カテゴリー別アーカイブ: バッグとこもの(書籍)

モノマチとボンドで作るファスナーポーチ

先日のホビーショーのイベントは事後報告になってしまいましたが、本日からスタートする”モノマチ”の紹介はぎりぎりセーフ・・・間に合いました。

「モノマチ」とは古くからモノつくりの街としての歴史を持つ、東京都台東区南部の徒蔵(カチクラ)エリア(御徒町~蔵前~浅草橋にかけての2km四方の地域)で開催される町おこし的なイベントのこと。5月22日(金)、23日(土)、25日(日)の3日間、様々な企画やワークショップが開催されるそうです。

・モノマチ、クリエーターズマーケットについてはこちらから

2011年よりスタートし、今年で7回を迎えるモノマチ。なんと200組以上のモノづくり系企業やショップ、職人、クリエイター、飲食店などが参加するそうで、3月のワークショップでお世話になった「YKKものづくり館」さんも参加企業の1つです。

「YKKものづくり館」のサイトに昨年のモノマチのイベントの様子が載っていて、親子で一緒に楽しめる企画ってステキだな・・・と思っていたところ、今年は「ボンドで作るファスナーポーチ」をイベントの1つにというお話が・・・。

YKKのスタッフの皆様が企画(布のセレクトから準備、講師まで)をなさる15分ほどのワークショップ。誰でも超簡単に作れる!のがポイントなので、本に紹介した2枚仕立て(裏地付き)ではなく、1枚仕立て(裏地無し)のポーチのワークショップがイベントの仲間に入っています。←私もテキスト画像を提供しました

<超カンタンな1枚仕立て(裏地無し)のファスナーポーチって?>

昨年の『ボンドで貼って作るバッグとこもの』の本には工作のように作る2枚仕立て(裏地付きタイプ)の作り方を紹介しました。

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でも、「ボンドで作るのは初めてなので、最初から裏地付きは難しそう・・・」という人も多いはず。そんな人のために、まず超簡単な1枚仕立てのファスナーポーチからスタートして慣れてみるのがおすすめ…と考え、こちらのページに作り方を公開したのが、ボンドで作る1枚仕立てのファスナーポーチ。たった3工程なので、すごく簡単に作れます。

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モノマチのYKK主催のワークショップでは『YKKものづくり館』のスタッフの皆さまが、優しく丁寧に教えて下さると思いますので、挑戦したい人はぜひ!また、モノマチの期間は、手工芸の材料のショップによる催しがたくさんあるようなので、掘り出し物探しも楽しめます。

モノマチ イベント・ワークショップ情報→こちらから

※テキストにはこのCami Decor(かみ・デコ)ページで紹介した「超カンタン、1枚仕立てのファスナーポーチ(ボンドで貼って作る方法)」を使っていただくなど、「ホビーショー」のコニシさんブースの”花びら巾着のイベント”の時と同じく、ちょっぴり協力しています。

そして、フラットポーチをクリアしたら、いろいろなファスナーポーチの世界が広がります。

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本で作り方を紹介した裏地付き(おすすめ)やキャラメルポーチのほか、丸、三角、四角、キューブ、筒型(バレル/シリンダー)などなど。ほとんどの形は貼って作ることが可能で、縫うのとはちょっと違ったデザインのポーチやバッグが楽しめます。

※ホビーショーでは、コニシさんがこのページで紹介した花びら巾着を使ってワークショップを開催されました。

冬休みの楽しみ-ロッタちゃんと赤いチェック柄

冬の寒い時期や雪が降った時になぜか見たくなる映画、「ロッタちゃん はじめてのおつかい」。

スェーデンの小さな町を舞台に、5歳のロッタちゃんとその家族のほのぼのとしたエピソードが描かれる心温まる映画で、クリスマスの4か月前から復活祭までの半年間のお話です。原作者は『長くつ下のピッピ』や『やかまし村のこどもたち』で有名な、アストリッド・リンドグレーン。ピッピと同じく、ロッタちゃんも個性的な女の子です。 Camidecor1573 この映画で感心することは、全てがとてもナチュラルなところ。おてんばで頑固者の小さな女の子とその家族、周りの人たちが、自然に楽しく映像化されていて、軽やかな音楽もぴったり。ロッタちゃん一家のシンプルな暮らしの中で交わされる家族の温かなやりとりに、つい笑顔になってしまいます。

また、子供部屋や子供服の可愛さも大きな魅力の1つで、手芸やナチュラル系、レトロ系が好きな人には心惹かれる場面がたくさん。映画の中で赤い色のチェック柄が印象に残っているのは、秋から冬のエピソードだからでしょうか。こども達の洋服をはじめ、ママのスカートやカーテン、テーブルクロスなど、さまざまな形で素敵に使われているのです。

