秋のピンクと黄緑色-皆様の受講作品より

今年の9月、花屋さんで見かけた鶏頭(ケイトウ)の花。1本だけ残っていたビロードみたいな深いピンクやオレンジの花が気に入って、10月にものぞいてみたけれど入荷なし。秋の天候不順は、野菜の価格高騰と同じく、フラワー業界にも影響を及ぼしているそうで、改めて台風や長雨などによる農産物の被害の大きさを感じています。野菜もお花も11月には安定するそうですが・・・。

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さて、今回は、教室で皆様が作ったカルトナージュ作品から、秋に合うピンクやグリーンの材料を使ったものを紹介します。

今年の9月のレッスンで、Aさんが仕上げて下さった「楕円のスタンド(基礎作品)」。インテリアファブリックや装飾の組み合わせが絶妙。完成度の高い作品が毎回楽しみです。bois529

下の2段はSさんの作品。色合わせはもちろん、細部まで気を配って美しく仕上げてあります。大きさ自由で3つ(複数)仕上げる「がま口バッグ」の課題、布に合わせた小さめのがま口が秋冬にぴったりで可愛い。

bois530配色やアクセサリーにセンスが光る「パスケース」。「外出先で落としました・・・(涙)」というアクシデントの後、無事に戻ってきたというラッキーアイテム。刺繍のグリーンの大きめサイズも素敵です。
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下の画像、グリーンとピンクの組み合わせと装飾が美しい「衝立(パーティション・シンプルタイプ)」と「六角形のソーイング」はOさんの作品。 Yさんの「ホビーバスケット」は全てがバランスよく上品です。ストライプを上手に使ったさわやかな「蛇腹のファイルの作品2種」はAさん作。どの作品も完成度高くまとまっています。

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ピンク×黒の組み合わせが絶妙なKさんの「ハートのB」。実はリバーシブルで柄と無地の両方が楽しめます。季節や眼鏡に合わせて複数作っておられる「眼鏡ケースB」はどれもおしゃれ。「リボンくるりボックス」の内側もステキなので、そちらはまたあらためて紹介します。
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1つ1つの課題のポイントやテクニックを検証し、試作しながら考えるのは少々骨が折れる作業ですが、皆さんの個性がキラリと光り、私のサンプルよりもぐっと素敵な作品が完成するのが楽しみで、課題やジャンルが増えてきてしまいました・・・。 来年こそはサイトをカテゴリー別にすっきり整理しようと思うのですが・・・。

 

2015年はハロウィンにちなんで、モノトーンの作品(教室の作品より)を紹介しました。

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どんよりした夜空に紫と緑のあやしげなライトアップ。空にはコウモリとフクロウが。

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吸血鬼が出てきそうな上の画像は、昨年に続き、ハロウィンナイト第2弾として、旅先の画像に絵をかいてみたもの。私自身は仮装する勇気も需要もないので、自分が撮った写真をちょっぴりリメイクしています。

かぼちゃと満月とハロウィンナイト-魔女のバッグと黒い衝立(2015年)

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実は1枚目の建物はロンドンのサウスケンジントンにある自然史博物館(Natural History Museum)。夜のエントランスホールはこんな感じ(↓)で、映画の「ナイトミュージアム」みたいに恐竜の骨格標本※1が動き出しそうな雰囲気。(左はしっぽ、正面の顔は右上画像) 展示物がちょっと違って見えたりする夜の博物館。意外と好きな人も多いのではないでしょうか。

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そして外に出てみると、クリスマスシーズンを前にライトアップされた建物の向こうにはメリーゴーランド。寒い冬の夜のメリーゴーランドってなんとなく心にしみる風景です。

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日本語で「回転木馬」とよばれるメリーゴーランド。フランス語ではカルーセル(carrousel)といい、今でも国内外の遊園地などで見かけますが、東京の『としまえん』の【カルーセルエルドラド】は、100年以上の歴史を持つ「機械遺産」なんだとか。

1907年にドイツで作られ、戦争を機に1911年にアメリカに渡り、その後、遊園地の閉園のため解体されてしまったものの、1969年に日本へ・・・という数奇な運命をたどった回転木馬【カルーセルエルドラド】。100年以上にわたって3か国のこどもたちを楽しませてくれた古い遊具、これからも末永く現役を続けてほしいなと思います。

さて、今回紹介するのは、「メリーゴーランド型(デザイン)の箱」を受講して下さったK・Yさんの作品(2009年)。 課題にぴったりの木馬の布を使って、可愛らしい「メリーゴーランド型のキャンディボックス」が仕上がりました。  →作品サンプルはこちらこちら

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抜群のセンスと細やかな作業で、どんな課題もキュートで個性あふれる作品に仕上げるK・Yさん。こども達をモチーフにした布の組み合わせが絶妙で、以前、外部ワークショップの講師を務めて下さった時も、Yさんの布キットは大人気でした。(左から3番目の作品のくるみボタン↓に注目です!)

