2008年に作ったカルトナージュの両開きの箱。蓋に貼っているのは天使が浮き彫りになった小さなハートのオーナメントで、フランスのMathilde M(マチルドエム)の香りのアクセサリーシリーズの1つです。
近寄るとふわっと甘い香りがただよう、この小さなインテリアアクセサリーと出会ったのは今から7年ほど前だったでしょうか。ハートの他にも可愛い形がたくさんあって、季節によって使い分けるのも楽しいオブジェ。1袋に同じ形が複数入っている形で売っていたので、当時は教室の皆さんと一緒に購入して、違う形を分け合ったりしていました。
以下はその時に買ったハート、リボン、松ぼっくりなど。最近は新しいデザインも増え、通販も含めて様々なお店で売っているようなので、興味のある方はぜひ検索してみてください。
Mathilde M(マチルドエム) ・・・Mathilde M マチルドエム公式サイト
このオーナメント、私はカルトナージュの箱のアクセントとして複数の作品に使っていて、2009年に作ったこちらの箱(クリスマスのサプライズボックス)のリボンのオブジェも同じシリーズ。これから箱に貼って楽しんでみようという人のために、この飾りを箱に貼る際の注意点をまとめてみました。
1.接着剤について・・・自然素材の布の上なら木工用ボンドで接着できます。心配な場合は、万能ボンドや多用途シリーズなどを使ってもOKです。
2.扱いについて・・・割れやすい素材なので、ぶつかりやすい場所に使用する際は注意が必要です。万が一割れてしまっても、粉々でなければ、接着剤で修復して使えます。材料の性質上、水につけるのは良くないようです。(新しい商品は改善されているかもしれません)
3.変色と着色について・・・使い方や置く場所によって変色する場合があります。変色が心配な場合は、作品に貼る前にあらかじめ色を塗っておくのも1つの方法です(変色後に色を塗ることも可能)。その場合、塗料は水彩絵の具などではなく、アクリル塗料(トールペイントの絵の具でOK)を使いましょう。バーニッシュやコート剤をさらに上塗りすると表面の保護になります。ただし、色を塗ると塗料の膜でコーティングされるので、香りの効果は薄れます。
このアクセサリー、使ってから7,8年経った今見てみると・・・。器に入れて飾っていたものは、多少変色しているものもあり、大丈夫なものも・・・。オーガンジーの袋に入れたままぶら下げていたものは、比較的白いままでした。個人的には自然素材のやわらかなオフホワイトが好きなので、箱に貼る場合も、まずはそのまましばらく使い、変色したら着色するのが良いかな・・・と思っています。※1
バレンタインのハートというと赤のイメージ。でも、静かで清楚なイメージにしたくて、光沢のあるネイビーブルーの起毛クロスを使い、ミニパールの飾りをあしらっています。
※1 リボンのオーナメントを貼ったサプライズボックスは、教室の課題サンプルとして使う際にどうしても汚れてしまうので、あらかじめ着色してから作品に貼っています。