寒い冬、暮らしの中に赤やチェックを取り入れると、ほっこり暖かい感じになります。でも他のものと色やスタイルが合わない・・・ということも多く、そんな時は小物で楽しむのがおすすめ。小さなものだったらじゃまにならず、季節によって使い分けることも可能です。

以下に紹介するのは、そんな風に気軽に使える赤いチェック柄の実用品。カルトナージュの「バッグ型ケース」はスェーデンのIKEA(イケア)のチェック生地。ペン立て、メガネケースになるサイズです。 Camidecor1574

 

そして、<貼って作るバッグとこもの>から「多用途ケース」と「こもの入れ(コイン・ジュエリーケース)」。このお財布みたいな横長ケースは、2013年の冬に『ボンドで貼って作るバッグとこもの』の本のために、くるみボタンを使った例として作ったもの。でも諸事情により出せなかったので、こちらで紹介。(書籍にはマグネットを使ったものが載っていて、サイズ、作り方は全く同じ) Camidecor1608

レトロな赤紺チェックのコインケース(エルメスタイプ)の内側は赤いフエルト(下)。 Camidecor1607-2

多用途ケースを開くとこんな感じ↓。長財布としても使えるサイズの2重仕立て。4つのポケットを自由に使えます。 縫い目がなくてすっきりした仕上がりなのでわかりにくいのですが、上のポケットはカードや名刺用の仕切りをつけています。

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話をロッタちゃんに戻しますが、この映画、10年ほど前の公開と思っていたら、制作されたのはなんと1993年。今から20年以上も前の映画だったことを知ってちょっと驚きました。考えてみれば、原作の『ロッタちゃんシリーズ』は1956年に「Barnen på Bråkmakargatan(The children on Troublemaker Street/トラブルメーカーストリートのこども達) 」として書かれたのが始まりだそうで、もう60年近くも前のお話。

2015年に発行されるスウェーデンの新貨幣には、アストリッド・リンドグレーン(&ピッピ)が起用されることが決定しているそうで、いつか20クローナ札を入手した折には、ぜひとも赤いチェックの長財布に入れて使ってみたいと楽しみにしています。

それではスウェーデン風に、Hej då !(ヘイド=ではまた!)

 

<参考>  ◇Astrid Lindgren(アストリッド・リンドグレーン)のオフィシャルサイト 

アストリッド・リンドグレーンの世界(Astrid Lindgren Värld)・・・スウェーデン大使館公認観光サイト

Astrid Lindgren’s World ・・・スウェーデン、ヴィンメルビー(Vimmerby)にあるアストリッド・リンドグレーン・ワールド。映画の撮影で使われた、ロッタちゃん一家の住むトラブルメーカー通り(Troublemaker Street)、や黄色い家の内部なども見られるそうです。

フエルトで作る簡単アップリケ-クリスマスモチーフ

12月に入って街にクリスマスの飾りが目立つ時期になると、なんとなく刺繍をしたくなります。「大作は無理だから、白や赤い糸でクリスマスモチーフをワンポイント♪ プレゼントにもいいし」と気持ちははずむのですが、あっという間に20日過ぎ。「あー今年も間に合わなかった・・・また来年」という感じで、もう何年も繰り越している状況。

そんな中、作ってみたのが”5分で出来るフエルトの簡単アップリケ”。とても簡単にクリスマスの雰囲気を演出できるので、子どものパーティーや食事会の演出、贈り物のワンポイントとしても便利です。

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作り方はフエルトを切ってアクセントを貼るだけ。木工用ボンドを使う場合はウール入りフエルトがおすすめ。

<材料と道具> フエルト、はさみ、ラインストーンなどの飾り、接着剤(木工用ボンド、グル―ガンなど)

1. 形を決める・・・自分でデザインするもよし、刺繍モチーフ、雑誌やカタログなどの可愛い形を参考に写してもいいでしょう。たくさん作る場合や大きめモチーフの時は、型紙を作っておくと便利です。

2.フエルトをカットして、飾りを貼る・・・フエルトをはさみでカットし、ラインストーンやレースなどを貼って出来上がり。シール付きのラインストーンやレースは100円ショップで入手できます。

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立体感を持たせたいリボン部分や靴下モチーフの折り返し部分は、別にカットしておいて、本体にボンドで貼りつけます。←ゴミと間違えて捨てないよう注意。ピンセットなどで貼るのがおすすめ。P1340036-1