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上の作品、ちょっとレトロな色合いの布はアメリカのものでしょうか。大人をまねた髪型や飾りをつけたおませな女の子達。 たしかに、幼いころは大人の真似をしてみたくなるもの。仮装も楽しい思い出ですね。

10月もハロウィンも終わり、秋は深まっていきます。

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※1 このエントランスホールの恐竜は、ディプロドクスの骨格標本のレプリカで、1979年より「ディッピー」と呼ばれ親しまれてきたそうです。2017年よりシロナガスクジラの骨格標本(←こちらは本物)に変わるそうで、発表された際には反対の声も多かったとか。「ディッピー」のオリジナルはアメリカのカーネギー自然史博物館に置かれているそうです。

→◆英博物館の恐竜標本「ディッピー」、18年に国内ツアーへ:ロイター  →◆英博物館の「顔」変更で大論争

※2 見事な仕上がりのパンプキンパイは取り寄せ品です。パイの編み目がかぼちゃランタンの目みたいに見えるのは気のせいでしょうか。

かぼちゃとお菓子とハロウィーン-ハリーポッターとヘンリー君

飾りかぼちゃと栗色・杏色・林檎色の作品 -秋の焼き菓子とメリーゴーランド型の箱②

10月に入るとあちこちで見かける秋の飾りかぼちゃ。ハロウィーン流行の影響もあってか、ここのところ種類も豊富になって、100円とか200円とか手ごろな値段で売っているので、面白い形を見かけるとつい買ってしまいます。
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上の画像にちらりとうつっているのは、2008年の秋に作った六角形の箱。「メリーゴーランド型の六角形の箱(キャンディボックス)」と名付けた選択制の課題のサンプルで、大・中・小と3つある中で一番大きな作品です。

全体像はこんな感じ(下)。試作したのが秋だったので、蓋は栗色(モンブラン色)の起毛素材。メリーゴーランドをイメージして作った形ですが、収納ボックスなのであえて柄の布をあわせています。

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そして、ミドルサイズ(中)は2009年制作。7月にこちらのページで紹介したアプリコット色のサンプルです。受講する皆様の参考になるように、サイズやデザインを少しずつ変えて作っています。
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そして、一番小さいサンプルは下の作品。本体をスカラップで囲んでいる「花びらデザインのキャンディボックス」。手のひらにのるサイズです。camidecor1789

この作品シリーズ、サンプルを作ったのが食欲の秋だったからか、果物の色とリンクしています。大きいサイズは栗、中サイズは杏(アプリコット)、小サイズは林檎とバナナ。

なので、今回は3種の焼き菓子の画像をおまけに。

まずは紅玉りんごとパイの画像。雑に作ったパイの中身はバナナとアーモンドクリーム。”いがらしろみ”さんのレシピなので味は美味。

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アプリコットタルトは市販のもの。杏のシロップ漬けは毎年恒例の自作です。

栗(モンブラン)のパイも取り寄せ品。プロの仕事とこだわり、美味しさに感激して思わず撮影したもの。食欲の秋とKさんに感謝です。

栗、杏、林檎。秋の焼き菓子はこの季節ならでは。美味しさを記憶にとどめたくてこのページに掲載しました。

camidecor1792ところで、飾りかぼちゃの唯一の欠点は食べられないことだと思うのですが、いかがでしょうか?

こんなに美味しそうな野菜を秋が終わったら捨ててしまうのはなんともさびしい。どなたか、今後、食べても美味しい飾りかぼちゃをぜひぜひ開発してください。

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教室では、ちょっと面白い作り方の方法を学びながら、材料に合わせて大きさやデザイン、ディテールを考えるという課題で、受講者それぞれ全く違った作品が仕上がります。

メリーゴーランド型(デザイン)の箱-3では教室の皆様の作品なども紹介します。

杏(あんず)色の作品3種(2009年)-メリーゴーランド型の箱①

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かぼちゃとお菓子とハロウィーン-ハリーポッターとヘンリー君

 

