カテゴリー別アーカイブ: バッグとこもの

冬に活躍する黒やツイードのバッグと小物

冬に活躍したツイードやフェイクファー(人工の毛皮)を使った自分用のバッグや小さな財布。中でも旅行用に細かいサイズを考えて作ったものは、かなり便利に使っています。

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教室用の課題サンプルや書籍用にはあまり使わない黒い色の作品。なぜなら黒って印が見えにくいし、サンプルとしては構造やディテールがわかりにくかったりするのです。

とはいっても洋服やコートに合わせたり・・・を考えると黒いバッグは冬の必需品。同じ黒でも材料によって雰囲気が変わるので、TPOに合わせた材料選びが楽しめます。

下はイギリスのツイードを使ったバッグや小物から。Camidecor1723-3

シャネルバッグのイメージが強いLinton(リントン)社のツイードですが、オレンジの糸が入ったツイードのミニバッグ(スマホサイズ)はブリックタイル(煉瓦)の建物の色にも合うような気がして、風景とコラージュしてみました。

<画像の15アイテム>

四角いトートバッグ(ポケット付)、ファー付の台形バッグ、クラッチショルダーバッグ(黒ツイード)、角型ショルダーバッグ(カメラケースにも)、クラッチバッグにもなるポーチ、ツイードミニバッグ(ファスナー)、半円ポーチ、小さなお財布2種 など

冬の日のフェイクファーバッグ -ゼブラ柄やファーのポンポン

光沢のある暖かなファーの小物は寒い冬にぴったりのアクセサリー。

バッグやポーチもフェイクファーをちょっぴり使って作るだけで、冬のアイテムとして活躍してくれます。

下の画像はファーを使ったバッグと小物を旅先の写真と組み合わせてまとめたもの。左から2つ目の白黒のバッグは6,7年前に旅先で買ったゼブラ柄の生地。シマウマの模様だけでなく毛皮みたいなテクスチャーが心地よいファブリックです。

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ゼブラ柄は冬でなくても使える柄ですが、白と黒のふかふかの生地は雪景色に良く合うので、冬の画像と組み合わせてみました。

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当時、普段はあまり使わないアニマル柄のフェイクファー生地を10㎝単位で少しずつ買ったのですが、何を思って買ったのか、白と茶のコンビの牛柄(?犬の柄にも見える?)の生地だけ1mくらいあるのです。(大きな箱を作ろうとでも思ったのかな?)

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教室の皆様、牛柄を使ってミニポーチなど作りたい方(?)は少しずつお譲りしますので、ご遠慮なく。アニマル柄って小物にすると可愛いのです。

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1枚目のバッグは下の記事でも紹介しています —ボンドで貼って作るバッグと小物-アドバンス(応用作品)—

フェイクファーのバッグと緑色の紙ばさみ(袱紗)-過去のクリスマスリース

雪の日のほっこり小物 -小さな贈り物(マカロンポーチ)

風が冷たい冬の日、部屋にこもって手仕事をする楽しみ。好きな音楽を聴いたり、時々温かいお茶を飲んで休憩しながら誰にも邪魔されずに。

下はお世話になった若い人へ、小さな贈り物として作ったマカロンポーチ。※1 丸い形に感謝をこめて・・・。はさみ入れは自分用。Camidecor1726

フランスのLES TOILES DU SOLEIL(レ・トワール・デュ・ソレイユ)の水色の生地※2を使っています。縫わずに貼って作るファスナーポーチもお揃いで。

寒い季節にはファッションに合わせてバッグと小物も冬支度。

ミシンでは縫いにくいツイードやファーのバッグも切って貼って組み立てる方法で作ります。

縫わないバッグ(No Sewバッグ)の良さは、工作のように楽しく作れて便利に使えるところ。ミシンを出すのが面倒な時や、音楽を聴きながら静かに手仕事を楽しみたいときにぴったりのクラフトです。