形は少々いびつでも大丈夫(と、私は思います)。フエルトの場合はゆがんだラインくらいのほうが温かさが出て可愛いのですが、他の人から見て「何の形???」となるのはちょっと困ります。クリスマス気分が盛り下がらないよう気をつけましょう。悪い例↓ (注! )ドーナッツではありません

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さあ、アップリケが出来たら、好きなものに貼ってできあがり。※1 筒型バッグ(バレルバッグ)※2に貼って、靴下の代わりの小さなプレゼント用バッグにするのも楽しいし、バッグをクリスマスツリーにつるしてもいいかもしれません。クリスマスカードやギフトバッグのアクセントとしても使えます。

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表側(上の画像↑)は靴下バージョンで、裏側(下の画像↓)はギフトボックスや星、しずく型のオーナメント。 午年(うまどし)の1年もあと少しなので、木馬のオーナメントと一緒に記念撮影。

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刺繍をするために買っておいた毛糸の刺繍糸は、結局アップリケをつなぐ”ヒモ”として使うことになりました。

 

※1 黒い持ち手の四角いケースはバッグ型ケース。寸法や作り方はこちらから

※2 グレーと麻の筒型バッグ(バレルバッグ)は芯地を入れたタイプ。芯なしタイプの画像はこちら(ちいさな森のクリスマス)、作り方は「ボンドで貼って作るバッグとこもの」に紹介しています。

※3 写真の中の透明のクリスマスツリーに下げている白いクリスマスボール。ボンドで作る方法にご興味のある方は、こちらへどうぞ→フエルトオーナメントの作り方

ちいさな森のクリスマス-「ぐりとぐら」によせて

前回の「ちいさいおうち」に続き絵本にちなんで・・・。

絵本が好きなら誰もが知っている、ふたごの野ねずみの「ぐりとぐら」の本。大きなたまごを運んで、フライパンでカステラを焼いて食べるシーンにあこがれた子ども達が日本の中にどれだけいることでしょう。作者の中川梨枝子氏によると、ちびくろさんぼのトラがバターになるお話に子供たちが大喜びすることからヒントを得たとか。→ぐりとぐら誕生の秘密 やっぱり「花より団子」は世界の子ども達に共通のようです。

下の画像は今年11月に発売になった「ぐりとぐら」の切手シート。山脇百合子氏の挿絵がそのまま切手になっていて使うのがもったいないほどの可愛いらしさ。ぐりとぐらのマント姿が真っ白な森の雪景色に良く似合います。

→日本郵便発行の特殊切手シリーズ 「季節のおもいでシリーズ 第4集

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クリスマスをテーマにした絵本はたくさんありますが、「ぐりとぐらのおきゃくさま」もその中の1冊。ちょっとミステリー仕立てのお話で、ぐりとぐらが家に帰ると巨大な長靴やコートや靴下・・・さていったい誰が?というストーリー。結末はさておき、あの絵本の中であらためてこのお話の主人公たちがとても小さいことに気付かされたのでした。

さて、「ぐりとぐら」といえば青と赤のおそろいの服。双子なのでそっくりですが、ぐりは青でぐらは赤です。本当は小さな帽子やマントをフエルトで作ってみたいのですが、以前作った赤&青のフォトフレームでがまんして、モミの木や小さなりんごと一緒に・・・。 →フォトフレームは2005年のクリスマスシーズンのレッスン用サンプルでこちらでも紹介しています

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画像後ろの筒型バッグは「貼って作るバッグとこもの」の本にバレルバッグとして作り方を紹介したアイテム。厚手でしっかりした生成りの帆布で作ったので、芯地なしでもストンと立つタイプのバッグになりました。ソフトな仕上がりで軽くて持ち運べるのでとても便利。手芸用品やおもちゃを入れるのにぴったりで、ガッチリしたカルトナージュの丸箱や筒型ケースにはない使いやすさです。

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1963年の誕生から50年を迎えたぐりとぐらのシリーズ。なんと世界10言語で翻訳されていて、福音館書店のサイトでは音声も。→ぐりとぐらは海をわたる  また、2014年初めから2015年にかけて「ぐりとぐら展」が全国6ヵ所を巡回中で、貴重な原画や資料を見ることができるそうです(東京、鹿児島、広島は終了)。

「誕生50周年記念 ぐりとぐら展」  2015年2月17日-3月2日:名古屋タカシマヤ(愛知)、2015年4月11日-5月31日 伊丹市立美術館(兵庫)、日程未定:いわき市立美術館(福島)