名残の紫陽花(7月後半)と曲面の引出しボックス

夏に紹介しようと思っていた7月後半の名残の紫陽花と「曲面の引出しボックス」の画像。

2012年、「蓋つきの曲面の箱」のサンプル制作の後に形を作ったもので、フランスの起毛の布を4色使って仕上げています。(1日で効率よくポイントを学べるように3段タイプ。皆さまの受講作品は別途紹介します)

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「引き出しのある箱」の課題はいろいろあって、それぞれに作り方やポイントが異なりますが、引出しごとに色を変えて作っているものも少なくなく、下はその一部。

■秋の色と引き出し付の卓上シェルフ、 ■引き出し付の違い棚と小さな掛け軸2

教室にいらっしゃる皆さんも、レッスン受講後はそれぞれのイメージで大きさや引出しの個数など工夫されているようで、「刺繍糸の色に合わせたカラフルな引き出しボックスの大作を作りました!」とか、「入れるものに合わせて引出しごとに柄を変えてみました♪」とか、お話を聞くのが楽しみ。自分だけの使いやすい実用品は手作りならではです。

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さて、写真の中にぼんやりうつっている紫陽花、7月半ば過ぎの名残りのものですが、実は前回の「秋色紫陽花(あきいろあじさい)」と同じ木のもの。ところどころ、薄緑や薄紫をおび、水分がとんで涼しげな紙細工のような風情です。

そして、下の画像は9月に入って切った枝。すっかり秋色に変わっていて、秋の花との組み合わせが楽しめます。

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・・・夏の間に掲載しようと思っていた画像など、本文中に追加していくつもりです。また、機器類の不具合があり、一部のお問い合わせメールの受信に不備がありましたことをお詫び申し上げます・・・

秋色あじさいと紫色のロングトレイ、水彩画のようなトワル・ド・ジュイ

薄緑からうっすら赤紫を帯びた秋色紫陽花(あきいろあじさい)。季節が秋へ移っていきます。

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2010年ごろに作った赤紫色のロングトレイ。背景や手前のファブリックの間に埋もれていますが、水拭きできるよう考えた実用品で結構重宝しています。

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背景の布はトワル・ド・ジュイ。箱や小物にするには大柄すぎて、なかなか使う機会がないのですが、繊細な絵に惹かれて買ってしまったものです。

気候の良い秋か初夏の日なのでしょうか。水彩画のように写実的な表現で、川でお洗濯したり魚釣りをする風景が描かれています。古代遺跡のような建築物も興味深い。

橋の上にはヤギ(または毛を刈った後の羊???)がのんびり歩いていて、風にそよぐ木々の葉の音まで伝わってくるようです。

当時の風景や暮らしぶりがうかがえるのもトワル・ド・ジュイを使う楽しみの1つです。

杏(あんず)色の作品3種(2009年)-メリーゴーランド型の箱①

掲載しようと思っていた画像がたまりにたまっていて、また繰り越しになりそうなので、真夏になってしまう前にとりあえず1枚。(昔の作品ですが・・・) 後で画像を追加します。

—以下、2016年10月末に追記—

杏の季節。独特の香りと甘酸っぱさがあって、形、色、質感ともにお気に入りの果物ですが、なかなか見つけにくくて、気付くと季節が終わっていたということもしばしば。今年はたくさん入手できたので、瓶詰にして少しずつ楽しんでいます。

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今回紹介するのは2009年に作った、アプリコットカラー(杏色)の材料を使った作品2種。下はたっぷりサイズの卓上収納箱と六角形の箱。収納箱の本体は杏を思わせる起毛の生地。

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六角形の箱は、「六角形のキャンディボックス」。「メリーゴーランドデザインの箱」※1とも呼んでいる選択制の課題で、2009年1月からメニューに加えた作品です。

使っているのは、アプリコットや黄色のチェック×ストライプのインテリアファブリック。

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春から夏にかけて使いたくなる材料で、バッグ型ケースにも使っています。→バッグ型ケースの作り方

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・・・初夏に作った杏の瓶詰。10月に入って残すところあと1本になりました。また来年を楽しみに・・・

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※1 アプリコットカラー以外のサンプルをご覧になりたい方は、以下のページもご参照ください

飾りかぼちゃと栗色・杏色・林檎色の作品 -秋の焼き菓子とメリーゴーランド型の箱②

 

ハロウィンとナイトミュージアム-メリーゴーランド型の器3

 

星の形のテーブルウェア-七夕によせて

星の形の器。クリスマスと七夕両方に使えます。

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下は2013、2014、2015年の「七夕によせて」の画像。・・・なぜか七夕だけは毎年書いています。(クリックすると記事に)←話題が四方八方に飛んでいたりするのですが、暑い季節ということでご容赦ください・・・

 

星の形の箱は、梅の形の器と同じく「紙で作るテーブルウェア」に入る作品。一般的な五芒星(ごぼうせい)の形だと実用品としては使いにくいので、こちらのデザインにしています。

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ブルーと合わせて涼しげに・・・。

ところで、夏にぴったりの「琥珀糖(こはくとう)」というお菓子をご存知でしょうか?