※1 ファスナーを使った「貼って作るバッグと小物」「縫わないバッグやポーチ」は簡単なものから難しいものまでいろいろあって、最初に紹介したマカロンポーチも教室の基礎課題の1つです(選択制)。

<貼ってって作るファスナーポーチ/バッグいろいろ>・・・一部はアドバンスのメニュー。メインサイトの画像にも少し載せています

・フラットポーチ2種(裏地付き)、・キャラメルポーチ、・マカロンポーチ、・筒型ポーチ/バッグ、・三角ポーチ、三角ペンケース、・手帳型ポーチ/バッグ、・半円ポーチ/バッグ、・コの字ポーチ、台形ポーチ/バッグ、・楕円錐のポーチ、・立方体のポーチ、シェル型の立体ポーチ、・ボストン型(四角、山型、三角型)など

※2 LES TOILES DU SOLEIL(レ・トワール・デュ・ソレイユ)の水色の生地を使ったハウスボックスの作品は以下のページで紹介しています。

ハウス型ボックス4種とお菓子の家(2009)

バッグと小物・秋から冬へ -茶色と葡萄色、フェイクファー

秋から冬にかけて使いたくなるワインカラーやボルドー、葡萄色。そしてブラウン、ベージュ、麻色、カーキ、暖かなフェイクファーや起毛生地の出番も多くなります。

栗や葡萄が美味しい季節になると茶色や赤紫色を手に取りたくなるので、毎年少しずつ増えていく秋色のアイテム。

1枚目の画像はパープル系とグレーのファブリックを使った作品のコラージュです。赤紫×サンドグレーのポーチやバッグは「バッグと小物・アドバンス」の教室の課題サンプルです。

次のコラージュはこげ茶やボルドーを使った古いサンプル作品。いつも使う色ではないけれど、木々が色づく頃に恋しくなる組み合わせです。

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封筒ポーチの試作(2005年)、カルトナージュのバッグ類(2010年)、筒型バッグ(2008-2009年)、トラベルミニトレイなど。教室の皆様にはおなじみですが、このCami Decorサイトには未掲載だったのでまとめてコラージュ画像にしてみました。

上から2つ目のカルトナージュのクラッチバッグ(軽量ポーチ)は2011年に「和紙で作るカルトナージュ小物」の本の中で、教室の作品紹介の欄に掲載したものです。(後ろは「仕切り付の蛇腹ファイル-バッグ型ケース」、左横は「巾着バッグ」)

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最後のコラージュ画像は茶系のフェイクファーを使った作品。

フェイクファー(人工の毛皮)と本物のファー(毛皮)にはそれぞれ長所と短所があって、それを考慮しながら使い分けています。

バッグと小物のシリーズは、いくつかの理由からフェイクファー(人工の毛皮)が適していることも多くて下の画像はそんな作品。自分で使うために作ったもので、キリンのファー生地など使っています。

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キリンの柄って好きなのですが、かなりインパクトがありますね。毛足の長いふかふかした手触りが心地よく、キリンの長いまつ毛と優しい眼差しが思い出されるので、個人的には気に入っています。

下は今までCami Decorで紹介した茶色と葡萄色の画像。クリックすると本文へ移動します。

 

 

 

秋の日のバッグと小物-2-茶色と水色

チョコレートやココアを思わせる茶色にちょっとくすんだ水色やアクアマリンの組み合わせ。麻色、オリーブ、カーキ色を使ったバッグと小物など。

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Cami Decorで紹介した画像。クリックすると記事が開きます。

 

秋の日のバッグと小物-1 気軽に持てる本革やデニムのポーチ

お茶を横にゆっくり読書を楽しみたい秋の日。気軽に持って歩けるバッグやポーチは必須アイテムです。

お天気の良い秋晴れの日、ふらっと街を歩いたり公園を散策したり。そんな時は重かったりいかにもブランド物というバッグではなくて、軽くてさりげないものがいい。

そんなコンセプトで身近な材料で自分用に作ったバッグやポーチ。できるだけ手作りっぽくならないようベーシックカラーでシンプルに仕上げています。下は作品のコラージュ画像。