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上の画像は丸太をくりぬいた、ちいさなプレセピオ(Presepio)※1。オーストリアのハルシュタット(世界遺産の小さな町)で手作りされていたもので、森の豊かさが感じられる工芸品です。

 

※1 プレセピオとは、イタリア語で「キリスト生誕シーン」を再現した人形や模型などの飾り物のこと。 ドイツ語ではクリッペ(Krippe)、フランス語ではクレッシュ(Creche)というそうです。

ハウスボックスと色鉛筆用ホルダー-”ちいさいおうち”によせて

12月に入り、本格的な寒さがやってきました。何かと慌ただしい年末ですが、お天気の悪い休日は、家の中で本を読んだり、手芸などを楽しみたい…。冬は良い意味でのひきこもりが楽しい季節です。(あれこれと雑用があり、大掃除もしなくちゃ・・・で、現実はなかなか難しいのですが・・・)

<屋根が開くハウスボックス>

昨年こちらのページで紹介したハウスボックス。下の画像は3種類のうち一番難しいBタイプで(2011年撮影)、 両側から屋根が開く収納になっていますCamidecor1564 家という魅力的なモチーフ。子どもだけでなく大人にも人気があるミニチュアハウスは、古今東西さまざまな形で作られてきました。

子どものための木製の小さな家やリカちゃんハウス、レゴの家、そして、大人も魅了される本格的なドールハウス※1まで、ミニチュアの家の種類は幅広く形もいろいろ。でも、なぜか布を貼った小さな家はあまり見かけません。

お店には売っていない、そんな小さな家をささっと作れるのがカルトナージュの良いところ。屋根を両開きにしたり、ドアや窓をつけたり・・・いろいろな形のハウスボックスが布箱の簡単な応用で作れます。家の形のボックスって普段でも可愛いけれど、とりわけ活躍してくれるのがクリスマスの時期。小さな家をモミの木や松ぼっくりなどと一緒に置いておくと、なんとなくその周りがほのぼの温かい雰囲気になるのです。

<『ちいさいおうち』と貼って作る”色鉛筆ホルダー”>

小さな家といえば、思い出すのは絵本の『ちいさいおうち』。パステルや色鉛筆のような優しいタッチの美しい挿絵と、石井桃子さんの温かみのあることばで訳されたストーリーが心に残る1冊。アメリカの童話作家、バージニア・リー・バートン(Virginia Lee Burton)が長男のために書いたものだそうで、戦前の本とは思えないくらい今読んでも心動かされる絵本です。 Camidecor1570 ご存知の方も多いと思いますが、あらすじについてはこちらに→ちいさいおうち(大型本)Amazon

この「ちいさいおうち」の絵って、クレヨンや色鉛筆を出して真似て描いてみたくなる親しみやすさ。やはり手描きでしか出せない雰囲気ってあるのだなあと感じます。

さて、下の画像は貼って作ったツールホルダーに色鉛筆を入れたもの。色鉛筆やペンなどはペンケースにごちゃごちゃ入れてしまうと使いたい色を探すのが大変だけれど、ホルダーなら一目瞭然。 個別のポケットに入れてくるくる巻いて保管できるロールアップ式のホルダーは、、編み物など趣味の道具用にも便利です。Camidecor1531こちらのホルダー、仕切り部分に縫い目がないのがわかるでしょうか?ミシンを使わずにボンドで貼って作る方法は、ステッチを出さずに仕上げたい時におすすめの方法です。※2

 

こどもの頃に絵本のページをめくったり、絵を描いたり何かを作ったりしたことはずっと楽しい記憶として残っていて、何かの折にふと思い出して温かい気持ちになることも・・・。 今やWeb上には情報があふれ、素敵で楽しいものがたくさんありますが、そんな中だからこそ、バーチャルではなく実際に手で触ったり、ささやかでも温もりのあるものが特別になっているような気もします。 Camidecor1565-2 外はどんどん寒くなっていくけれど、クリスマスや冬休みのある12月は楽しい思い出になるイベントががたくさん詰まっている季節。昔どこかで読んだ、「こどもの頃のたくさんの楽しい時間があるからこそ、大人になってもつらいことが乗り越えられる」という言葉が浮かび、ちょっとしみじみしています。

<最後に・・・家にちなんでちょっと変わった本のご紹介-『地球家族』>

地球家族』 ・・・世界30か国の家と家族とその持ち物が紹介されているずっしり分厚い本。世界中の人たちがどんな家に住んで、どんなものを持っているのか・・・家の前に家財道具一式を出してもらい、家族と一緒に写真に収めた珍しいプロジェクト。アフリカから日本まで、多種多様な家と家族、持ち物がぎゅっと1冊に詰まっています。