ネットで検索すると「食べる宝石」として画像とレシピがたくさん出てきて、どれもすごく美しくてオーダーしたいくらい。今年の夏は自分で作ってみようと思っています。

ミッド・センチュリーモダンデザインのフレーム&トレイ(2010年)

今回紹介するのは、2010年に作った課題サンプルの画像。

数年前の梅酒作りの季節に撮ったもので、毎年、梅の季節(6-7月)に掲載しよう・・・と思いながら、いつもついつい後回し。気づくと真夏になっている・・・という繰り返しで、掲載する機会を逃していた写真です。

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カルトナージュのテクニックを応用して作る「紙で作るフレーム」や「トレイ」は複数あって、こちらはシンプルモダンのタイプ。丸いフレームや少しエレガントな曲線が入ったものなど、スタイルに合わせて自由に作れるのがカルトナージュの面白いところです。

当時、インテリアでミッド・センチュリーモダンのスタイルが注目されていたこともあって、そのテイストをちょっと取り入れたデザイン。

Camidecor1772-1フレーム&トレイのどちらにも使えるアイテムでフレームを立てるとこんな感じ(上) ブルーのファブリックを入れた横長のものや茶系の秋冬バージョンもあるので、それはまた別の機会に・・・。(受講して下さった皆様も、それぞれ違う感じで素敵に作ってくださっているので、画像を整理して一緒に紹介したいと思いつつ・・・)

シャーベットカラーのフリンジ付の箱とリボン飾りのシルクフレーム(2007/2008年)

今回紹介するのは、フランス製のフリンジをあしらったシャーベットカラ―の小箱シリーズ。古い作品をリメイクしてリボン装飾し、ご希望者対象の課題となった作品です。

今年の春、古いサンプルを整理していたら作りかけの箱を見つけました。手のひらサイズの小さな箱で色違いが数個。フランスで入手したフリンジ(房飾り)を使って2007年頃に作ったものの、何だかしっくりこなくてそのまま長年放置してあった作品です。

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当時、沢山あるフリンジを何かに使えないかな?と思って始めたサンプル試作。結局、箱は中途半端なまま、小物作りに気持ちが移ってしまって、フリンジはくるくる巻いて作るタッセルになってしまったのでした(↓右下画像)。

Camidecor1757-3上の画像2つはホームページの2008年の欄から抜粋したもの。透明アクリルの蓋からタッセルがちょっぴり透けて見えていますが、今でも『コレクションケース』にそのまま雑多な感じで入っています。 →白いコレクションケースの大きい画像はこちら  →水色はこちら(上から2枚目)

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そんな感じですっかり忘れていた小箱でしたが、フリンジ自体は全く劣化せず、糸の質感も綺麗なまま。今見ると、小箱×フリンジも悪くないかも(好みは分かれるだろうけれど…)という気がして、画像に残しておこうと写真撮影。アプリコット、ミントの淡い色のモアレ生地を使っているので、『シャーベットカラーのフリンジ付の箱』と名付けてみました ※2

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その後、少しして、ちょうど『課題サンプル』の仕上げ作業で広げていたリボンやフローラルテープを使って、ためしに装飾。

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フリンジの裾の広がりをそのまま活かしたり・・・

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裾を広げずに、繊細な糸のテクスチャーだけ楽しむデザインにしたり・・・。

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これはちょっと装飾しすぎかな???と思いつつ、いろいろ組み合わせて楽しんだり・・・。(けれど、だんだん何が良いのかわからなくなってしまう・・・)

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小さいアイテムですが、シャーリングの小箱を中に入れたり、内部や蓋もいろいろと工夫できます。Camidecor1769-1

そして、2008年頃に作ったシルクのボードと一緒に撮影すると、ちょっぴりアンティークっぽい雰囲気に・・・。シルクのボードは『カルトナージュBOOK』という本で紹介したタッセルトランクの内部用に作ったものです。※3

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そういえば、2007年はソフィア・コッポラ監督の映画、『マリーアントワネット』が日本で公開された年。

映画自体の歴史的な内容や人物描写などには正直がっかりした部分が多かったものの、衣装やお菓子など美術面での優雅さは、カルトナージュ愛好家のツボにはまるものがあり、教室でも話題になったものでした。