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デニムを使ったクラッチバッグの応用やミニボストンバッグ。フェイクファーの茶系のバッグ。実用的なファスナーポケット付のレザーポーチ(本革アクセント)は男女兼用で便利です。

少し大きめサイズの本革ポーチ(右上)は家族のリクエストに応じて。教室で「おじさんぽい!」という声があがりましたが、本当にオジサン用なので。もちろん若いビジネスマンでもOKです。

ファイルや道具などが入る大きなバッグは休日でもオフィスでもOK。内側にも外側にもポケットをつけて、自分にとってより使いやすい構造にできるのは、やっぱり手作りならではです。

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秋の木洩れ日や枯葉色が美しい季節。ベーシックカラーのバッグ類は洋服とのとのコーディネートが楽な上、汚れにくくて重宝します。

 

<今回のコラージュ画像のアイテム> バッグと小物より13作品—アドバンス作品(応用アイテム)も含みます

●封筒ポーチ ●ファスナーミニバッグ ●クラッチバッグ(応用タイプA) ●ファスナーポーチ(ポケット&ダブル) ●マダム風クラッチポーチ(ポケット&ダブル) ●ミニウォレット(仕切りのある小さなお財布) ●マチ付きファスナーバッグなど

赤×橙色のふかふか生地のバッグ型ファイルケース(2007年/蛇腹のファイルB)

以前こちらのページで紹介した暖色系の実用品の画像(2008年撮影)。今回はこの中から赤×橙色のバッグの形の作品「バッグ型ファイルケース(蛇腹のファイル)」について紹介します。

「バッグ型ファイルケース(蛇腹のファイル)」の課題は2007年~2008年にスタートしました。下はメインサイトのページの抜粋。グリーンのバッグも同じ課題のサンプルです(爽やかな色なので初夏の欄に掲載)。

最初に紹介した赤×橙色のバッグはかぼちゃや松ぼっくりと一緒に秋の欄。サンプルが3つある中の2つを掲載しています。※1

実はこの赤い色の「バッグ型ファイルケース(蛇腹のファイル)」、3つのサンプルのうち、2007年に一番初めに作ったサンプルです。

カルトナージュの「蛇腹のファイル」は以下のようなシンプルな感じが一般的で、まずは普通の四角いタイプを2004年頃独学で作りました。※2

その後、教室の応用課題としてオリジナルのアイデアを入れたものをと考え、持ち運びできるバッグの形にし、さらに内部のファイルも自分で作る方法を考えたのでした。(2007年に単発のレッスン課題としてスタートし、2009年以降はレギュラーの方のみ対象としています)

下の画像はそれから7年経ち、2014年の秋にバッグと小物のプチケースと一緒に撮った写真。鮮やかな赤やオレンジ、朱色などの暖かい色、ふかふかしたベロア調の生地を使っているので、夏は暑苦しいけれど冬にはぴったり。

長い間教室の課題用サンプルとして使っていますが、鮮やかな深紅、緋色、橙色は色褪せず、なんとかそのままの形を保っています。

バッグの手前にはお揃いのプチケース(丸い蓋のコインケース)。秋の果物よりも鮮やかな色の手のひらサイズの小物入れです。

 

※1紫系(葡萄色/ボルドー)のサンプルもあるのですが、スペースの関係で掲載していません。

※2内側のファイル部分は市販されているものあって、フランスのショップで売っていたりします。高価だし、色が白しかなかったので自分で作る方法を考えました。

あたたかな色の実用品(2008)-シェルフやバッグ、ポーチなど

丸いふたの小物入れ -秋の木の実を添えて2-

蛇腹のファイル(ポストカードサイズ) 基本タイプ

バッグ型ファイルケース(蛇腹のファイルB)2007年-皆様の作品より