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貼って作る布の三角タッセル-新春のラッキーオーナメント

新春のお祝いと新しい年への願いがたくさん詰まった、お正月の飾りやおせち料理。

昆布は「よろこぶ」にかけてとか、海老は「腰が曲がるまでの長寿を願って」・・・など、1つ1つ意味があって、昔の人はよく考えたものだなあ・・・と感心させられます。

さて、新春にちなんで今回紹介するのは、「ラッキーオーナメント」と名付けた三角の布タッセル。ボンドで貼って作るとあっという間に完成する、超カンタンこものです。※1

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上の写真はフィンランドのテキスタイルメーカー「マリメッコ」のハギレで作ったミニサイズ。お正月の羽子板用の羽根に見立て、オーナメントとして吊り下げてみました。

お正月の飾りやモチーフとして使われる羽子板と羽根。その理由について調べてみると、その歴史は室町時代の遊戯にさかのぼり、魔除けや厄払いの意味があったとか。特に「羽根」は病を運ぶ蚊や害虫を食べるトンボに 似ていることから、子ども(特に女の子)への無病息災を願って・・・という意味がこめられているそうです。 →浅草寺のサイトより羽子板市       →日本人形協会サイトよりお正月と羽子板

さて、この三角タッセル、ここでは羽根に見立てていますが、なんとなくフォーチュンクッキーにも似ているような・・・。そして、確か三角という形は古来から魔よけの意味を持つと考えられていたはず・・・。→水無月と三角形

そこで、持っていると良いことが沢山ありますように!という気持ちから「ラッキーオーナメント」とサブタイトルをつけてみました。(下はティルダの生地のハギレなどで作ったもの)

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この季節はお正月もあるけれど、受験生にとっては勝負の時。本人と違って何もできない家族は、はらはらしたりと落ち着かない季節です。

いよいよ切羽詰まった時、豪華なお料理よりも手作りのおにぎりが一番おいしい!元気が出る!というのはよくあること。ハンドメイドのふっくら三角タッセルが、有名な神社のお守りと同じくらい効力を発揮してくれるかもしれません。

心をこめて作った、超簡単な三角タッセルが「可愛いアクセサリー」になったり、「お守り」になったり。皆さんの大切な人に喜んでいただけますように!との願いをこめて、こちらに作り方を紹介します。

※1「ボンド裁ほう上手」で貼って作るアイテムとして、2013年に考えた作品です。

メアリーポピンズと傘を持った貴婦人-アンティークシリーズの箱とがま口バッグ

年末年始のイルミネーション画像よりもう1枚。こちらはロンドンのオックスフォードストリート(2012年撮影)。

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ぱっと見ると、まずパープル系の現代的なライトアップが目につきますが、じっくり見てみると、街の上に楽しげに浮かんでいるのは傘とギフトボックスのイルミネーション。通りの奥まで続いています。

題材はおそらく『メアリーポピンズ(Marry Poppins 原作者:P・L・トラヴァース)』。20世紀初めのロンドンが舞台の児童文学で、傘をさして空を飛んでくる不思議なナニー(乳母&家庭教師)とバンクス家のこども達が主役のお話です。

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日本では『風にのってきたメアリーポピンズ』をはじめ数冊の翻訳本が出ていて、こどもの頃に親しんだ人も多いでしょう。また、本を読んでいない人でも、ジュリー・アンドリュース主演の映画の中の「チム・チムニー♪」で始まる煙突掃除屋さんの歌を耳にしたことがある人も少なくないのではないでしょうか。

ウォルト・ディズニー社が1964年に製作したミュージカル映画「メリーポピンズ(Marry Poppins)」。アカデミー賞を5部門受賞した名作で、イギリスのあるアンケートでは、クリスマス休暇に家族で楽しむ映画の1位になったこともあるそうです。

そして、「メリーポピンズ」からちょうど50周年の2014年、日本で公開されたのが「ウォルト・ディズニーの約束(原題:Saving Mr.Banks)」という映画。