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シルクを使ったリボンボードやパステルカラーのフリンジの箱、紙で作る靴(下)などは、少なからず映画の影響もあったかも・・・?と、作った当時を思い出しています。

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・・・と、こんな感じで小箱の紹介の下書きをしつつ、忙しくなってしまった6月でしたが、偶然にもレッスンで、マリーアントワネットという名前の紅茶(MARIE-ANTOINETTE TEA)の差し入れをいただきましたので、追記として紹介します。(7/2)

NINA’Sというメーカーのその紅茶は、Mさんが『西洋更紗 トワル・ド・ジュイ展』※1にいらした際に買ってきてくださったもの。ピンク色の美しいパッケージにはジュイの布のモティーフ(王妃が田園で遊ぶ様子?)が使われ、缶の蓋にもMとAのモノグラムが。

林檎(りんご)と薔薇(ばら)のフレーバーティーの甘い香りがなんとも女性好みで、厚紙や布や接着剤が散乱し雑然とした教室で作業に疲れた皆さんに、しばし優雅な雰囲気を運んでくれたのでした。

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普段使える実用品を中心に考えている教室の課題ですが、現実逃避できるような作品もやっぱり楽しい・・・。カルトナージュやバッグと小物だけでなく、「紙で作る家具」や「アンティークスタイルの箱シリーズ」もまだ紹介できていないものがいろいろあるので、時間を見つけながら画像を整理していきたいと思っています。

 

※1 西洋更紗 トワル・ド・ジュイ展  2016/6/14(火)-7/31(日) Bunkamura  ザ・ミュージアム
・・・会期中無休だそうです。私もまだ行っていないのですが、トワル・ド・ジュイや布の歴史にご興味のある方はぜひ!

※2 『シャーベットカラーのフリンジ付の箱』・・・フランス製フリンジを使った作品を作りたい方のための課題(サイドメニュー)の1つとしますので、教室の皆様でご希望者はお申し出ください。(フリンジの色は他にもいろいろあり、今整理中です)

※3 →タッセルトランクの内部画像はこちらから シルクのボードはタッセルが掛けてある壁面からちらりと見えています

フリンジ付の小箱とリボン飾りのシルクフレーム(2007/2008年)

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次回紹介するのは、フランス製のフリンジをあしらったシャーベットカラ―の小箱シリーズ(古い作品にリボン装飾したもの)。

画像など少しずつ追加していきます・・・

※5月のデニムで作るバッグとポーチ(緑まぶしい季節の大人のデニム)の記事(↓)に画像など追加しました。

 

デニムで作るバッグとポーチ-緑まぶしい季節の大人のデニム

新緑の間からこぼれるキラキラした光や、そよ風が清々しくて過ごしやすい5月。

ゴールデンウィークの休日モードでスタートするからか、コートの必要がないからか、ファッションもカジュアルで着心地良いものを選ぶことが多くなります。

そんな季節に気軽に持てるイメージで作った「デニムのバッグシリーズ」。

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デニムって、男女問わず子どもからシニアまで、みんなで一緒に楽しむことが出来るめずらしい素材。丈夫で汚れにくい上、ストリートファッションから上品なカジュアルまで、いろんな風に変身できる優れものの材料・・・。

クラフトの材料としても扱いやすいので、バッグの作り方やデザインを考える時のサンプル制作によく利用しています。

<デニムのバッグ、クラッチ&ショルダーいろいろ>

下の画像はサンプルとして作ったバッグの一部。

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ミニショルダーやクラッチバッグだけでも6,7種類あって、色や大きさ、作り方を少しずつ変え、強度や実際の使い心地などチェック。

ちょっとおしゃれに持ちたい「大人のデニム」はチェーンストラップと組み合わせてもOKです。

<ミモザの花束とプロヴァンス生地の舟形トート>

2014年に出版された「ボンドで貼って作るバッグと小物」の本でも、「舟形トートバッグ」のページに、デニムをアクセントとして使った作品を掲載しています。

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企画の際に「エレガントな材料ではなく、カジュアルで親しみやすい柄物を使ってほしい」という要望があって、材料選びがなかなかうまくいかず難航した仕事・・・。バッグって、無地やストライプだとイメージしやすいのですが、カジュアルな柄物となると結構難しいのです。