・・・ずいぶん前、住宅のインテリアの仕事をしていた際に購入したものなのでちょっと古い本ですが、文化や気候風土、暮らしなどいろいろなことを考えさせられる興味深い1冊です。

※1 イギリスのウィンザー城(ロンドン郊外)のメアリー王女のミニチュアドールハウスなどが有名です。

※2 →カトラリー(ナイフ&フォーク)を入れたホルダーの画像はこちらから 作り方は「ボンドで貼って作るバッグとこもの」の本で紹介しました

「ボンド裁ほう上手」で貼って作るカトラリーケース-ティルダの生地で

 

丸いふたの小物入れ -秋の木の実を添えて2-

折り紙のように作る「こもの入れ(コインケース)」。簡単に作れるのでちょっとした贈り物にも・・・。

→色違いはこちら、A,B一緒の画像はこちらのページCamidecor1550

丸いふたの小物入れ -秋の木の実を添えて1-

 

舟形トート(2)-芯入りタイプと芯なしタイプ

『ボンドで貼って作るバッグとこもの』の本に作り方を紹介した舟形トート。以前紹介したのは樹脂製の芯地(スライサー)を使ってハリがある感じに仕上げたバッグ2つでした。→舟形トート(1)

下の画像は芯地入り(上)と芯地無し(下)の画像。作り方(糊しろの貼り方)は全く同じですが、芯※1を入れるとハリが出てしっかりした感じになり、布だけで作るとクタッとした仕上がりになります。

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芯の無いクタッとしたタイプ(下)の良さは、布の柔らかさが残るのと、畳むと小さくなるところ。コニシの「裁ほう上手」という接着剤を使えば水洗いできるので、お弁当入れやお洗濯が必要な子ども用のバッグに向いています。

一方、教室でお教えしているレッスン課題は芯地を入れるタイプ。

刷毛で塗る接着剤を使ってカルトナージュと同じように作ります。こちらの良さは芯地と糊しろとの区別がはっきりして、作業がしやすいところ。”芯地(厚紙など)と糊しろ”の使い分けに慣れたカルトナージュ愛好者の方は、こちらの方がお勧めです。

芯入りバッグを立てるとこんな感じ(↓)。補強も兼ねて底をつけているので、しっかりと立つタイプのバッグに。(折りたたむことも可能)

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このような底がしっかりした”立つタイプのバッグ”は、雑誌を入れたり趣味の道具を入れたりして、家の中でバスケット代わりに使うのも便利。底を正方形にしたり、大きさを変えるといろいろなバリーションが生まれます。ちなみに横に置いているのはマチ付きのファスナーポーチ。カルトナージュで使ったToile de Jouy(トワル・ド・ジュイ) の端切れで作ったもので、手作りストラップ(取り外し可能)をつけてバッグインバッグになるタイプです。

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<貼って作るバッグの強度と持ち手の補強>

『貼って作るバッグとこもの』の本では、「できるだけ身のまわりの材料で簡単に・・・」というコンセプトがあり、金具などの特殊な材料は最小限にしなければなりませんでした。なので、まずは構造の工夫により貼って作っても強度が出るようにしています。→二重にする、底を別に貼るなど。

持ち手部分が心配な場合は、補強するのが一番です。中に入れるものや使い方は人それぞれなので、自分で判断して補強しましょう。革テープを使う場合は、”カシメ”※1という金具で留めることをお勧めしていて、見た目もぐっとおしゃれになるので一石二鳥。市販されているバッグのような仕上がりが可能です。

一方、「重いものを入れるから持ち手を補強したいけれど、金具付けはイヤ!」という人は、持ち手だけ針と糸で補強し、ボタンなどを縫いつけてみるのがおすすめ。用途に合わせていろいろ工夫するのも楽しいかもしれません。

※1 芯地については、布芯や不織布の芯でも制作可能。その場合は、ボンド「裁ほう上手」でOKです。厚さによって仕上がりが変わるので、お好みで。

※2 カシメ金具と道具について:バッグや革小物に使われている、小さな丸い金具がカシメです。「金具つけなんて難しそう・・・」という印象があるかもしれませんが、モノ作りが好きな方なら案外簡単。カシメと道具はホームセンターやインターネットで購入できます。

必要な道具は(1)カシメ金具、(2)穴あけ用のポンチ、(3)打ち棒、(4)打ち台、(5)木づち(または金づち)、(6)ゴム板(穴あけ台用)。ポンチと金づちはベルトの穴あけにも利用できます。