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「メリーポピンズ」の映画製作をめぐってくりひろげられる、原作者のP.L.トラヴァーストと映画制作側のウォルト・ディズニーやスタッフ達とのバトルともいえるやりとり(かなり難航)。そこにP.L.トラヴァースの幼少期の記憶を交えながら展開していくという設定で、初めて知る事実やエピソードに心動かされます。歌あり、ユーモア&涙ありで、鑑賞後はメアリーポピンズの本を読んだり映画を見たくなってしまう・・・そんな1本。 家族で一緒に楽しむ映画としておすすめです。※1

さて、メアリーポピンズといえば”オウム(鳥)の柄のついた傘とかばん”。今回はそんなメアリーポピンズを連想させるものを過去の作品の中から選んでみました。

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まずはアンティークのイラストを使った作品で、赤い傘を持った貴婦人と女の子が描かれているもの。    <アンティークスタイルのカルトナージュ作品シリーズ>の1つで、額ではなく箱(ボックス)になっています。

このイラスト、ちょっと冷たげに見える表情が、フフンと鼻をならしてすましている原作のメアリーポピンズ※2のキャラクターと重なるような気がして・・・。19世紀後半のパリ&ブリュッセルで作られた印刷物なのでファッション的にはちょっと古いスタイルで、調度品も英国調ではないのですが・・・。

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子ども達が憧れるもう1つのアイテムが、メアリーポピンズの「じゅうたん(絨毯)のかばん(carpet bag)」。  絨毯のような織物でできた大きなバッグから必要な物がするすると何でも出てくる様子は、ドラえもんのポケットに通じるものがあります。

下の画像の「がま口タイプのミニハンドバッグ」は2009年制作。小さなお財布や化粧品がはいるサイズで、貼って作るタイプです。たしか『メアリーポピンズ』の翻訳本の挿絵に、口金付きの小型ハンドバッグを持って、ツンとすましているものがあったような・・・。

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傘を差しながら風にのって飛んでいく姿って、ホウキに乗った魔女よりもずっと可愛いくてエレガント。「彼女がいたら、年末の大掃除や雑事もさぞはかどっただろうに・・・」なんてあり得ないことを考えながら、はっと思い出したのは昨年(2013-2014年)の年末年始。

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ちょっと個人的な話になりますが、ちょうど1年前の『ボンドで貼って作るバッグととこもの』の本の”作り方(プロセス)撮影の時、よれよれだった私を助けてくれたのは、アシスタントを務めて下さった皆さんでした。撮影日の皆さんの頼りになることといったら!有能な上に笑顔があって、切羽詰まった中(?)でも和気あいあいとした雰囲気。メアリーポピンズが数人いるより心強く、本当にありがたかったです。(作り方ページの画像の”手”はそんな皆さんのもの。たくさんの工程を撮ったのに、スペースの事情で枚数が絞られたのがちょっと残念です)

 

※1 原作者:P・L・トラヴァース(パメラ・リンドン・トラヴァース)の生い立ちやとウォルトディズニーとのエピソードをもっと知りたい方は、以下のページにも写真や資料が載っています。

◇英語のサイト(写真あり):Saving Mr. Banks True Story- History vs Hollywood、 Mary Poppins, She Wrote: The Life of P. L. Travers

※2 原作のメアリーポピンズは、トーストのにおいのするパリッと糊のきいた白いエプロンをつけた有能なナニーでありながら、少々ナルシスト&かなりの毒舌。新しい服や帽子を着てはショーウィンドウのガラスにうつった自分の姿に見とれたり、こども達の質問にそっけなく厳しい言葉を返したりします。(でもちらりと見せる優しさがあって、そこが絶妙) 映画ではジュリー・アンドリュースがもう少し温かく明るい感じのキャラクターに演じていて、両者ともに甲乙つけがたく魅力的です。

花飾りの小さなバッグと7つの花びらケース-初春によせて

新しい年が彩り豊かな明るい年になるよう願いをこめて。

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花飾りのついた、ピンク色の小さな筒型バッグ(上:2010年制作、撮影)と、

和紙で作った、花の形の器7つ(下:2010年制作、撮影)。

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2015年が皆さまにとって幸せに満ちた素敵な1年になりますように。