締切の撮影日もせまり、切羽詰まった中で収納の奥からひっぱり出した、カルトナージュで使った南仏プロヴァンスの生地。

「多分ボツだろうけど、この布でも作ってみようかな・・・」

バッグのアクセントにデニムを使ったのは、ちょっとした遊び心で、”デニム”という名前の由来が南フランスのニーム(Nîmes)という町からのものだから、でした。※1

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撮影日は、まだ寒い2月初め。都内に雪が降ったあくる日のこと。なんとか全ての作品を作り終え、スーツケースに入れてスタジオへ・・・。

3,4個持って行った舟形トートの中から、スタッフの皆さん(編集のMさん、スタイリストさん、カメラマンさん)が撮影用に選んで下さったのは、デニム×プロヴァンス生地のバッグでした。


スタイリングにミモザの生花を準備してくださったのは、偶然だったのでしょうか。

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使いこまれた古い木のテーブルの上に、自信がなさそうに置かれたバッグとミモザの花。締め切りぎりぎりだったりと仕事への反省が多くてちょっぴり冬模様の心に、南仏やイタリアを思わせるミモザが光を注いでくれるような気がしたのを、あの時のバッグを見るたびに思い出します。

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和やかな雰囲気の中で楽しく終わった撮影の後、スタイリストさんからバレンタインのチョコレートとミモザの花をいただいて外に出ると雪はすっかり解けていて、なんだか心もほっこり。

帰宅後、あらためてスタッフの皆さんのプロフェッショナルな仕事や細やかな配慮に感謝しながら、こんな風にして共同作業で作られた本が、どこかで誰かの役に立つといいな・・・と感じた3年前の撮影の1日でした。

<ワンランク上のテクニックで作る”貼って作るバッグと小物”>

さて、話を1枚目のデニムのショルダーバッグに戻しましょう。「バッグと小物」の書籍を出版してからしばらくは、本に紹介した簡単なアイテムを中心に紹介してきましたが、今年は、自分用や教室用に考えてきた、少し難しめのバッグや小物の画像も少しずつ紹介しています。※2

下のバッグはそんな1つで、複数のテクニックを組み合わせて作ったもの。カメラ、スマホ、小さな財布、ポーチ・・・など入れたいものがしっかりあって、でも重いバッグは持ちたくない。そんな時に気軽に持てるように考えました。→冬の黒いバッグと同じタイプ
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ショルダー用革紐とタッセルは、市販のバッグの取り外し可能なものを利用。革のミニタッセルや革のストラップは、以前紹介したように手作りするのも楽しいのですが、最近はチェーンやストラップなど取り外しできるものも多いので便利です。

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小物用のポケットは外側1つ、内側に2つ。市販の大きなバッグに入れてバッグ・イン・バッグとして使ったり、カメラを入れたり・・・。気軽に使えて便利なデニムのクラッチ&ショルダーシリーズです。※3

 

※1 デニムの語源は「Serge de Nîmes(セルジュ・ドゥ・ニーム)」=「南フランスのNîmes(ニーム)のサージ織(綾織り)」とされ、「Serge de Nîmes」→「De Nîmes」→「デニム」となったといわれています。また、ジーンズの語源はイタリアのGenova(ジェノバ)に由来するとも言われていて、アメリカのイメージがある「ジーンズ&デニム」の起源がヨーロッパというのは興味深いな・・・と思います。

ちなみに海辺のストライプ-デュフィのブルーとオレンジ色で紹介したバッグも南フランスの生地とデニムを合わせています。こちらは無意識に選んだ組み合わせでしたが、やっぱりデニムには南フランスのDNAが引き継がれているのかもしれません・・・。

※2 「ボンドで貼って作るバッグとこもの」の本では、「クラッチバッグ(ショルダーにもなるタイプ)シリーズ」の中で一番簡単に作れる「基本タイプ」を紹介しています。デザインや組み立てがややこしくならないように、とか、寸法もシンプルに見えるように6の倍数で、とか、できるだけわかりやすい形にしてみました。金具や細部など様々な工夫や応用でいろいろと変身できるアイテムです。

※3 1枚目のコラージュ画像、真ん中はシルバーグレイと桜色2 -春のバッグ2種で紹介した「Dolce(ドルチェ)」バッグの色違い。こちらはちょっと面白いシリーズなので、また別の機会に・・・。

『フェーヴの世界展8』のお知らせ-マカロン柄の箱とリボン付バインダー

2014年より紹介しているmy charmさんの『フェーヴの世界展』※1。今年はなんと8回目になるそうです。

◇詳細はこちらから・・・フェーヴの写真や楽しそうなイベントに加え、クリエイティブで優しいお人柄が感じられるmy charmさんのブログ。フェーヴ展の準備の様子を知りたい方は、my charmさんのTwitterへどうぞ!←素敵な展示がいっぱいで、とても楽しそうです。

