よく晴れた11月のひんやりと澄んだ空気の中、太陽の光を受けてきらきら輝いている赤やオレンジ、黄色の紅葉の色はちょっと言葉では表現できない美しさ。
この瞬間を画像に残そうと一生懸命写真に撮っても、「あーあ、こんなものじゃなかったのに・・・」とがっかりすることばかりで、紅く染まった木々に囲まれたあの幸福感は体感でしか味わえないことを思い知らされます。
なので、今回は目立たない場所の秋の色を。・・・たとえば、塀や外壁にからんだ蔦(つた)の色や・・・
土に還る前の楓(かえで)の朱色、橙(だいだい)、黄色。
大小さまざま色とりどりの落ち葉や松葉は、「吹き寄せ」という料理や秋のお菓子を思い出します。
下は2012年に撮った、布や紙、ブレ―ドやタッセルなどの画像(メインサイトに掲載したもの)。
今年たまたま遭遇した階段の落ち葉と配色が似ています。
夏見ると、かなり暑苦しく感じる赤やオレンジの配色も、秋冬なら大丈夫。
寒い季節は炎を思わせる赤い色を見ると、心身ともに暖かくなる気がします。
好きな布やペーパーをフレームに入れて飾るのは簡単に作れるインテリアアクセサリーの1つ。季節に合わせて色を変えたり、小物と組み合わせたり。カルトナージュの箱と柄を合わせて飾ってもいいし、小さなスペースの演出にもおすすめです。