに少し掲載しています。

※ソフトタイプのブックカバーの作り方・・・ソフトタイプのブックカバーの課題は2種類あって、「シンプルタイプのブックカバーの作り方」を、2014年に刊行された「ボンドで貼って作るバッグとこもの」の本に紹介しました。

 

軽量ブックカバー ソフトタイプ2種(AとB)

2007年春の課題メニューとして考えた軽量のブックカバーの作り方。針と糸やミシンを使わず、縫わずに作るソフトタイプで、ノートカバーなどにも応用できるアイテムです。

 

構造、材料、作り方の異なる2種類があって(軽量ブックカバーAとB)、教室では皆様のご希望に応じて受講していただいています。

下は皆様の作品の一部。

AもBも一見同じに見えますが、内部の構造と材料が少し異なります。