◇吉祥寺展 2016年5月20日(金)~22日(日)
エスカリエ・セー  東京都武蔵野市吉祥寺本町1-8-14 FRCビル3F
tel 0422-22-1171 open 平日11:00~19:00 土日12:00~19:00

◇自由ヶ丘巡回展 2016年6月16日(木)~7月12日(火)
※規模を縮小しての巡回展とのことです

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毎年デザインがとても素敵なので、春になると、「今年のテーマは何かな?」と楽しみにしているポストカード。一昨年の「すずらん」、昨年の「うさぎ」に続き、またまた可愛くて魅力的。今年は「リボン」がテーマの展示だそうです。

街歩きが楽しい5月。フェーヴが好きな人はもちろん、小さくて可愛いものに心ときめく人、お菓子、フランスの食文化、クラフトや絵本などが好きな人はぜひ足を運んでみてください。

・・・5月初め、「フォトフレーム付のギフトボックス」のリボンが写っている写真と一緒にお知らせを・・・と思っていたのですが、その後ちょっと慌ただしくて文章を書く時間がなく、開催ぎりぎりでの紹介になってしまいました。まずは、初日に間に合うよう展覧会の情報を。・・・作品の画像は、後で追加していきたいと思います。

<ここから追記です↓>以下にmy charmさんが教室で作ってくださった作品画像を少し紹介。

ラデュレのマカロン柄のシークレットボックス(秘密の箱)は、なんとお嬢様が幼い頃に着ていた服(マカロン柄)のリメイク。中の3段の箱の色がマカロンカラーによく合って、可愛い上にシック。女の子がずっと使えそうなボックスとなりました。その後、この箱はかなり使いこまれ、ややヨレヨレになっているそうですが、そんなエピソードもほほえましく、見ていて楽しくなる作品です。

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そして、下の画像は金具のついたバインダー。フェーブ展などのイベント用のゲストブック保管のために作って下さった作品です。表紙の窓に入れるフェーブをどれにしようか迷っておられたので、一緒に撮影。冠(クラウン)のフェーヴは両方とも素敵だし、ガレット(焼き菓子)も捨てがたいですね。

表紙の材料は、多面体の入れ子の箱で使ったスレートグレーのフランスのクロス。写真ではわかりにくいのですが、キラキラしたシルバーラメ(?)のようなものが練り込んであって水拭きもできる、なかなか優れものの材料です。

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フェーヴのコレクターでありながら、飾ったり実用品と組み合わせたりと、様々な提案をしておられるmy charmさん。過去のフェーヴ展については以下で紹介しています。

→2015年のお知らせ 『フェーヴの世界展7』のお知らせ、カトラリー、うさぎ、蝶のモチーフの作品

→2014年のお知らせ 『フェーヴの世界展6』 すずらんのカードとミニチュアのチョコレート菓子

※1 カルトナージュ教室にいらしてくださっている、ライター&フェーヴのコレクター&研究家さん。ご著書については以前紹介しましたが、最近ではフェーヴについて素敵な記事も書いておられます。→『見つけたら王様に! ガレット・デ・ロワに入っている、「フェーヴ」の魅力とは』  ・・・三越伊勢丹ホールディングス運営のFOODIEという食メディア。美味しい情報たっぷりのサイト(おススメ)です。

***一番上のカードの画像はmy charmさんのオリジナルを使わせていただいております***

 

<追加画像 シークレットボックスA 皆様の作品より>

シルバーグレイと桜色2 -春のバッグ2種

前回に続き、グレイと桜色の組み合わせから。(3月半ばから4月初めに掲載予定だった画像です)

冬から春へ季節が移り変わる3月。少しずつ春めいてくる陽射しに合わせて、ファッションやバッグも明るめの色を持ちたくなってきます。

下の画像はグレイのプリーツトートとオリジナルデザインのバッグ。どちらもミシンは使わずに接着剤(ボンド)で貼って作ったもの。

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プリーツトートは前回も紹介したシルバーグレイ(銀鼠色)の生地。柄はいらないけれど無地のバッグだと寂しい時、プリーツは程よいアクセントになってくれます。

白と黒がアクセントの小ぶりのバッグ(右)はショルダーやポシェットになるタイプ。軽くてしっかりするようにちょっと変わった作り方を考えました。材料によって表情が変わるのが楽しくて、色や材料違いでいろいろ作っています。※1

バッグに使った少し暗いグレイは、スレートグレイと呼ばれる色。

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スレートいうのは石版や屋根材としても使われる粘板岩のことで、フランスの北西部やパリでよく見かけるグレイの屋根にも天然スレート(仏:アルドワーズ/ardoise)が使われています。

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日本の天然スレートで思い出すのは、東京駅の赤レンガ駅舎(2012年10月完成)。ドーム部分の屋根に使われているのは宮城県石巻市の天然スレートです。

2011年、東京駅復元工事で使うはずだった天然スレートが東日本大震災の津波で流され、その後、大変な中で救い出された4万枚のスレートが屋根に使われているそうです。

→詳しいエピソードはNHK美の壺(東京駅)やニュースサイトなどに

※1 このバッグには「Dolce(ドルチェ)」という名前をつけました。マチ付きトートやらマチ付きバッグやら、似たような名前が並んでレッスンの際に混乱が生じているので・・・。

シルバーグレイ(銀鼠/ぎんねず)と桜色1-名残の桜によせて

春風の強い4月半ば近く、名残の桜を楽しみながらプランターの雑草を抜こうと外に出たら、あちらこちらに枝垂(しだ)れ桜の花びらだまりが。よく見ると花弁だけでなく、”がく”ごと落ちているものがちらほら。※1

まだ散ったばかりの可憐な花をそのまま捨ててしまうのが惜しくて、傷みの少ないものを選んで拾い、カルトナージュの菓子器(多面体の器)と一緒に撮った時の画像です。

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相性がいいといわれるグレーとピンク色。

シルバーグレーという色は、日本の伝統色の銀鼠(ぎんねず)に近いでしょうか。画像の菓子器は光沢のあるフランスの紙を使って作った器ですが、和にも洋にも使えます。

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昨年の秋にも紹介した「カルトナージュの入れ子の器」。写真のシルバーグレイ、濃いめのグレイの他に渋いゴールドもあって、3色セットで重ねて収納できる器です。→3色セットの画像はこちらから

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満開の時よりも色が薄くなった桜の花びらは、繊細ではかない砂糖菓子のよう。

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透けるような花びらを観察したり、ガラス細工と並べたり。

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こんなお菓子があったら食べてみたい、と思いをめぐらせ春の名残を楽しみました。

<桜の名前がついた日本の伝統色>

桜という名前がついた日本の伝統色には、誰でも知っている桜色のほか、薄桜(うすざくら)、灰桜(はいざくら)、  桜鼠(さくらねず)などの色名があります。

晴れの日や満開の華やかな桜の色だけでなく、昔の人は、曇りや翳(かげ)りのある桜の色にも風情を見出したのでしょうか。曇った日や夕暮れの桜の写真には確かにそんな色が見え隠れしています。

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淡い色の桜といえば、一度訪れてみたいのが、岐阜県本巣市にある樹齢1500年以上の梶尾谷淡墨桜

日本五大桜、三大巨桜として知られ、大雪や台風による2度の大きな危機を乗り越え、様々な人の力で命をつないできた大きな桜の木。 蕾(つぼみ)の時は薄いピンク、満開になると白色、その後、淡い墨色を帯びて散っていくそうで、開花状況はこちらから(今年はもう遅いですが)。 いつかぜひ桜の季節に行ってみたいと思っています。

※1 ソメイヨシノなどの花びらが散っていくタイプの桜で花がガクごと落ちているものは、スズメなどの鳥が花の蜜を吸うときに食いちぎってしまったものが多いそうです。枝垂れ桜(画像の花びら)はどうなのでしょうか。小鳥が食いちぎったのではなく自然に落ちた感じに見えるので、種類によって花の落ち方が異なるのかもしれません。

 

カルトナージュの入れ子の器-秋と冬

イエローグリーンのラウンドトランク-心をよせて

4月14日より熊本県を中心に発生している地震で被災された皆さまに、心よりお見舞い申し上げます。

熊本県、大分県、近隣の九州地方の皆様、今なお余震が続き、不安な日々を過ごしておられる方も多いことと思います。皆様の安全と被災地の一日も早い復興をお祈りしております。

 

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つらい時や悲しいとき、気持ちが落ち込んだ時、ふと目に入った小さな花の美しさに癒されたり、希望をもらえる時があります。

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なので、今回はあえて明るい春の画像に。

 

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東日本大震災の年に教室にやって来た小さなぬいぐるみ達からは応援メッセージを・・・。後ろに写っているイエローグリーンの丸い箱は2007年に作ったラウンドトランクです。

ぺーパートランクAーラウンドタイプ